最近、食べたいのに食べられていない物が多くて、
この前も過去データの再キャプチャで書いたけど、
今日もまたそんな物が頭に浮かんで過去データを探してしまった。
豊竹屋の一節、
「蕎麦に似れども蕎麦でなく
饂飩に似れども饂飩でない。
それは何かと尋ねたら・・・心太! 寒天!」
いや、そうじゃなくて
頭に浮かんだのは饂飩っす(爆)
「ぶっかけ饂飩」と称されるコレ。
要するに、ここに醤油とか出汁醤油とかをかけて食べるヤツだけど、
所謂「かけ饂飩」のことを「ぶっかけ饂飩」と言う地域もあって、
だから横浜辺りで饂飩屋に入ったら、「ぶっかけって何?」って尋ねるクセが
ついている(^_^;
で、これを自宅で作る時は、
花鰹をパックと生卵を饂飩の上に乗せて、醤油をちょいっと垂らして
混ぜて食べるだけ。
だから専門店で食べる「ぶっかけ」は自分的には贅沢品で、
かける醤油も生醤油か出汁醤油かで店の主張を楽しむし、
薬味が豊富だったりするから、十二分に楽しいのだ。
饂飩その物の味わい、
出汁醤油と薬味のハーモニー、
生卵が演出する味わいと食感の奥行きは、
食材それぞれが口の中で自己主張しながら
やがて一つとなって後味を贅沢にしてくれる。
だからこの食べ方が好きで、
熱汁に浸かった饂飩よりも饂飩を楽しむには良いと
自分としては感じている。
関西人の一部は、関東の饂飩や蕎麦の汁に対して、
「どぶの様な色の汁」と蔑んで言う事がある。
それは出汁文化の中で育ったからそう感じるのだろうし、
関東は野蛮だと差別したがる意識もあるのだろう。
横浜育ちの関東人としても
白い饂飩に生醤油をかけた時の色は、ちょっとどうか・・と
思う事もあるから理解はできるけど(~o~)
でも、たかが「汁」のこと。
「生まれが悪い」と言うのはその人の人生を見ない事だし、
「育ちが悪い」のも本人のせいではない部分もあるので、
その言い回しを平気でぶつけてくる人とは
あまり付き合いたくない、と思ってしまうのも事実。
食は文化。
他文化を受け容れるかどうかはそれぞれが考えれば良いことで、
否定したり差別するくらいなら、区別すれば良いと思う。
それにしても、美味い饂飩・・・
食べてないなぁ・・・(T.T)
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2017年8月14日月曜日
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