2019年5月31日金曜日

ラッヅォが移転?

今は無きバンドホテルの隣にある小さな建物は、
メガドンキの前に以前と変わらぬ姿であった。
 
以前はその辺りにシェルガーデンというライブハウスがあって、
職場と近かった事から訪れるざるを得ない事もあったけど、
今はラッヅォが入る蔦で覆われた小さな建物のみで・・・
 
 

 
なんか、ドンキに囲まれてる?
な感じさえあるねぇ(^_^;
 
で、今日はそのラッツォが突然閉めるって話があって
「んじゃ、行くか!」ってノリでコールがあったワケです。
  
 

 
と言う事で、久々に
イタリアンな肉団子をアテに
ワインをカラフェでもらって(^_^)
 
 

 
ここの、ゴリゴリした食感がある
男気溢れるミートボール、好きだわ〜
 
で、とりあえず絶対食べたいのは
マルゲリータ・ブッファラ!
 
 

 
この店、山手に近い事もあって、
ナイフとフォークでピッツァを食べる客も多く見る
いかにも横浜らしい店でもある。
 
所謂ナポリピッツァスタイルであり、
山下町辺りで本格的な物を食べようと思ったら
ここかヴィスコンティというのが自分の中でも決まり。
 
勿論他にもピッツァを出す店はあるし
それぞれかなり楽しい物なんだけど、
ナポリ系としては・・・ね?って感じなんですな。
 
ただヴィスコンティはスタッフが総入れ替え・・という
聞き捨てならない噂が流れたので、諸々落ち着いたところで
ちょっと偵察に行きたいと思っている。
 
それにしても
ピザは四角いアメリカンな物が横浜らしさだったのに、
進駐軍がエリアを開放してからどんどん下火になって、
気づけばピッツェリアが鎬を削る街になってきたってのが面白い。
 
ミシュランの星を持ってるシェフが言ってたのは
イタリアンはどうしてもフレンチに比べると
格が低く見られてしまう傾向がある、という事。
 
リストランテでさえそう見られるなら、
ピッツェリアはさらにダメなのか?
って思うのは間違いで、凄い店はやっぱり凄くて、
だからたまにチェックで食べ歩きに出かけたくなる。
 
 
「7月半ばくらいには、石川町の裏手で営業再開します」
 
「どこら辺?駅のそばですか?」
 
「郵便局がある辺りでオイノスより山側・・・」
 
「わかりました。
 じゃ、落ち着いた頃に食べに行きますね」
 
 
あれ?
オイノスも石窯ピッツァがあったような・・・(^_^;
 
 
ごちそうさまでした。

2019年5月30日木曜日

R&Bで鶏しょうゆラーメン・ハーフ


 
これが昼はラーメン屋として営業する店のドア、
と考えにくいくらいの渋さ。
 
自分としては夜しか行かないので
飲む店として普通なんだけど・・(^_^;
 
 

 
ハイランドパークのストレートと
ギネスを頼んだらこんな感じで出てくる。
 
リニュアル前よりも砕けた感じがあるだけじゃなく、
安さも全面的に出すべく、スタンダードな酒をメインにしたらしい。
 
実際、かなり安価にフード&ドリンクを出す店になってて、
それでも遅番終わりで行ってみたら、飲み物と同時ラーメンをオーダーする
〆ラー目当てな客は相変わらず存在していた。
 
 
「最後の店じゃなくて、最初からずっとな店にしたいんですよ」
と言ってた店長はちょっと諦めモードな顔してたけど、
客としてはここの美味いラーメン目当てで来ているので仕方ない。
 
と言うか、リニュアルした事にも気づいてない客もいて、
店のキャラを変えても客に浸透させるには、まだまだ時間が足りないのだろう。
 
と言う事で、2杯ほど飲んでからオーダーしたのは
鶏しょうゆラーメン・ハーフ with 味玉
 
 

 
やっぱり、ここのラーメンは
〆に食べるのには最適だわ。
 
どっしりしているワケじゃないけど
ちゃんと美味しいスープ。
 
味玉も美味しいしベーシックなトッピング各種も
ちゃんとしたレベル。
 
麺は細麺だけど腰砕けになってない
ちゃんとした麺でかなり楽しい。
 
このラーメンのために夕食を我慢してたんだから
フルサイズでも良かったかなぁ・・・と思ったりするけど、
23時にラーメン食べてる時点でどうなんだろう?って思ったりもする。
 
しょうがないよね
楽しいんだもん(爆)
 
ごちそうさまでした。

ねぎ玉ってどうなんだろう

最近、本能の赴くままに食べ物を選ぶ傾向が強いのだけど、
そうなってきて気づいたのは、
何かに特別な食べ物に執着するという事が少ないこと。
 
今日はアレが食べたいって思うよりも
栄養補給に針が振れているって感じ?
 
そして時間が無ければって条件付きで
ファストフードでもコンビニランチでも
全然満足できちゃうのですよ。
 
だから、日々、食べる物の写真を撮る事で
同じ物を食べない(同じ物を撮ってもつまらない)事ができていて
ある意味自分にとっては正解な行為だったらしい。
 
そんな食べ物写真の通し番号は
とうとう5500を超えてしまったので、
乱暴に言っても15年は撮り続けているって事らしい(^_^;
 
で、今日はすき家。
選択肢が少ないから最近食べてない物を選んで・・・
  
 

 
ねぎ玉牛丼って、何故黄身だけ乗せるように
仕向けるんだろうね?
(黄身と白身を分離させる器具がついてくる)
 
私は、残った白身を食べないのは
もったいなくてできないので、いつも通りに
真ん中に窪み作って落としたけどね。
 
でも、久々にねぎ玉食べて思うんだけど、
この葱にかけちゃってるタレがコチジャンベースで、
せっかくの葱の味わいをマスクする感じがして悩ましかった。
 
すき家のこの手の商品には
ワリと韓国系な味付けが多くされていて
ユーザーの好みが反映されているとしても
キャラの強いソースは使わない選択肢が欲しいって思った。
 
味が濃い、甘い、油が強い、塩辛い、辛い
と強烈なパンチを使いたがるのは、素材に自信が無い現れだと思う。
 
たかが牛丼なんだけど、そんな事を考える自分。
食べる事が好きなんだろうけど、味わうより分析の方が
もっと好きなんじゃないかと思ってる。
 
まぁ、思い返せばあるとあらゆる事について
何故?って思うことに答えを求める生き方だったから、
日々の食事だってその対象になってるんだろうけど(爆)
 
さ、食べたので出勤!
 
ごちそうさまでした。

2019年5月29日水曜日

さすがに和だよね

6人で食べたとは言え、
ポーターハウス&リブアイ1キロ超えは
かなりの迫力だった。
 
翌日に、何を食べようって思えば
自然と和になるよね。
 
と言う事で本当は
久々に寿司でも・・と思ったんだけど、
残念ながら今日は水曜日。
 
市場はお休みなのですよ・・
という事で、今日あるネタは仕込み&熟成系になるんだけど、
まぁいいか・・と行ってみれば、出遅れたので既にカウンター満席(T_T)
 
この前のパターンと似てるなぁ
と思ったけど、その場合はもう当たりをつけて
予約するに限る。
 
という事で晋山に電話したら
1人ならOKと嬉しい反応。
 
最近、行きたい店って京都じゃないけど
予約必須になってきてて、小さめで上質な店は
結局そういう方向になるのかな・・と感じたりする。
 
 
「思ったより、早くいらっしゃいましたね」
 
「電話したの、結構近くまで来てて・・なんですよ」
 
「今日、ちょっと終わっちゃった物もあるので
 ハス芋とか如何ですか?」
 
「芋なのに茎を食べるやつ?」
 
「はい」
 
「頂きます」
 
 

「ハス芋のお浸し」
 
里芋系のものなのに根が大きくならないが
茎の部分が独特のシャキシャキとした食感で、
こうした料理だと出汁が良く浸みて美味しいのですよ。
 
晋山の面白いとこは
こういった関東じゃあまりメジャーじゃない食材を
良い感じに出してくれること。
 
 

「ホタテの含ませ煮」
 
寿司が食えなかった恨みで寿司ネタっぽい物を探したら
鯛の昆布締めとこれがあった。
 
希少酒(隠し酒とか言うもの)を1合だけ出してくれたので
ホタテに合わせたいと思ってオーダー。
 
いや〜
美味いっす(^_^)
 
 
「この隠し酒、ちょっとヤバいですね」
 
「ウチは直接蔵元に行って色々お話させてもらって
 直接取引できているから、1本だけ分けてもらえたんですよ」
 
「何だろ、日本酒の嫌な部分が何も無くて
 しっかりと米の美味さだけが酒の形でしっかりあって、
 フワ〜っと長く残るけど、消えていく時の気持ち良さが・・
 ヤバい」
 
「また、手に入ったら、お出ししますね」
 
 
気づくと、気に入った店とは付き合いが深くなってて
それが当たり前な感覚になりつつある。
 
だから、新規開拓しても
この店と長く付き合う価値はあるか?
って視点で見ちゃうし、客質もすごく気になる。
 
店の作りや味、営業スタイルとかで寄ってくる客の生息域が決まってくるから、
数回行くウチに、同じ傾向の客の存在に気づけるし、レベルもわかるのだ。
 
コストパフォーマンスの中には店の雰囲気やアテンドも考えるようになったのは、
ただ安くて美味ければOKという食事を楽しめなくなってきたから。
 
そんな料理を食べるなら、ファストフードの方が良いと思うし
実際、楽しめているんだよね。
 
半端にお洒落で、そこそこコストがかかるのに
横のテーブルでナイフやフォークを振り回して
痴話げんかするような客ばかりいたら・・・ね(^_^;
 
 

 
今日の〆は辛味大根蕎麦。
 
十割蕎麦でこの細さでも
しっかりとした腰と香りが楽しめる。 
 
辛味大根をタップリ味わいながら、
その辛さと引き換えに増幅される蕎麦の甘さが
何とも心地よいのです。
 
そう言えば最近は
バーで飲み倒す事が少なくなった。
 
良い酒しか飲みたくないのは
翌日の体調にモロ出るからだけど、
最近の酒に凄い物が減ってきた事もあると思う。
 
誕生日記念で開けた1972年のマッカラン25年を飲んだ時、
どれだけ今の酒がダメになったかを再確認してしまったから。 
 
それに対して、日本酒の進化が凄くて、
今日の酒にも驚かされたけど、
これからどんどん既成概念をぶち壊す酒が出てくると思う。
 
楽しみです(^_^)
 
ごちそうさまでした。
☆☆

2019年5月28日火曜日

ウルフギャング・ステーキハウス・六本木にてポーターハウスとか

「先輩、NYでピータールーガーに行ってきましたよ」
 
「お、どうなってた?」
 
「相変わらずのスタイルですね。
 でもって、相変わらずのボリューム」
 
「一回、行ってみたいんだよね」

「ウルフギャングだと、ほぼ同じと聞いてますよ」
 
「ポーターハウスだと、2人とかじゃ厳しいからねぇ」
 
「あ、じゃぁ肉好きな仲閒とか連れて6人くらいで行きませんか?」
 
「い〜ね〜、どこ行こう?」
 
「やっぱ、日本初でオープンした六本木じゃないですかね?」
 
「OK! じゃぁ、人数と日程確定したら予約するわ」
 
 
そんな会話をしたのは、何時の事だったろう。
 
お互い仕事がかなり詰まっているので、
実現できてないままに時間がかなり過ぎてしまった。
 
 
「前に話したウルフギャング、珍しく連休取れたんで
 行きませんかね?」
 
「あ、いいね。」
 
「じゃぁ、予約しましょうか?」
 
「予約は敢えてカード会社を通してやってみるわ」
 
「なんか違いますか?」
 
「都市伝説じゃないけど、カード会社って良い席を押さえるって言うじゃん?
 以前に丸の内行った時は、店のHPから予約するか一休を使うか悩んで、
 一休はダイヤモンド会員なので試したけど、通路脇のガチャガチャした席だったのさ。
 だからカード会社のコンシェルジェだったらどんな席をリザーブするか気になっててね」
 
「それはちょっと面白そうですね」
 
 
関内でセミナーに出た後、全員が無理無く六本木に集まれるだろう19時を目指し、
馬車道から電車に乗ったのは17時過ぎだった。
 
 

 
早すぎた、まだ18時じゃん。
どうしよう、あと1時間もある・・・

と言う事で、昔の記憶を確かめるように散歩をするのだが、
向かうのはヒルズ側ではないからか、妙にくたびれた風景が目に止まる。
 
ドンキがあるのか・・・
ロアビルの一階はなんか封鎖されてるなぁ・・
居酒屋多いなぁ・・・
 
明け方まで飲み倒すような町では
既に無くなってしまったのかも知れない。
 
こういう時はパブだよね、とばかりに入ろうとしたビルで
クラフトビアバーを見つけてしまって・・・
 
 

 
「どういうのがお好きですか?」
 
「黒系かビター系を」
 
 
そんな会話の中からオススメを一杯もらったけど、
とても飲みやすくて黒ビールな感じではない。
 
 
「全体的に優しい感じの物が多いですけど?」
 
「ウチは日本産のクラフトビールでやってるんですけど、
 やっぱり初めてって人が多かったり、外国からいらっしゃって
 日本のクラフトビール飲みたいってお客様も多いので
 尖った物は少ないです」
 
「この後に、一番苦いヤツを」
 
 
いかん、すっかり飲みモードになってしまった。
 
時計を見たら結構タイト!
と、慌てて飛び出せば良いタイミングで
今日のディナーメンバーに合流できた。
 
 
「結構奥の席だね」
 
「先輩、ここ結構い良い席ですよ」
 
「そうなの?
 店の雰囲気は見やすいけど、ウェイター達とは
 ちょっとコンタクト取りにくくない?」
 
「飲食店って、奥がやっぱり上客用なんですよ。
 6〜7人って予約で丸テーブルにしてくれたのもセンスですし、
 個室まではいかなくても横がセラーでプライベート感あるじゃないですか」
 
 
彼は飲食店を経営しているので、
見る場所が違って、解説が面白い。
 
と言う事で、前菜はシーフードの盛り合わせをオーダーし、
目的のポーターハウス(3名分・Tボーンの大きいやつ)と
リブアイステーキ(骨付き500g)をオーダーした。
 
 

 
シーフードプラッターという名の藻あり合わせ。
ロブスターとプラウン、クラブミートがドサッと乗った大皿。
 
プラウンは人数分入れてもらったけど、後は適当に・・なスタイル。
 
そしてそれを食べ終わる頃には、
今日のメイン、ポーターハウス&リブアイステーキが登場した。
 
 

 
オーダーを受けてくれたウェイトレスが言う、
3人分じゃ足りないかも・・というコーションはプロモーションだとわかる。
 
2人用のポーターハウスを1.5倍にした感じだけど、量としては800gは
ありそうな感じ。そしてさらにリブアイがあるんだから・・・
 
 

 
最初だけ取り分けてもらったのは、ヒレ部分とサーロイン部分、そしてリブアイを
全員が平等に味わえるような気配りなのだろう。
 
ウルフギャングのドライエージングビーフは
アンガスの良い部分を上手く演出している感じがする。
 
丸の内で食べた物とはまた違う肉に感じられたけど、
思ったよりリブアイが楽しいこと。
 
ポーターハウス以外はDABじゃないかも知れないのは
メニューの表記から想像できるけど、骨付きとは言え500gで
9,400円って設定は間違い無くリーズナブル。
 
そして、アンガスらしいサラッとした味わいが
和牛の物に比べて量を楽しめるという効果もあって・・・
 
全員、食べ過ぎました・・な感じ(爆)
 
 
「先輩、高いけどそれ以上に満足させるセットって
 凄いですわ。」
 
「やっぱりここの料理は人数いた方が楽しいと思ったけど、
 想像以上に色々な発見あって、面白かったよ」
 
「基本は美味しい物しか出さないから、コストはかかるって感じですね」
 
「東京、六本木で、日本で初めて開く店を置くって
 そういう事なのかもね」
 
「しかし、あれだね、皆そんなに小食だった?」
 
 
皆、私より若いのになぁ・・・
 
ごちそうさまでした。

2019年5月27日月曜日

釜たま・・・風?

気になっていた「どん兵衛・釜たま風うどん」
 
釜たまと言えば、ゆであげた饂飩に生卵を絡めて食べるもので、
饂飩を締めていないから生卵が適度に加熱されて独特の味わいになる。
 
個人的にはぶっかけの方が好きだけど、
カップ麺系では無理だと思ってたら釜たまを商品化したようだ。
 
 

 
買った時に気づかなかったのは、
湯切り口が付いていること。
 
カップ饂飩なのに、あの焼きそばのような動作が必要なのか・・
と作る段階でやっと気付く。
 
そりゃ湯に浸かったままじゃ、釜たまにならんわな(^_^;
 
だったらさ、別に無理して
プラスチックなカップで食べる事もないね・・と
丼を出してきて、湯切りまでやった後、そっくり丼に移して
汁、たまごタレ、切り海苔をかけてみた。
 
  

 
汁をかける時、ちょっと不思議だったのが
少量油が入っていること。
 
油は美味さのモトの一つだけど、この商品に油っているんかい?
って思いつつも使ったけどね。
 
で、この写真を撮ってから混ぜて一口だけ食べたら、
なんかちょっと足りない気分。

で・・
生卵をさらにプラスして七味もちょっとふって・・・
 
 

 
こうなりました(^_^;
 
で、混ぜて食べてみると
それなりに美味しい。
 
ただ、ここまで丼の上で展開するなら、
カップ麺じゃなくて冷凍饂飩でやれば良かったかも(爆)
 
どん兵衛のウドンは所詮アレだし、
汁とかは工夫されてるけど、たまごタレは量が少なめだから、
冷凍饂飩を温め、花鰹と万能葱と生卵、そして麺汁と醤油を合わせて
一気に混ぜた方が・・・ね。
 
でも、カップ麺でここまで作るというのは
かなり面白い。
 
前にも一回、釜たま風うどんを見てて
買ってみようかと悩んでいるうちに消えてしまったので
食べてみたかったんだよね。
 
面白い商品、という事で、
オフのランチには悪く無かった。
 
ごちそうさまでした。

2019年5月26日日曜日

すき焼き

肉が食べたいモードはずっと続いてて、
昨日はジャンクなハンバーガーで誤魔化したけど、
それとは対極的な物を欲する自分がいる。
 
とは言え、それはなんだ?って自問すれば
実はそう簡単に答えが出ない。
 
ステーキもシチューもローストビーフもイメージじゃないし
勿論、メンチカツのような揚げ物でも無い・・・と
 
じゃぁ何だよ?
って思ってピンときたのがすき焼き!
 
そうだ、そう言えば
すき焼きってホント食べてないじゃん?
 
「荒井屋」や「太田なわのれん」が近い職場なのに
すき焼きを食べに行ってないじゃん・・とちっと驚いた。
 
でもね、すき焼きって一人で食べる物じゃないんですよ。
 
何人かと鍋をつつきながら、肉の取り合いとかをしながら食べるから
楽しいんじゃないですか。
 
と言うかそもそも
すき焼き屋に一人用のセットなんてあるのかね?
(無いわけないけど)

でも、コースは無理だよなぁ・・
と言うか高過ぎだよあなぁ・・・
 
と最初から諦めモード。
 
あ!
そう言えば、中華街にすき焼き食べさせる店ができたって
誰か言ってたね・・とググると、肉匠いく田がヒット!
 
ネット予約の空席情報は、全部OKな表示って・・・
飛び込みいけるね?
 
国産牛すき焼き御前が3,000円ですか・・・
お試し価格としてはちと高いが、専門店でのすき焼きなら
決して高くないよ?
 
行きますか、たまには・・・
 
 

 
はい、すき焼き御前です。
 
メニューの写真見た時から、こうなるんじゃないか・・と思ったけど、
案の定、最初から割り下煮るタイプ。
 
これは焼きじゃない!と叫ぶのもアホらしいし
一人用のレンジは固形燃料タイプなので、そもそも火加減調整もできない。
 
と言う事で、凄く良さげな肉なのに煮て、
色合いで判断して頂きました。
 
あ・・
肉その物はよろしいね(^_^)
 
ただ、酒が高すぎ!
 
プレミアムが付いてるのかもしれないけど
田酒の特別純米が1合で2000円オーバーって、
いくらなんでもふっかけすぎでしょ。(4合瓶かと思ったよ)
 
すき焼きだったら日本酒・・な気分なのに、
ウーロンハイ500円を飲んどけってか?(ー_ーメ
 
この誰も居ない寂しい感じは、
ひょっとしたらそんな割高感から来るのか、
いかにも高そうな店のせいか?
 
そもそも、わざわざ中華街に
すき焼き食べに来る人はいないってことかも知れないけどね(^_^;
 
まぁ、
1ポンドハンバーグとか牛丼とかカレーとかがあるから
タイミングが合ったらランチに来てみるか。
(ってわざわざ昼にここまで来そうにないけど)
 
やっぱ、すき焼きは
定評のある老舗で食べるのが良いって事ですかね(爆)
 
ごちそうさまでした。

2019年5月25日土曜日

チリビーンズワカモレバーガー


 
初めてチリバーガーを食べたのは
サンフランシスコだった。
 
もともと豆料理は好きじゃなくて、
チリコンカンは豆抜きだったら食べたいと思う感じ。
 
でもせっかく本場へ来ているんだから・・と
チリバーガーを食べてみたんだけど、やっぱりなんとなく楽しくない。
 
と言う事で、その時はこんなモントレージャックチーズを使った
素朴なハンバーガーが美味いと思っていた。
 
 

 
ナパにあったスーパーマーケットのフードコートで食べたコイツは、
歯ごたえがあるくらいにしっかり焼かれたパティの美味さと
ジャックチーズの素朴な美味さ、そしてバンズの焼き方のちょうど良さが
実に気持ち良かった事を思い出す。
 
でも、それなりに楽しめたチリバーガーの記憶は
たまに食べてみようかな・・と思うくらいの変化を与えてくれて、
だから今日、フレッシュネスバーガーで限定品で出ていた
「チリビーンズワカモレバーガー」を食べてみたいと思わせるのだろう。
 
チリビーンズは、単品でもらってケチャップとタバスコ振りかけて
混ぜ合わせてビールと一緒に楽しむ方が良いと思っているんだけど、
何故か無性に食べてみたくなんちゃったんだから仕方ない。
 
 

 
最初の見た目は、どこにチリビーンズ入ってる?
って感じではあったけど、しっかり入ってたわ(爆)
 
でも、さすがはフレッシュネス。
チリとワカモレとチーズのバランスが良くて、
このまま食べても充分に楽しめるし、後でケチャップ&マスタードを足すと
ジャンクで画一的な味わいになるけど、それがまたバランスが良い、とくる。
 
贅沢を言えば、パティの質を上げて欲しいけど、
コスト的にはしょうがないかなって思っている。
 
たまに食べたくなるチェーンのハンバーガーは
フレッシュネスとモス。
逆に、余程のことが無い限り食べないのがマック。
 
フレッシュネスとモスは、基本的なレベルが高いし
宣伝でも盛りすぎないけど、マックは宣伝が派手でも
毎度騙される気分を一緒に食べさせてくれるので
美味しく感じなくなったのですな。
(100円でダブルな夜マックは試すかも・・だけど)
 
あ〜〜
こんなもの食べちゃうと
ハンバーガースイッチが入りそうで恐い。
 
ウマミ・バーガーがみなとみらいにあるんだけど
まだ行ってないんだよねぇ・・・
 
 
ごちそうさまでした。

2019年5月24日金曜日

横濱KANでシメカレーとか


  
昨日行こうかと思っていて、手前の「浜ぎょうざ」に引っかかったので、
今日は絶対行こうと決めていた「横濱KAN」
 
リーズナブルに飲めるのも魅力だけど
何と言ってもカレーが絶品な上に、ハーフサイズのシメカレーがあるので
軽く飲んでつまんで、最後にカレーが楽しめるのが気に入っている。
 
 
「いらっしゃいませ」
 
「ご無沙汰してました」
 
「今日は早いですね」
 
「だから来られたわけで」
 
「アスパラソバージュありますけど
 如何ですか?」

「いいですね〜
 それに肉とか・・今日って何がありますか?」
 
「カイノミです」
 
「じゃ、それで」
 
  

 
アスパラソバージュはご覧の通り、土筆の大きいやつみたいな形をしていて、
アスパラとは別の野菜。(直訳すれば野生のアスパラ)
 
と言うか、ヨーロッパでは旬の山菜を食べる事が少ないようで、
採取する数も少ないので、貴重な食材と言って良い。
 
で、何故KANにあるのかはわからないけど、
まさにこの時期にしか無い物なのでオーダーしてみたら
こんな感じで料理してくれた。
 
アスパラソバージュが、ちょっとヌルッとした感じがあって
同時にシャキシャキとした歯切れの良さが同居する、
食べてて楽しい山菜。
 
山菜を楽しむ事に慣れている日本人には
受けが良いと思うけど、そのヌルッとした食感と
旨味がジワッと浸みてくるようなカイノミのソテーが
ちょうど良い食感バランスを作り上げていた。
 
ま、肉好きとしては
こういうのはストライクではあるけどね。
 
 

 
今日の最大の目的はこのシメカレー。
 
ここのカレーソースのリッチ感は
他のカレー屋ではあまり見ないもの。
 
ジックリ煮込まれて、溶け込んだ肉や野菜の旨味が
一口食べただけで口の中に広がる楽しさは、半端ない。
 
だから、レギュラーのカレーを食べると
食べ過ぎちゃうのですな(^_^;
 
 
「タップマルシェがあるんだから、
 ブルックリンラガーとか入れません?」
 
「ビール難しいですよね。
 クラフトビールとしては496が肉やウチのカレーに合いそうなので
 入れてますけど、お客様の好みが幅広いので規模的に対応できません。
 うちはワイン主体なので、今日飲んで頂いたジャズベリーは受けてますけど」

「まぁ、ハートランドもあるからキリン派としては文句無いんですけど、
 ウルフギャングにはブルックリンラガーの生があって調べたら、
 タップマルシェ対応だったのですよ」
 
「ブルックリンって良く知らないんですよ。」
 
「30年くらい前に、初めて日本に入った時に仕事で絡んだんですけど
 濃厚な味が日本ではあまり受けなくて、でも熱狂的なファンもいたのか
 消えずにずっとどこかで売られてはいたんですけどね。
 扱いとしてはサンフランシスコのアンカースチームのような感じですね」
 
 
酒の話になると長くなるので、
適当に話を切り上げないと(爆)
 
それにしても、ビーラーにとっては楽しい時代になってきた。
 
マイクロブリュワリーがどんどん増えて切磋琢磨されているから、
クラフトビールを大メーカーも色々仕掛けるようになって、
こんな会話もできるようになった。
 
問題は、
今日のように早めに上がるのが難しいこと。
 
もうちょっと遅くまで飲食店が営業してくれてると嬉しいのだけど、
横浜の夜は早いのですよ・・・・(T_T)
 
と言う事で明日も早番だし
これにて終了します。
 
ごちそうさまでした。

2019年5月23日木曜日

浜ぎょうざ

今日はちょっと早めに上がれたので、
関内辺りを物色する。
 
行きたい店は相変わらずの繁盛で入れないけど、
今日は新規開拓したいので気にしない。
 
結構新しい店ができてるよね。
串カツ屋ができるのか・・
 
あれ?
餃子専門店があるね。
 
いつの間にできたんだろう・・・
 
 

 
焼き餃子280円・・・
 
うん?
安い??
 
小判って書いてあるから
小さいのかな?
 
はい、入りましょ。
食べながら色々と聞いてみましょ。
 
 
メニューを見ると、
餃子には、焼きと水餃子があって、
それぞれにニンニクの有り無しが設定されているようだ。
 
 
「すいません、ハイボールと
 焼き餃子のニンニク有りと無しを」
 
 
小ぶりの餃子5個を
専用の焼き器に入れて焼く。
 
途中でお湯を足して・・・
最後は残ったお湯がバチンバチン!と大きな音を立てるような加熱で
焼き上がった物を出してくれる。
 
 
「まず、無しです」
 
 

 
大阪風ですかね?
 
焼いた面はちょっとガリッとするくらいに焼いてあり、
皮が薄い事から、それが適度にクリスピーで楽しい。
 
あ・・
この餃子はサラダ?
な感じのあっさり系。
 
 
「有りです」
 
 

 
見た目何も変わらないので
食べない限りニンニクの有り無しは判断できそうにない。
 
あ!
お!!
 
やっぱりニンニク入りの方が美味いわ(^_^)
 
これでビールがアサヒ以外も置いてたらなぁ・・・
餃子はやっぱりビールだよなぁ・・・
 
 
「すいません、
 水餃子を無しで」
  
 
「わかりました。
 食べ歩きですか?」
 
「いやぁ・・そこまで食べ歩いてないけど、
 気になる店は入ってみるんですよ」
 
  

 
あぁ・・・なるほど、
単純に焼き餃子と同じ物を茹でただけなのね。
 
こりゃ、ダメだわ。
水餃子に薄い皮ってそもそも厳しいし、
しかも茹で汁に浸かったままじゃぁ・・・
 
あ、ほら、箸で挟んだら分解(T_T)
 
 
「あそこまでバチバチと焼くのって、何故ですか?」
 
「私はこれが一番美味しいと思うんですよ。」
 
「クリスピーで楽しいですよね」
 
「何故、ウチにいらっしゃったんですか?」
 
「中華街のモチモチ餃子も良いけど
 こういう小さい系の物も好きで、でもそういう餃子出す店、少ないんですよ」
 
「そうですね」
 
「本当は、長崎の一口餃子みたいな、
 一気に5個とか食べても大丈夫のような餃子が食べたいんですけどね。
 でも、この小さめの餃子も良いですね」
 
 
店主と少し話してて思ったのは、
餃子愛に溢れている事と、それ以外はあまり頓着が無いこと。
 
一杯90円と設定されたスープを飲んでみたけど、
清湯なのにワカメが入ってて、スープその物がどうだかわかりにくく、
その結果、〆の中華ソバを試す勇気は起きなかった。
(腹にそこそこたまったしね)
 
でも、安さだけは特筆もの。
そしてそれは、立派な魅力に昇華してる。
(安くても美味しく無ければ食べないしね) 
 
ここでニンニク入りの餃子を食べるなら、
ビールがスーパードライでも楽しめる気がしてきたので、
次回は生ビール&餃子をやってみようと考えている。
 
ごちそうさまでした。

2019年5月22日水曜日

ミラノサンド・エビマヨ

エビマヨと言えば、周富徳。
 
仕事で聘珍樓へ取材に行った時、
彼が総料理長で色々とお話を聞かせてもらったのだが、
とにかくその時の彼は既にTV慣れしていて、
この角度で料理を撮れ・・と指示を出す人でもあった。
 
中華街の料理は日本人向けの日本料理で
本来8人で食べる事がベースだった中華料理を
4人で食べられる構成にしたり、2人で食べる料理も考案して
現在の流れを作る一助になったと思っている。
  
そんな彼がよくやってくれたのは、
取材スタッフにその場で炒飯を作ってふるまうこと。
 
その時出してくれたのは塩鮭を使った炒飯で、
鹹魚炒飯を作りたくても鹹魚が手に入らない時代なので
塩鮭で作ったと説明してくれた。
 
その時は鹹魚という、発酵した塩辛い干物のような魚が
どんな匂いや味わいを持っているかなんて想像できなかったけど、
何故美味しい炒飯に塩鮭入れるのかを不思議に感じたのを思い出す。
 
で、
エビマヨは彼がアメリカの中華街で食べた料理で、
それをアレンジして出したのが始まりだったと教えてくれた。
 
マヨネーズにコンデンスミルクを混ぜ、乳化が安定するように
ジンを入れるのがミソだと、言うのだけど、
元々はマヨネーズでは無くてオーロラソース(マヨネーズとケチャップ)で
作ったようだ。
 
そのオーロラソース版は今は無き珠江飯店の物がもっとも楽しかったけど、
ランドマークの皇苑もメニューには無いけどオーダーすると珠江飯店並の物が
登場する。
 
そう、私にとってエビマヨは、
どっちかと言えばオーロラソース系ものがイメージ。
 
そして今日、
ランチに買ったドトールのミラノサンド・エビマヨが
まさにオーロラソース系の方だったので、思わず買ってしまった・・と(^_^;
 
 

 
毎度、ドトールのサンドイッチやホットドッグは楽しいと思うんだけど、
このミラノサンド・エビマヨもかなり自分的にはヒットだった。
 
ただ、食べやすく半分に切ってくれたのは良いけど、
エビマヨがレタスで滑って飛び出してきてしまう(*_*)
 
半分食べ終わったとこで、もう半分は紙袋の中で分解してたのが
残念ではあった。
 
贅沢言うなら、レタス抜きのエビマヨだけで食べたい(爆)
 
これ、レギュラーにして欲しいなぁ・・
 
ごちそうさまでした。

2019年5月21日火曜日

嫌な客

今日は、普通の飲み屋として「〆蕎麦ぼん」を訪れた。
 
この前来た時は結構空いてたけど、
他の常連客の話を聞いていると、通常はもっと混んでいる、
というイメージを持っていた。
 
だけど、この前と同じ感じの客入りで、
前に座ったカウンターの席には、先客が一人座っている。
 
 
「いらしゃいませ」
 
と花板が声をかけてくれて
前に来た客だ・・という顔色を見せた。
 
覚えていてくれてありがとう・・
と心の中で呟きながらカウンターの端に座る。
 
そこは、蕎麦打ちブースと蕎麦を茹でる釜のすぐそば。
料理の姿が見やすい場所では無いけど、
蕎麦の茹で方は見ることができそうだ。
 
 

 
酒は福島の物をお願いして、
アテには「じゃこ葱豆腐」を頼むことにして・・
もう一つなにか欲しいな、と悩んでいたら、
花板が「ハーフもできます」と声をかけてくれた。
 
嬉しいね。
色々食べられるのはありがたい。
 
と言う事で、花板の実家で採れた自然薯を使った春巻と
玉ねぎゴロゴロと注釈付きのメンチカツもハーフでお願いした。
 
 

 
花鰹がタップリで豪華に見えるけど、
食べてみたら、じゃこがカリカリにしてあって
豆腐と長葱、じゃこの3種類の食感が絶妙なハーモニーを見せた。
 
この食感の楽しさを上手く演出しているのは
元町のイルネッソに通じるものがある。
 
なるほど
この店はやっぱり、和食を楽しみながら飲むには
凄く良い店と言って良いのだろうね。
 
 

「自然薯春巻」
 
自然薯がもうちょっとたくさんあると嬉しかったかな。
 
 

「メンチカツ」 
 
玉ねぎが多いメンチカツは昭和世代にとっては
すり込まれた味なのかも知れない。
 
そのまま食べても美味しいし、
ソースも出しゃばり過ぎない味の物を用意している。
 
 
「ウチさぁ、生麺やめて蕎麦は買う事にしたんで
 機械余っちゃってさ。使うならあげるよ?」
 
「本当ですか?」
 
「働き方改革のおかげで色々やらないと・・なんだよ」
 
 
飲食関係の社長?
な感じの会話がカウンターの客と花板とで始まった。
 
 
「人気店食べに行ってる?」
 
「行きたい店は何軒かあるんですけど、タイミング難しくて」
 
「うちで働いてたヤツがやってる店あってさ・・
 晋山って店で」
 
 
え?
晋山の知り合い?
 
 
「ウチの後、関内の店行って、それから・・・」
 
 
ちょっとちょっと、
昔の部下だったとしても
かなり細かい話を始めちゃってるぞ?
 
名前は出さないまでも店名言っちゃってるし、
内部情報的な物を喋るのはどうなんだろう?
 
 
「行ってみたいんですよね」
 
「俺の紹介だって言えば大丈夫だよ」
 
 
こういう人っているわな。
 
酒が入って喋りたくなるのはわかるけど、
そもそも話すなよって個人事情を「自分だけ知ってる」とばかりに
声高に話すのも問題だし、ここは他の客もいる店の中。
 
まして、カウンターで料理を楽しんでいる客が他にもいるのに、
カウンターに立つ人と話し込むのは、そもそもマナーがなってない。
 
素人ならともかく、飲食業を営んでいるのなら、
他の客がオーダーしたくて待っている事くらい想像しようよ。
 
 
「あの店開くんだってさぁ・・・」
 
 
何だろう。

他の飲食店について、自分が居たから出せたみたいな言い方は、
自分の価値を上げようとする意図が透けて見えて、気持ち悪い。
 
贔屓にしている、気に入ってる店だからこそ、
過去の事も本人から聞いてて、事実とちょっと違うんじゃない?
って突っ込みたくなってしまうし、聞いてて不快になってくる。
 
で・・・
酒が無くなった。
蕎麦を食べようと思っていた。
 
店主と花板二人を相手に、その客の話は終わるどころか
どんどん大きくなり、声も大きくなって、不快な気持ちが膨れてしまう。 
 
そう言えば昔、酔うと立場上知り得た他人の個人情報を
べらべら喋る馬鹿がいたな・・と思い出し、だんだん腹が立ってくる。
 
ここの蕎麦は、この嫌な客の話の切れ間が来るまで待って、
いや遮って大きな声でオーダーしてまでも食べたいレベルじゃない。
 
会話の切れ間を探して15分待ってて
堪忍袋の緒が切れた。
 
 
「お勘定!」
 
 
え?
という顔色をスタッフが見せたが、
知ったこっちゃない。
 
かなり怒っているので表情にも出てると思うけど、
それに気付けない店ならカウンターを楽しむ意味も無い。
 
たぶん二度と来ない、と思いつつも、
酒を飲むためだけなら素晴らしいのは間違いないので、
怒りが収まって落ち着いて、気が向いたら来るかも知れないけど。
 
支払いは敢えてカードでして、
店を飛び出した。
 
そして晋山に電話する。
 
  
「すいません、今日はまだやってますか?」
  
「大丈夫です」
  
「じゃぁ、蕎麦だけ食べに行ってもいいですか?」
  
「え? 勿論です!? お待ちしてます」
 
 

 
中華街までタクシーを飛ばし、
横浜晋山に辿り着く。
 
まだ、お酒を楽しんでいる客も数組いたので、
無理言ってなかった事が確認できた。
 
 
「珍しいですね」
 
「実はね・・・」
 
「あ〜わかった、社長だ・・・」
 
 
我慢できずに、さっきの話をしたら、
確かに世話になった人のようだけど、
とにかくおしゃべりで有名な人なのだとか。
 
いずれにしろ、あのまま偉そうな講釈を聞かされてたら
間違い無く切れるので(既に切れてたけど)、
彼の正体に対する疑問を解決させて
穏やかでホッとできる蕎麦を一枚手繰りたかったのだ。
 
 
「で・・
 そんな気分で食べる蕎麦だったら・・・」
 
「ウチらしいと言えば、更科ですかね」
 
「ですね」
 
 

 
最初から晋山に来れば良かった・・ね(^_^;

でも、新規開拓&関係構築は色々としていかないと日々が単調になるので、
様々な店を試すのはやめられない。
 
 
「〆蕎麦ぼん」、飲むには良い店ですよ。
 
アテもハーフサイズを作ってくれたりして
コストパフォーマンスも優秀だと思います。
 
問題は、今日の様なマナー違反な客をコントロールできないこと?
 
バーにしろ寿司屋にしろカウンターの店では、
店と客の両方に気遣いは必要だ、と思う自分。
 
気遣いできない客でもたくさんお金落としてくれるなら
店としては良いのかも知れないけど、
私はリラックスできないから行かなくなるだけのことです。
 
次の訪問はあるのか?(爆)
 
ごちそうさまでした。

2019年5月20日月曜日

ベイティ

行こうと思ってた店に、ふられる日ってある。
 
この前蕎麦屋でオフor満席攻撃を喰らった事があったけど、
そんなパターンって一度はまると、遭遇頻度が上がるのが常なのだ。
 
そう
今日も実はそんな日になっていて、
焼いた肉が食いたい気分のままに焼き鳥屋方向へ向かうも、
全て満席なパターンで既に泣きそうになっていた。
 
問題は時刻。
もう21時を回っちゃって、
それこそ居酒屋でヤキトリ食うか?
な状況に追い込まれていたのだ。
 
で、もうミートボール&クラフトビールで我慢しようと
LIVINGを覗いたらカウンターがいっぱい。
 
仕方ないので最後の望みと仙雲を覗けば・・
何故か今日に限って貸し切り営業(T_T)
  
やばい、もう21時半を過ぎている。
どうしよう・・・
 
最後は鉄板バーへ行くしかないと思いつつ
仙雲そばのゼイティンを見たら、まだ看板が出てる。
 
 
「すいません、こんな時間ですけど、
 まだ良いですか?」
 
「ドウゾドウゾ」
 
 
助かった〜
と言う事で、今日はワンプレートで完結できる
ベイティを(^_^)
 
 

 
これね、キョフテ(肉団子)をトルティーヤで巻いた物なんだけど、
ハンバーガーより全然楽しい一品なのですよ。
 
ただ、トルティーヤがそれなりに炭水化物な上に、
焼く時にキョフテから出る脂を表面に塗ったりするので
ボリューミーでもあり、カロリー的には結構ヤバい。
 
でも美味しいから、たまに食べたくなるんですわ(^_^;
 
焼いた肉ラブな気持ちを満足させてビール〜ラクと飲めば、
本日の飢餓感は完全に消えるのです。
 
昼はいつもこんな感じで抑えて(カロリー&コスト)
夜に食べたい物を食べるのが最近のパターン。
 
 

 
え?
肉&炭水化物は一緒だって??
 
そうか〜
そうかも〜(~o~)
 
 
ごちそうさまでした。
☆(ゼイティン)

2019年5月19日日曜日

太源でカレーニンニクラーメン

カップヌードルにカレーラーメンがあるけど、
あれを食べた時思い出したのは、伊勢佐木町の太源。
 
たぶん1970年代半ばにできた店で、
〆のラーメンを食べるのに最適なスタイルなので、
昭和な時代の企業戦士達がどれだけ集ったのだろう・・
と思ったりする。
 
で、その味わいは王道の日本のラーメン
という感じなのだけど、2トップと言えるラーメンがあって
一つはニンニクラーメン、そしてもう一つはカレーラーメンなのだ。
 
そのカレーラーメン、ラーメンの上にカレーかけただけの物だけど
妙に美味くてクセになる味わい。
そのカレーはバーグのカレーにも共通する昔ながらのスパイスバランスで、
そういう意味でも昭和なオヤジ達の気持ちを鷲づかみにしているのかも知れない。
 
そういう意味では、カップヌードルのカレーの方が上品にも思えるんだけど、
太源のスープには説明しにくい旨味があるので、カップヌードルを食べる度に
太源のカレーラーメンを食べに行かなきゃって思わされていた。
 
 

 
ここのとこ、妙に疲れていて、
太源のニンニクラーメン食べちゃおうかなって思ってたんだけど、
カレースイッチも入りっぱなしで、バーグのだめだめオムレツにムカつきつつ
リベンジのためにKANにでも行こうと思うのに、遅番が続いてた。
 
だから、カレー&ニンニクな気分が盛り上がってたのですよ。
そして日曜だろうが祝日だろうが無休で頑張る太源なら
その両方が適えられると気がついたら・・・
ねぇ(^_^;
 
 
「すいません、カレーラーメンにニンニク入れてください」
 
「はいよ、カレーニンニクラーメンね。
 麺の固さは?」
 
「固めでお願いします」
 
 
前から、ニンニクちょい入れってオーダーができる事知ってたけど、
今日は会えて「ちょい入れ」と言わずにオーダーした。
 
おいおいおい・・・
いくつニンニク潰すのよ?
って感じで、ニンニクの粒を潰しては丼に入れていく。
(恐くて数えるのやめた)
 
こりゃ、マジ、ニンニクラーメン同様なパンチが待ってるね(^_^;
 
  

 
この、ですね。
背脂のように浮いてるの、全部ニンニクです!
 
そして・・・
 
あ〜〜
コレコレ!!
このカレー味が楽しい・・・・辛!?
 
そう、生のニンニクの辛さがカレーの辛さと絡んで
ちょっと独特な辛口カレー味に昇華しているんですわ。
 
やっべぇ〜
何故、前にこれ食べなかったんだろう。
 
そもそもニンニクラーメンは暴力的なニンニク味なので、
それを嫌ってカレーラーメンを食べてて、ニンニク入れようって発想
その物がなかったんだな。
 
いや、それにしても後を引く美味さだよね。
 
辛いけど、安っぽいカレー味だけど、麺との相性抜群だし
アゴ出汁の出しゃばり感も無くて、自家製麺も楽しい。
 
ただ、今日のニンニクは妙に強い。
明日、スタッフとは離れていないとダメかもね(爆)
  
ごちそうさまでした。

2019年5月18日土曜日

エッグベネディクト


  
毎年撮るパラトライアスロン・横浜大会。
 
エリートクラスだから当然だけど、
凄いパワーに毎回圧倒されると同時に
力ももらえると感じさせられている。
 
ただ、スタート時刻が朝の7時前なので、
そんなタイミングで現場にいるのはかなり大変(^_^;
 
で、今日は遅番なので機材撤収時間も考えて
Eggs'n Thingsでブランチを食べることにした。
 
そう、Eggs'n ThingsのオープンはAM9:00。
パラ・エリートを一通り撮ったところで店に向かえば、
ちょうどオープン直前の列に並べるのだ。
 
 

 
毎度思うんだけど、席が空いてても客を入れないスタイルって
最近の流れなんですかね?
 
アテンドできる人数に合わせて客を入れた方が
客としても妙な待たされ感が無くて良いのだろうけど、
私みたいにすぐ座りたい体質の人にすれば、
「席が空いてるから並んでもすぐ入れる」と思い込んで待っても
なかなか列が減らない・・という状態に苛つくと思う。
 
去年は杖持ってて、オープン前だったけど
列の横にあった縁石に腰掛けてたら「座らないで」
って注意されてしまって、
すぐ入れない状況だったら怒っちゃうパターンかも・・
と思ったりもした。

今日もそんな感じで入店を待たされ、
入ってみれば店内はガラガラ。
 
最近、新規開拓している店の中には
広々とした店内に席が多く空いているのに
同じ様にウェイティングエリアに放置な店があって
広いフロアをさばききれない経営サイドの苦労を想像してたんだけど、
これが今の流れなら、それはそれで慣れるしかないね。
 
 
で、フロアスタッフのプロモーションを断り、
最初から食べたいと思っていた「エッグベネディクト(BLT)」をオーダーした。
 
この料理を横浜で最初に食べたのは
桜木町駅にあったバビーズ(現在はランドマークプラザにある)
 
その新しい味わいと楽しさに虜になったけど、
なかなかメジャーにならなくて、Eggs'n Thingsと
シナモンズが横浜でオープンした頃から扱う店が増えた。
 
 

 
え〜っと、こんなんでしたっけ?
結構黄色いよね??
 
半分に切ったマフィンの上に、それぞれBLTを乗せ
ポーチドエッグを乗せてからオランデーズソース?をかけてある・・・
はずなんだけど、オランデーズソースはどっちかと言えばマヨネーズ色。
 
つまりこれは、オリジナルなソースなんだろうと想像しつつ頂いた。
 
う〜ん
表現しにくい味だ。
 
厚切りベーコンも美味しいしレタス&トマトもまぁまぁだし
玉子も美味しいんだけど・・
マフィンが水分を含んで個性を失っていて、
スタッフに言われる通りに玉子を切ってトロトロの黄身を絡めたら
余計に何だかわからない味になってしまった。
 
エッグベネディクトの簡易版と言われた事もある
エッグマックマフィンの方が楽しいと思わせるのは
きっともっとマフィンの個性がわかりやすくて
サンドイッチとしてもバランスが良いからだろう。
 
この2つの玉子&BLTをマフィンで挟んだ形で食べられたら、
(当然、黄身とか飛び散って大変な事になるだろうけど)
しかもマフィンの表面だけカリッとするくらい焼いてあったりしたら
その食感のハーモニーがかなり楽しいと想像する。
 
でも、
エッグベネディクトを久々に食べたので
なんかちょっと嬉しかった。
 
さて、機材を片付けて
出勤しないといけないね。
 
ごちそうさまでした。

2019年5月17日金曜日

バーグでオムレットカレー

今日は遅番。
 
ちょいと早めに出たのでなんか食べようと思ったんだけど、
結局職場近くまで来ちゃって・・・のバーグ(進歩無い) 
 
オーソドックスにスタミナカレーを頼もうと思ったのだが、
ふと思いついて、オムレットカレーを頼むことにした。
 
そう
この前の出来損ないなオムレツが
どうなっているのか確認したくなったのだ。
 
で・・・
オーダーはオムレットカレー・ご飯少なめに(^_^)
 
 

 
素人が作った?
以前のコスパ感あふれる芸術的なオムレツはもう無いのか?
 
 
(2017/8/4 アップ)

こうやって見比べると大差無いように見えるけど、
今日のオムレツは出来損ないの玉子焼きな感じがして
しかも一部分解してるし、かなりぺったんこな感じがするんだよね。
 
圧倒的に違うのは表面で、過去の写真と見比べても
滑らかさと均一性が圧倒的に足りない=素人の料理?
に見えてしまうわけで。
(時系列的には徐々にダメな方向だけど) 
 
はい、わかりました。
今日はオムレツ職人がいないって事です。 
 
と言うか、オムレツをちゃんと焼ける人が
シフトとか異動で消えちゃった?のかも知れないね。
 
それにしても
この一部剥がれたような出来上がりって
調理担当としてはどうなんだろうね?
 
 

 
味?
いつも通り・・と言いたいけど、
オムレットカレーに関してはオムレツの出来上がりで
かなり左右されるので・・・ね(^_^;
 
以前のオムレツは、表面はそれなりに滑らかに焦げずに焼き上がり、
中はトロトロな玉子があるから、その中身をカレーに混ぜつつ
食べるのがこのカレーの楽しさであり、オムレツとしても楽しめる
私としては好物×好物な一皿だったのに・・・
 
でも、どうしよう
次ぎにまた恐い物見たさでオーダーしそうだ(爆)
 
まぁ、玉子料理は簡単でいて難しいと言われているので、
今のスタッフがちゃんとオムレツを焼けるまで
たまにはオーダーして焼かせよう。
 
ごちそうさまでした。

2019年5月16日木曜日

玲玲で餃子とか

前は大阪風たこ焼きだった店が、
餃子屋に転進したのはいつの事だったろう。
 
たこ焼きが好きな味だったので期待していたんだけど、
基本はテイクアウトでイートインは立ち食いになってしまったから
行かなくなっていた。
 
でも、気になるじゃないですか。
大阪な餃子は薄皮のアレなのでビールには合いそうだし・・・ね(^_^;
 
と言う事で、医者へ行った帰りに寄ってみたら・・
以前と同じ様に椅子が設置されていた。
 
だったら入るよね。
そして他に客が全然いないから
ゆっくり楽しめそうだしね。
 
 
「いらっしゃいませ」
  
「久しぶりです」
 
「ぼちぼちやってます」
 
「じゃぁ、ビールと餃子を。
 あとスパイシーピーナッツも」
 
  

 
そうなの?
 
野菜だらけ・・とか?
 
 

 
餃子が焼き上がる前にこんなのでビールを楽しむ。
 
唐辛子と山椒のオイルでちょっと煎った?
な感じのピーナッツは、ビールにジャストな味わいっす。
 
あぁ、
これだけで良いかも(爆)
 
  

 
へ〜
こんな感じの餃子なんだ。
 
微妙に羽っぽいものが付いてるけど・・・
 
 

 
うん
これビールに合いますわ。
 
 
「実は7月あたりに、野毛の都橋付近に移転するんですよ」
 
「へ〜、激戦区ですねぇ。
 営業時間は?」
 
「ここと同じで、夕方開けて夜中まで・・と考えてます」
 
「じゃぁ、新しい店にも顔出さないといけないですね。
 で、ここはどうするんですか?」
 
「実は、私が監修して別の人がたこ焼きをやるんです」
 
 
ほ〜
彼が監修するなら、あの出汁で食べるたこ焼きがまた楽しめるかも。
 
大阪から出てきて、ワケもわからずに今の店舗で頑張って、
そして今や若者の街と化してきた野毛へ移転とは、
順調に進化してるって事なんだろうね。
 
店主のそんな話を聞いてたら、
自分もまだまだ頑張らないといけないって思ってしまう。
 
激戦区に出て行く勇気を持つのは大事なこと。
 
そんな勇気とやる気が、最近弱いのは感じていたけど、
だから余計に、他人事ながら嬉しくなった。
 
ま、餃子はサラダじゃないと思うけど、
移転前にもう一回くらいは行きたいかな。
 
ごちそうさまでした。
 
  

BUILD A BURGER

人混み嫌いではあるけど、 取材なので行ってみた「CP+2025」。         プロからアマのカメラファンにまでと門戸を広げたイベントなので、 一般客がいないプレスタイムに訪れたのに、それでもかなりの人出があってビックリ。         イベント内容はnoteに書い...