2017年5月7日日曜日

南粤美食で香港海老ワンタンを食べる

だいぶ物騒になってしまってから
香港へ行く事をやめていた。
(先立つものの問題も大きいけど)
 
今の職場になったら2泊3日の旅行も難しい状況となったので、
これはもう、国際情勢が落ち着くまでは外国へ行く事を考えるのをやめた。
 
でも、
あの安くて美味い食事が楽しめないのは
かなり悲しい。
 
食べられないと思えば余計に、
ネイティブ香港な味わいを探してしまったりする(^_^;
 
でも、最近の横浜中華街では、
福建系のニューカマーが席巻してて、
昔ながらの広東料理を出す店はどんどん消える。
 
結果、ちゃんとした広東料理を出す店は、
数えるほどになってしまっただけでなく、
食べ放題店の台頭で、味のレベルが地に落ちた気分にさせられている。
 
そんな中で、
香港に近い味が楽しめる、という情報があって
気になっていた店にでかける事にしていた。
 
そう、今日は早番なので、
定時に上がれば中華街までバス一本で行ける・・・
 
あ・・・
今日、日曜だった。
 
終バス17時(T.T)
 
なんか腰痛いし、
諦めようかなぁ・・・・
 
 

   
「コレ、屋上デ採レタ葉ッパネ。
 身体元気ニナルヨ、食ベナイ?」
 
「え?ありがとう。
 食べる食べる。
 なんて言う野菜ですか?」
 
「日本ニハナイネ。
 テンチー・・・」
 
「漢字で書いて」
 
 
え?
 
えぇぇぇぇ???
 
書いてくれた野菜の名前はなんと田七。
 
そう、根を固めたタブレットを飲み続けてもう20年以上。
 
血が元気になる=全身に効くというふれ込みだったけど、
実際、脂肪肝なのに肝臓は正常に働いてくれるし、
痛み止めとしても効果がある「生」のおかげで、
どれだけ危機を脱してきたことか。
 
日本語があまりできないご主人の代わりに娘さんが通訳してくれたけど、
元気ない感じだったので勧めてくれたらしい。

しかしまさか、ここで田七の葉っぱを食べるとは・・ねぇ(^_^;
 
味?
クセも匂いも殆ど無くて、
ヌルッとした食感があるけど、ニンニクを使ってさっと炒めた田七、
塩味が優しくて、もうこれだけで結構幸せな気分になってしまった。
 
そうか・・
今日は、身体に必要な物を食べる日だったのか・・・・
 
腸詰めをアテにビール飲みつつ、
オススメ料理を壁の張り紙を見ながら吟味していると、
「香港海老ワンタン(8個)」
という文字が目にとまった。
 
その横には煲仔飯(土鍋ご飯)が5種類。
 
何?
鹹魚(はむゆー=塩魚)???
 
やばい、この店。
殆ど香港じゃん?
 
どうしよう・・・
鹹魚と肉餅の煲仔飯も食べたいし、
海老ワンタンも食べたい。
 
でも、青菜炒めの優しい味付けが嬉しかったので、
今日は香港海老ワンタンを食べる事にする。
 
いや、スープを飲んでみたくなっちゃってね。
 
 

 
お〜〜〜〜〜
 
この黄ニラを使った感じは
確かに香港っぽい。
 
あ・・・
 
優しい(^_^)
 
ワンタンは・・・
 
コレだ!
香港で食べる海老雲呑より肉が多いけど、
使ってる香辛料や味付けが、正に香港の物と言っていい。
 
ただ、香港の海老ワンタンはもうちょっと色気があって、
甘みや脂の旨味なんかが濃厚なんだけど、
ここのは穏やかで優しさにあふれてて、ある意味物足りない感じさえある。
 
でも、フワッとしたワンタンの皮の楽しさと、
海老のプリプリ感のハーモニーは魅力的だし、
8個あると、そこそこのボリュームがある。
 
ヤバいなぁ・・・
ここ、これから結構通うかも(爆)
 
娘さんに聞いてもらったら、
鹹魚炒飯もメニューに無いけど作ってくれるらしい。
 
こりゃ、次に来た時、炒飯か煲仔飯で悩むな。
 
 
それにしても、季節の変わり目って事もあるけど、
身体にトラブルが発生中。

実は結膜下出血を起こしちゃって、
見た目が気持ち悪いスプラッタな目になっちゃってるのと、
腰を曲げるとヤバい感じ。
 
明日はオフだから、
一日寝てるかな。
 
連休無いだけで、こう不調になるって
弱っちいね、自分。

田七の葉っぱ、効くと良いな。
 
ごちそうさまでした。


南粤美食 (ナンエツビショク)
 045-681-6228
 横浜市中区山下町165−2 ※ローズホテルの前
 11:30〜23:30(LO)
 不定休

0 件のコメント:

コメントを投稿

BUILD A BURGER

人混み嫌いではあるけど、 取材なので行ってみた「CP+2025」。         プロからアマのカメラファンにまでと門戸を広げたイベントなので、 一般客がいないプレスタイムに訪れたのに、それでもかなりの人出があってビックリ。         イベント内容はnoteに書い...