サモアールでオムライス

事務所が関内にあった時、
たまに行く店だったサモアール。
　
紅茶専門店として１９７４年に横浜駅西口に開店し、
現在は馬車道と弥生台にも店舗を持っているが、
自分の中では、サモアールと言えば馬車道店というイメージがある。
　
そんな馬車道店は、紅茶と料理の店として営業していて、
トロトロな表面が特徴のたんぽぽ系オムライスは人気料理の一つだ。
　
基本的にはオーソドックスなオムライスの方が好きな自分だけど、
たまにたんぽぽ系オムライスが食べたくなると、訪れる。
　
ランチメニューには一種類しかないけど、１４時を過ぎると５種類全部が登場。
きのこ、チキン、シーフード、ほうれん草、イカスミと揃うのだが、
ほうれん草のオムライスは玉子部分が緑色になるので、初めて見た人は驚くだろう(^_^;
　
と、サモアールの事を書いたのは、
今日は会議などがあって、関内行ったり職場戻ったり山下町行ったり職場戻ったり・・の
目まぐるしい日なので、その合間を縫っての久々の関内ランチを楽しんだのだ。
　
　

 　
　
本日のランチオムライスは「きのこのオムライス」
　
相変わらずのトロトロぶりが潔い（爆）
　
中はきのことニンニクが効くフライドライスになっているから、
美しくないけど、ある程度混ぜながら食べていく。
　
ケチャップがちょっと良いアクセントになって、
きのこ＆ニンニクの味わいを際立たせる感じ。
　
ほんと、久しぶりの味わいで、
ゆっくりとセットの紅茶を頼んでゆっくりしたいところだった。
　
昭和な時代からの食の記憶は、
その裏付けと確認ができない状況にどんどんと追い込まれ、
同じ店名で、同じ料理名でも、まったくの別物（進化？）になっている事は多く、
横浜中華街では、店名＆料理ごと居抜きな店も複数あったりするので、
こんな料理もやがては姿を変えてしまうのかも知れない。
　
それにしても、ここのところの訃報の多さに驚いてしまう。
　
そんな歳なんだよ・・と言われかねないけど、
自分としてはどこかで否定したい気持ちが大きくて、
あと何年、こんな料理を食べられるんだろう？
と思ったりもする。
　
なんとなく忘年会的なお誘いがある今時だけど、
仕事から離れたらそういう関係も減って、
楽だけど寂しい自由を持て余す予感もある。
　
今のうちに、
色々と確認に歩けって事なのかも、知れないね(^_^)
　
ごちそうさまでした。