喫茶店のチキンライス

随分、涼しくなったね。
　
財布は風邪をひいたままだけど、
心は温かく持ちたいっていつも思う。
　
とは言え今日は、
さすがに薄手のジャンパーを着て出勤。
（夜半は雨降るかも、な予報もあるしね）
　
そして待ってるのは
あまり聞きたくない情報だったりする(^_^;
　

　
チキンライス（メニューには「喫茶店のチキンライス」とある）
　
なんか来年度の諸々の動きがチキンレースに見えちゃって
語呂合わせでオーダーした（爆）
　
このシンプルなケチャップ炒めご飯が、
たまらなく美味しく感じるのは何故だろう。
　
この店はバターを多めに使うのでカロリーは心配だけど
微妙に焦げたケチャップや、しっかり味が主張する鶏肉が、
渾然一体となって魅力的な味わいになっている。
　
こう、できが良いと、
これを中に入れたオムライスよりこっちの方が美味しいんじゃないか？
って思うくらいに楽しいんだよね(^_^)
　
　
昔の喫茶店ではよくこのチキンライスをメニューに載せていたけど、
今はスタバのようなカフェっぽい店が増えちゃって、
日本的洋食を食べられる喫茶店は気づけば凄く減ってしまった。
　
考えてみればそういう喫茶店って、
コーヒーも酒も食事も楽しめる便利な店だったし、
常連達が妙な連帯感まで持ってたまり場になりやすい店でもあった。
　
そうそう
１０代の頃、
元町の裏通りにはその手の喫茶店が数店あって、
それぞれの店に集まる連中には独特の個性があったっけ。
　
あの店に行くと音楽好きが集まっている、とか、
こっちの店は不良ばっかり集まって挨拶が殴り合いだ、とかね(^_^;
　
私がたまり場にしていた店は店長がホンワカした人で、
小遣いを殆ど持てなかった私は、一番安いトーストを１枚食べて
後は仲間達とワイワイ楽しんでいたけど、
たまに彼のおごりでコーヒーを飲ませてもらった事を、思い出す。
　
　　
今の若者は、
どんなところに屯って、
どんな夢を語っているのだろう。
　
・・・と、懐かしい味わいで蘇った記憶が、
そう呟いた(^_^)
　
　
ごちそうさまでした。
　
５９点（今回はバランスが絶妙で美味しかった）