「今度、ドーサを出せることになりました」
「お〜 いいですねぇ」
「キッチンが小さいので、悩んでいましたがオーダーしていた鉄板が届いたので
どうにか作れそうです」
「あの大きさを上手く焼くのは大変ですよね?」
「厚みを調整しながら焼き上げるんですけど、焼くところを見てると
結構楽しくて飽きずに見ちゃいますね。
それと他の南インド料理店ではドーサの中に入れるものにジャガイモを使う
事が多いと思うんですが、うちは基本的に肉にしようと思っています」
そんな事言われたら
食べたくなるじゃんねぇ。
実はこれ、前回INDUに来た時の会話で、
今日はドーサを食べようと足を向けたのだった。
インドワインも良いけど、
マスターズドリームがかなり楽しいので、今日はビール。
アテは焼いた鳥肉なのだが、
この店の焼き物は火の通し方が絶妙。
鳥肉の美味さを逃がさないように焼いてあって、
コレとビールだけでも幸せになれてしまう。
「ドーサはどうします?」
「ラムでお願いします。」
これは綺麗だ。
ナクシャトラのドーサも好きだけど、
この厚みは無いかも知れない。
あ〜
何と言うか、パリッとはしないけど適度なクリスピー感はあって
それでいてモチッとした部分もある、見事な焼き方だと思う。
こうなると、ナクシャトラのドーサも食べ比べしたくなってしまうね。
INDUは味の組み立てが穏やかで、
例えばタマリンドが前面に出てしまう、といった突出した味付けじゃなく、
スパイスも味のバランスも日本人が好むようにデザインされている、
と感じさせられるのだ。
でも、ちゃんと南インド料理として個性があるので、
ホテルのメインダイニングで料理をしていた事で幅を広げた
シェフの感覚が優れているという事なのだろう。
この店、このペース・クオリティで営業が続いたら
予約しないと入れないくらいの人気店になりそうだ。
(毎度、そう感じさせられる)
と言う事で、今日も食べすぎです(爆)
ごちそうさまでした。
☆
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2020年1月31日金曜日
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