横浜市役所(新庁舎)の一階「ラクシスフロント」にある
ドイツビールの店「シュマッツ」
ドイツの「ビール純粋令」に基づいたオリジナルビールを提供している
珍しい店なので、ビーラーな自分としては外せない店なのだ。
(そのまま地下に降りればMM線に乗れるってのも大きい)
その昔、サッポロビールが「ミュンヘン、サッポロ、ミルウォーキー」とキャッチコピー
を展開したように、ミュンヘンはあのオクトーバーフェストで知られるビールの街。
ミルウォーキーはミラービールが好きだけど、その頃はラガービールがビールだと
思い込んでいた若造だったので、ドイツビールはラガーなんだと思い込んでいたっけ。
で、シュマッツではこんなビールの方が多く繋がっていて
どんだけ視野が狭かったんだろう・・と若造な自分を笑ってしまった。
ドイツではジャガイモ無しの料理はあり得ない的な話を聞くけど、
ググってみれば1771〜2年に発生した大飢饉で定着したと出てきた。
ライ麦が壊滅的な被害にあって、ジャガイモにあまり影響が無かった事から
一気にジャガイモ栽培が加速した・・とある。
保守的なドイツ人はあまり変化を好まない事から、外国の料理を食べない人もいて
同じ物を食べる事が苦ではないとのこと。
でも、同じジャガイモを様々な料理にしてしまうのだから、
それはそれで食文化なんだろうね。
ちなみのこのフレンチラフイはカーリーフライと名前がついてたけど
様々な料理名があってもそれはジャガイモの切り方が違うだけ・・
って感じだった。
ジャガイモのカットの違いで、味わいがどう変わるかは
その内実験したいと思っている。
と言うのも、今日はビールで終わるんじゃなくて
日本酒を飲もうと思っているのだ。
目指すはラクシスフロントの2階にある「TSUBAKI食堂」
既にスターターのビールは飲んじゃってるから
最初から日本酒だけど、今日もあったら・・でオーダーした残草蓬莱。
愛甲郡の酒屋が作ってる残草蓬莱は、
速醸で作る新酒で4種類あるんだけど、
TSUBAKI食堂にあったのは「残草蓬莱Queeen」
この避け、アルコール度数が12度と低めだけどしっかりとしたボディはあって
美味さが際立つ楽しさがあるんだな。
で、これを買おうと思っても元々の数が少ないから
あったらラッキーな酒なんだよね。
鰹のたたき、ありました!
初鰹より戻り鰹の方が好き・・・って事で
この時期あったら食べたいものの1つ。
TSUBAKI食堂は和食系が押しになってて、
だから日本酒飲むには良いのです。
コストパフォーマンスの良さが自分の中での
飲食店を選ぶ基準の1つなんだけど、
TSUBAKI食堂はそういう意味で最高のバランスがある
って思うのです。
ま、定番のブリ大根、いやこれはワラサ大根だ(^_^;
で、こうなると熱燗もいいやね〜って既に良い調子。
昇龍蓬莱があったら燗にして〜って言ってみたら、昇龍蓬莱は在庫なし。
ちなみに昇龍蓬莱は生酛造りの所謂日本酒らしい味わいなんだけど、
燗酒に合うキャラクターがあって、しかもこれが和食とかと合わせると
滅茶苦茶美味いのですよ。
なんだろう、煮物とかの味付けに味わいを上乗せするような
山葵だったらそこに旨みを足すような、そんな味なんだけど・・・
無い物は仕方ないっす。
と言う事で、立山を熱燗にしてもらいました。
ところで自分、煮魚系は嫌いです。
ハッキリ言って、自分からオーダーするのは
限られた店でしかあり得ない。
三つ子の魂百まで、と言うように
子供の頃に刻み込まれてしまった食の好き嫌い(往々にして感情問題)。
煮すぎで味付けは醤油を少しだけ・・な煮魚を日々食べていたから、
煮魚はただ気持ち悪い食感の魚臭いだけの料理って概念ができてしまって。
でもその認識は間違いだよ・・と気づかせてくれる店に出会えば、
その店では普段は頼まない料理も頼めるようになれるんだよね。
TSUBAKI食堂はそんな自分にとって
煮魚系料理を食べても良いな・・と思わせてくれる店の1つで、
本日のオススメメニューに気になる魚料理があったら
こうやってオーダーしてしまうのですな。
ふと思うのは、
子供の頃から料理上手な親に育てられた子供って、
どんな味覚を持つんだろう・・ということ。
結局、親が作ってくれた料理が一番美味いって思ってたら
外食って楽しく無いんじゃなかなぁ・・とかね。
そんな人は、大して美味しく無くても
サービスが良かったり店が店内環境が美しかったり、
料理の単価が高い事で、満足できちゃってたりして。
あ・・・
飲み過ぎかも。
帰ります。
ごちそうさまでした。
☆
飲み過ぎかも。
帰ります。
ごちそうさまでした。
☆
0 件のコメント:
コメントを投稿