2026年3月16日月曜日

竹鶴

「この竹鶴って、ニッカの竹鶴さんの実家が作ってるんですよ」
 
「あ〜やっぱり?」
 
「広島の酒なんですけどちょっとクセがあって、
 好き嫌いがかなり出る酒なんです」
 
「クセ?」
 
「熟成っぽい感じ?」
 
「色がついてる?」
 
「飲んでみますか?」
 
「そうですね」
 
 


 
晋山で出会った日本酒「竹鶴」。
確かに個性的で、燗上がりする酒だと思う。
 
独特な風味が好き嫌いを生むだろうけど、
ウィスキーの様に時間をかけて飲むと酸味が柔らかくなっていって、
木桶の香りも角が取れていく感じがあるね。
 
 
 
「鰯のたたき」
 
「竹鶴」と合わせるのに良さげなアテとして、
久々に鰯を食べてみた。
 
鰹のたたきは有名だけど、それを鰯でやるあたりが晋山だけど、
チョイスとしては大正解!
 
この酒、料理と一緒に楽しむと
旨味が増す感じがあるわ。
 
 
 
 
あれ?
何故に塩も出た??
 
 
 
 
「お客様で、塩で食べたいって方がいらっしゃったので、
 そういうニーズに合わせて出してみたのですが」
 
「へ〜、塩で食べるって、やった事ないわ」
 
 
どれどれ・・・
 
うん?
塩が蕎麦の風味を邪魔するじゃんねぇ・・・
 
 
「う〜ん、私は普通に、汁で食べた方が好きですね」
 
「そうなんですね」
 
 
えぇ、そうなんですよ。
蕎麦に塩っていかにも通ぶった人がやりそうだけど、
自分としては塩(このタイプ特に)は、かなりキック刺激が強いので合わないと思う。
 
蕎麦通って独自の理論で楽しむ人が多いけど、
自分にとっての最良の食べ方をわかってる人が、本当の蕎麦通だと考えている。
 
落語じゃないけど、汁にどっぷり浸けて手繰るのが好きな人もいるだろうし、
蕎麦を水で食べちゃう人だっているけど、塩は自分としては理解できなかった。
 
ほんの一粒つけて食べれば・・なんて人もいるけど、
晋山なら絶品の汁があるんだから、塩を求める人がいるって事の方がビックリだわ。
 
と言う事で今日も飲みすぎたので、歩けるうちに帰ります。
 
ごちそうさまでした。

2026年3月13日金曜日

円安のせいとは言え・・・

 
 
今ひとつ調子が上がらない。
食欲も今ひとつ。
これって雨っぽい天候のせいかな。
気圧の変更や湿度で、体調が悪くなる事あるからなぁ・・
 
だから、こんな日は肉を食うしかないよね?
肉食うチャンスが減ってるから、ピリッとしないんだよね?
 
なんて思いつつも、どこで何を食べるのか・・と考えたら
コストパフォーマンス良く美味い肉が楽しめる店が減ってしまった事に気づく。
 
円安のせいで物価上昇。
当然だけど、飲食店の単価もブチ上がる。
数%ってレベルじゃない感じでアップしても、
物価上昇率と言われる数値には出て来ないようにも思う。
 
そもそも物価上昇率って、支出割合と価格変化率をかけた物で、
例えば食料の支出割合が3割で、価格変化が10%増だったら、0.3×0.1、
家賃が4割そして、価格変化が2%増だったら0.4×0.02、
残るその他が3割になるので、その他の価格変化を5%増とすると0.3×0.05で
それらを合計して支出全部の物価上昇率が出るようだ。
 
つまり
0.3×0.1 + 0.4×0.02 + 0.3×0.05=0.053
約5%って事になるらしい。
 
でもさ、実感として食費が生存には不可欠だから目が行きやすく、
そこが10%上がっても物価上昇率は約5%となっちゃうから、
比例した感が無いのだよね。
 
国を挙げて賃金アップのプレッシャーがあっても、
現実的には実質賃金減りっぱなしな人が多そうな今、
大企業とかを基準に考えるんじゃね〜よって吠えても空しいだけ。
 
と言う事で、肉でも食って元気出そうと
コストパフォーマンス良く肉が食える「ケーブルカー」へ行ってみた。
 
 
 
 
「今日、300グラムってあります?」
 
「はい、ございます」
 
「じゃぁ、ギネスを1パイントとステーキ300グラムを」
 
 
 
 
ここに来たら、最初はいつもギネス。
生ギネスが飲める店だからこそ、ギネスを飲まなくちゃって思うし、
事実ボトルのギネスより円やかで美味いのだ。
 
それをゆっくりと飲むとイギリスのパブを思い出す。
ちょっと温いビールやエールを、チビチビと飲みながら過ごす幸せな時間。
それが中華街でも味わえるのは、マジに嬉しいのだ。
 
ただ、いつもならチビチビと飲むギネスが無くなる前に登場するステーキが、
待てど暮らせどやってこない。
 
店の奥にちょっとうるさめな女子会団体が居るくらいで、
カウンターには客がいないのに、ステーキが来ないのだ。
 
腹減ったなぁ・・と思いつつ、
ギネス飲みきってまだ来なかったら言おうかな、と思ってるうちに
ホントにギネスが無くなってしまった。
 
あ・・・
そう言えば、いつもいたバーテンダーがいない?
いつもは奥で調理をしているマダムが接客してるじゃん??
 
不景気で、スタッフ減らしたのかなぁ・・
円安の影響でそうだったら、悲しいなぁ・・・
 
で、仕方がないのでお代わりをオーダーしたら、
「大変お待たせしました」な声と共にステーキが登場した。
 
 
 
 
はい、久しぶりです。
価格がいきなり4400円に上がってたのはビックリだけど、
サーロインのグリルステーキで300グラムなら妥当な価格だ。
 
あれ?
肉、変わった??
 
あ〜なんか、「TGIフライデーズ」と似た様な食感になっちゃってる。
え〜っと、価格もフライデーズなみで味わいまでも???
 
「アメリカンサーロインステーキ」とあるけど、
フライデーズのリブアイそっくりなボソボソとした食感で脂が少なく、
本当にサーロインなの?って疑問さえ湧いてくる感じ。
 
うっそ〜
円安、許さん!
物価高騰、許さん!!
 
コストパフォーマンス最強って思ってたここのステーキが、
値段の割りには美味しいレベルの普通のステーキになってしまったじゃんか。
 
相対的にステーキのコストパフォーマンスが落ちた今、
「ケーブルカー」では純粋に酒を楽しむ本来の使い方に徹し、
次に来てもし食べるなら「ナチョ・グランデ」とかにするしかないね。
 
ごちそうさまでした。

2026年3月6日金曜日

ペペロンチーノは期待外れ

この前行って、想像以上に味が良くなってたからまた行ったチェーンのイタリアン。
 
もう一度、あのボロネーゼを食べようかと思ったけど、
素性を調べたい欲望から、ボロが出やすいペペロンチーノをオーダーする。
 
 
 
 
あ・・・
塩辛いわ・・・
 
やっぱここって、ペペロンチーノ用の調味料を作ってて
それを和えて出してる感があるなぁ。
 
そしてその量を上手く調整できてない(マニュアル通り?)から、
妙に塩辛い感じになるのかな。
 
勿論、ベーコンなんかをトッピングしたって事もあると思うけど、
ベーコンの塩分を計算して調味料を調整してくれる調理スタッフだったら、
ベーコンの脂を生かした美味い仕上がりになってたのになぁ・・
なんて思ってしまう。(以前はそうだった)
 
まぁでも、環境は改善してるので、許す。
飲食店の味って、かなり環境に左右されるんだなって思い知る。
 
次は・・・
やっぱボロネーゼかなぁ・・
 
ごちそうさまでした。

2026年3月4日水曜日

アフターヌーンティー山東風

深夜(明け方?)でも食事ができる店、と言うか夜中に商売する店として
「山東」という店は価値があった。
 
クラブハウスから客やメンバーが減った頃、
食べに行くか・・という誘いで行ったのが最初だったと思う。
 
とにかく量が多い、というイメージが強くて、
でも独特のタレが楽しい水餃子は「また行きたい」という気にさせる魅力があった。
 
そんな店が普通の店にシフトし移転もし、
本格的な中国料理と水餃子を楽しむ店から普通の中華料理店っぽくなって、
ミシュランのビブグルマンに選ばれてしまうと・・・さらに人気店になってしまった。
 
そしてさらに移転。
善隣門から元町方向へ向かう道沿いに、
2号店も巻き込んでの何回目かの再スタートとなった。
 
 
 
 
久々に行ってみよう・・と思ったのには、ワケがある。
 
自分にとっての「山東」は、
あのココナッツが沢山入ったタレで食べる「水餃子」の店でしかなく、
他の料理は平均的な味だから、特に食べたい物が無い店だった。
 
ただ、たまたまタイムラインに流れてきた「アフターヌーンティーセット」の映像が、
どうしても気になってしまう面白さがあったからだ。
 
とは言え、まずはビール!
 
 
 
 
オーダーしたのは勿論そのセット。
アフターヌーンティーセットで使われるタワー型の皿に各種料理が乗ってるのと、
安価(1856円)という事が気になっていた。
 
 
「お茶は?」
  
「高山茶で」
 
「デザートはカヌレかタルトがあるけど」
 
「タルトで」
 
 
応対してくれたスタッフは、日本語が怪しい。
お揃いの赤いTシャツは新しいのを作ったのかくたびれていなかった。
 
 
「お待たせしました」
 
・・登場したのが、コレだ!
 
 
 
 
滅茶苦茶笑うっしょ?
 
アフターヌーンティーと言うよりもハイティーだな、これ(^_^;
(ハイティーは夕食の意味合いが強く、肉料理もあるためミートティーとも言われた)
 
順番としては、下から順に食べるって事で、
前菜と言うよりメインに近い料理から食べてみる。 
 
 
 
 
へ〜
なんか頑張ってるねぇ。
 
 
 
 
お、海老が結構大きいよ?
味は標準的だけど、この大きめの海老の食感は楽しい。
 
観光客から文句が出にくいレベルになっているかな。
 
では、2段目のメイン・・・となるパートは。
 
 
 
 
まぁ、これがメインなのか?
って思うけど、そもそも水餃子が売りな店だから良いのかな。
 
例のココナッツがたっぷり入ったタレを皿に取って・・・
お、以前の様にココナッツが多くなってる。
 
ビブグルマンに載って人気店になった頃、
タレの中のココナッツが少なくて、あれ?って思った事を思い出した。
(他の客ががっさりとココナッツ取っちゃった?)
 
あぁ、懐かしい味だ。
でも3色の水餃子にした割りに変化は無いかな。
 
焼売も大ぶりで、崎陽軒のシウマイの5割増しなサイズ。
造りとしては観光客に喜ばれる方向になってるね。
 
デザートは、まぁこんなもんでしょって味わいで、
すげ〜って思いは無かったけど、価格高騰中の中華街において
このバリエーションとボリュームでお茶までついて2000円切ってるのは凄い。
 
たっぷり食べたい人には勧められないけど、
お茶を楽しみつつ軽食を楽しむなら、丁度良いボリュームでリーズナブル。
 
平日の13時〜17時限定って設定も、
ガラガラなタイミングを上手く補う工夫という事で、成功!
 
で、次に来たら普通に「水餃子」を食べたいって思った、と(爆)
 
ごちそうさまでした。

竹鶴

「この竹鶴って、ニッカの竹鶴さんの実家が作ってるんですよ」   「あ〜やっぱり?」   「広島の酒なんですけどちょっとクセがあって、  好き嫌いがかなり出る酒なんです」   「クセ?」   「熟成っぽい感じ?」   「色がついてる?」   「飲んでみます...