2020年10月22日木曜日

久々の海老原

先日、ちゃんとした和食を食べちゃったからってのはあるけど、
なんとなく和な物を食べたいスイッチが入っている。
 
自分でも面白いと思うんだけど、
何故か同じ様な物を続けて食べたくなるんだな。
 
美味しさを比べたいのか分析したいのかわからんけど 
変な癖だって自覚はしているんだけどやめられないのですよ。
 
とは言え、そうそう和食なんて食べてられないんだな。
そして和な食事を楽しめる店も数が限られてしまって・・・
かつ、早仕舞いとくる。
 
どうすりゃいいのかな?
と考えて思いついたのは「寿司 海老原」。

そうか、土瓶蒸しで思い出したんだな。
と言うかそもそも大好きな寿司、食ってないなぁ・・・
 
スーパーのパックの寿司も、
遅番だと売り切れだしね。
  
行くか!
たまには良いよな?
 
と言うか、
寿司屋に行く口実を探してみる。
 
ま、口実と言うより
その後の経済計画の変更ですな(爆)
 
 
「久しぶりです。
 これから行っても大丈夫ですか?」
 
「何名様ですか?」
 
「1名で」
 
「お待ちしています」
 
 
海老原、久しぶりだったけど相変わらずの客入りで、

ここにコロナの風は吹いていないのか?って思ったりしてしてしまう。
 
大将と話しても納得するのは常連客相手の強さで、
現在の規制も寿司屋としてはあまり影響が無い(営業時間的に)とのこと。
 
同伴客はその後の飲んだくれコースが楽しめない状況に追い込まれて

減ったんじゃないか?って邪推しながらも、

一時コロナな状況を忘れられるのはかなり嬉しい、と思ってしまったのも事実だ。
 
で・・・松茸の土瓶蒸しは無かったけど、
こいつはあったんだな。
 
 
 
鰻の白焼きは、秋の脂が乗った頃のものを
コストパフォーマンス良い形で出してくれるので
あったら食べちゃうアテの1つ。
 
そして飢えているにぎりにシフト!
 
 
鰺とかほうぼうとか・・・
 
 
 
あ〜〜〜
これが食べたかったのだよ〜〜
 
海老原が好きな理由の1つに
シャリの味付けが好みってのがある。
 
シャリって寿司の場合、味わいの土台になるものだから
ネタの良し悪しはその時の運に左右されても
シャリの楽しさは変わらないので、自分としてはそこを一番に見てしまう。
  どんなに良い魚があっても、
シャリが好みじゃなければ寿司としては楽しめない。
 
酢の選び方、効かせ方、米の選び方、炊き方、
そして保温の仕方に握り方・・とまさに職人芸のなせる技が
にぎりの魅力を支えているのだと思う。
 
結構前の事だけど、寿司バーという新しい寿司の楽しみ方を提案する店が
乱立とは言わないまでも多くあった事があって色々と物色してみた事があった。
 
総じて、シャリがダメ。
中にはシャリに殆ど味を付けない店もあって
刺身でご飯食べてる感が許せなかった事を思い出す。
(寿司屋と比べる意味も無いんだけどね)
 
 
 
 
ワラサと言うよりブリかな・・と出してくれたコイツは
結構脂があって、鮪なんて要らないって思わせる魅力に溢れてた。
 
 
「後、トドメに今日はこれ食べとけっての、あります?」
 
「う〜ん、あ、今日は穴子が良いですよ?」
 
 
 
 
やべ〜
やっぱ穴子は、店で食わんといかんよね〜
 
チェーンな寿司屋では、ツメの味がやっぱダメだし
パック系はもう言うまでも無い。
 
それでもパック寿司も楽しく頂く自分なのに、
こうやってマジ美味なヤツ出されると、来て良かった〜って思ってしまう。
 
 
「すいません、トドメさされたんですけど、
 干瓢、山葵多めでお願いして良いですか?」
 
「そう来ると思ってました」
 
 
大将、コントロール上手いよね。
 
シメの一品はかなりの確立で巻物にするんだけど
穴子で終了ってパターンも好きだから今日は穴子を選んだのに、
何故か干瓢巻きが食べたくなってしまった。
 
ま、かなりオーバーカロリーだけど
今日は気にしないでおこう。
 
ごちそうさまでした。

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