スカンジナビア料理が食べられるレストランと言えば「スカンディヤ」。
大桟橋入口にあるその店は、横浜のビジュアルイメージの一つにもなっていて、
その店へ行くことば大人の仲間入りとしての通過儀礼のような認識さえあった。
実際、ちゃんとしたヨーロッパスタイルのレストランで、
入口付近にはウェイティングバーもあり、ちゃんとした格好でなくては入れない空気と、
店内に漂う大人の気配は凄い物があった。
スカンジナビア料理と言えばバイキングだが、
スモーガスボードという盛り合わせ料理がそれにあたる。
ボリュームは凄くて、本場のバイキング料理ってこういう物だって知識も与えてくれるが、
初めて行った時は、何をどう食べたのかすら記憶できないほど、緊張した事だけを思い出す。
スカンディヤは今も健在ではあるけど、
既に量を食べられない自分には別の意味で敷居が高いので、
一階のカジュアルレストランであるスカンディヤ・ガーデンへ行く事になる。
そんな店には、デンマーク田舎風ステーキ「ロール スカンディヤ」がある。
この料理、名前の通りロールステーキで、
和牛の薄切り肉を巻いて焼いたものだ。
ピンが刺してあるので、ハンバーガーっぽさを感じるが、
ステーキの上には玉ねぎのソテーとフライドエッグが乗り、
マッシュルームを合わせたデミソースがたっぷりとかけられる。
付け合わせはマッシュポテトで、ピラフかパンが付いてくる。
初めて食べた時は、丸いステーキなのか・・と思ったのだが、
切り分けると薄切り肉となってばらける。
で・・・
その薄切り肉の味わいが、
焼けた外側のクリスピーな食感と、中のミディアムな焼き加減で
実に楽しいハーモニーとなってバランスされているのだ。
そこに加わるのは、デミソースの中に潜んでいる醤油系の味わいで
これがまたたまらない美味さを演出している。
2,500円でパンかピラフとコーヒーが付く、という設定が高いかどうか・・・
だけど、自分としては妥当な設定でありクオリティはコスト以上、
味わいは楽しいので、たまに食べたくなる料理としてカテゴライズしている。
ただそれよりも、スタッフの笑顔が嬉しい店なので、
いつまでも続いて欲しいと願う店の一つなのだ。
今年は、その世界では名の知られた、
事業を一人で引っ張ってきた人が複数亡くなったり、
長く親しまれてきた店などが廃業する事が重なってきた。
そういう時期なのだとわかっていてもかなり寂しいけど、
考えてみれば自分もアラカン。
時の流れを受け容れつつ・・・な毎日は
それでもエキサイティングだから良いけどね(^_^)
ごちそうさまでした。
☆
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2017年12月22日金曜日
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