BowjackMoore-Archive / http://wakao.info
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2017年8月31日木曜日
炒飯
こんな、変わり映えしないランチを食べつつ、
最近食べてなくて食べたい物は・・と考えたら、
ひょこっと浮かんだのが「炒飯」
いや、コイツがダメだって事じゃ無いよ(^_^;
この石窯バゲットのサンドイッチは、
固い物が苦手な世代にも食べられるように柔らかいバゲットと
ちゃんとした具材を使って、それでもカロリーは控えめと
消費者の気持ちを反映したようなセットではあるのだ。
でも、そのカロリー控えめな食事を日常的に摂ると、
反動ってものも、育ってしまう。
で・・
もっとも危険と思われる脂多めな炭水化物系の食事が
欲しくて欲しくてたまらない・・・となるワケで。
(って、毎度このパターンだね)
ウェイトコントロールは
なるべく規制をしないで量をコントロールする方向でやった方が、
長続きするし、コントロールもできると感じている。
だから、こんなのランチを食べつつカロリー制限して、
食べたい物を食べる時には量だけコントロールというパターンになった。
でも、炒飯は、なるべく避けてしまうのは、
その美味さと軽さに、つい食べ過ぎてしまう可能性が高いからだ。
で、今日の妄想食堂で探したのは、
とにかくシンプルな、街の中華屋にありそうなヤツだった。
ヤバイよね。
これ、絶対美味いって、そのビジュアルが訴えてる。
実際は、ありきたりな炒飯なんだけど、
ラードで炒めたよね?って言いたくなるような、脂の美味さが
ご飯の一粒一粒に染みこんでいて、どこをどう食べても美味い。
そして、一緒に付いてくる清湯(醤油スープ)は、
醤油の味がしっかりついた味の濃いヤツだ。
街の中華料理店で出てくる単品の炒飯は、
それだけで楽しめるように味が濃いめについているから、
炒飯と清湯ともに平らげれば、間違い無く塩分摂り過ぎに陥る。
でも、楽しいんだからしょうがない。
でも今日は、
妄想食堂で終了する予定。
この一皿を平らげれば、
その分のリカバリに下手すれば3日かかるって、
経験的にわかっているから(爆)
しかし、ここのところ、
油っこいものが食べたくしかたないのは、
何故なんだろう。
ま、ダメと言われれば、
欲しくなるのは、人の常。
それよりも今日は
サッカー観ながら飲もうって話があるから
ビール三昧になる予定。
明日は遅番だから、飲むぞ〜〜〜っと(^0^;)
ごちそうさまでした。
2017年8月30日水曜日
2勤1休はヤバイ
ここのところ、
2日勤務して1日休むというパターンになってる。
慣れないわ・・・(T.T)
メール見ると、ウィークデイだから
仕事のメールがてんこ盛り。
それに対処すると、結局休みにならないので、
いつの間にか、休日はメーラーを立ち上げないように・・
と言うか、PCを開かずにタブレットだけで過ごすようになった。
運悪く、タブレットの待ち受けにメールのお知らせが出て
それに気付いちゃうと・・・レスするけど、
それでもこの2勤1休だと、情報から送れる気はするのだよね。
で、今日もオフ。
4連勤とか5連勤だったら、プチ断食コースになるんだけど、
2勤1休だとそうもいかず・・・で、結局夕方に飲みに行く・・とかになってしまう。
2勤1休、ヤバいわ。
連休欲しいわ・・
と、飲みながらぼやいたりして(^_^;
「で、何か作りましょうか?」
「アイラに合う物って、ここだと・・・」
「鰻とカサゴがありますけど、焼きますか?
あと、まだ小さいけど秋刀魚も。」
「秋刀魚は小さいなら刺身で食べたいですね。
鰻は白焼きにできますか?」
「半身だけど良いですか?」
「もちろん!」
皿にキュウリを切って並べた上に白焼き。
鰻屋では出さないやり方だよね。
小ぶりだけど、そこそこ脂はあって、
山葵醤油で食べると楽しい。
合わせるのはストックしてるアドベック10。
日本酒を飲ませる店ではあるけど、ワガママ聞いてくれるので
魚でアイラを飲みたくなるど訪れる店になっている。
「そう言えばこの前、鮎の一夜干しを食べたんですよ。」
「珍しいですね。」
「鮎ってあまりそういうイメージじゃなかったけど」
「もしかして、コースとかも出す店ですか?」
「予約するとコースが楽しめる店だけど、基本はアテと飲みかな。」
「鮎の一夜干しって、自分も和食店にいた頃、
ワタの風味が落ちるタイミングで、ちょっと作って食べました。」
「あ・・・、そういうこと?」
「実際、美味しいんですよ。
でも鮎って、やっぱり生だったらワタが命だから、
その店では、敢えて最初から一夜干しを作る事は無かったですね。」
「美味しかったんだよ〜
鮎の身って、豊かな味があるんだなって思った。
源平焼きと同じ事か・・・」
鮎の一夜干しを出してくれた店は
季節に鮎を用意するような店では無いから、
安価に美味しく食べられるものを仕入れて
適した調理で出してくれたんだと、気付いた。
高くて美味しいのは当たり前だけど、
安くては美味しくなりようもない料理って、やっぱりある。
だから、安価に美味しい料理を出してくれる店って貴重だし、
そういう店って、仕入れも上手ければ料理の引き出しも多いから、
メニューも日替わりで多彩、そしてカウンターがあったりするのだ。
「夏の時期、鰻が置いてあること多くないですか?」
「土用の鰻が食べられなかったって嘆くお客さん、結構いらっしゃるので、
白焼きならできるからって置いたら、好評なんですよ。
ところで秋刀魚、食べますか?」
「いただきます」
昔は、自分がこんなに魚を食べるなんて思わなかったけど、
気付けばそこそこ魚を食べるようになった。
相変わらず煮魚は嫌いだけど、焼き魚は楽しめるようになったし、
こんな、板さんと話しながら食べられる店だと、好みを嗅ぎ取って
新しい料理を提案してくれたりするから、知らずに好きになれたのかも。
さて、明日も早番。
適当に切り上げましょうかね。
ごちそうさまでした。
☆
2日勤務して1日休むというパターンになってる。
慣れないわ・・・(T.T)
メール見ると、ウィークデイだから
仕事のメールがてんこ盛り。
それに対処すると、結局休みにならないので、
いつの間にか、休日はメーラーを立ち上げないように・・
と言うか、PCを開かずにタブレットだけで過ごすようになった。
運悪く、タブレットの待ち受けにメールのお知らせが出て
それに気付いちゃうと・・・レスするけど、
それでもこの2勤1休だと、情報から送れる気はするのだよね。
で、今日もオフ。
4連勤とか5連勤だったら、プチ断食コースになるんだけど、
2勤1休だとそうもいかず・・・で、結局夕方に飲みに行く・・とかになってしまう。
2勤1休、ヤバいわ。
連休欲しいわ・・
と、飲みながらぼやいたりして(^_^;
「で、何か作りましょうか?」
「アイラに合う物って、ここだと・・・」
「鰻とカサゴがありますけど、焼きますか?
あと、まだ小さいけど秋刀魚も。」
「秋刀魚は小さいなら刺身で食べたいですね。
鰻は白焼きにできますか?」
「半身だけど良いですか?」
「もちろん!」
皿にキュウリを切って並べた上に白焼き。
鰻屋では出さないやり方だよね。
小ぶりだけど、そこそこ脂はあって、
山葵醤油で食べると楽しい。
合わせるのはストックしてるアドベック10。
日本酒を飲ませる店ではあるけど、ワガママ聞いてくれるので
魚でアイラを飲みたくなるど訪れる店になっている。
「そう言えばこの前、鮎の一夜干しを食べたんですよ。」
「珍しいですね。」
「鮎ってあまりそういうイメージじゃなかったけど」
「もしかして、コースとかも出す店ですか?」
「予約するとコースが楽しめる店だけど、基本はアテと飲みかな。」
「鮎の一夜干しって、自分も和食店にいた頃、
ワタの風味が落ちるタイミングで、ちょっと作って食べました。」
「あ・・・、そういうこと?」
「実際、美味しいんですよ。
でも鮎って、やっぱり生だったらワタが命だから、
その店では、敢えて最初から一夜干しを作る事は無かったですね。」
「美味しかったんだよ〜
鮎の身って、豊かな味があるんだなって思った。
源平焼きと同じ事か・・・」
鮎の一夜干しを出してくれた店は
季節に鮎を用意するような店では無いから、
安価に美味しく食べられるものを仕入れて
適した調理で出してくれたんだと、気付いた。
高くて美味しいのは当たり前だけど、
安くては美味しくなりようもない料理って、やっぱりある。
だから、安価に美味しい料理を出してくれる店って貴重だし、
そういう店って、仕入れも上手ければ料理の引き出しも多いから、
メニューも日替わりで多彩、そしてカウンターがあったりするのだ。
「夏の時期、鰻が置いてあること多くないですか?」
「土用の鰻が食べられなかったって嘆くお客さん、結構いらっしゃるので、
白焼きならできるからって置いたら、好評なんですよ。
ところで秋刀魚、食べますか?」
「いただきます」
昔は、自分がこんなに魚を食べるなんて思わなかったけど、
気付けばそこそこ魚を食べるようになった。
相変わらず煮魚は嫌いだけど、焼き魚は楽しめるようになったし、
こんな、板さんと話しながら食べられる店だと、好みを嗅ぎ取って
新しい料理を提案してくれたりするから、知らずに好きになれたのかも。
さて、明日も早番。
適当に切り上げましょうかね。
ごちそうさまでした。
☆
2017年8月29日火曜日
ハンバーグ
「いらっしゃいませ」
「久しぶりです」
「ラガブリンのダブルマチュアード、ありますよ」
「ディスティラーズエディッション?」
「はい。
他にはオーバンとタリスカー、カリラもございます。」
「クラガンモアは売れたのね」
モルトを飲むキッカケとなったのは
UD(現在はMHD)が提唱したクラシックモルトシリーズの出会い。
ダルウィニー、オーバン、クラガンモア、
グレンキンチー、タリスカー、ラガブリン
と6つの地域特性を掴みやすいモルトをセットしたもので、
北と西のハイランド、スペイサイド、ローランド、アイランド、アイラを
それぞれ飲み比べてみるのには、実にわかりやすいシリーズではあった。
その中で、北ハイランドのダルウィニーが、
自分の味の記憶の中で、もっともスコッチらしい個性があると感じて
それを週に2本くらいのペースで飲んでしまう事になる(^_^;
このシリーズが、
ある時ダブルマチュアードバージョンを出した。
ダブルマチュアードとは熟成樽を2個使う手間がかかる酒で、
樽を替える事で複雑な味を作ったり、樽の個性を補完したりする事を狙ったのだが、
結果的には、その地域がもつ個性を残しつつも飲みやすい方向へと変化し、
個性こそがモルトウィスキーの楽しみと思う人には、不評となったりもした。
と言う事で、ラガブリンのディスティラーズエディッションが、
ストックの中に増えてしまった(爆)
「食事、しっかり食べますか?」
「そうですね、ちょっと肉を食べたいから・・・」
「よろしければ、ルームサービス用のメニューの中から
ハンバーグを用意いたしますけど。」
「え?頼めるの??」
「はい」
こういうタイミングって、あるんだよね。
一昨日もキョフテの事を書いたけど、それもハンバーグ。
そしてどこかで、ず〜っとちゃんとしたハンバーグを食べたい!
って思い続けていたところへ・・の提案。
そりゃ、乗りますよ!
こんなのが出てきたけど、ここはソースが別盛りなんだね。
なんかパンパンな感じがちょっと期待感を盛り上げるけど、
ファミレスの様に切ったら肉汁が溢れてくるような演出は無い。
ただ、肉がしっかりしてて、
噛みしめると熱々の肉汁が口の中に広がった。
で、デミソースをかけて食べると・・
美味い(^o^)
バーでこんなしっかりとしたハンバーグが楽しめるとは思わなかったけど、
これは、今日だけのスペシャルなのか、常連向けの裏技なんだろうか・・
とは言え、イメージしてたホテルメイドのハンバーグは、
こういう感じだった。
これは、JALシティのメインダイニングでランチした時に撮ったもので、
王道の仕上がりというか、セッティングと言うか。
たっぷりとかかったデミソースとハンバーグを
ご飯と一緒に食べる楽しさって格別だし、
自宅でデミソースが作る気が無い・・と。
でも、これが街の洋食屋になると、
こんな感じになる(爆)
これは、今は無き、山田ホームレストランのハンバーグ定食だけど、
たっぷりデミソースがかかってて、お約束の目玉焼きがあって
キャベツの千切り&ポテサラもついてて定食として完成している。
と言うか、ハンバーグには絶対目玉焼きがあって欲しくて、
半熟の黄身をソースに絡めつつ食べるのが、好きなんだよね。
だから、行きつけのステーキ屋のハンバーグは
そういう意味でストライクなわけで(^-^)
この店は鉄板で焼くスタイルだから、目玉焼きも鉄板で焼く。
半熟度合いを見つつ、水をかけ回してボウルで蓋をしての蒸し焼き。
だから、こういう感じに仕上がるんだけど、内側の黄身&白身がトロトロなので
絡めて食べるのが、凄くたのしい。
「どうですか?」
「やっぱりダブルマチュアードだから、優しいよね。
ラガブリンらしくない、とまでは言わないけど・・・
あ、これ加水か。」
「43%ですね」
「なるほど。密やかなわけだ」
モルトを飲み出した頃は、
カスクストレングス(樽出しのままの度数)は強くて飲めなかったが、
いつしか、飲む酒はカスクが当たり前になってしまい、
今では55%位が普通の感じで、ちょっとキックが強いなぁ・・と思うと
度数が60%を超えていたりする感覚になった。
だから、ヨーロッパ規格の40%や輸出規格の43%のウィスキーは、
飲んでてどこか薄い気がしてしまうのだ。
ただ、ウィスキー(だけには限らないけど)って、加水すると
味が濃く感じられたり、香りが立ったりするので、
加水自体は悪い事ではない。
「アイラ系って、食事には良いのかもね」
「なにか別のアイラをお持ちしますか?」
「じゃぁ、ラガブリンの8年を」
久々のモルト馬鹿、出現です(^_^;
ごちそうさまでした。
☆
「久しぶりです」
「ラガブリンのダブルマチュアード、ありますよ」
「ディスティラーズエディッション?」
「はい。
他にはオーバンとタリスカー、カリラもございます。」
「クラガンモアは売れたのね」
モルトを飲むキッカケとなったのは
UD(現在はMHD)が提唱したクラシックモルトシリーズの出会い。
ダルウィニー、オーバン、クラガンモア、
グレンキンチー、タリスカー、ラガブリン
と6つの地域特性を掴みやすいモルトをセットしたもので、
北と西のハイランド、スペイサイド、ローランド、アイランド、アイラを
それぞれ飲み比べてみるのには、実にわかりやすいシリーズではあった。
その中で、北ハイランドのダルウィニーが、
自分の味の記憶の中で、もっともスコッチらしい個性があると感じて
それを週に2本くらいのペースで飲んでしまう事になる(^_^;
このシリーズが、
ある時ダブルマチュアードバージョンを出した。
ダブルマチュアードとは熟成樽を2個使う手間がかかる酒で、
樽を替える事で複雑な味を作ったり、樽の個性を補完したりする事を狙ったのだが、
結果的には、その地域がもつ個性を残しつつも飲みやすい方向へと変化し、
個性こそがモルトウィスキーの楽しみと思う人には、不評となったりもした。
と言う事で、ラガブリンのディスティラーズエディッションが、
ストックの中に増えてしまった(爆)
「食事、しっかり食べますか?」
「そうですね、ちょっと肉を食べたいから・・・」
「よろしければ、ルームサービス用のメニューの中から
ハンバーグを用意いたしますけど。」
「え?頼めるの??」
「はい」
こういうタイミングって、あるんだよね。
一昨日もキョフテの事を書いたけど、それもハンバーグ。
そしてどこかで、ず〜っとちゃんとしたハンバーグを食べたい!
って思い続けていたところへ・・の提案。
そりゃ、乗りますよ!
こんなのが出てきたけど、ここはソースが別盛りなんだね。
なんかパンパンな感じがちょっと期待感を盛り上げるけど、
ファミレスの様に切ったら肉汁が溢れてくるような演出は無い。
ただ、肉がしっかりしてて、
噛みしめると熱々の肉汁が口の中に広がった。
で、デミソースをかけて食べると・・
美味い(^o^)
バーでこんなしっかりとしたハンバーグが楽しめるとは思わなかったけど、
これは、今日だけのスペシャルなのか、常連向けの裏技なんだろうか・・
とは言え、イメージしてたホテルメイドのハンバーグは、
こういう感じだった。
これは、JALシティのメインダイニングでランチした時に撮ったもので、
王道の仕上がりというか、セッティングと言うか。
たっぷりとかかったデミソースとハンバーグを
ご飯と一緒に食べる楽しさって格別だし、
自宅でデミソースが作る気が無い・・と。
でも、これが街の洋食屋になると、
こんな感じになる(爆)
これは、今は無き、山田ホームレストランのハンバーグ定食だけど、
たっぷりデミソースがかかってて、お約束の目玉焼きがあって
キャベツの千切り&ポテサラもついてて定食として完成している。
と言うか、ハンバーグには絶対目玉焼きがあって欲しくて、
半熟の黄身をソースに絡めつつ食べるのが、好きなんだよね。
だから、行きつけのステーキ屋のハンバーグは
そういう意味でストライクなわけで(^-^)
この店は鉄板で焼くスタイルだから、目玉焼きも鉄板で焼く。
半熟度合いを見つつ、水をかけ回してボウルで蓋をしての蒸し焼き。
だから、こういう感じに仕上がるんだけど、内側の黄身&白身がトロトロなので
絡めて食べるのが、凄くたのしい。
「どうですか?」
「やっぱりダブルマチュアードだから、優しいよね。
ラガブリンらしくない、とまでは言わないけど・・・
あ、これ加水か。」
「43%ですね」
「なるほど。密やかなわけだ」
モルトを飲み出した頃は、
カスクストレングス(樽出しのままの度数)は強くて飲めなかったが、
いつしか、飲む酒はカスクが当たり前になってしまい、
今では55%位が普通の感じで、ちょっとキックが強いなぁ・・と思うと
度数が60%を超えていたりする感覚になった。
だから、ヨーロッパ規格の40%や輸出規格の43%のウィスキーは、
飲んでてどこか薄い気がしてしまうのだ。
ただ、ウィスキー(だけには限らないけど)って、加水すると
味が濃く感じられたり、香りが立ったりするので、
加水自体は悪い事ではない。
「アイラ系って、食事には良いのかもね」
「なにか別のアイラをお持ちしますか?」
「じゃぁ、ラガブリンの8年を」
久々のモルト馬鹿、出現です(^_^;
ごちそうさまでした。
☆
2017年8月28日月曜日
パン屋のサンドイッチ
職場の目の前に
それは小さなパン屋がある。
小さいから、焼けるパンにも限度があって、
食パンなども焼いているから、
ランチに食べるパンはもともと数が少ない。
だが、それでもパンは残り気味だったから、
オープン当初は、コンビニのサンドイッチより楽しいのもあって、
菓子パンをよく買っていた。
だが、ある時期から、菓子パンの数が減った。
毎日残っている予測が立っていたから、
売れる量を計算して焼くのだろうと勝手に想像した。
実際、何時行っても食べたいパンは無くて、
売れ残っているものは甘いものばかり。
だから自然と足は遠のいたのだけど・・・
「最近、あそこってパン少ないよね」
「何時頃、買いに行ってます?」
「1時前かな・・・」
「あそこ、どっかに取材されたら、固定客がついたんですよ。
その人達、だいたい12時前に買いに来て、殆ど買ってっちゃうんですよ」
「あ?
そうなの??」
スタッフにも、そこのパンのファンはいて、
そんな情報を持ってきてくれた。
お盆の時期は豪快に休んでたパン屋は、
今日はオープンしているらしい。
だったら、
12時前に買い行けば良いよね(^_^;
あったよ〜(^_^)
久しぶりだ(爆)
カレーをトッピングして焼いたパンと
ゴボウサラダを挟んだドッグパン。
これで500円しないってのが嬉しい。
サンクスに比べたらファミマのサンドイッチは美味しいjけど、
毎日のように食べていると、やっぱり飽きるのだ。
ここのパンは普通だけど、
一生懸命作ってる感があって、楽しい。
特に、具の部分が美味しいから、
だから菓子パンがあったら食べたいって思うわけで。
しかし、今年は天候の変化が激しくて
身体がついていきませんな。
今日は早く帰って、早く寝よう・・・
ごちそうさまでした。
それは小さなパン屋がある。
小さいから、焼けるパンにも限度があって、
食パンなども焼いているから、
ランチに食べるパンはもともと数が少ない。
だが、それでもパンは残り気味だったから、
オープン当初は、コンビニのサンドイッチより楽しいのもあって、
菓子パンをよく買っていた。
だが、ある時期から、菓子パンの数が減った。
毎日残っている予測が立っていたから、
売れる量を計算して焼くのだろうと勝手に想像した。
実際、何時行っても食べたいパンは無くて、
売れ残っているものは甘いものばかり。
だから自然と足は遠のいたのだけど・・・
「最近、あそこってパン少ないよね」
「何時頃、買いに行ってます?」
「1時前かな・・・」
「あそこ、どっかに取材されたら、固定客がついたんですよ。
その人達、だいたい12時前に買いに来て、殆ど買ってっちゃうんですよ」
「あ?
そうなの??」
スタッフにも、そこのパンのファンはいて、
そんな情報を持ってきてくれた。
お盆の時期は豪快に休んでたパン屋は、
今日はオープンしているらしい。
だったら、
12時前に買い行けば良いよね(^_^;
あったよ〜(^_^)
久しぶりだ(爆)
カレーをトッピングして焼いたパンと
ゴボウサラダを挟んだドッグパン。
これで500円しないってのが嬉しい。
サンクスに比べたらファミマのサンドイッチは美味しいjけど、
毎日のように食べていると、やっぱり飽きるのだ。
ここのパンは普通だけど、
一生懸命作ってる感があって、楽しい。
特に、具の部分が美味しいから、
だから菓子パンがあったら食べたいって思うわけで。
しかし、今年は天候の変化が激しくて
身体がついていきませんな。
今日は早く帰って、早く寝よう・・・
ごちそうさまでした。
2017年8月27日日曜日
キョフテ
「キョフテ」という料理がある。
乱暴に言えば、中東や南アジアのハンバーグ。
インド圏だとコフタと言うし、アラブ圏だとカフタ、
トルコ辺りになるとキョフテと言う名になる。
作り方は、挽肉にスパイスと玉ねぎを加えて、
ボールにするか小ぶりのハンバーグ状にして焼くだけ。
自分に馴染みがあるのは、
インド料理のコフタとトルコのキョフテなんだけど、
好みで言えばキョフテの方が穏やかな味付けで好きなのだ。
トルコ料理のキョフテは、こんな感じで出てくるのだけど、
このピラウの量が、今の私にとって丁度良い量だったりするから、
キョフテ頼んだ後はメゼ(フムスとか茄子のペーストとかの軽食)を追加して、
ラクを楽しむに限る。
この料理は、最近見つけた地中海料理店(と言っても、主にトルコ料理)の物で、
まだまだ知られていないから、ワガママも効いて居心地が良い。
料理は美味しく、全体的に優しい味付けで、
スパイスも適度だし・・と食べていて破綻が無い感じ。
このキョフテはグリルでゆっくり焼かれ、
表面は固さを見せず、中は適度な弾力がある感じ。
ラムの個性とスパイスの香り、
そして脂の美味さが渾然一体となった味わいは、
もう、酒持ってこい!な気分にさせられる。
店にはカウンター席とテーブル席があるけど、
シェフと話しながら食べられれるのが嬉しいからカウンターに座る。
そして、トルコ料理やギリシャ料理の話なんかを聞きつつ、
ラクを干す・・と(^_^;
シェフは、日本人でラクとかウゾを美味そうに飲む人はあまり見てないようで、
もっと飲め〜な感じで多く注いでくれるから、小ぶりの瓶があっという間に空いてしまった。
ごめんね〜
最初からボトルで買えば良かったね・・・
って気分になるのは、ボトル買いするより安く一本飲んでしまったから。
ま、そんなんで、ヘロヘロっす(爆)
と言う事で連休は終了。
明日はまた朝から仕事。
起きられるかなぁ・・・(~o~)
ごちそうさまでした。
☆
乱暴に言えば、中東や南アジアのハンバーグ。
インド圏だとコフタと言うし、アラブ圏だとカフタ、
トルコ辺りになるとキョフテと言う名になる。
作り方は、挽肉にスパイスと玉ねぎを加えて、
ボールにするか小ぶりのハンバーグ状にして焼くだけ。
自分に馴染みがあるのは、
インド料理のコフタとトルコのキョフテなんだけど、
好みで言えばキョフテの方が穏やかな味付けで好きなのだ。
トルコ料理のキョフテは、こんな感じで出てくるのだけど、
このピラウの量が、今の私にとって丁度良い量だったりするから、
キョフテ頼んだ後はメゼ(フムスとか茄子のペーストとかの軽食)を追加して、
ラクを楽しむに限る。
この料理は、最近見つけた地中海料理店(と言っても、主にトルコ料理)の物で、
まだまだ知られていないから、ワガママも効いて居心地が良い。
料理は美味しく、全体的に優しい味付けで、
スパイスも適度だし・・と食べていて破綻が無い感じ。
このキョフテはグリルでゆっくり焼かれ、
表面は固さを見せず、中は適度な弾力がある感じ。
ラムの個性とスパイスの香り、
そして脂の美味さが渾然一体となった味わいは、
もう、酒持ってこい!な気分にさせられる。
店にはカウンター席とテーブル席があるけど、
シェフと話しながら食べられれるのが嬉しいからカウンターに座る。
そして、トルコ料理やギリシャ料理の話なんかを聞きつつ、
ラクを干す・・と(^_^;
シェフは、日本人でラクとかウゾを美味そうに飲む人はあまり見てないようで、
もっと飲め〜な感じで多く注いでくれるから、小ぶりの瓶があっという間に空いてしまった。
ごめんね〜
最初からボトルで買えば良かったね・・・
って気分になるのは、ボトル買いするより安く一本飲んでしまったから。
ま、そんなんで、ヘロヘロっす(爆)
と言う事で連休は終了。
明日はまた朝から仕事。
起きられるかなぁ・・・(~o~)
ごちそうさまでした。
☆
2017年8月26日土曜日
パンケーキ
午前中は、10月に仕事で一緒する方へ、
表敬訪問&リサーチのために、
金曜と土曜のみ営業するショップへお邪魔した。
知ってる人にはこの写真だけで、どこへ行ったかわかると思うけど、
焼き菓子とコンフィチュールを売る店&工房は、雑居ビルの4階にあったりして、
知らないと入口にたどり着けない可能性さえある(^_^;
何故、そんなスイーツ系?って思うだろうけど、
10月の企画は、親子を対象に焼き菓子の作り方と
出来上がった焼き菓子をインスタ映えするように撮るコツを教える、
講師が二人必要なものなのだ。
と言う事で自分、写真の撮り方を
ちょっとレクチャーする事になってます(笑)
去年度にスマホでスナップを撮る事を教えたけど、
その時に、スマホで何を撮る?ってリサーチの中で出たのは
やっぱり食べ物写真だった。
で、自分も撮ってるものをチェックしてみれば、
料理写真の多さに呆れるほど。
まぁ、ほぼ毎日料理の写真を載せ続けて数年。
カットナンバーは4500を超えているのだから、
そりゃ、多くて当たり前。(って4500日以上書いてるって事?)
でも、その中で圧倒的に少ないジャンルは
スイーツだった。
あ・・・
教材用の写真撮らないと、
テキスト作れないじゃん?
・・・なんて事態にもなるので、
最近、ちょっとスイーツ系の写真も撮ったり、
過去データを再キャプチャーするワケで。
赤レンガ倉庫にあるビルズだけが出している「ベリーベリーパンケーキ」
横浜限定と聞いて、発表されてから少し時間を置いて
撮りに行ったものを再キャプチャーした。
このパンケーキは、生地にもベリーを練り込み、
上に乗せるバターもベリーをミックスしたもの。
で、味と言えば、
ラズベリーなどの酸味があり、そのままでは酸っぱい感じで、
メープルシロップをかけてバランスを取って、丁度良いスイーツになった。
ビルズの料理は、基本的にはざっくりした感じがあるけど、
その素朴な感じの中に、オーガニックな気配を演出し、
材料と調理に気を遣った結果が、今の成功に繋がっていると思う。
そんな料理の中で、あまりにも有名なリコッタチーズパンケーキは
メレンゲを生地に合わせて焼くことから
外側はちょっと歯ごたえがあるけど、中はフワフワな独特の楽しさがある。
フワフワだけどちょっと歯ごたえがある、という食感が特徴で、
これ以上柔らかいと、そもそもそれはパンケーキとは言わない物になる
と自分では思ってしまうくらいの柔らかさ。
こちらのパンケーキには、蜂蜜&蜂の巣を砕いたものを練り込んだバターが乗り、
そのままでも、メープルシロップをかけて甘さをのバランスを取っても楽しかった。
そんな柔らかい食感のパンケーキが人気を集めると
そこを真似る店も出てくる。
どんな感じなのか・・と、そんなフワ系パンケーキを食べてみると
出来損ないのシフォンケーキって状態だったりするワケで。
作り方はビルズ風にメレンゲ&生地を合わせて焼いているから、
その配合や火加減などで、若者が求める食感を演出し、
行列を作るくらいに支持されているのだから、食の好みは難しいね。
ところでこれら写真、
もちろん教材として使います。
自分的には王道を行くライティングだし、
流行の真四角写真だったりするんだけど、
大事なポイントがちゃんと表現できていると思う。
ただ最近、普通に食事する時でも、
ライティングを見て席を選ぶクセがついちゃって、
店から見たら困った客になってるかも(爆)
ごちそうさまでした。
☆
表敬訪問&リサーチのために、
金曜と土曜のみ営業するショップへお邪魔した。
知ってる人にはこの写真だけで、どこへ行ったかわかると思うけど、
焼き菓子とコンフィチュールを売る店&工房は、雑居ビルの4階にあったりして、
知らないと入口にたどり着けない可能性さえある(^_^;
何故、そんなスイーツ系?って思うだろうけど、
10月の企画は、親子を対象に焼き菓子の作り方と
出来上がった焼き菓子をインスタ映えするように撮るコツを教える、
講師が二人必要なものなのだ。
と言う事で自分、写真の撮り方を
ちょっとレクチャーする事になってます(笑)
去年度にスマホでスナップを撮る事を教えたけど、
その時に、スマホで何を撮る?ってリサーチの中で出たのは
やっぱり食べ物写真だった。
で、自分も撮ってるものをチェックしてみれば、
料理写真の多さに呆れるほど。
まぁ、ほぼ毎日料理の写真を載せ続けて数年。
カットナンバーは4500を超えているのだから、
そりゃ、多くて当たり前。(って4500日以上書いてるって事?)
でも、その中で圧倒的に少ないジャンルは
スイーツだった。
あ・・・
教材用の写真撮らないと、
テキスト作れないじゃん?
・・・なんて事態にもなるので、
最近、ちょっとスイーツ系の写真も撮ったり、
過去データを再キャプチャーするワケで。
赤レンガ倉庫にあるビルズだけが出している「ベリーベリーパンケーキ」
横浜限定と聞いて、発表されてから少し時間を置いて
撮りに行ったものを再キャプチャーした。
このパンケーキは、生地にもベリーを練り込み、
上に乗せるバターもベリーをミックスしたもの。
で、味と言えば、
ラズベリーなどの酸味があり、そのままでは酸っぱい感じで、
メープルシロップをかけてバランスを取って、丁度良いスイーツになった。
ビルズの料理は、基本的にはざっくりした感じがあるけど、
その素朴な感じの中に、オーガニックな気配を演出し、
材料と調理に気を遣った結果が、今の成功に繋がっていると思う。
そんな料理の中で、あまりにも有名なリコッタチーズパンケーキは
メレンゲを生地に合わせて焼くことから
外側はちょっと歯ごたえがあるけど、中はフワフワな独特の楽しさがある。
フワフワだけどちょっと歯ごたえがある、という食感が特徴で、
これ以上柔らかいと、そもそもそれはパンケーキとは言わない物になる
と自分では思ってしまうくらいの柔らかさ。
こちらのパンケーキには、蜂蜜&蜂の巣を砕いたものを練り込んだバターが乗り、
そのままでも、メープルシロップをかけて甘さをのバランスを取っても楽しかった。
そんな柔らかい食感のパンケーキが人気を集めると
そこを真似る店も出てくる。
どんな感じなのか・・と、そんなフワ系パンケーキを食べてみると
出来損ないのシフォンケーキって状態だったりするワケで。
作り方はビルズ風にメレンゲ&生地を合わせて焼いているから、
その配合や火加減などで、若者が求める食感を演出し、
行列を作るくらいに支持されているのだから、食の好みは難しいね。
ところでこれら写真、
もちろん教材として使います。
自分的には王道を行くライティングだし、
流行の真四角写真だったりするんだけど、
大事なポイントがちゃんと表現できていると思う。
ただ最近、普通に食事する時でも、
ライティングを見て席を選ぶクセがついちゃって、
店から見たら困った客になってるかも(爆)
ごちそうさまでした。
☆
2017年8月25日金曜日
ハムエッグ
洋食屋で食事をする時、特に初めて行ったような店だった場合、
メニューを眺めて出来上がりを想像してからオーダーするんだけど、
料理が出来上がるまでの間にも、暇つぶし的にメニューを見る事は多い。
ハンバーグ頼んじゃったけど、こっちのカツカレーも良かったな・・とか、
オムライスとかポークソテーとか、あれもこれも食べたくなる。
で、その中から選んだ料理への期待を盛り上げつつ、
同時に空腹感も加速させ、周りのテーブルで食べられている料理を観察し、
瓶ビールなんかをコップで飲みつつ待つのが、かなり楽しい。
ただ、その中でいつも引っかかっていたのは
「ハムエッグ」という存在だった。
洋食屋の魅力的な料理の中に、
必ずと言って良いくらい存在するハムエッグ。
ハンバーグの大きさと価格を見ちゃってからメニューを読むと、
そのコストの高さから、どんな凄いハムエッグが出てくるんだろう?
と思ったりもする。
ハムが分厚くて、ハムステーキ&目玉焼きになってる・・とか
勝手に想像しつつ、オーダーする事はない。
だから敢えて、ある時ハムエッグを頼んでみた事があった。
ハム、薄・・・(^_^;
これじゃハンバーグの方が良かった、
と思っても既に遅い。
味は・・・
普通(爆)
昭和の頃、
卵は1個売りだったから2個使いの目玉焼きは自宅で見る事は無く、
ロースハムは肉屋でスライスされ量り売りされる高級品だった。
だから、昭和世代な自分は、こんなハムエッグはやっぱり贅沢品。
今の人達には理解できないと思うけどね。
と言う事で、今日もろくな飯じゃ無いので、妄想食堂ネタ。
色々と過去データ見てたらこの、
グリルサクライのハムエッグが出てきたから、
再キャプチャーしてアップしてみた。
グリルサクライと言えば
メキシカンチリバーグとヴィクトリアカツが有名で、
普通のハンバーグとハムエッグは同じ900円。
だったら、すっごいハムエッグが出るって
思うんじゃない〜??
って以前も書いたと思う(^^;)
グリルサクライは昭和31年創業で平成9年に一度閉店、
平成17年に再オープンしたが、シェフが体調不良となり、
健康上の理由で平成25年12月に閉店となったが・・・
平成26年9月に再々オープン。
現在もこのハムエッグ、メニューにあるようですが、
シェフの体調の問題から営業は月〜金のランチタイムのみ。
遅番の時、狙っていけば食べられる可能性はあるけど、
関内のランチバトル時刻に、無事席を確保できるかの保証は
一切無いのだ。
でも、食べたいなぁ・・・
メキシカンチリバーグ。
ごちそうさまでした。
メニューを眺めて出来上がりを想像してからオーダーするんだけど、
料理が出来上がるまでの間にも、暇つぶし的にメニューを見る事は多い。
ハンバーグ頼んじゃったけど、こっちのカツカレーも良かったな・・とか、
オムライスとかポークソテーとか、あれもこれも食べたくなる。
で、その中から選んだ料理への期待を盛り上げつつ、
同時に空腹感も加速させ、周りのテーブルで食べられている料理を観察し、
瓶ビールなんかをコップで飲みつつ待つのが、かなり楽しい。
ただ、その中でいつも引っかかっていたのは
「ハムエッグ」という存在だった。
洋食屋の魅力的な料理の中に、
必ずと言って良いくらい存在するハムエッグ。
ハンバーグの大きさと価格を見ちゃってからメニューを読むと、
そのコストの高さから、どんな凄いハムエッグが出てくるんだろう?
と思ったりもする。
ハムが分厚くて、ハムステーキ&目玉焼きになってる・・とか
勝手に想像しつつ、オーダーする事はない。
だから敢えて、ある時ハムエッグを頼んでみた事があった。
ハム、薄・・・(^_^;
これじゃハンバーグの方が良かった、
と思っても既に遅い。
味は・・・
普通(爆)
昭和の頃、
卵は1個売りだったから2個使いの目玉焼きは自宅で見る事は無く、
ロースハムは肉屋でスライスされ量り売りされる高級品だった。
だから、昭和世代な自分は、こんなハムエッグはやっぱり贅沢品。
今の人達には理解できないと思うけどね。
と言う事で、今日もろくな飯じゃ無いので、妄想食堂ネタ。
色々と過去データ見てたらこの、
グリルサクライのハムエッグが出てきたから、
再キャプチャーしてアップしてみた。
グリルサクライと言えば
メキシカンチリバーグとヴィクトリアカツが有名で、
普通のハンバーグとハムエッグは同じ900円。
だったら、すっごいハムエッグが出るって
思うんじゃない〜??
って以前も書いたと思う(^^;)
グリルサクライは昭和31年創業で平成9年に一度閉店、
平成17年に再オープンしたが、シェフが体調不良となり、
健康上の理由で平成25年12月に閉店となったが・・・
平成26年9月に再々オープン。
現在もこのハムエッグ、メニューにあるようですが、
シェフの体調の問題から営業は月〜金のランチタイムのみ。
遅番の時、狙っていけば食べられる可能性はあるけど、
関内のランチバトル時刻に、無事席を確保できるかの保証は
一切無いのだ。
でも、食べたいなぁ・・・
メキシカンチリバーグ。
ごちそうさまでした。
2017年8月24日木曜日
ナポハン
平成24年8月。
高齢のため営業を続ける事ができなくなったシェフは
昔ながらの洋食を出す店「ポニー」を閉める事にした。
実に57年間、
馬車道で営業を続けてきたとの事。
たまに、懐かしい味わいが食べたくなると出かけたこの店には
名物と言って良い料理があった。
それは「ナポハン」
そう、ナポリタンハンバーグと言う名の、
洋食の王道を行くような料理だ。
ポニーは若干だが、量が少なめだったため、
これにライスと味噌汁をつけて食べる人が多かったけど、
私はカロリーを考えて単品で頼んだ一皿。
もうね
懐かしいとしか言いようのない味わいなんだけど、
ナポリタンなんか、思いっきりケチャップ系のアイツなんだけど、
それが楽しくてね(^_^)
ま、今日もオフと言うことで
妄想食堂にあったのがナポハン。
ならば・・と再キャプチャーしてみたんだけど
なんかこう、完成された盛りつけで、少なからず感動した(^_^;
良くも悪くも懐かしいと言うのは、今風で無いという事。
だから今の人には、あまり美味しく感じないかも知れない。
でも、ここのハンバーグは玉ねぎが肉を追い越してない
贅沢系の作り方で、同じく閉店してしまった山田ホームレストランの
ゴチゴチ&玉ねぎなハンバーグとは対極に位置する感じはあった。
考えてみれば、
食べたいけどもう食べられない・・
という料理、結構多くある。
もし、写真が残ってたら、
これからもちょこっとずつ、書いてみようかな。
食べたいなぁ・・・・(T.T)
高齢のため営業を続ける事ができなくなったシェフは
昔ながらの洋食を出す店「ポニー」を閉める事にした。
実に57年間、
馬車道で営業を続けてきたとの事。
たまに、懐かしい味わいが食べたくなると出かけたこの店には
名物と言って良い料理があった。
それは「ナポハン」
そう、ナポリタンハンバーグと言う名の、
洋食の王道を行くような料理だ。
ポニーは若干だが、量が少なめだったため、
これにライスと味噌汁をつけて食べる人が多かったけど、
私はカロリーを考えて単品で頼んだ一皿。
もうね
懐かしいとしか言いようのない味わいなんだけど、
ナポリタンなんか、思いっきりケチャップ系のアイツなんだけど、
それが楽しくてね(^_^)
ま、今日もオフと言うことで
妄想食堂にあったのがナポハン。
ならば・・と再キャプチャーしてみたんだけど
なんかこう、完成された盛りつけで、少なからず感動した(^_^;
良くも悪くも懐かしいと言うのは、今風で無いという事。
だから今の人には、あまり美味しく感じないかも知れない。
でも、ここのハンバーグは玉ねぎが肉を追い越してない
贅沢系の作り方で、同じく閉店してしまった山田ホームレストランの
ゴチゴチ&玉ねぎなハンバーグとは対極に位置する感じはあった。
考えてみれば、
食べたいけどもう食べられない・・
という料理、結構多くある。
もし、写真が残ってたら、
これからもちょこっとずつ、書いてみようかな。
食べたいなぁ・・・・(T.T)
2017年8月23日水曜日
鰻源平焼き
小学校の時、赤組白組に分かれて、集団競技を行ったけど、
それが源氏と平家の旗印だった事を知ったのは、随分大きくなってからのこと。
国旗も赤と白で構成されるし、
紅白幕も日常に見られる色の組み合わせで、
日本文化に入り込んでる色と言って良い。
と、何故こんな前置きをするか、と言えば、
和食を食べた時に「鰻・源平焼」とあって、
最初、その意味がわからなかったからだ。
でも、一瞬考えて浮かんだのが、紅白。
鰻と言えば・・・
そう、こんな感じの料理になるワケで。
白焼きと蒲焼きを一緒に盛ったから、
源平焼き、となった・・と。
あ・・
これ、楽しいわ(^_^)
冷酒を飲みながら摘まんだ一皿だけど、
丁度良い大きさと、どちらも熱々の状態で・・・
って、あれ?
白焼きと蒲焼きって、
調理時間が違うから暖かさを合わせるって
高等技術?
鰻重で、あの香ばしく甘いタレと共に楽しむ鰻は格別だし、
白焼きは山葵醤油で摘まみつつ酒を飲むのが堪らない。
でも、
白焼きと蒲焼きを同時に食べる事は、まずないよ??
蒲焼きが上がるタイミングに合わせて
白焼きを完成させるんだろうけど、
大きさや温度の合わせ方も見事。
久々に、仕事が素晴らしい料理、
という感想を持った。
後でググってみると、
魚を塩焼きと照り焼きで出す場合などに
この言い方をするらしい。
と同時に、北大路魯山人が著書の中で、
味が落ちた鮎を照り焼きにして、活き鮎の塩焼きと合わせ
源平焼きと称して出すけど、それを知らずに自分から
源平焼きを注文する半可通もいる・・と書いていた。
なるほど、そういう側面もあって、
商売としての源平焼きニーズがあったのだなぁ・・と思うけど、
この鰻はこの時期の鰻としては、楽しかったのは言うまでも無い。
ごちそうさまでした。
☆
それが源氏と平家の旗印だった事を知ったのは、随分大きくなってからのこと。
国旗も赤と白で構成されるし、
紅白幕も日常に見られる色の組み合わせで、
日本文化に入り込んでる色と言って良い。
と、何故こんな前置きをするか、と言えば、
和食を食べた時に「鰻・源平焼」とあって、
最初、その意味がわからなかったからだ。
でも、一瞬考えて浮かんだのが、紅白。
鰻と言えば・・・
そう、こんな感じの料理になるワケで。
白焼きと蒲焼きを一緒に盛ったから、
源平焼き、となった・・と。
あ・・
これ、楽しいわ(^_^)
冷酒を飲みながら摘まんだ一皿だけど、
丁度良い大きさと、どちらも熱々の状態で・・・
って、あれ?
白焼きと蒲焼きって、
調理時間が違うから暖かさを合わせるって
高等技術?
鰻重で、あの香ばしく甘いタレと共に楽しむ鰻は格別だし、
白焼きは山葵醤油で摘まみつつ酒を飲むのが堪らない。
でも、
白焼きと蒲焼きを同時に食べる事は、まずないよ??
蒲焼きが上がるタイミングに合わせて
白焼きを完成させるんだろうけど、
大きさや温度の合わせ方も見事。
久々に、仕事が素晴らしい料理、
という感想を持った。
後でググってみると、
魚を塩焼きと照り焼きで出す場合などに
この言い方をするらしい。
と同時に、北大路魯山人が著書の中で、
味が落ちた鮎を照り焼きにして、活き鮎の塩焼きと合わせ
源平焼きと称して出すけど、それを知らずに自分から
源平焼きを注文する半可通もいる・・と書いていた。
なるほど、そういう側面もあって、
商売としての源平焼きニーズがあったのだなぁ・・と思うけど、
この鰻はこの時期の鰻としては、楽しかったのは言うまでも無い。
ごちそうさまでした。
☆
2017年8月22日火曜日
鴨の白煮
そろそろ、食欲大王の座を
若手に譲る時期になったらしい。
ま、夏バテ系なのだろうけど、
デスクのマックもOSが立ち上がらなくなるし
勤労意欲も夏バテになってしまうのは・・ね(^_^;
と言う事で
今日はこんなアテで液体食にしようか・・と。
鴨の白煮、とあったこの料理。
以前食べて、その美味さに驚いた。
この姿だと、山葵醤油で食べる物と最初は思ったんだけど、
白煮とあるから味はついてるかも・・とそのまま食べてみた。
あ・・
しっかり味もついていて
鴨の味わいを引き立てるような煮物にもなっていた。
白煮って・・と思って、その場スマホで調べてみたら
醤油を使わず材料を白く煮上げる、とあった。
白い材料では無いけど、色を殆どつけない煮物ならば
白煮と称する事は自然なのかも。
で・・・
この白髪ネギがたっぷりって、何だろう?
って思って、ふと気付く。
鴨葱?
ならば・・と、鴨のスライスの上にこの白髪ネギを乗せ、
山葵も置いて巻いて食べてみた。
やばい!
これは楽しすぎる!!
そして、辛口の冷や酒をお代わりしてしまった・・・と(爆)
しかし最近、
安上がりになってきたな・・・と(^0^;)
ごちそうさまでした。
☆
若手に譲る時期になったらしい。
ま、夏バテ系なのだろうけど、
デスクのマックもOSが立ち上がらなくなるし
勤労意欲も夏バテになってしまうのは・・ね(^_^;
と言う事で
今日はこんなアテで液体食にしようか・・と。
鴨の白煮、とあったこの料理。
以前食べて、その美味さに驚いた。
この姿だと、山葵醤油で食べる物と最初は思ったんだけど、
白煮とあるから味はついてるかも・・とそのまま食べてみた。
あ・・
しっかり味もついていて
鴨の味わいを引き立てるような煮物にもなっていた。
白煮って・・と思って、その場スマホで調べてみたら
醤油を使わず材料を白く煮上げる、とあった。
白い材料では無いけど、色を殆どつけない煮物ならば
白煮と称する事は自然なのかも。
で・・・
この白髪ネギがたっぷりって、何だろう?
って思って、ふと気付く。
鴨葱?
ならば・・と、鴨のスライスの上にこの白髪ネギを乗せ、
山葵も置いて巻いて食べてみた。
やばい!
これは楽しすぎる!!
そして、辛口の冷や酒をお代わりしてしまった・・・と(爆)
しかし最近、
安上がりになってきたな・・・と(^0^;)
ごちそうさまでした。
☆
2017年8月21日月曜日
ミックスプレート
オフなので、
今日もプチ断食モード。
まぁ、昨日のホテルランチが
あまりにハイカロリーで、一日経っても腹が減らないって
現実に、少しばかり驚いているけど(?_?)
こういう時は、やっぱり妄想食堂ってパターンだけど、
ここのとこ顕著に、アレが食べたい・・が減ってきてはいる。
最近、食べてなくて食べたいもの・・と言えば、
普通はすぐに頭に浮かんだんだけど、今は午後の明るい時間に
しかもウィークデイに、カウンターバーかなんかでビール飲みたい!
って思うくらい(^_^;
ニューグランドのシーガーディアンは、
以前は午前11時半から営業していて、ダメなおやじは昼間からマティーニとか
ゆるゆると飲んでる、なんとも平和なバーだった。
裕次郎シートがカウンターにあったり
藤竜也テーブルが窓際にあったりして、
小僧だった自分にはなかなかシングルで飛び込む勇気は無かったけど。
現在のシーガーディアンⅡは17時からの営業だから、
そんな気怠い午後の空気を味わう事はできなくなってしまったのが、残念。
ちなみに、写真のカウンターは週末のウィンドジャマー。
16時にオープンするから、この時期にはこんな感じでビールを飲む事ができる。
で、そんな昼酒、最近してないなぁ・・
と思うけど、何せ入った会社も所属したクラブも
平気で昼間っから飲む人達が多かったので、
オフの日は起きたら缶ビールな生活を、今でもしてたりする自分。
で、ビール飲んじゃうと、それだけで空腹が収まるから
プチ断食と言いつつ、単なる飲んだくれになってる日も多いっちゃぁ多い(爆)
ただ、酒ってカロリーあるけどそのカロリーって花火みたいなもので、
身につかないタイプの物だったりするから、酒だけ飲んでてもウェイトには反映しない。
ただし、アルコールと一緒に何かを食べると、
その食品のカロリーは、通常よりも吸収されやすい、と聞いている。
実際、ビールだけ飲んでてもそんなにウェイトは増えないけど、
ここにポテトサラダとかピザとかを合わせたら、そりゃぁもう大変!
あっという間に1〜2キロは太るってイメージさえあるけど、
酒を飲みつつ食べるアテって、凄く美味いから困ってしまうね。
最近やるのは、こんなセットで炭水化物抜きの食事にしてしまうこと。
オムレツとベーコンステーキ&チキンステーキのセットなんだけど、
酒が無かったら、丼ご飯の上にトッピングしてもらいたい感じ。
この日のチキンには、塩ネギソースを合わせてもらったけど、
上質な鶏肉は塩で食べた方が、風味が楽しめて良い、と
焼鳥屋のオヤジが言ってた事を確認させられるようだった。
(普段はバルサミコソースとかにしてる)
書いてたら、まじ、食べたくなってきた。
ビールで既に腹いっぱいなのに、
こんなアテで飲みたいって・・・・
ダメダメですな(+_+)
ごちそうさまでした。
☆
今日もプチ断食モード。
まぁ、昨日のホテルランチが
あまりにハイカロリーで、一日経っても腹が減らないって
現実に、少しばかり驚いているけど(?_?)
こういう時は、やっぱり妄想食堂ってパターンだけど、
ここのとこ顕著に、アレが食べたい・・が減ってきてはいる。
最近、食べてなくて食べたいもの・・と言えば、
普通はすぐに頭に浮かんだんだけど、今は午後の明るい時間に
しかもウィークデイに、カウンターバーかなんかでビール飲みたい!
って思うくらい(^_^;
ニューグランドのシーガーディアンは、
以前は午前11時半から営業していて、ダメなおやじは昼間からマティーニとか
ゆるゆると飲んでる、なんとも平和なバーだった。
裕次郎シートがカウンターにあったり
藤竜也テーブルが窓際にあったりして、
小僧だった自分にはなかなかシングルで飛び込む勇気は無かったけど。
現在のシーガーディアンⅡは17時からの営業だから、
そんな気怠い午後の空気を味わう事はできなくなってしまったのが、残念。
ちなみに、写真のカウンターは週末のウィンドジャマー。
16時にオープンするから、この時期にはこんな感じでビールを飲む事ができる。
で、そんな昼酒、最近してないなぁ・・
と思うけど、何せ入った会社も所属したクラブも
平気で昼間っから飲む人達が多かったので、
オフの日は起きたら缶ビールな生活を、今でもしてたりする自分。
で、ビール飲んじゃうと、それだけで空腹が収まるから
プチ断食と言いつつ、単なる飲んだくれになってる日も多いっちゃぁ多い(爆)
ただ、酒ってカロリーあるけどそのカロリーって花火みたいなもので、
身につかないタイプの物だったりするから、酒だけ飲んでてもウェイトには反映しない。
ただし、アルコールと一緒に何かを食べると、
その食品のカロリーは、通常よりも吸収されやすい、と聞いている。
実際、ビールだけ飲んでてもそんなにウェイトは増えないけど、
ここにポテトサラダとかピザとかを合わせたら、そりゃぁもう大変!
あっという間に1〜2キロは太るってイメージさえあるけど、
酒を飲みつつ食べるアテって、凄く美味いから困ってしまうね。
最近やるのは、こんなセットで炭水化物抜きの食事にしてしまうこと。
オムレツとベーコンステーキ&チキンステーキのセットなんだけど、
酒が無かったら、丼ご飯の上にトッピングしてもらいたい感じ。
この日のチキンには、塩ネギソースを合わせてもらったけど、
上質な鶏肉は塩で食べた方が、風味が楽しめて良い、と
焼鳥屋のオヤジが言ってた事を確認させられるようだった。
(普段はバルサミコソースとかにしてる)
書いてたら、まじ、食べたくなってきた。
ビールで既に腹いっぱいなのに、
こんなアテで飲みたいって・・・・
ダメダメですな(+_+)
ごちそうさまでした。
☆
2017年8月20日日曜日
大人のお子様ランチ
ホテルニューグランドは、
今年の12月1日に開業90周年を迎える。
1923年の関東大震災によって壊滅的な状態となった横浜。
外国人向けのホテルとして知られていたグランドホテルも、倒壊し廃業となった。
そんな横浜を復興させようと、市長の声がけもあって
当時の横浜の有力者が集まった「横浜市復興会」が結成され、
復興のシンボルとして外国人向けのホテルを創業する事が提案され
横浜市復興計画の一環として官民あげて立ち上げたホテルは、
第三セクターとして発足した。
最新のフレンチを食べさせるレストランを備えたニューグランドは、
日本におけるフレンチの基礎となるホテルとしても有名となる。
初代総料理長だったサリー・ワイルは、合理的な運営もする柔軟な頭を持つ人で、
アラカルトのスタイルを取り入れたり、ドレスコードがあるメインダイニングとは別に
スマートカジュアルで食べる事ができるグリルルームを設置したり、
コックコートのまま客席に出て接客をするなど、斬新なスタイルを展開した。
メニューに無くても客の望む物を作るとグリルルームのメニューに書かれ、
体調不良の客に対して作った料理がシーフードドリアだった事は有名で、
サリーワイルが終戦により帰国した後、2代目総料理長の入江氏が
進駐軍の糧食が、茹でたパスタにケチャップをかけた物であった事を見て、
スパゲッティナポリタンを作った事も有名な話だ。
ただ、ナポリタンについては、そもそもサリーワイルが
トマトソースを使ったスパゲッティ・ナポリテーヌを戦前に提供していて、
そういう意味での元祖と考えた方が良いのかも。
いずれにしろ、そんなニューグランド発祥の料理を
ワンプレートに仕上げた料理を、一階のザ・カフェが
開業90周年プレ・イヤー企画と銘打って
「大人のお子様ランチ」として、期間&数量限定で出していると聞いた。
期間限定、数量限定には滅茶苦茶弱い自分。
ググったら今月いっぱいだとわかったので、
思い立ったら吉日と、遅番の今日、早めのランチを食べる事にした。
ビシソワーズスープ、ハンバーグ、ナポリタン、シーフードドリア、
カスタードプリン、コーヒーとついて、税込3,996円+サービス料(10%)
まぁ、ホテル価格。
しかもニューグランドの(^0^;)
と言う事で、11時過ぎのブランチをゆったりと味わうんだけど、
お子様ランチと言うから、旗つくんだよね?(爆)
ビシソワーズスープ。
所謂ホテルのカップスープで、かなり生クリームな味わい。
こんなリッチなビシソワーズって飲んだことないって思うくらい
濃厚でスムーズ、旨味がたっぷりだけど生クリームの強さが出すぎかも。
で、その後にでてきたのは、こんなんでした。
旗がね、
和紙?みたいな、贅沢な紙使ってるんですわ、これ(^^;)
全体的にポーション小さい?って思ったんだけど
ビシソワーズもそうだけど、かなり生クリームやバターを使っていて、
ベースはフレンチじゃい!って叫んでるような、ドッシリ感がある。
味付けは全体的に塩控えめで、尖ったところが無い安心感があって、
ハンバーグはまさに王道な食感&味わいがあった。
ナポリタンは、見た目まさにナポリタンで、
粉チーズを添えあるからかけて食べてみる。
あ・・・
思いっきりトマトソース。
以前食べた時よりもトマトが控えめだけど、
ナポリタンと思って食べると、違う料理だって一口でわかる感じ。
このプレートの中では、
イメージ的に他で食べる物に一番近いのがドリアで、
だけど、食材がそれなりに豪華なので、小さいのに結構な迫力があった。
「このメニュー、人気ありますか?」
「ございます。
プリンは一度に焼ける量があるので、数量限定でお出ししていますが、
今日は昼と夜の分で用意させて頂いていて、
夜は既に予約をたくさん頂いています。」
職場へ行く前の姿なので、観光客とは違う雰囲気があったのだろうか?
給仕してくれたのは、フロアマネージャーの様なスタイルの男性だったが、
結構な人気があることを喜んでいる事が伝わってきた。
総じて、王道な味わい。
当たり前の味だけど、素材の良さが伝わる隙が無い仕上がりで、
バターと生クリームの濃さが、ジワジワ効いてくるボディーブローのようだ。
たまに食べるには良いねって思いつつ、
コストに退く人もいるかもね、と思ったりもした。
この感じだと、夕食食べないでも平気な感じ(^_^;
ごちそうさまでした。
☆
今年の12月1日に開業90周年を迎える。
1923年の関東大震災によって壊滅的な状態となった横浜。
外国人向けのホテルとして知られていたグランドホテルも、倒壊し廃業となった。
そんな横浜を復興させようと、市長の声がけもあって
当時の横浜の有力者が集まった「横浜市復興会」が結成され、
復興のシンボルとして外国人向けのホテルを創業する事が提案され
横浜市復興計画の一環として官民あげて立ち上げたホテルは、
第三セクターとして発足した。
最新のフレンチを食べさせるレストランを備えたニューグランドは、
日本におけるフレンチの基礎となるホテルとしても有名となる。
初代総料理長だったサリー・ワイルは、合理的な運営もする柔軟な頭を持つ人で、
アラカルトのスタイルを取り入れたり、ドレスコードがあるメインダイニングとは別に
スマートカジュアルで食べる事ができるグリルルームを設置したり、
コックコートのまま客席に出て接客をするなど、斬新なスタイルを展開した。
メニューに無くても客の望む物を作るとグリルルームのメニューに書かれ、
体調不良の客に対して作った料理がシーフードドリアだった事は有名で、
サリーワイルが終戦により帰国した後、2代目総料理長の入江氏が
進駐軍の糧食が、茹でたパスタにケチャップをかけた物であった事を見て、
スパゲッティナポリタンを作った事も有名な話だ。
ただ、ナポリタンについては、そもそもサリーワイルが
トマトソースを使ったスパゲッティ・ナポリテーヌを戦前に提供していて、
そういう意味での元祖と考えた方が良いのかも。
いずれにしろ、そんなニューグランド発祥の料理を
ワンプレートに仕上げた料理を、一階のザ・カフェが
開業90周年プレ・イヤー企画と銘打って
「大人のお子様ランチ」として、期間&数量限定で出していると聞いた。
期間限定、数量限定には滅茶苦茶弱い自分。
ググったら今月いっぱいだとわかったので、
思い立ったら吉日と、遅番の今日、早めのランチを食べる事にした。
ビシソワーズスープ、ハンバーグ、ナポリタン、シーフードドリア、
カスタードプリン、コーヒーとついて、税込3,996円+サービス料(10%)
まぁ、ホテル価格。
しかもニューグランドの(^0^;)
と言う事で、11時過ぎのブランチをゆったりと味わうんだけど、
お子様ランチと言うから、旗つくんだよね?(爆)
ビシソワーズスープ。
所謂ホテルのカップスープで、かなり生クリームな味わい。
こんなリッチなビシソワーズって飲んだことないって思うくらい
濃厚でスムーズ、旨味がたっぷりだけど生クリームの強さが出すぎかも。
で、その後にでてきたのは、こんなんでした。
旗がね、
和紙?みたいな、贅沢な紙使ってるんですわ、これ(^^;)
全体的にポーション小さい?って思ったんだけど
ビシソワーズもそうだけど、かなり生クリームやバターを使っていて、
ベースはフレンチじゃい!って叫んでるような、ドッシリ感がある。
味付けは全体的に塩控えめで、尖ったところが無い安心感があって、
ハンバーグはまさに王道な食感&味わいがあった。
ナポリタンは、見た目まさにナポリタンで、
粉チーズを添えあるからかけて食べてみる。
あ・・・
思いっきりトマトソース。
以前食べた時よりもトマトが控えめだけど、
ナポリタンと思って食べると、違う料理だって一口でわかる感じ。
このプレートの中では、
イメージ的に他で食べる物に一番近いのがドリアで、
だけど、食材がそれなりに豪華なので、小さいのに結構な迫力があった。
「このメニュー、人気ありますか?」
「ございます。
プリンは一度に焼ける量があるので、数量限定でお出ししていますが、
今日は昼と夜の分で用意させて頂いていて、
夜は既に予約をたくさん頂いています。」
職場へ行く前の姿なので、観光客とは違う雰囲気があったのだろうか?
給仕してくれたのは、フロアマネージャーの様なスタイルの男性だったが、
結構な人気があることを喜んでいる事が伝わってきた。
総じて、王道な味わい。
当たり前の味だけど、素材の良さが伝わる隙が無い仕上がりで、
バターと生クリームの濃さが、ジワジワ効いてくるボディーブローのようだ。
たまに食べるには良いねって思いつつ、
コストに退く人もいるかもね、と思ったりもした。
この感じだと、夕食食べないでも平気な感じ(^_^;
ごちそうさまでした。
☆
2017年8月19日土曜日
ムサカ
ムサカと言えばギリシャ料理、だと思っていた。
と言うか、ムサカと言う料理を知ったのは、ギリシャ料理店だった(^_^;
イメージとしては、ラザニアに近い感じの
ホワイトソースやらチーズやら、茄子やら挽肉やマッシュポテトやらが
ミルフィーユ状態で焼かれた物。
こんな感じのもので、パスタが中に入っているから
これだけで腹いっぱいになった(^_^;
「ムサカがあるんですか?」
「ありますよ」
「ギリシャの料理かと思ってた」
「地中海の沿岸地域ではポピュラーな料理です。
ウチは地中海料理を出すので、用意してます。」
トルコ料理を主に扱う飲食店で見つけたムサカ。
シェフは地中海料理と言うけど・・・・
あれ?
ミルフィーユ状態じゃないね。
それと、ちょっと小さめだね。
茄子と玉ねぎ、トマトと挽肉を使った
ミートソースっぽい物の上にベシャメルソース&チーズを乗せて
焼いた物と言ったら、伝わるだろうか。
ミルフィーユ状態にするのはギリシャ流で、
層にしないのはトルコ風だけど、
上にベシャメルソースを乗せて焼くのはギリシャ流。
味付けは穏やかで、食感は軽い。
ビールが進むなぁ・・・(^_^)
ま、明日は午後出だから、
ゆっくり飲みますかね。
ごちそうさまでした。
☆
と言うか、ムサカと言う料理を知ったのは、ギリシャ料理店だった(^_^;
イメージとしては、ラザニアに近い感じの
ホワイトソースやらチーズやら、茄子やら挽肉やマッシュポテトやらが
ミルフィーユ状態で焼かれた物。
こんな感じのもので、パスタが中に入っているから
これだけで腹いっぱいになった(^_^;
「ムサカがあるんですか?」
「ありますよ」
「ギリシャの料理かと思ってた」
「地中海の沿岸地域ではポピュラーな料理です。
ウチは地中海料理を出すので、用意してます。」
トルコ料理を主に扱う飲食店で見つけたムサカ。
シェフは地中海料理と言うけど・・・・
あれ?
ミルフィーユ状態じゃないね。
それと、ちょっと小さめだね。
茄子と玉ねぎ、トマトと挽肉を使った
ミートソースっぽい物の上にベシャメルソース&チーズを乗せて
焼いた物と言ったら、伝わるだろうか。
ミルフィーユ状態にするのはギリシャ流で、
層にしないのはトルコ風だけど、
上にベシャメルソースを乗せて焼くのはギリシャ流。
味付けは穏やかで、食感は軽い。
ビールが進むなぁ・・・(^_^)
ま、明日は午後出だから、
ゆっくり飲みますかね。
ごちそうさまでした。
☆
2017年8月18日金曜日
カラスミのパスタ

長崎でカラスミ専門店へ行くまでは、
知識はあっても、その大きさのバラエティや価格について
リアルに知るチャンスがなかった。
高いというイメージがあっても、
その高さの根拠とか、質の違いとかを作り手に聞けば、
昔ながらの方法で丁寧に時間をかけて作る故に、
どうしても価格が上がる事がわかる。
ただ、高額な物は大きな物で、
価格は重さに比例する形にしているとの事。
大きさに関わらず手間は一緒で品質も同様ならば、
手が出る価格の物を買えば良いって事なのだ。
で、そんな高級食材をパスタに使っちゃうのがシチリア。
ボラや鮪の卵をカラスミにしてパスタにからめて食べるんだけど、
調べてみると、そもそもカラスミは地中海での保存食だった。
魚卵の保存法としてカラスミという名称があり
日本では長崎のボラのカラスミが有名なだけで、
サワラや鯖の魚卵で作る地域もある。
となれば、タラコだって、カラスミの作り方で仕上げれば
立派なカラスミになりそうだけど・・・
いやいや
今日も休みなんで、妄想食堂ネタなんだけど、
自分で作るペペロンチーノに、カラスミパウダーがあったら
かけたいな・・と思ったら、のボッタルガパスタ登場!なんですわ(^_^;
青紫蘇とカラスミのパスタ
ローマ料理を出す店でのアラカルトにあったプリモ。
一時期かなり混んでた店だったけど、
この日はカウンターで年の差激しい女性を口説くオヤジがいるだけで、
カウンターで食べるつもりだったけど、広いテーブル席に座らせてもらった。
まぁ、ビールとパスタ、
サラダあたりがあれば良かったんだけどね。
料理はコストなりの美味さがあって、
パスタの上げ方も塩の効かせ方もパーフェクト。
でも、カラスミは今ひとつ個性に欠けていた。
もっとこうクセがあって、
それと塩味がパスタにアクセントをくれる感じを味わいたかったのに、
上品過ぎちゃって、寂しい感じ。
まぁ、プリモがドッシリしちゃってもダメなんで
セコンドとのバランスも考えての仕上がりなのでしょう。
となれば、セカンドも・・・・
てな妄想してないで
マジ、何か食べなくちゃ(爆)
ごちそうさまでした。
2017年8月17日木曜日
豚丼
ここのところちょっと身体を使っていたので、
実はかなり体調が悪かった。
だから肉を食べたくなったりもするんだけど、
今日と明日は久々の連休。
と言う事でしっかり身体を休ませる事に(^_^)
で・・・
プチ断食系で、と思うんだけど、
食べたい物は相変わらず頭に浮かぶ。
あれが食べたいって思ってるウチはまだまだ元気?
とかも思うけど、浮かぶものが相変わらずの肉系。
今日浮かんだのは、北海道の豚丼だった。
前の職場近くにあった北海道料理を出す飲食店では、
ランチメニューの定番として、北海道の豚丼を出していた。
甘く味付けした醤油ベースのタレが魅力的で、
豚肉も肉その物の美味しさに加えて、脂がまた美味しかったりするわけで、
ご飯少なめで食べるんだけど、充分なボリュームがあった。
牛丼屋の豚丼は、牛肉が諸般の事情で仕入れられない時期に、
牛丼っぽい豚丼をリリースして認識を得たけど、
元々は北海道の郷土料理。
と言うことも、この豚丼を食べるまで知らなかったんだけどね(^_^;
いつでも、あの店で美味い豚丼が食べられると思ってたら、
突然の閉店。
そしてそれ以来、こんな豚丼には出会えていない。
どこかに、北海道の豚丼を出す店、
ありませんかね?
と呟いてみたりする、平和な日。
明日も休みって幸せだ(^_^)
実はかなり体調が悪かった。
だから肉を食べたくなったりもするんだけど、
今日と明日は久々の連休。
と言う事でしっかり身体を休ませる事に(^_^)
で・・・
プチ断食系で、と思うんだけど、
食べたい物は相変わらず頭に浮かぶ。
あれが食べたいって思ってるウチはまだまだ元気?
とかも思うけど、浮かぶものが相変わらずの肉系。
今日浮かんだのは、北海道の豚丼だった。
前の職場近くにあった北海道料理を出す飲食店では、
ランチメニューの定番として、北海道の豚丼を出していた。
甘く味付けした醤油ベースのタレが魅力的で、
豚肉も肉その物の美味しさに加えて、脂がまた美味しかったりするわけで、
ご飯少なめで食べるんだけど、充分なボリュームがあった。
牛丼屋の豚丼は、牛肉が諸般の事情で仕入れられない時期に、
牛丼っぽい豚丼をリリースして認識を得たけど、
元々は北海道の郷土料理。
と言うことも、この豚丼を食べるまで知らなかったんだけどね(^_^;
いつでも、あの店で美味い豚丼が食べられると思ってたら、
突然の閉店。
そしてそれ以来、こんな豚丼には出会えていない。
どこかに、北海道の豚丼を出す店、
ありませんかね?
と呟いてみたりする、平和な日。
明日も休みって幸せだ(^_^)
2017年8月16日水曜日
生、ご飯半分、肉多め!
昨日、バーグのオススメの話をしたら
妙にスタミナカレーが食べたくなってしまった。
一度頭に浮かぶと、
どうしても食べたくなっちまう自分。
もう当たり前に足が向いて、
座った瞬間に無意識に注文してしまう。
「生、ご飯半分、肉多め」・・・と。
これ・・・
オーバーカロリーだよね(^_^;
でも、食べたい気持ちは、
このビジュアルで半分満たされた。
普通のスタミナカレーだと
この生姜焼きと言われるバラ肉の焼いた物の味が
なんとなくわかりづらい。
でも、こうやって肉多めにすると
嫌でも肉たっぷりとなって、その味がカレーに勝ってくるのだ。
バーグのカレーって味が濃くて
普通は多めのご飯で食べる物だけど、
ご飯半分で食べると、ちょっとしつこく感じる。
そんなカレーは懐かしいスパイスの気配があって、
肉は、どこかに生姜入ってるのか?って言いたくなる味付。
でもニンニクが香る甘めのソースは魅力的で、
だから久々だと肉多めにしてしまう傾向がるかも(爆)
で・・
今日気付いたのは、このスタミナ肉の味付けが
微妙に味噌っぽい気配があるって事。
そしてやっぱり
最後の方は、持て余し気味になってしまった(~o~)
でもね
食べたい物を食べるって、大事。
食べられる時に食べておかないと、
結局食べられなくなるって事も、最近多く感じるんだよね。
と言う事で
結局夜まで腹いっぱいで、
夜は液体のみになってしまいましたとさ。
ごちそうさまでした。
妙にスタミナカレーが食べたくなってしまった。
一度頭に浮かぶと、
どうしても食べたくなっちまう自分。
もう当たり前に足が向いて、
座った瞬間に無意識に注文してしまう。
「生、ご飯半分、肉多め」・・・と。
これ・・・
オーバーカロリーだよね(^_^;
でも、食べたい気持ちは、
このビジュアルで半分満たされた。
普通のスタミナカレーだと
この生姜焼きと言われるバラ肉の焼いた物の味が
なんとなくわかりづらい。
でも、こうやって肉多めにすると
嫌でも肉たっぷりとなって、その味がカレーに勝ってくるのだ。
バーグのカレーって味が濃くて
普通は多めのご飯で食べる物だけど、
ご飯半分で食べると、ちょっとしつこく感じる。
そんなカレーは懐かしいスパイスの気配があって、
肉は、どこかに生姜入ってるのか?って言いたくなる味付。
でもニンニクが香る甘めのソースは魅力的で、
だから久々だと肉多めにしてしまう傾向がるかも(爆)
で・・
今日気付いたのは、このスタミナ肉の味付けが
微妙に味噌っぽい気配があるって事。
そしてやっぱり
最後の方は、持て余し気味になってしまった(~o~)
でもね
食べたい物を食べるって、大事。
食べられる時に食べておかないと、
結局食べられなくなるって事も、最近多く感じるんだよね。
と言う事で
結局夜まで腹いっぱいで、
夜は液体のみになってしまいましたとさ。
ごちそうさまでした。
2017年8月15日火曜日
テキトルコ
食べたいけど、
横浜辺りじゃメニューに載らない料理って
たまにあったりする。
そんな時は、ご当地まで行けば良いんだけど、
それがちょっと大事な距離になると、
既に食べるだけのために行く事、を諦めるようになった。
一時期、無茶苦茶に動きまくって頃(15年くらい前か)
ひつまぶし食べるためだけに熱田神宮まで行ったり、
お好み焼きが食べたいからと広島へ行っちゃった事もあったけど(^_^;
そして最近は、日々の食事にも変化が減ってきて、
かつ、ランチはコンビニ物が多くを占めるので、
余計に妄想食堂へ行きたくなるのだろうね(爆)
で、
今日、頭の中に浮かんでいるのが「トルコライス」
長崎の兄弟が教えてくれた
大人のお子様ランチのようなワンプレート料理は、
似たような物が横浜にもあるんだけど、
トルコライスとは名乗らないのだ。
基本は
ピラフとナポリタンを一緒に盛って、横にサラダをあしらい、
真ん中に豚カツを乗せて、ソースをかけたもの。
大正14年創業の「ツル茶ん」は九州最古の喫茶店と言われ、
トルコライスの元祖とも言われているけど、
カツにかけるソースはカレーだった。
(店によっては、デミソース&カレーピラフだったりする)
ただ、「ツル茶ん」には様々なトルコライスがあり、
その中に「テキトルコ」という物もあるじゃないか。
元祖の店に来たんだから
オーソドックスな物を・・と考えるだけど、
肉食な自分に「テキ」という言葉は強すぎる。
で・・・
こんなのが登場した。
「ツル茶ん」の「テキトルコ」
これ食べた時は、「テキトルコ」って言ってなかったような記憶があるけど、
説明文のステーキと言う文字にやられてオーダーしちゃったので、
テキトルコという料理名をインプットしなかっただけかも知れない。
で・・・
このステーキが、ちゃんと焼かれた脂分が少なめの肉で、
かかっているストロガノフ系ソースとも相性が良くて、
かつパスタは特に味が付けられていないので、
肉とソースの味だけで、全部頂く感じがあった。
ナポリタンだと、味が喧嘩するのかなぁ・・とか思いつつも、
ナポリタンも食べたくなった気持ちをどう納めるかに、
苦労した事を思い出す。
でも・・・
この料理をペロッといくのは
リミッター外した旅先だからであって、
日常ではちょっと食べるのを避ける感じ。
ど〜見たって、カロリー過多だし、
そもそもの量も半端ないからね。
そう言えばたまにバーグのオススメで、
カツカレー&ナポリタンってセットを出してるけど、
それがなんとなくトルコライスに見えなくもない。
ただ、バーグのオススメって、
ご飯半分でオーダーしても凄い量だったりするので、
あっても食べないんだけどね(^^;)
トルコライス・・・
ちょっとで良いから食べたいなぁ・・・(T.T)
横浜辺りじゃメニューに載らない料理って
たまにあったりする。
そんな時は、ご当地まで行けば良いんだけど、
それがちょっと大事な距離になると、
既に食べるだけのために行く事、を諦めるようになった。
一時期、無茶苦茶に動きまくって頃(15年くらい前か)
ひつまぶし食べるためだけに熱田神宮まで行ったり、
お好み焼きが食べたいからと広島へ行っちゃった事もあったけど(^_^;
そして最近は、日々の食事にも変化が減ってきて、
かつ、ランチはコンビニ物が多くを占めるので、
余計に妄想食堂へ行きたくなるのだろうね(爆)
で、
今日、頭の中に浮かんでいるのが「トルコライス」
長崎の兄弟が教えてくれた
大人のお子様ランチのようなワンプレート料理は、
似たような物が横浜にもあるんだけど、
トルコライスとは名乗らないのだ。
基本は
ピラフとナポリタンを一緒に盛って、横にサラダをあしらい、
真ん中に豚カツを乗せて、ソースをかけたもの。
大正14年創業の「ツル茶ん」は九州最古の喫茶店と言われ、
トルコライスの元祖とも言われているけど、
カツにかけるソースはカレーだった。
(店によっては、デミソース&カレーピラフだったりする)
ただ、「ツル茶ん」には様々なトルコライスがあり、
その中に「テキトルコ」という物もあるじゃないか。
元祖の店に来たんだから
オーソドックスな物を・・と考えるだけど、
肉食な自分に「テキ」という言葉は強すぎる。
で・・・
こんなのが登場した。
「ツル茶ん」の「テキトルコ」
これ食べた時は、「テキトルコ」って言ってなかったような記憶があるけど、
説明文のステーキと言う文字にやられてオーダーしちゃったので、
テキトルコという料理名をインプットしなかっただけかも知れない。
で・・・
このステーキが、ちゃんと焼かれた脂分が少なめの肉で、
かかっているストロガノフ系ソースとも相性が良くて、
かつパスタは特に味が付けられていないので、
肉とソースの味だけで、全部頂く感じがあった。
ナポリタンだと、味が喧嘩するのかなぁ・・とか思いつつも、
ナポリタンも食べたくなった気持ちをどう納めるかに、
苦労した事を思い出す。
でも・・・
この料理をペロッといくのは
リミッター外した旅先だからであって、
日常ではちょっと食べるのを避ける感じ。
ど〜見たって、カロリー過多だし、
そもそもの量も半端ないからね。
そう言えばたまにバーグのオススメで、
カツカレー&ナポリタンってセットを出してるけど、
それがなんとなくトルコライスに見えなくもない。
ただ、バーグのオススメって、
ご飯半分でオーダーしても凄い量だったりするので、
あっても食べないんだけどね(^^;)
トルコライス・・・
ちょっとで良いから食べたいなぁ・・・(T.T)
2017年8月14日月曜日
ぶっかけ饂飩
最近、食べたいのに食べられていない物が多くて、
この前も過去データの再キャプチャで書いたけど、
今日もまたそんな物が頭に浮かんで過去データを探してしまった。
豊竹屋の一節、
「蕎麦に似れども蕎麦でなく
饂飩に似れども饂飩でない。
それは何かと尋ねたら・・・心太! 寒天!」
いや、そうじゃなくて
頭に浮かんだのは饂飩っす(爆)
「ぶっかけ饂飩」と称されるコレ。
要するに、ここに醤油とか出汁醤油とかをかけて食べるヤツだけど、
所謂「かけ饂飩」のことを「ぶっかけ饂飩」と言う地域もあって、
だから横浜辺りで饂飩屋に入ったら、「ぶっかけって何?」って尋ねるクセが
ついている(^_^;
で、これを自宅で作る時は、
花鰹をパックと生卵を饂飩の上に乗せて、醤油をちょいっと垂らして
混ぜて食べるだけ。
だから専門店で食べる「ぶっかけ」は自分的には贅沢品で、
かける醤油も生醤油か出汁醤油かで店の主張を楽しむし、
薬味が豊富だったりするから、十二分に楽しいのだ。
饂飩その物の味わい、
出汁醤油と薬味のハーモニー、
生卵が演出する味わいと食感の奥行きは、
食材それぞれが口の中で自己主張しながら
やがて一つとなって後味を贅沢にしてくれる。
だからこの食べ方が好きで、
熱汁に浸かった饂飩よりも饂飩を楽しむには良いと
自分としては感じている。
関西人の一部は、関東の饂飩や蕎麦の汁に対して、
「どぶの様な色の汁」と蔑んで言う事がある。
それは出汁文化の中で育ったからそう感じるのだろうし、
関東は野蛮だと差別したがる意識もあるのだろう。
横浜育ちの関東人としても
白い饂飩に生醤油をかけた時の色は、ちょっとどうか・・と
思う事もあるから理解はできるけど(~o~)
でも、たかが「汁」のこと。
「生まれが悪い」と言うのはその人の人生を見ない事だし、
「育ちが悪い」のも本人のせいではない部分もあるので、
その言い回しを平気でぶつけてくる人とは
あまり付き合いたくない、と思ってしまうのも事実。
食は文化。
他文化を受け容れるかどうかはそれぞれが考えれば良いことで、
否定したり差別するくらいなら、区別すれば良いと思う。
それにしても、美味い饂飩・・・
食べてないなぁ・・・(T.T)
この前も過去データの再キャプチャで書いたけど、
今日もまたそんな物が頭に浮かんで過去データを探してしまった。
豊竹屋の一節、
「蕎麦に似れども蕎麦でなく
饂飩に似れども饂飩でない。
それは何かと尋ねたら・・・心太! 寒天!」
いや、そうじゃなくて
頭に浮かんだのは饂飩っす(爆)
「ぶっかけ饂飩」と称されるコレ。
要するに、ここに醤油とか出汁醤油とかをかけて食べるヤツだけど、
所謂「かけ饂飩」のことを「ぶっかけ饂飩」と言う地域もあって、
だから横浜辺りで饂飩屋に入ったら、「ぶっかけって何?」って尋ねるクセが
ついている(^_^;
で、これを自宅で作る時は、
花鰹をパックと生卵を饂飩の上に乗せて、醤油をちょいっと垂らして
混ぜて食べるだけ。
だから専門店で食べる「ぶっかけ」は自分的には贅沢品で、
かける醤油も生醤油か出汁醤油かで店の主張を楽しむし、
薬味が豊富だったりするから、十二分に楽しいのだ。
饂飩その物の味わい、
出汁醤油と薬味のハーモニー、
生卵が演出する味わいと食感の奥行きは、
食材それぞれが口の中で自己主張しながら
やがて一つとなって後味を贅沢にしてくれる。
だからこの食べ方が好きで、
熱汁に浸かった饂飩よりも饂飩を楽しむには良いと
自分としては感じている。
関西人の一部は、関東の饂飩や蕎麦の汁に対して、
「どぶの様な色の汁」と蔑んで言う事がある。
それは出汁文化の中で育ったからそう感じるのだろうし、
関東は野蛮だと差別したがる意識もあるのだろう。
横浜育ちの関東人としても
白い饂飩に生醤油をかけた時の色は、ちょっとどうか・・と
思う事もあるから理解はできるけど(~o~)
でも、たかが「汁」のこと。
「生まれが悪い」と言うのはその人の人生を見ない事だし、
「育ちが悪い」のも本人のせいではない部分もあるので、
その言い回しを平気でぶつけてくる人とは
あまり付き合いたくない、と思ってしまうのも事実。
食は文化。
他文化を受け容れるかどうかはそれぞれが考えれば良いことで、
否定したり差別するくらいなら、区別すれば良いと思う。
それにしても、美味い饂飩・・・
食べてないなぁ・・・(T.T)
2017年8月13日日曜日
酢鶏?
リベンジして収まった牛問題。
これだけ続けば、他のモノが食べたくなるのは当たりませ。
と言う事で、牛以外に食べたい物を・・と考えたんだけど、
思い浮かぶ物が無い、ときた(^_^;)
そんな時は色々な物がある店で決めるしかないので、
和食か中華で開いている店を探すと・・・
中華料理屋が誘惑に満ちた顔つきで待っていた。
最近、中華の登場率高いなぁ・・と思いつつも、
いつも行く店ではないから、気分は上がる。
海老焼売をもらってビールを飲みながら、
主菜をどうしようか悩んでいたら、
鶏肉を酢豚風に作った物を勧められた。
酢鶏?
いやいや、鶏の唐揚げ甘酢餡かけ・・・らしい。
なるほど、見た目確かに酢豚っぽい。
ただ、パイナップルは入って無い(爆)
味は・・・
思いっきり酢豚っぽいけど、
鶏唐の食感は油淋鶏のそれに近い。
これ、かなり楽しい(^o^)
ビールも進む。
麻婆茄子があるように酢鶏があってもおかしくないけど、
鶏肉だからこその食感が酢豚よりも楽しいと思わせてくれるのに、
何故かポピュラーになってない。
まぁ、中華で鶏唐と言えば油淋鶏をオーダーしがちだし、
他の鶏肉料理と言えば蒸し鶏が頭に浮かぶから、
誰も、こんな料理を食べたいと言わないだろうね。
それにしても、酢豚味の鶏唐、
美味しゅうございます。
でも、この味を楽しんでいたら、
無性に天津丼が食べたくなってしまった。
最近、天津丼、食べてないなぁ・・・
ごちそうさまでした。
☆
これだけ続けば、他のモノが食べたくなるのは当たりませ。
と言う事で、牛以外に食べたい物を・・と考えたんだけど、
思い浮かぶ物が無い、ときた(^_^;)
そんな時は色々な物がある店で決めるしかないので、
和食か中華で開いている店を探すと・・・
中華料理屋が誘惑に満ちた顔つきで待っていた。
最近、中華の登場率高いなぁ・・と思いつつも、
いつも行く店ではないから、気分は上がる。
海老焼売をもらってビールを飲みながら、
主菜をどうしようか悩んでいたら、
鶏肉を酢豚風に作った物を勧められた。
酢鶏?
いやいや、鶏の唐揚げ甘酢餡かけ・・・らしい。
なるほど、見た目確かに酢豚っぽい。
ただ、パイナップルは入って無い(爆)
味は・・・
思いっきり酢豚っぽいけど、
鶏唐の食感は油淋鶏のそれに近い。
これ、かなり楽しい(^o^)
ビールも進む。
麻婆茄子があるように酢鶏があってもおかしくないけど、
鶏肉だからこその食感が酢豚よりも楽しいと思わせてくれるのに、
何故かポピュラーになってない。
まぁ、中華で鶏唐と言えば油淋鶏をオーダーしがちだし、
他の鶏肉料理と言えば蒸し鶏が頭に浮かぶから、
誰も、こんな料理を食べたいと言わないだろうね。
それにしても、酢豚味の鶏唐、
美味しゅうございます。
でも、この味を楽しんでいたら、
無性に天津丼が食べたくなってしまった。
最近、天津丼、食べてないなぁ・・・
ごちそうさまでした。
☆
2017年8月12日土曜日
リベンジ
「広島、どうでした?」
「暑かったよ〜」
「台風だったのでは?」
「7日午前中は雨だったけど、午後には晴れたよ。
それよりさ、広島で狙ってた広島牛が食えなくて、
肉モードのまま熟成肉ステーキ食べたら、安かった分
ダメだったのさ。」
「あ〜、そういう事もありますね」
「だから、リベンジね。
A3を200で。」
「ありがとうございます」
いや、熟成肉ステーキ屋がダメだった、って事じゃないよ。
牛肉も鮪も、安い物が特別に美味くなる事は無いってわかってて
それでも肉が食いたくて入った店で、安価なステーキ食べちゃっただけのこと。
でも、自分の中で「ステーキはこうあるべし」ってのが確立されているようで、
その基準が最近、高くなっているのだろう。
あれ?
焼き方はいつも通り「その肉が美味しく食べられる焼き方」だよね?
「半分、ガチ焼き系にしました」
ありがとう〜
ってか、比べるために200グラムにしたんだけど
やっぱりここのステーキって、大きく感じるね。
あ・・・
美味いわ(^o^)
ルポゼのやり方が以前より上手くなってて、
半分をガチ焼きにしてもらう場合は半分ずつ出てきていたのが、
同時なのに、ちゃんと両方が素晴らしい状態で出てくるのだ。
今日の焼き方は
ウォームセンター(ミディアムレア)とスライトリー・ピンクセンター(ミディアムウェル)
という感じ。
どっちの焼き方もそれなりに食べ応えがあって楽しく、
脂身を完全に外した状態でトリミングするからか、
200グラムというサイズ感が違い過ぎると確認できた。
A3ステーキ150グラムで3,400円。
A5なら5,300円というプライスが、高いかどうか?
最近めっきり行かなくなった鉄板焼きステーキの店だと、
コースで黒毛和牛180グラムのサーロインを食べて10,000円(税抜:サービス料込)になる。
(サラダ・前菜・焼き野菜・ご飯・味噌汁・香の物・シャーベット・コーヒー)
ここで、A3サーロインを200グラムと、焼き野菜とアボガドサラダを頼んで、
ワインを2杯+クラフトビール・・といっても1万円にはならないけど、
満足感では逆転する。
だからこの店へ来てしまうんだけど、
比べてしまった店には高級感という調味料が半端なくあって、
それこそが大事な場合には今だってそこへ行くだろう・・とは思っている。
でも今は、そんな食事を一緒に楽しむ人はいないし、
自分にとっても、高級感という調味料を楽しめる回路が
閉じているようにも思うのだ。
味わいや楽しさに比例するコストならOKだけど、
高級感とか贅沢感にかかるコストはNG。
サービスにかかるコストはOKだけど、
調度や食器等に費やされていたらNG。
そういう意味では、コンビニランチもファストフードも、
レストランでのフルサービスディナーであっても、同列で見ているのだと思う。
ま、美味しく楽しく食べられる事に対しての対価が
納得できるかどうかで、善し悪しを判断しているのです。
ごちそうさまでした。
☆☆
「暑かったよ〜」
「台風だったのでは?」
「7日午前中は雨だったけど、午後には晴れたよ。
それよりさ、広島で狙ってた広島牛が食えなくて、
肉モードのまま熟成肉ステーキ食べたら、安かった分
ダメだったのさ。」
「あ〜、そういう事もありますね」
「だから、リベンジね。
A3を200で。」
「ありがとうございます」
いや、熟成肉ステーキ屋がダメだった、って事じゃないよ。
牛肉も鮪も、安い物が特別に美味くなる事は無いってわかってて
それでも肉が食いたくて入った店で、安価なステーキ食べちゃっただけのこと。
でも、自分の中で「ステーキはこうあるべし」ってのが確立されているようで、
その基準が最近、高くなっているのだろう。
あれ?
焼き方はいつも通り「その肉が美味しく食べられる焼き方」だよね?
「半分、ガチ焼き系にしました」
ありがとう〜
ってか、比べるために200グラムにしたんだけど
やっぱりここのステーキって、大きく感じるね。
あ・・・
美味いわ(^o^)
ルポゼのやり方が以前より上手くなってて、
半分をガチ焼きにしてもらう場合は半分ずつ出てきていたのが、
同時なのに、ちゃんと両方が素晴らしい状態で出てくるのだ。
今日の焼き方は
ウォームセンター(ミディアムレア)とスライトリー・ピンクセンター(ミディアムウェル)
という感じ。
どっちの焼き方もそれなりに食べ応えがあって楽しく、
脂身を完全に外した状態でトリミングするからか、
200グラムというサイズ感が違い過ぎると確認できた。
A3ステーキ150グラムで3,400円。
A5なら5,300円というプライスが、高いかどうか?
最近めっきり行かなくなった鉄板焼きステーキの店だと、
コースで黒毛和牛180グラムのサーロインを食べて10,000円(税抜:サービス料込)になる。
(サラダ・前菜・焼き野菜・ご飯・味噌汁・香の物・シャーベット・コーヒー)
ここで、A3サーロインを200グラムと、焼き野菜とアボガドサラダを頼んで、
ワインを2杯+クラフトビール・・といっても1万円にはならないけど、
満足感では逆転する。
だからこの店へ来てしまうんだけど、
比べてしまった店には高級感という調味料が半端なくあって、
それこそが大事な場合には今だってそこへ行くだろう・・とは思っている。
でも今は、そんな食事を一緒に楽しむ人はいないし、
自分にとっても、高級感という調味料を楽しめる回路が
閉じているようにも思うのだ。
味わいや楽しさに比例するコストならOKだけど、
高級感とか贅沢感にかかるコストはNG。
サービスにかかるコストはOKだけど、
調度や食器等に費やされていたらNG。
そういう意味では、コンビニランチもファストフードも、
レストランでのフルサービスディナーであっても、同列で見ているのだと思う。
ま、美味しく楽しく食べられる事に対しての対価が
納得できるかどうかで、善し悪しを判断しているのです。
ごちそうさまでした。
☆☆
2017年8月11日金曜日
牛かつ
たぶん最初に食べたのは、
広島の飲み屋だった。
ガイドブックに牛カツの事が書いてあって出かけて、
さんざん迷ったあげくに出会ったその店は、
カウンター形式だけど居酒屋な店。
安っぽいトイレ芳香剤の匂いが漂う
決して上品ではない設えにヤバさを感じつつ、
牛ヒレカツをオーダーした。
高温の油で75秒揚げるというそのカツは、
衣はきつね色でカリッと食感だったが、肉には適度に火が通り、
抜群のミディアムレアになっていて、トイレの芳香剤の匂いを忘れさせる力があった。
その体験をしたのは今から20年も前のこと。
その味わいを忘れられなくて、横浜や東京で似たような物を探したけど、
ステーキで食べても美味しそうなヒレを、わざわざカツにするような店は
とうとう見つからなかった。
「最近、牛カツって流行ってるよな?」
「確かに。
でも揚げ物禁止にしてるんで、俺、食べてない。」
「牛フリークにしてちゃぁ、珍しいじゃん?」
「いや、たぶん、俺が求める牛カツってまず無いので、
興味が湧かないんだよ」
「そう言えば、前に京都で牛カツ食べてたね?」
「『はふう』ね。美味しかったけど、ああいうテイストだと想像を超えないね。
ああいうんじゃなくて、中はレアでジューシーな物を食べたいのさ。
でも、それは夢のまた夢なので、牛カツは諦めてる。」
「あれ〜、知らないんだ?」
「?」
「最近流行ってる牛カツって、以前お前が言ってた物に近そうだよ?」
「えぇ?」
「外はカリッとした衣で、中は思いっきりレアなんだってさ。
興味あるだろ?」
そんな誘いを受けたら、食べたくなる。
丁度、プリンターのインクを買ったり、
ぶっ壊れたドライヤーを買ったりしたいので出かける予定があったから、
久々に肉好きな友人とこんなのを食べる事にした。
「黒毛牛カツ京玉善」130グラム 1,980円
出汁醤油、塩山椒、ソース、カレーソース、京玉(温泉玉子?)とタレが並び、
そこに赤だしもついたセット。
牛肉はコストをケチると泣きを見るから、
ベーシックな牛ロースカツ膳(1,280円)より上のランクをオーダーした。
まぁ、こんな風景を見た瞬間、
何とも言えない空気が流れたんだけど、まずは食べてみる。
「どう?」
「こんな感じじゃないけど、このコストならこんな物だね」
「広島のって、そんなに美味かった?」
「思い出は美化されるからねぇ」
脂の量が少なめで、
カツの衣は肉から離れ気味。
60秒で揚げるという調理法を否定するつもりは無いけど、
もうちょっと加熱した方が、中まで暖かくなってジューシーになるようにも思うけど、
そもそもこの肉に、ジューシーさを求めてはいけないようにも思う。
これで黒毛和牛?って思ってメニュー見たら黒毛牛になってる(爆)
USかオージーか国産牛かはわからないけど、
メニューに明記されていないなら、仕入れ価格で換わる事を想定か?
でも、ご飯セットでの価格を考えたら、まぁまぁ良い線。
チェーン店でこれ以上を望むのは酷というものかも。
「ソースや山葵、山椒とかカレーとかで目先が変わるし、
ご飯も無料でお代わりできるから、人気があるんだな」
「山椒と塩で食べるのが一番肉の味がするけど、
カレーソースは蕎麦屋のカレーで、カツのソースには必要ないね」
「これじゃぁ、やっぱりリベンジにならないなぁ」
「返り討ちにあった件ね。
もっと美味い肉の方が良かった?」
「流行の牛カツって物を味わいたかったので、問題無し」
とは言ったものの・・・
やっぱり美味い牛肉を食べたい気持ちは大きくなるばかり。
マジ、リベンジに行くしかないのかもね(爆)
ごちそうさまでした。
広島の飲み屋だった。
ガイドブックに牛カツの事が書いてあって出かけて、
さんざん迷ったあげくに出会ったその店は、
カウンター形式だけど居酒屋な店。
安っぽいトイレ芳香剤の匂いが漂う
決して上品ではない設えにヤバさを感じつつ、
牛ヒレカツをオーダーした。
高温の油で75秒揚げるというそのカツは、
衣はきつね色でカリッと食感だったが、肉には適度に火が通り、
抜群のミディアムレアになっていて、トイレの芳香剤の匂いを忘れさせる力があった。
その体験をしたのは今から20年も前のこと。
その味わいを忘れられなくて、横浜や東京で似たような物を探したけど、
ステーキで食べても美味しそうなヒレを、わざわざカツにするような店は
とうとう見つからなかった。
「最近、牛カツって流行ってるよな?」
「確かに。
でも揚げ物禁止にしてるんで、俺、食べてない。」
「牛フリークにしてちゃぁ、珍しいじゃん?」
「いや、たぶん、俺が求める牛カツってまず無いので、
興味が湧かないんだよ」
「そう言えば、前に京都で牛カツ食べてたね?」
「『はふう』ね。美味しかったけど、ああいうテイストだと想像を超えないね。
ああいうんじゃなくて、中はレアでジューシーな物を食べたいのさ。
でも、それは夢のまた夢なので、牛カツは諦めてる。」
「あれ〜、知らないんだ?」
「?」
「最近流行ってる牛カツって、以前お前が言ってた物に近そうだよ?」
「えぇ?」
「外はカリッとした衣で、中は思いっきりレアなんだってさ。
興味あるだろ?」
そんな誘いを受けたら、食べたくなる。
丁度、プリンターのインクを買ったり、
ぶっ壊れたドライヤーを買ったりしたいので出かける予定があったから、
久々に肉好きな友人とこんなのを食べる事にした。
「黒毛牛カツ京玉善」130グラム 1,980円
出汁醤油、塩山椒、ソース、カレーソース、京玉(温泉玉子?)とタレが並び、
そこに赤だしもついたセット。
牛肉はコストをケチると泣きを見るから、
ベーシックな牛ロースカツ膳(1,280円)より上のランクをオーダーした。
まぁ、こんな風景を見た瞬間、
何とも言えない空気が流れたんだけど、まずは食べてみる。
「どう?」
「こんな感じじゃないけど、このコストならこんな物だね」
「広島のって、そんなに美味かった?」
「思い出は美化されるからねぇ」
脂の量が少なめで、
カツの衣は肉から離れ気味。
60秒で揚げるという調理法を否定するつもりは無いけど、
もうちょっと加熱した方が、中まで暖かくなってジューシーになるようにも思うけど、
そもそもこの肉に、ジューシーさを求めてはいけないようにも思う。
これで黒毛和牛?って思ってメニュー見たら黒毛牛になってる(爆)
USかオージーか国産牛かはわからないけど、
メニューに明記されていないなら、仕入れ価格で換わる事を想定か?
でも、ご飯セットでの価格を考えたら、まぁまぁ良い線。
チェーン店でこれ以上を望むのは酷というものかも。
「ソースや山葵、山椒とかカレーとかで目先が変わるし、
ご飯も無料でお代わりできるから、人気があるんだな」
「山椒と塩で食べるのが一番肉の味がするけど、
カレーソースは蕎麦屋のカレーで、カツのソースには必要ないね」
「これじゃぁ、やっぱりリベンジにならないなぁ」
「返り討ちにあった件ね。
もっと美味い肉の方が良かった?」
「流行の牛カツって物を味わいたかったので、問題無し」
とは言ったものの・・・
やっぱり美味い牛肉を食べたい気持ちは大きくなるばかり。
マジ、リベンジに行くしかないのかもね(爆)
ごちそうさまでした。
2017年8月10日木曜日
白焼き
白焼きと言われたら、思い浮かぶのは鰻。
だけど、白焼きとは調理法の名前で、
何も付けずに直火焼きをする事なのだそうで。
脂を落として旨味を食材の中に閉じ込めるための手法で、
淡水魚の保存に活用されたとも言われている。
自分としては、
鰻の白焼きを頼んで山葵醤油で食べる事しか頭に無いけど、
違う魚で白焼きし、同じ様に食べる事も結構ある。
知ってる物だと、鰻とウナギ目に分類される魚として穴子と鱧は、
流通する地域で白焼きを楽しむ事が多い。
そう、広島では
穴子の白焼きが飲み屋にあったりするのです(^_^)
去年は穴子飯を楽しんだけど、それは言わば穴子の蒲焼き重。
関西の焼き方なのか蒸さない焼き方だったのか、結構歯ごたえがあって楽しかった。
で、白焼きがある言われてオーダーしたら、
こんな感じの物が。
お〜
これ、楽しい!(^_^)
鰻重に近い穴子飯があるなら、
白焼きも同じ様に楽しめる・・と想像はしていたけど、
ここまでとは思わなかった。
勿論、山葵醤油で楽しむのだけど、
歯ごたえが楽しい上に穴子の味が濃い感じがあって、
醤油もほんの少しで良いと思った。
で、日本酒に合うのだよね(^o^)
ここで呑んだのは、
「瑞冠」と「宝剣」
どちらも広島の酒だったけど勧められるだけの事はあって、
どちらも魅力的で、食事と共に楽しむにも適していた。
考えてみれば、日本酒も今やライスワインの中で
主な物として扱われるワールドワイドな酒になった。
昔ながらの日本酒はドンドン精錬されて、
日本酒が持つ本来の美味さが引き立つ作り方が主流になって、
そこに、個性が際立つ、ワインで言えばシャトーのようなメーカーが増え、
地酒の質の向上は著しい。
「加茂鶴」や「雨後の月」、「富久長」などは知ってて飲んでたけど、
三次市甲奴町の「瑞冠」と呉市の「宝剣」が、こんなにも魅力的だとは知らず、
この二つの酒に出会えただけでも、来た甲斐があったと思った。
日本の酒造メーカーは、押し並べて評価が高い。
効率化より高品質化に向かう方向性は、
日本文化の根底にあるように感じているし、
そもそも、そういう気質の人達がこの国を象ってきたのだろう。
それだけではなく、
大手メーカーがブレイクスルーした技法を公開するなど
業界全体で質を上げる努力がされていると聞く。
例えば甲州ワイン。
葡萄の甲州種がDNA鑑定でワインに向く種(ヴィティス・ヴィニフェラ種)
である事がわかったのが2004年。
それに遡ること10年、メルシャンがシュール・リーという手法を活用した甲州ワインを
リリースし、その醸造方法を勝沼のワインメーカーに公開したのが1985年の事だった。
それを受けて1987年に勝沼ワイナリークラブが発足し、
シュール・リーと製法が一般化した。
ただ、欧米はまだその頃、甲州ワインの可能性に気付いてもいない。
あの、ロバートパーカーJrが評価したのは2005年。
つまり甲州ワインは紛い物扱いされていて、
ワイン用に葡萄で作られた本物として認識されたのは、
DNA鑑定後だったことは想像に難くない。
自分の仕事でもそうだけど、客に対するサービスとは別に同業他社と共に、
業界全体の質向上を考えないとダメな時代になってきた。
時には、競争相手となる他社を出し抜いて自社だけが良くなっても、
業界全体が落ち込んでしまったら、生き残れない。
そんな井の中の蛙でも、
井戸の水が涸れない努力が必要な事は、理解できる。
ただ、その水の魅力も上げていかないと、
井戸の利用価値が無くなってユーザーが離れ、
廃れてしまう事まではなかなかたどり着けないのだ。
過去を忘れて今を生きていくのは楽だけど、
過去の積み重ねの上に今がある事を理解しないと、
未来の為の土台は築けない。
毎年、この時期に向き合う過去は、
未来のために必要な存在であり、
同時に今を感謝する意味でもある。
そんな事を思う広島で、
素敵な料理と酒に出会えて、幸せな夜だった。
ごちそうさまでした。
☆
だけど、白焼きとは調理法の名前で、
何も付けずに直火焼きをする事なのだそうで。
脂を落として旨味を食材の中に閉じ込めるための手法で、
淡水魚の保存に活用されたとも言われている。
自分としては、
鰻の白焼きを頼んで山葵醤油で食べる事しか頭に無いけど、
違う魚で白焼きし、同じ様に食べる事も結構ある。
知ってる物だと、鰻とウナギ目に分類される魚として穴子と鱧は、
流通する地域で白焼きを楽しむ事が多い。
そう、広島では
穴子の白焼きが飲み屋にあったりするのです(^_^)
去年は穴子飯を楽しんだけど、それは言わば穴子の蒲焼き重。
関西の焼き方なのか蒸さない焼き方だったのか、結構歯ごたえがあって楽しかった。
で、白焼きがある言われてオーダーしたら、
こんな感じの物が。
お〜
これ、楽しい!(^_^)
鰻重に近い穴子飯があるなら、
白焼きも同じ様に楽しめる・・と想像はしていたけど、
ここまでとは思わなかった。
勿論、山葵醤油で楽しむのだけど、
歯ごたえが楽しい上に穴子の味が濃い感じがあって、
醤油もほんの少しで良いと思った。
で、日本酒に合うのだよね(^o^)
ここで呑んだのは、
「瑞冠」と「宝剣」
どちらも広島の酒だったけど勧められるだけの事はあって、
どちらも魅力的で、食事と共に楽しむにも適していた。
考えてみれば、日本酒も今やライスワインの中で
主な物として扱われるワールドワイドな酒になった。
昔ながらの日本酒はドンドン精錬されて、
日本酒が持つ本来の美味さが引き立つ作り方が主流になって、
そこに、個性が際立つ、ワインで言えばシャトーのようなメーカーが増え、
地酒の質の向上は著しい。
「加茂鶴」や「雨後の月」、「富久長」などは知ってて飲んでたけど、
三次市甲奴町の「瑞冠」と呉市の「宝剣」が、こんなにも魅力的だとは知らず、
この二つの酒に出会えただけでも、来た甲斐があったと思った。
日本の酒造メーカーは、押し並べて評価が高い。
効率化より高品質化に向かう方向性は、
日本文化の根底にあるように感じているし、
そもそも、そういう気質の人達がこの国を象ってきたのだろう。
それだけではなく、
大手メーカーがブレイクスルーした技法を公開するなど
業界全体で質を上げる努力がされていると聞く。
例えば甲州ワイン。
葡萄の甲州種がDNA鑑定でワインに向く種(ヴィティス・ヴィニフェラ種)
である事がわかったのが2004年。
それに遡ること10年、メルシャンがシュール・リーという手法を活用した甲州ワインを
リリースし、その醸造方法を勝沼のワインメーカーに公開したのが1985年の事だった。
それを受けて1987年に勝沼ワイナリークラブが発足し、
シュール・リーと製法が一般化した。
ただ、欧米はまだその頃、甲州ワインの可能性に気付いてもいない。
あの、ロバートパーカーJrが評価したのは2005年。
つまり甲州ワインは紛い物扱いされていて、
ワイン用に葡萄で作られた本物として認識されたのは、
DNA鑑定後だったことは想像に難くない。
自分の仕事でもそうだけど、客に対するサービスとは別に同業他社と共に、
業界全体の質向上を考えないとダメな時代になってきた。
時には、競争相手となる他社を出し抜いて自社だけが良くなっても、
業界全体が落ち込んでしまったら、生き残れない。
そんな井の中の蛙でも、
井戸の水が涸れない努力が必要な事は、理解できる。
ただ、その水の魅力も上げていかないと、
井戸の利用価値が無くなってユーザーが離れ、
廃れてしまう事まではなかなかたどり着けないのだ。
過去を忘れて今を生きていくのは楽だけど、
過去の積み重ねの上に今がある事を理解しないと、
未来の為の土台は築けない。
毎年、この時期に向き合う過去は、
未来のために必要な存在であり、
同時に今を感謝する意味でもある。
そんな事を思う広島で、
素敵な料理と酒に出会えて、幸せな夜だった。
ごちそうさまでした。
☆
2017年8月9日水曜日
リベンジに出かけて返り討ちに遭う
昨日、
わかっちゃいるのに熟成肉ステーキ食べてがっかりした件。
元はと言えば、肉屋がやってるステーキ屋が閉まってたから起きたって事で、
どうしてもその店へ行って、リベンジしたかった。
勿論、似たような失敗したくないから
確実に開いている事を確認してから、ランチに出発。
行列が若干ありますね・・・
あ・・・
あぁぁぁぁ・・・
失敗じゃん(T.T)
わかってたはずだよね?
絶対、予測できたよね??
やっぱ、旅先って正常な判断が鈍るのかね?
そうです。
ランチ専用メニューしかないのです!
希少部位とかサーロインとかは、食べられないんです(-_-;
まぁ、良いか。
1000円のランチに出てくるステーキって概念で食べれば
判断がつくって事で・・・ね。
と言う事で、
サービスステーキセット(ご飯&味噌汁&サラダ付き)980円を、オーダー。
・・・・(~o~)
やっぱりなぁ・・・・・・
ハラミステーキだよねぇ・・・・
180グラムあると店員が言ってたけど、
見た目的にはもっとある感じ。
どれどれ・・・
あ・・・
やっぱり(T.T)
ハラミ独特の、内臓系のクセがありますな。
でも、ソースが上手くそのクセをカバーし、かつ塩加減は強くならずに、
柔らかさも均一になるよう上手に焼かれていて、
980円というコストを考えたら間違い無く、文句無い定食になっていた。
結構大きめなレモンが添えられているから絞ってみたら、
濃いめなソースを爽やかに演出して、ご飯と一緒に食べる楽しさに満ちている。
でもねぇ・・・
リベンジにならないんだよ、これじゃ(^_^;
余計に、美味いステーキが食べたくなっちゃったじゃん(爆)
まぁ、知らない土地で、飛び込みで入る店に対して、
文句は言っちゃダメだけど。
しょうがない、
横浜に帰ったら、いつもの店でリベンジするしかない・・・ね。
ごちそうさまでした。
2017年8月8日火曜日
熟成肉ブームってまだあり?
いかにも美味しそうな宣伝文句が飛び交い、専門店ができても、
これが熟成肉の美味さか・・と、わかりやすく味わえる店は少ない。
何故なら熟成肉の定義がしっかりしてないからで、
極端な話、肉を仕入れてから冷蔵庫に数日放置して
それを熟成肉と言っても間違いではない・・からだ(^_^;
「この前、生け簀にトラフグが泳ぐ店で河豚食べたけど、
随分安かったよ」
「美味しかったですか?」
「う〜ん、刺身はなんか白身魚を食べただけな感じだし、
河豚チリも普通な感じだった」
「実は私も気になって食べてきたんですけど、
あれならウチのお客さんは流れないって確信しましたよ」
「どうでした?」
「あそこね、熟成してないんですよ。
あれなら安く出す事はできる。
だけど河豚って、ちゃんと熟成しないと旨味が弱いんです。
で、状態見ながらちゃんと熟成するのに時間がかかるし
その分、高くなるんです。」
「熟成しないとダメですか?」
「何食べたかわからなかったでしょ?
淡泊な白身魚や烏賊とかは、ちゃんと熟成した物と大きな差が出るんですよ」
「烏賊って、獲りたての透明なヤツが美味しいんじゃない?」
「ウチ、ちゃんと熟成した白い烏賊しか出さないでしょ?」
「そうですね」
「新鮮な魚が美味しいと思うのは、醤油のおかげ。
新鮮さを目で楽しんで、醤油で味が誤魔化されて食べてるんですよ」
行きつけの鮨屋で聞かされた熟成の話。
それが肉にも当てはまるかどうか・・だけど、
熟成すると美味しくなるメカニズムは同じ事。
発酵(腐敗?)させずに、肉が持つ酵素によって
タンパク質が分解してアミノ酸となる事で美味しくなる。
だからタンパク質をどこまで熟成するか、
発酵させないで熟成するかが難しくて、
河豚であれ牛肉であれ、専門知識を持って扱わないとダメで、
だからこその専門店なのだと思う。
で・・・
こんな前置きをするのは、
広島で熟成ステーキ専門店に出会ったから。
正直に言う。
熟成ステーキが美味いと思ったのは
サンフランシスコで23日間ドライエージングしたアンガスビーフを食べた時と、
伊勢佐木町で牛タンの熟成肉を食べた時だけ。
普通のステーキよりマシ、と思えたのは馬車道で45日間エージングした
サーロインを食べた時だけで、専門店と言われる店で食べたものに
特別な美味しさを感じた事は無い。
本当は、肉屋がやってるステーキ屋で食べたかったけど、
今日がたまたま定休日で、肉の頭になってた自分に
熟成ステーキの文字が飛び込んだから止まらなかった(爆)
と言う事で、カウンターのみのその店に入って・・・
ヒレ200グラム(3200円)
あ・・・(T.T)
焼き方を尋ねてくれないから諦めてただけど
グリルで焼いたからって事は無いだろうけど
ヒレだからって事なのかも知れないけど
ただの火の通り過ぎた、ヒレステーキじゃん。
しかも200グラムを感じないボリューム。
え〜い
リミッター解除だから、サーロインも食ってやる。
サーロイン200グラム(2400円)
あ・・・
コッチはちょっとマトモ。
肉の美味さはそこそこあるけど、
ヒレがウェルに近い焼き方(ノーピンク)だったのに
このサーロインはミディアムウェルな焼き方(ピンクセンター)で、
脂の旨味も肉の旨味も、そこそこある感じ。
だけど、レモンの下は脂身でステーキの1/5くらいを占め、
こいつもまた200グラムというサイズを感じられなかった。
おかしいなぁ・・
いつも食べるステーキは、200グラムも食べたらかなりの迫力だし、
250グラムだと、他には野菜くらいしか食べたくない感じになる。
なのに、コイツらをペロッと食べても、
何だかさみしい感じになってしまった。
これってつまり、
この価格の熟成肉ステーキを食べた事が原因だよね。
脂が少ない肉を熟成によって食べやすくした物だから、
200グラムを食べても、大した量に感じられないのだろう。
元々ドライエージングは、
固い肉を柔らかく食べるための工夫から始まったと聞いているし、
日本においては経産牛を美味しく食べるために研究した人もいて、
徐々にだけどシェアを増やしてきた。
だけど、美味さを追求する上では、
どんな肉をどんな温度や湿度で何日熟成すべきか、
という経験値はまだまだ低く、
脂至上主義な日本において良い肉(脂肪過多?)は
エイジングに回して歩留まりを悪くし高価格となったら、
庶民の口には入らないのも、道理だ。
だったら、
敢えて熟成肉を食べるより良い肉はそのまま食べた方が、
客から見たらコストパフォーマンスが良い、
という事になってしまう。
今日は正に
それを感じてしまったって事らしい(^_^;
いつも食べるA3ステーキ150グラムの方が
はるかに重く感じるのは、トリミングの仕方と脂の量、そして焼き方か。
ここのステーキは、わかっていて食べれば楽しいし、
骨付きステーキ(Tボーン?:700グラムから)だって 余裕で食べられるはず。
と、言う事で、
飲み直しにでかける事にします。
ごちそうさまでした。
2017年8月7日月曜日
呉の海自カレー
今日は呉を訪れた。
台風の影響もあったけど、
進路は直撃コースを外れた事から天気は回復し、
歩いて回る事も可能になっていた。
色々と見た物があったけど、
それは別の場所で書くとして、
目当てはやっぱり海自カレー(爆)
本物の潜水艦が展示されているのは鎮守府があった呉ならではだと思うけど、
この「てつのくじら館」で海自カレー(あきしおカレー)を食べようと思ったら、
既に売り切れだった(T.T)
あきしおはこの潜水艦名。
ご飯があきしお型に盛られ、あきしおレシピで作られたカレーだから、
そりゃ訪れた人は皆食べたくなるだろう。
仕方がないので、あきしおを見ながら食事ができるカフェにて
別の海自カレーを食べる事にした。
(呉では海自カレーを22店舗が提供し、それぞれ海自艦独自レシピの物を出している)
訪れた店では「護衛艦さみだれ」オリジナルレシピカレーがあったけど、
カレーに合わせるものがナンになっていたのでパスし、
普通の士官カレーをオーダーした。
海自の旗がご飯に刺さっているのはお茶目だけど、
多くの店でこの旭日旗がデコレーションされている。
大人のお子様ランチ?って思ったりするけど、
なんだかちょっと嬉しい。
そんな感情を持つのはきっと、昭和のまだまだ外食が贅沢だった時代に、
子供だけが食べられたお子様ランチに日章旗が掲げられていて、
それだけで、凄く魅力的に見えてしまったのだから、仕方ない。
三つ子の魂百までとは言ったもので、
ホテルニューグランドでは実際に「大人のお子様ランチ」を期間限定で出して
好評だと聞くから、こんな子供だましな飾りが嬉しい世代は多いのかも知れないね。
士官カレーは水兵カレーと同じルーを使い、大きめの牛タンとオクラが付加されたもの。
見た目豪華で、インスタ映えしそうな一皿になっていた。
あ・・・
凄く懐かしい味だ(^_^)
小麦粉を煎って作る昭和っぽいカレーで、
カレーが少ないライスカレーと言われていた頃の味わいを思い出した。
横須賀は海軍カレーだけど、呉は海自カレー。
共に鎮守府があった地だけど、横須賀の様な大きな米軍基地が無いからか、
町中にアメリカの風は感じられない。(第6突堤に基地はあるけど小さい)
だから自然と、海自の町というイメージができたのだろう。
また訪れて、22種ある海自カレー、
色々と食べてみたい。
次に来る時は、どんなカレーがどこにあるかを
ちゃんと調べておく事にしよう(^_^)
ごちそうさまでした。
台風の影響もあったけど、
進路は直撃コースを外れた事から天気は回復し、
歩いて回る事も可能になっていた。
色々と見た物があったけど、
それは別の場所で書くとして、
目当てはやっぱり海自カレー(爆)
本物の潜水艦が展示されているのは鎮守府があった呉ならではだと思うけど、
この「てつのくじら館」で海自カレー(あきしおカレー)を食べようと思ったら、
既に売り切れだった(T.T)
あきしおはこの潜水艦名。
ご飯があきしお型に盛られ、あきしおレシピで作られたカレーだから、
そりゃ訪れた人は皆食べたくなるだろう。
仕方がないので、あきしおを見ながら食事ができるカフェにて
別の海自カレーを食べる事にした。
(呉では海自カレーを22店舗が提供し、それぞれ海自艦独自レシピの物を出している)
訪れた店では「護衛艦さみだれ」オリジナルレシピカレーがあったけど、
カレーに合わせるものがナンになっていたのでパスし、
普通の士官カレーをオーダーした。
海自の旗がご飯に刺さっているのはお茶目だけど、
多くの店でこの旭日旗がデコレーションされている。
大人のお子様ランチ?って思ったりするけど、
なんだかちょっと嬉しい。
そんな感情を持つのはきっと、昭和のまだまだ外食が贅沢だった時代に、
子供だけが食べられたお子様ランチに日章旗が掲げられていて、
それだけで、凄く魅力的に見えてしまったのだから、仕方ない。
三つ子の魂百までとは言ったもので、
ホテルニューグランドでは実際に「大人のお子様ランチ」を期間限定で出して
好評だと聞くから、こんな子供だましな飾りが嬉しい世代は多いのかも知れないね。
士官カレーは水兵カレーと同じルーを使い、大きめの牛タンとオクラが付加されたもの。
見た目豪華で、インスタ映えしそうな一皿になっていた。
あ・・・
凄く懐かしい味だ(^_^)
小麦粉を煎って作る昭和っぽいカレーで、
カレーが少ないライスカレーと言われていた頃の味わいを思い出した。
横須賀は海軍カレーだけど、呉は海自カレー。
共に鎮守府があった地だけど、横須賀の様な大きな米軍基地が無いからか、
町中にアメリカの風は感じられない。(第6突堤に基地はあるけど小さい)
だから自然と、海自の町というイメージができたのだろう。
また訪れて、22種ある海自カレー、
色々と食べてみたい。
次に来る時は、どんなカレーがどこにあるかを
ちゃんと調べておく事にしよう(^_^)
ごちそうさまでした。
2017年8月6日日曜日
お好み焼きのニューウェーブ
今年も無事広島に到着し、祈りを捧げた。
後はやっぱり広島ならではの物を食したい。
と言う事で、トップバッターはまちがいなくお好み焼き。
肉玉そば入りを何が何でも食べたいのだが、
日曜の灯篭流しの日は、メチャ混みが予想される。
だから、敢えて駅前のビルの中にお好み焼き屋ばかりが入ってるところで
ニューウェーブと言っても良いお好み焼きを食べる事にした。
広島のやり方は、生地を薄くのばし千切りキャベツをどっさりと乗せ、
具を乗せてから最後に肉を乗せて、ひっくり返して蒸し焼きにする。
ここで、圧力をかけて水分を飛ばすスタイルと、
押さないで焼くスタイルがあるけど、
山盛りのキャベツ蒸し焼きされて薄くなる度合いが違うくらい。
そして、入れるソバはその場で茹でてから鉄板で焼くスタイルを取る店が多く、
このソバの美味さが際立たないと、広島のお好み焼きとしての価値は
半減だと思っている。
で、今日はそんなオーセンティックな焼き方をする店じゃなくて、
フワッとした食感が楽しいと言われる店を目指す。
ミシュランのビブグルマンに載った事で一気に有名になったが、
東京に支店があっても広島で食べたくて、今日まで食べる事がなかったのだ。
と言う事で、オーダーしたのはコレ。
「夢」という名のお好み焼き。
普通のお好み焼きとはまったく違う見栄え。
異常?と思うくらいの高さがあって、ハンバーグかよ?って思うくらいの感じ。
ニューウェーブと言われる味は・・
お?
おぉぉぉ〜〜
これ、好きかも。
フワッとした押さえない焼き方をしつつ、
かつ高さをキープする短時間で出来上がるお好み焼きなのに、
ちゃんと具材の味がバランスされていて、トップの目玉焼きを切って
半熟卵黄をまとわせながら食べる美味さは、ちょっと驚くレベル。
いつもは量を制限している自分だけど、
年に何回もでかけないので、旅行時にはリミッター外す。
そう、美味いからもう一枚行っちゃおうかなって事で(爆)
「電光石火」という店名を背負った一枚。
この高さはさっきの「夢」より高く、
オムレツに近い状態で焼かれた玉子で綺麗にくるんだ形のお好み焼き。
たっぷりの大葉が入って、
その爽やかな個性が素晴らしいアクセントになっている。
生ビールがアサヒなのは諦めて、でもグビグビと干してしまう。
台風の影響か、凄く蒸し暑い上に、目の前に鉄板。
そりゃ、ビール進むって(^_^;
しかし、どちらもやっぱり広島ならではで、
中に入るソバが美味い。
横浜でも広島風と称して出してくれるお好み焼きは結構出会うけど、
ソバが美味いって思える事はまだ無くて、だから広島ではお好み焼きを
一回は楽しみたいって、思うのです。
しかし・・・
キャベツどれだけ食べた事になるんだろう・・・
苦しい・・・・
仕方ない。
河岸を変えて、ゆっくり呑む事にしよう。
(まだ行くんか?)
ごちそうさまでした。
☆
電光石火
広島市南区松原町10-1 広島フルフォーカスビル 6F
050-5868-4060
10:00~22:00
年中無休
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BUILD A BURGER
人混み嫌いではあるけど、 取材なので行ってみた「CP+2025」。 プロからアマのカメラファンにまでと門戸を広げたイベントなので、 一般客がいないプレスタイムに訪れたのに、それでもかなりの人出があってビックリ。 イベント内容はnoteに書い...

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白板と言われて、 ピンと来る人はどれくらいいるのだろう? あ、ホワイトボードじゃないっす。 勿論、食べ物の事です。 って言っちゃえば、 想像つくよね? そう 蒲鉾の白いヤツの事。 正月には 紅白の蒲鉾を用意する人もいると思うけど、 赤は魔...
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歴史ある街で、美味しい物を出す飲食店が多い・・・ というのが麻布十番のイメージだが、訪れたのは何十年も前のこと。 地下鉄の出口から出て見える風景に記憶があるけど、 あのインターチェンジの辺りに仕事で行ったっけなぁ・・なレベル。 当然だけど、何か食べた事なんてなかった...
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久々に中華料理を食べに行ったら 今まで我慢してた気持ちがさらに膨れあがってしまった。 なるべく外出はしないと決めていても、 フィジカルディスタンスを確保しながらの散歩は ある程度必要、という情報もある。 だったらそんな週末の様子 ちょっと偵察にいってみるか...