2017年8月18日金曜日

カラスミのパスタ

 
  
長崎でカラスミ専門店へ行くまでは、
知識はあっても、その大きさのバラエティや価格について
リアルに知るチャンスがなかった。
 
高いというイメージがあっても、
その高さの根拠とか、質の違いとかを作り手に聞けば、
昔ながらの方法で丁寧に時間をかけて作る故に、
どうしても価格が上がる事がわかる。
 
ただ、高額な物は大きな物で、
価格は重さに比例する形にしているとの事。
 
大きさに関わらず手間は一緒で品質も同様ならば、
手が出る価格の物を買えば良いって事なのだ。
 
で、そんな高級食材をパスタに使っちゃうのがシチリア。
ボラや鮪の卵をカラスミにしてパスタにからめて食べるんだけど、
調べてみると、そもそもカラスミは地中海での保存食だった。
 
魚卵の保存法としてカラスミという名称があり
日本では長崎のボラのカラスミが有名なだけで、
サワラや鯖の魚卵で作る地域もある。
 
となれば、タラコだって、カラスミの作り方で仕上げれば
立派なカラスミになりそうだけど・・・
 
いやいや
今日も休みなんで、妄想食堂ネタなんだけど、
自分で作るペペロンチーノに、カラスミパウダーがあったら
かけたいな・・と思ったら、のボッタルガパスタ登場!なんですわ(^_^;
 
 
  
 
青紫蘇とカラスミのパスタ
 
ローマ料理を出す店でのアラカルトにあったプリモ。
 
一時期かなり混んでた店だったけど、
この日はカウンターで年の差激しい女性を口説くオヤジがいるだけで、
カウンターで食べるつもりだったけど、広いテーブル席に座らせてもらった。 

まぁ、ビールとパスタ、
サラダあたりがあれば良かったんだけどね。

料理はコストなりの美味さがあって、
パスタの上げ方も塩の効かせ方もパーフェクト。
でも、カラスミは今ひとつ個性に欠けていた。

もっとこうクセがあって、
それと塩味がパスタにアクセントをくれる感じを味わいたかったのに、
上品過ぎちゃって、寂しい感じ。

まぁ、プリモがドッシリしちゃってもダメなんで
セコンドとのバランスも考えての仕上がりなのでしょう。
 
となれば、セカンドも・・・・
 
 
てな妄想してないで
マジ、何か食べなくちゃ(爆)
 
ごちそうさまでした。

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