今年一年の厄を断ち切るという意味で食べる、
と言われる年越し蕎麦。(蕎麦は切れやすいから)
思い出せば、
仕事の関係とかで新年を迎える前に食べられなくて、
いつも「年超しちゃった蕎麦」を食べていた記憶がある。
食べるのは乾麺で、
かけ蕎麦に買ってきた天麩羅を乗せる贅沢は
たまにやるくらいで、もっぱらかけだったと思う。
それがもり蕎麦に変わったのは、
クラブのイベントに参加するようになってから。
そこには、海老天が一本ついていて、
年越し蕎麦には海老天がセットなのか?って素朴な疑問も生まれたっけ。
今年は予約が取れたので、横浜晋山へ。
開業して1年経ったばかりの晋山は、
大晦日の今日が、予約でいっぱいとなる人気店になっている。
かく言う私も、早めの予約・・と思って声をかけた時点では席が確保できなくて、
たまたまキャンセルが出たところをすかさず押さえた、という状況。
と言う事で、飲み納めは・・・
加茂金秀を2合ほど(^_^)
アテは年末年始だから仕込んだろう鮪をヅケにして黄身和えにしたもので・・・
ゴマの風味が、ここまで味わいに幅を見せるか・・と驚きつつ、
今年一年、どうにか走り続ける事ができた事を感謝して・・・飲む(爆)
で・・
そんな人気店だから、長尻はしないように・・と蕎麦を選ぶ。
今日だけは仕込んである、という大海老の天麩羅を食べたくもあったけど、
晋山で今年最後の蕎麦を食うなら、やっぱりコイツは外せない。
更科!
もちろん打ち立て!!
蕎麦猪口の底が隠れるくらいに汁を入れ、
そこに更科を落としてすっと手繰ってすすり上げる。
蕎麦の下の方にちょっとだけついた汁から
出汁の香りが追いかけるけど、この更科蕎麦の強さには
ちょうど良いアクセント。
葱も山葵も邪魔なくらいの美味さは
蕎麦の繊細な味わいがちゃんと出ているからこそ、味わえる。
手繰った後に残った薬味を蕎麦猪口に落としたら、
蕎麦湯を楽しむんだけど、これがまた後を引く美味さなんだな。
晋山は夜だけの営業だから遅くまでやっていてくれて、
だから食べに行くチャンスが多くとれたんだけど、
蕎麦屋を飲み屋的に営業するなら、
このスタイルの方が良いのかも知れない・・と思ったりする。
実際、カウンターに集う人達は、ほぼすし屋のカウンター的に使っていて、
上質な和食のアテで飲んだ後に、蕎麦を手繰るのがお約束。
飲みに力を入れている他の蕎麦屋でも、カウンターでつまみながら飲んで
最後に蕎麦ってスタイルは、見た事が無いのだ。
町の蕎麦屋で昼間から飲むのも、怠惰で好きだけど、
最近、そういう楽しみがしやすい店が減っちゃってね(^_^;
大晦日に頂く、年越し蕎麦としては贅沢過ぎかも知れないけど、
真っ白な蕎麦を食べて、新しい気持ちで新年を迎えるのは
縁起担ぎとしても良いと思う。
ごちそうさまでした。
今年一年、ありがとうございました。
また来年、よろしくお願いいたします。
☆☆
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2017年12月31日日曜日
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