2019年5月11日土曜日

街の蕎麦屋

昨日の蕎麦を食べていて、
ドップリ汁につける系な蕎麦が食べたくなった。
 
大きめの蕎麦猪口に汁がいっぱい入っていて、
そこに遠慮無く蕎麦を浸してから、啜る。
 
出汁と甘めの返しが織りなす
楽しい味わい。
 
そして蕎麦はその汁有りきな味のなっていて
刺激が欲しければ山葵と一緒に手繰るのも良い・・と。
 
で、それもまた、蕎麦の楽しみ方の一つで、
だからこそ汁の味わいが人気を左右するんだと思っている。
 
その汁が魅力的であれば、
五割蕎麦であっても饂飩であっても楽しいし、
遠慮無く薬味やかやくをぶち込む楽しみもあるのだ。
 
そんな食べ方の蕎麦なら、
気取らずに食べられる店が良くて、
そんな店にはコスパの良い酒があって欲しいのだ。
 
だからそんな店へ行こうと思ったんだけど、
自宅そばの蕎麦屋は小洒落ている分コスト高で
その割りにダメダメな蕎麦だったりするから
通い慣れた店へ出かける事になるのだ。
 
 
「いらっしゃいませ」 
 
「お久しぶりです」
 
「お酒にします?」
 
「最初に生小もらってから、お酒は惣邑を一合。
 あと、ゆず味噌キュウリを。お蕎麦は後で頼みますね」
 
 

 
このアテ、280円です(爆)
 
柚風味の甘い味噌をつけてキュウリをポリポリと食べるんだけど、
蕎麦の実が適度にクリスピーで楽しいんだよね。
 
冷やしきつねとかとろろせいろとか
天せいろとかが食べたいんだけど、
ぐっと堪えてオーダーしたのは普通のせいろ。
 
この店の蕎麦は、自分にとっては街の蕎麦屋としてのスタンダード。
そしてせいろだけはキッチリ茹でてくれるので、
蕎麦食べるならせいろが一番だったりする。
(天せいろとかと比べると同じ店の蕎麦に思えないくらい違う)
 
 

 
ね、蕎麦猪口にたっぷり汁が入ったスタイルっしょ(^_^)
 
 

 
久々〜
 
食べてみて感じたのは
ここまで汁が甘かったっけ?
って事。
 
そして、蕎麦はやっぱりちゃんとしてるんだけど、
 
けど・・・
 
ねぇ、浄水器のフィルター
交換時期が来てるよ〜〜
 
と叫びたくなった。
 
こういう時は
遠慮せずに山葵を蕎麦の上に乗せて
一緒に啜るしかない。
 
それでもダメなら、長葱を汁にぶち込めば大丈夫・・・
 
 
でも、なんだろう・・・
このホッとした感じは・・・
 
食べ慣れている味わいだし、蕎麦もそれなりに良いレベルであるし、
締める水に問題は若干あったのが折角の蕎麦には残念だけど、
でも、そういうのを全部認めて酔う感じが楽しい、
というかリラックスできると言うべきか。
 
あ・・
いや、この後予定があったんじゃん(*_*)
 
飲んだくれるワケにはいかないじゃんねぇ・・・
 
しかし、
休みが飛び石的にあってウィークデイだったりするから、
遊びの予定はち〜っとも友達とは合わないんだな。
 
現場にいた時よりも、
ある意味孤独な時間を過ごす機会が増えているけど、
それにも慣れている自分を見つけたりする。
 
しかし安上がりな昼酒ではありました。
ごちそうさまでした。

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