2017年12月14日木曜日

中華街のランチ

「メシ食いに行こうぜ!」
 
という声をかけて集まる仲間たちの数を数える。

理想的には4の倍数が良いのだが、
それは中華街のランチが大抵4種類に設定されているからだ。
 
もちろん6種とか8種とかある店もあるし、
2種類しか無い店もある。
 
で、その日の人数の中から
何処へ行って食べれば、平均的に食べられるかを考えて
行く店の候補を提案するのだ。
 
この時、今日はコイツが食べたいと主張するヤツがいれば
それに乗るんだけど、そういう目指すべき料理も、そう多くは無い。
 
例えば、カレーだったり、魯肉飯だったり、餃子だったりするけど
それよりも中華街のランチを色々食べた方が楽しいのだ。
 
「じゃ、1から4を2つずつ」という感じで4種のランチを取ると、
ご飯は小櫃、スープは丼で出て来て、ザーサイなどの漬け物系は
一緒盛りでドカッと出てくるのだ。
 
そこにご飯を取り分け、スープも取り分けた頃に
オーダーした料理がどどっと出て来て、それを皆で取り合いながら食べる。
 
それがロコが食べる中華街ランチの姿で、
中華料理の食べたかとしても正しい食べ方なんだと思う。
 
でも、一人だとこうはいかない。
一つの料理をご飯とスープとザーサイだけで食べるのは
やっぱり飽きてしまうのだ。
で、こういう場合は、ランチを諦めるのがパターン。
 
と言うか、その前に中華街で食事をする事を諦めることもあったっけ。
 
 
実は、重慶飯店のポイントがたまってて、
午前中だけ関内で仕事だったから、久々にランチでも・・と考えたのだ。
 
一人だけど、ポイントプログラムで2000円相当のランチが頂ける、のなら、
そりゃ、行くよね。(午後休みだし)
 
中華街ランチは高くても1000円以下なのだが、2000円相当のランチって・・
と思いつつ行ってみれば、ランチの料理に加えて、サラダ、フカヒレスープ
点心、デザート&コーヒーまで付く、とある。
 
フカヒレスープ?
中華街で??
 
どうなんでしょうね・・・
 
 
  
 
お〜
どこにフカヒレがあるんじゃい?
って中華街のフカヒレスープらしい見栄えだけど、
想像以上にフカヒレの存在があるかも(^^;)
 
あ・・
まぁ、楽しいレベルじゃん(^_^)
 
ランチでコレを出すのは、なかなかですわ。
  

「海老のすり身と揚げ豆腐」な料理を頼んだら、
こんな感じで、メインが出て来ました。
 
プラス小さいお椀に麻婆豆腐も!
 
いやいや、充分な量ですな。
これにサラダ(と言うより、長葱とガツの和え物か)とご飯、
ザーサイも付いてるのだから、かなりのボリューム。
 
重慶飯店には、たまに辛い物が食べたい時に顔を出すんだけど
今は本店が改装中で、新館(ローズホテル)のお世話になっている。
 
ホテル内のメインダイニングを兼ねているからサービスは丁寧で、
料理は重慶飯店らしい素晴らしいものが、季節料理のスペシャリテとして
提案されるので、ついつい行ってしまって食べすぎるのがパターン。
 
今日も正直、食べ過ぎの感があって
この後の動きに影響が出そうだけど、
それはもう、諦めてしっかり頂いた。
 
ただ驚いたのは、
木曜の昼だと言うのに満席だったこと。
 
ポイントプログラムで頂けるランチは予約制だったので電話したんだけど
それが正解だった事を裏付けるように、順番待ちの人がどんどん増えていく。
 
もちろん一番安いランチは1000円の設定で、
そこから5000円まで段階的に色々な物が用意されているけど、
有閑マダムのグループや老夫婦、ビジネスランチな背広組なんかいて、
その盛況ぶりに、中華街の底力を見せつけられたような気さえした。
 
中華街は、食べ放題か食べ歩きの店が増えているが、
こういうオールドスタイルのランチを出す店にも人気があるのは、
自分として嬉しい限り。
 
たまには、こういうランチも食べてみるものですな。
 
ごちそうさまでした。

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