2026年1月7日水曜日

東光炒飯

「餡かけ炒飯」って、炒飯の魅力を否定する料理って思ってるけど、
それでもたまに食べたくなる物だったりする。
 
炒飯の魅力と言えば、素材と技術で奏でられるアンサンブル?
パラパラとした仕上がりや脂の旨味と香り、そして一体感??
 
少なくとも自分にとっては、パラパラ系な仕上がりの物が最上だと思っているけど、
メルパルク横浜の総料理長で横浜マイスターになった勢津氏が作った「スープ炒飯」は、
自分の考えをぶち壊す魅力があった事を思い出す。
 
炒飯の上に何かを乗せるスタイルは総じて「餡かけ炒飯」と呼ばれるんだけど、
スープにしろ餡かけにしろ炒飯の魅力の一つと言えるパラパラ感が失われので、
好んで食べない物だった。
 
それでもたまに食べたのは、中華丼のご飯が炒飯になった?って感じだったからで、
中華丼と炒飯のどっちも食べたい気分になった時にはピッタリだったからだろう。
 
だが、この店の餡かけ炒飯は、ちょっと違うスタンスがあったのだ。
 
 
 
 
ちょっと違うスタンス・・と言うと想像しにくいと思うが、
「東光炒飯」という名の餡かけ炒飯は、香港の「福建炒飯」に劇似。
 
味的には記憶に薄いけど、食べやすかったという記憶はあるので、
それを目的に入店した。
 
「東光飯店」は以前は複数店舗があって、香港路にあった別館の存在が
強く記憶残っている。
 
夜道を撮影に香港路に行くと「東光飯店」という黄色い光る看板が眩しくて、
この加賀町警察署前の本館とどう違う?って思ったけど、両方で食べ比べる事は無かった。
 
現在、コロナ禍の影響で別館は閉め、今は本館・別館の合同・・というスタイルに
なっているのだとか。
 
 
 
 
と言う事で、入店すると時間的な事もあってガラガラ。
 
ランチタイムが終わりそうなタイミングだがランチメニューも出してくれて、
1000円以下で食べられる事がわかった。(概ね税込900円で揃えている)
 
ただ、今回は独特なスタイルを持つ餡かけ炒飯「東光炒飯」を食べたいのだ。
 
残念ながらランチメニューにもお勧め定食にも設定が無いので、
単品でオーダーするしかない。(お勧め定食は税込990円)
 
1320円(税込)かぁ・・・とちょっとビビるけど、
他はごく普通の中華定食なので、初志貫徹でオーダーする。
 
 
 
 
ね、具材が細かく切ってあって、所謂「中華丼」の上っぽい感じじゃ無いでしょ?
 
で、コイツを最初に見た時、これって香港の「福建炒飯」じゃないの?
って思ったんだけど、味の記憶が無いのだよね。
 
だからちゃんと食べてみたかったんだな。
 
 
 
 
あ、これ・・美味いかも。
この食材の切り方が絶妙な大きさで、良い食感を演出してる。
 
で、確かに見れば見るほど「福建炒飯」に見える。
ただ、香港の「福建炒飯」は海老や叉焼なんかの肉系が多くて、
ここまで小さく切ってないイメージがあったな。
 
つまりこの「東光炒飯」って「福建炒飯」を日本的にアレンジした・・
という事なんだろうね。
 
 
 
 
炒飯にスープが付くのは日本独自のスタイルだけど、
東光飯店のスープはなんとトロミがあるスープ(羹)。
 
ドロドロな餡は見事に炒飯全面にかかってて、
炒飯のみを食べるのが難しい状態だったのでスープまでこれ?って悩んだ。
 
だけど・・・
このスープ、美味い!
 
炒飯の餡よりも緩めで、ワカメの味がフワッと出てきて、
モッサリとしてくる口を上手くリセットしてくれる感がある。
 
ランチの定食なんかに出てくる小椀に入ったスープは、
各店の個性溢れる逸品が多くて、このスープが美味しいと料理に外れが無い。
 
多分この店、中華丼とか餡がかかった焼きそばとかを食べても同じ系統な味だろうけど、
このサービススープで中和される戦略なのだと気付いた。
 
こうやって、味の記憶が薄れた店へ来るのって、ちょっと面白いかも。
以前こうだったって思っても、現在の姿はかなり変わってて当たり前。
 
だから、今の味を確認するってのも面白いんだな。
 
あ、そうだ。
東光炒飯の過去データを探していて、かなりの数の炒飯がデータが
残っている事に気付いたので、noteの方に特集っぽく書いてみよう。
 
最近、体調と天候の兼ね合いで外出があまりできていないので、
新しい写真があまり無いから、丁度良いかも。
 
 
 
 
実は今日、本当は小泉八雲が唯一書いたレシピ本に載ってる「ガンボスープ」を
食べに出て来たのに、ランチ売り切れになってて・・の「東光飯店」だったのだ。
 
小泉八雲著のレシピ本に載ってる「ガンボスープ」はライスが添えられていて、
この「ローンスタースモークハウス」のソレもカレーライススタイルだったので、
食べてみたいと考えているんけど入店するとついブリスケを頼んでしまって・・・
(単品でオーダーすると高いのですよ)
 
なので、ランチメニューにあったのでランチタイムアタックをするんだけど、
そもそもランチ利用者が少ない感があったので、料理数が少ないって事なのだろうね。
 
と言う事でいつか、早めに行けた日に「ガンボスープ」食べてみようと考えてる。
 
それにしても寒いっす。
中華街は相変わらずの人混みなので、写真を撮らずに帰ります。
 
ごちそうさまでした。 

2025年11月3日月曜日

葱焼き大排麺

ここのとこ行けてなかった「双囍」。
 
色々とタイミングが合わなかったってのもあるけど、
同時に行くとつい「葱油拌麺」ばかり頼んじゃって飽きてきたってのもある。
 
他の物頼めば良〜じゃん?って思うんだけど、
そこでした食べられない物を食べたいって欲求が強すぎてできず。
 
結局、「葱油拌麺」に目玉焼きをトッピングしたヤツを食べつつ、
次回こそは違う物を食べようとメニューを見るのもお約束になっていた。
 
 
 
 
と言うワケで、「葱油拌麺」以外を食べると心に誓ってメニューを見る。
 
だがここは「葱油拌麺」以外には「雲呑」と汁麺系料理しかない店で、
その中で魅力的に感じる物が、正直言って少なかったのだ。
 
う〜ん、どうしよう。
雲呑よりは汁麺かな。
 
あ・・「葱焼き大排麺」ってあるけど、
そもそも大排って何だろう?
 
あの観光客が嬉々として買い求め、食べ歩く大鶏排の事?
(鶏むね肉を薄くのばして揚げた唐揚げ?)
 
グーグル先生に聞いてみたら、
豚のロースを意味する事がわかった。
 
排骨はスペアリブで大排はロース系(骨付きも含む)なのだとか。
 
まぁ、良いや。
その大排を味わってみよう。
 
 
 
 
すっげ〜骨!
   
丼の2/3を占める様な大きさだけど骨が結構デカくて、
肉その物も量としては大した事がないのかも。
 
オプションの目玉焼きを乗せるとこんな感じになる。
 
 
 
 
あぁ〜
なるほど〜〜
 
葱焼きってあるのは葱油拌麺的に調理した葱と油を使ってるからで、
大排は甘く味付けした揚げ焼きしたロースだわ。
 
これ、ナイフが欲しいなぁ・・
ガブッといくんだけどちょっと火が通り過ぎで、噛み切るのに苦労する。
 
美味いけど、スマートに食べられないって言えば伝わるか。
 
箸で骨の部分を持って肉を囓って、そのまま引っ張らないと切れない・・
骨を手で摘まんで食べたいんだけど、汁に浸かっているから難しいのだ。
 
まぁ、そんな食べ方も味わいの一つって事で気にせず、
ここは手をベチャベチャにして食べるか箸と歯で肉を切り分けるか、
悩みつつ楽しむ事にする。
 
よくある排骨麺とは全く違う麺料理なので、
食べる価値はあったけど、食べ方が汚くなるのがねぇ・・・
 
とか思いつつ、あらためて気付くのはここの麺の美味さ。
他の店よりも良い麺を使っているのか、麺その物が美味しいと感じている。
 
いきなり涼しくなったからこうやって汁麺を食べる気にもなれたワケで、
次回は「五香牛肉麺」とか「獅子頭麺」とかを食べてみようかな。
 
例の「上海蟹みそ葱油拌麺」も時期の物としては捨てがたいけど、
捨てがたいと言えば雲呑だってしっかり食べていないから、試したい。
 
あれ?
いつの間にか雲呑麺とかもあるんだね。
炒飯も用意されているのは、一般的な観光客を呼び込む手段なのかな。
 
と言う事で、まだまだだけど紅葉の状況を確認しに行きますかね。
 
ごちそうさまでした。

2025年10月3日金曜日

10月だしね

横浜では恒例の秋イベント「オクトーバーフェスト」。
 
元々強気な価格設定だったけど、
入場料まで取るようになってからはとんと行かなくなった。
 
1日は横浜市民限定で入場無料になってたけど、
500ml.で1700円とかしちゃうドイツビールを飲むなら
自分としてはこっちの方が良いのだよね〜の「キャプテン・ロルフ」。
 
 
 
 
何故かって?
 
そりゃ勿論、オクトーバーフェスト用に作られるホフブロイのビールが、あるからだ。
 
去年はボトルだったけど今年は生になってて、ちょっと嬉しい。
本場の1リッター?って突っ込まれつつ、500ml.をオーダーした。
 
 
 
 
専用グラス(HBマーク付きのやつね)じゃないけど、そんなの関係無い。
ドイツビールとしては優しい口当たりと円やかかつリッチな味わいは、
日本のビーラーには受けると思っている。
 
価格は1490円でフェスより安い! ロルフなら入場料も無く、ちゃんと座る席もあって絶品なカリーヴルストもあるわけで。  
 
 
 
 
やっぱコレだよね。
この店で食べるべきはソーセージ。
 
感じとしてはブリューヴルストなんだけど、
コイツが妙に美味くて、行ったら食べたくなるんだな。
 
ソーセージランチで使ってる大きなソレを切って
ソース&カレー粉で・・ってスタイルなんだけどマジ美味〜いのですよ。
 
ただ、さすがにこれとビールだけじゃちょっと寂しいので、
こんなのもオーダーしてみた。
 
 
 
「グーラッシュ」(牛肉のパプリカ煮込み)
 
あぁ、そうだった。
ここのポテトはたっぷりバターを使ってるので、
このマッシュポテトが強敵だったんだわ。
 
ロルフにはパンもあるんだけどマジに要らないくらい、
このマッシュポテトとカリーヴルストにつくフライドポテトで腹いっぱいになるざんす。
 
それにしてもホフブロイのフェストビア、美味いわ〜
マッシュポテトは重いわ〜〜
 
そして2杯目は腹具合との相談の結果、350ml.でオーダー。
合わせた850ml.飲むんだったら、最初から1リッターいけば良かったかな(爆)
 
暴飲暴食な気配が濃厚なので、帰ります。
 
ごちそうさまでした。

2025年9月10日水曜日

味奈登庵で横浜牛せいろを

 
 
20代の頃っていくらでも食べられる感じがあって、
蕎麦屋へ行ったら「カツ丼」とかの丼物と「もり蕎麦」の2つを普通に食べられていた。
 
ただ、蕎麦屋によくあるセット物だと、明らかに足りなかった。
と言うのも、例えば「カツ丼セット」なる物を頼むと、
カツ丼は丼じゃなくて大きめの茶碗になってるし、蕎麦も少なめになるのが普通なのだ。
 
なので、セット物は頼まずに食べたい物を2つ頼むのが決まりになってたけど、
そんな頼み方をしたら店の人から「セットで大丈夫」と言われた事があったのだ。
 
いや、セットじゃ足りないからこういう風に頼むんだけど・・?
って返したら、「ウチのはどっちも単品と同じ量」と諭されて、
半信半疑でセットを頼んだらマジに二つ出てきてビックリ。
 
そんな量では負けないような蕎麦屋が「味奈登庵」だった。
(勿論、今の味奈登庵のセットがどんな量かは、知らないよ?)
 
 
 
 
マリンタワーの隣にあったポートスクエアという3階建てのビルの1階にあったこの店、
今は県民ホール(建て替えのため休館中)の裏に移って、本店として営業している。
 
オーナーが、美味い蕎麦を腹いっぱい食べたい思いで作った店らしく、
本店の様なフルサービス店では、「もり」や「ざる」を頼むと蕎麦の増量は無料になる。
(セルフサービス店では量に応じた価格設定だけど、安価)
 
並の「もり蕎麦」でも300グラムあると言われててそれだけで充分な量なんだけど、
以前にここに来たら「富士山盛りにする?」って言われて、ちょっとビックリ。
 
いや、もうそんなに食べられないから普通盛りなんだけどってスタッフに返したけど、
追加しないの〜と圧をかけてきて、それ以来足が遠のいた。
 
思い出せば、よく来てた頃は蕎麦のお代わり無料サービスがあって嬉しかったけど、
汁の追加は有料で汁の追加が必要になって、追加料金を支払った記憶があったっけ。
 
 
 
 
いやね、この前「木の芽」で蕎麦食べて感じたのは「蕎麦屋の楽しみ」で、
コスパの良さで人気の「味奈登庵」でもかなり楽しめるんじゃないか・・と思ってね。
 
だから敢えて、この本店へ来てみたワケです。
 
自宅そばにあった蕎麦屋は昔ながらで気怠い午後の昼呑みが楽しめていたんだけど、
代替わりしたら小洒落て、アイドルタイムが設定され、飲めばお通し代が追加され、
それでいて蕎麦は比べるべくもなくなったから、縁を切ってしまったのよ。
 
あと、仕事の状況が昼呑みを許さなくて、仕事終わりで出ても蕎麦屋が全般的に
閉める時刻が早すぎだったから、街の蕎麦屋に行く習慣ごと消えてしまったってのもある。
 
だから敢えて、「今こそ、街の蕎麦屋を楽しまんといかんよね」って事なんす。
 
 
 
 
あれ、なんか店の造りが変わってるかも。
こんなカウンター席あったかなぁ・・
なんか、結構狭いなぁ・・・
 
多分、混んでる時間だとこのカウンターに通されるよな?って思ったけど、
運良く席が空いてたのでテーブルへ案内されてラッキー!
 
 
 
 
味奈登庵は創業から既に57年。
老舗とも言うべき店ならではで、ビールはキリンとなっていた。
 
ただ、やっぱりゆっくり酒を飲む店舗じゃないかも。
と言うか、酒のラインナップが今ひとつで、好みの日本酒が無〜い。
 
地酒に神奈川の酒は見当たらず、知ってる銘柄は「越乃寒梅」と「醴泉」くらい。
まぁ今日は、今の「味奈登庵」の蕎麦が、自分にとってどう感じられるかって
チェックなので、酒を飲むのは次回に回そう。
 
 
 
 
今回オーダーしたのは「横浜牛せいろ」1340円(税込)
 
蕎麦単体で楽しむ蕎麦じゃないって事はわかってるので、
食べた事がない・・と言うか、そもそも牛肉を蕎麦に合わせる珍しいヤツを。
 
確か「相州そば」には「肉そば」があったけど、
肉それも牛肉となると蕎麦より饂飩だよなぁって思うから、食べた事がない。
 
つまり、マジにこの取り合わせは初めてって事なんだけど・・・
 
 
 
 
温泉玉子が別の器で出てるから、入れないで食べてから入れるべき?
なんて最初思ったけど、考えて見れば温泉玉子って溶けないから
入れても入れなくても味は一緒じゃんね(^_^;
 
と言う事で途中で入れてみたけど、やっぱ変わらないわ。
強引に黄身を溶こうとしたけど無理だったし、見た目が悪くなっちゃったので写真無し。
 
だからこうやって分けて出す意味は、主にオペレートの都合なのだろうね。
 
 
 
 
この蕎麦、このまま何もつけずに食べる物じゃないってわかってたけど、
試してみたらやっぱりそう思った。
 
でも、街の蕎麦屋ってそれで良いのよ。
落語じゃないけど、ドップリと汁に浸けて食べるように考えられてるし、
この味の濃い「牛せいろ」なら尚更の事。
 
それよりも凄いのは汁の方で、関東人に受けそうな濃い汁だけど、
出汁はしっかりしてて、この蕎麦に合わせると実に楽しいバランスなのだ。
 
さらに言えば、牛肉とタマネギの甘さが絶妙なバランスで、
はっきり言ってかなり楽しいのですな。
 
最初は饂飩の方が美味いのか?って思ったけど、
饂飩だと逆に普通すぎて面白くないかも。
 
なので、先に蕎麦に山葵を乗せてからドップリと汁に浸けて食べたら・・・
 
美味いわ(^_^)
 
ステーキに山葵って合うってのもあるけど、
実に良いバランスなんだよね。
 
あ〜でも、やっぱり並盛りだと、蕎麦多めだね。
ビール飲んじゃってるから、300グラム超えな蕎麦は重い。
 
そうか〜
ビール生中が600円(税込)だから、2000円でお釣りが来るのか〜〜
 
ここ、再訪するわ。
次回は酒のアテをチェックするわ。
 
ただ、酒の銘柄がなぁ・・・
 
ごちそうさまでした。

2025年8月26日火曜日

木の芽でカツ煮とか

「おい、蕎麦でも食いに行こうぜ」
 
「あぁ良いですね、行きましょう。
 どちらへ?」
 
「そりゃ、木の芽だよ。」
 
 
大将と物理的な距離が近かった頃、こんな風に誘われる事が多かったが、
行く店はだいたい決まっていて、その中の一つが蕎麦屋「木の芽」だった。
 
 


 
元町辺りを自由に遊び歩いたのは高校に入ってからの事だったけど、
「木の芽」はその頃から営業していて、一説では1968年創業となっている。
 
他によく行ったのは何を食べても辛い中華料理店「味臨軒」とか、
お好み焼きを出す「ころんぶす」、後は焼肉屋「東京山」あたり。
 
でも焼肉屋には、大将とは絶対に一緒に行かない。
 
と言うのも、彼は何故か焼肉屋に行っても肉を食べなかったからで、
周りで美味しそうに肉を焼かれていてもナムルとビールだけ・・なんて食事は、
精神的にヤバかった、から。
 
 
 
 
今日は、かかりつけ医で、持病の薬を処方してもらう日だった。
 
医院の所在地は石川町だから近辺で食事をする事が多く、
「木の芽」は食事処リストに当然の如く入っている店。
 
だけど2023年に訪れた時、明らかに劣化が認められたので、
それ以来訪れていなかった。
 
ただ、自分のポリシーに
「1回食べてダメだったとしても、もう1回は訪れて確認する」
ってのがあるので、時間を置いて来ようと思っていたのだ。

 
「すいません、札幌赤星とお新香、それとカツ煮をください」
 
「はい」
 
 
 
 
素っ気ない対応だけど常連と言うほど通ってはいなかったから、
特に気になる事も無い。
 
ただ、蕎麦を頼まないのは「これから飲むよ」って意思表示なので、
それに対して店がどう動くかは気になっていた。
 
 
 
 
最初に登場したアテはお新香。
塩が優しい浅漬で、七味を振って食べるのに丁度良い。
 
 


 
しばらくして登場したカツ煮。
 
あれ?
以前よりも大きい??
 
あ〜、違うわ。
小ぶりの豚カツが2枚あるんだ。
 
う〜ん、なんか思ってたのと違う感じ。
もしかして、ロースじゃなくてヒレ?・・な食感で、
脂少なめは嬉しいけど、甘味が少なくて醤油が勝つタイプの味付けは、
「こんなだったかなぁ・・・」と声が出そうになる感じだった。
 
まぁ、飲めって仕様ですな。
ビールを飲みきったので冷酒を頼んだら、こんなのが登場した。
 
 
 
 
コイツがわりと美味いのですな。
大手メーカーの酒も地酒ブームの後、どんどん進化してきたのかも。
 
 
「すいません、ざるを1枚」
 
「は〜い」
 
 
相変わらず淡々とした対応で、
孤食を楽しむ人間には踏み込まないスタイルなのか?なんて邪推したりするが、
大将と一緒の時はフレンドリーだったよなぁ・・と思い出したりもする。
 
 
 
 
お!
おぉ〜〜
 
以前の味わいが戻ってきてるかも。
元々がちょっと美味い町の蕎麦屋的な味わいだったけど、
ダメダメだった前回に比べたら、かなりの復活。
 
「また来よう」思わせるレベルになってくれたのは嬉しくて、
多くあるツマミ系の料理を片っ端から試したくなっている。
 
あ・・
思ったよりカツ煮のボリュームがあったので、
かなりの食べ過ぎ感が襲ってきた。
 
う〜む。
写真撮りつつ散歩しようかな。
 
・・なんて思って外へ出たら、夕方で気温が下がったとは言え
それでも結構な暑さにいきなり気力を削がれてしまった。
 
と言う事で帰ります。
 
ごちそうさまでした。

2025年8月23日土曜日

土曜だけど許厨房でランチ

こう暑いと室内でも熱中症になると言われてるけど、
正直言えば「ぼ〜っとして何も考えられない」状況に陥っている。
 
え?
それが熱中症??
 
ま、そうかも知れないけど、
エアコンかけても暑いってマジやばい。
 
気分を変えるためにも外食でも、と思ったけど
よりによっての土曜日。
 
どうしたものかね・・とか思いつつ
毎度な中華街に行ってみたら、なんと許厨房がガラガラだった。
 
 
 
 
え〜っと、まだ12時半を回ったくらいの時間ですけど?
しかも許厨房は土曜もランチがあるコストパ良い店なのに何故??
 
まぁ、良いっす。
ありがたく昼飯にありつく事にしよう。
 
で、まずはビール。
これがないと始まらないっす。
 
 
 
 
アテにするのはやっぱり皿ワンタンしかないよね?
ビールに合わせるのが最高なんす(^_^)
 
 
 
 
なんだろうね、この美味しさ。
 
タレが美味しくて餡の味付けも絶妙なんだけど、
他の店で似た様な味に出会っても、なんか足りないって思うか味が強すぎって思うかで、
丁度良いって思わせてくれるのはここだけって感じている。
 
「パクチーは大丈夫?」っていつも聞かれるけど、
そのワリに量は少ないなって思うのもいつもの事。
 
これだけで終わりにしちゃっても良いんだけど、
今日は絶対食べたいものがあったから、追加注文した。
 
それはコレだ!
 
 
 
 
魯肉飯っす!
これがね、食べたかったんざんす。
 
台湾北部のスタンダードな仕上がりなので角煮は乗ってないバージョン故、
初めて食べた時はちょっと物足りなさを感じたけど、
ピビンパの様にしっかり混ぜて食べると実に楽しい事に気付いたら、病みつき。
 
あ〜〜
目玉焼きを崩して混ぜて食べるのって、
想像以上に美味いんだな。
 
ペペロンチーノに目玉焼き乗せて崩して混ぜて食べる
なんちゃってボヴェレッロの美味さにも似て、
目玉焼きの焦げた部分の美味さがヤバいって気付かされた。
 
許厨房のランチは好きだけど、こればっかり頼みそうで・・・(^_^;
 
と言う事で、帰ろう。
写真撮って歩く気温じゃないしね。
 
ごちそうさまでした。

2025年8月14日木曜日

ホァングンは手強い

餃子を食べに行こうと蓬莱閣へ向かった時、
その隣に新しいビルができていて、何やらベトナム料理店があるようだ。
 
と言うのも、1階はまだまだ工事中で、2階に向かう外階段の脇に
越南菜という文字がる立て看板があったからだ。
 
 
 
 
Hoàng Ngânって、なんて読むのかな・・
ホァン・・ガン?
ま、良いか、ベトナム料理は好きだから入ってみますかね。
 
え?
えぇぇぇ・・・
 
けっこう混んでるね。
って言うか、かなりの率でベトナム系な人がいる??
 
これ、料理は期待できそうだけど、
店員が2人しかいないから料理が出るのには時間がかかるかも。
 
 
 
 
え〜っとオーダーは・・・
今流行のタブレットですか。
 
あれ?
前の客のデータが残ってて、消せない?
(って言うか、ベトナム語の文字は読めませんな)
 
一応オーダーはできそうだから、
フォーとベトナムお好み焼き、そしてビールを・・
   
 
「すいません、なんか前の人のデータが残ってるみたいなんだけど」
 
「あぁ、わかりました。 大丈夫、オーダーはフォーとお好み焼きですね」
 
「あとビールね」
 
「OK」
 
 
通りかかったスタッフに話をして、
どうにかオーダーを通した。
 
それにしてもここまで暑いと、ビール飲んでもすぐ汗で出ちゃうんで
ち〜っとも酔いませんな。
 
 
 
 
え?
ちょっと待って・・・
スープの中に凄い量のフォーが入ってるよ??
 
これだから、初めての店って恐いんだ。
外国系レストランだと、その国も常識が生きてる事が多々あって、
日本人にとってはあり得ない状況に陥る事もあるんだよな。
(丼いっぱいフォーが入ってると思ってください)
 
これは、お好み焼きが食べきれるか心配になってきた。
 
ただ、味は良いよ。
生卵入りにしたから余計にマイルドだけど、
テーブル上にある調味料で辛さを調整するのに丁度良い感じ。
 
 
 
 
あ・・・
やっぱり・・・
 
ベトナムお好み焼きって言いながら、
周りの野菜とかライスペーパーとかの量が凄くて、
自分が知ってる物とは違いすぎる。
 
これ、ライスペーパーを使って手巻き寿司的に巻いて食べるって事だろう・・と
巻いて食べたら、これが楽しい!
 
ライスペーパーが結構固くて、海苔の様に巻くと言うよりも、
巻いた形を手でキープしながら食べるないと、ライスペーパーが広がって
まとめた食材がばらけてしまう感じだ。
でも、その固さがクリスピーな食感を与えてくれて、
しかもあまり見ない野菜(ハーブ?)とかが独特の香りを放って、
卓上の調味料とのマッチングも良くて、ビールに合うんだな。
 
乱暴に例えれば、固い皮の生春巻きって風情だけど、
生春巻きより食感的には好きかも知れない。
 
しかしこの一皿、食べ切る自信がどんどん失せていく量。
フォーは想像以上に軽い感じだったけど、ボディーブローの様に効いてきて、
夏じゃなかったら「包んでくれ」って言いたくなる感じ。
 
食べられなくなったなぁ・・
 
以前なら、「苦しい」とか言いつつも食べちゃえたので、
ランチに無謀な二つオーダーもできたんだけど、
これ、それぞれ一つで満腹になる量なので、残さざるを得ない感じ。
 
あ、でも、フォーは意外に入っていくな。
いや・・無理か(T_T)
 
・・と、ジワジワっと変な汗をかきつつ食べる午後、
飛び交う言語と冷えすぎ冷房が、香港の下町で食事している錯覚をくれて、
まったりとした気分に浸してくれましたとさ。
 
ごちそうさまでした。

東光炒飯

「餡かけ炒飯」って、炒飯の魅力を否定する料理って思ってるけど、 それでもたまに食べたくなる物だったりする。   炒飯の魅力と言えば、素材と技術で奏でられるアンサンブル? パラパラとした仕上がりや脂の旨味と香り、そして一体感??   少なくとも自分にとっては、パラパラ系...