2020年1月20日月曜日

越後屋で鴨せいろとか

色々あった1月なので、
本来はもっと早く行きたかった墓参り&新年のご挨拶で、
金沢区にある寺にでかける。
 
いつもだと隅田川で鰻、というパターンになりやすいのだが、
暮れに食べているのでパスして、今日は気になっていた蕎麦屋へ行ってみた。
 
 

 
越後屋とあるこの店は、この形になってから随分時間が流れた。
 
最初は入口脇に蕎麦打ち部屋がある造りを見て、
自宅そばの蕎麦屋の代替わりを思い出して入るのを控えていた。
 
蕎麦屋の息子が一流店で修行して戻り、代替わりするタイミングで
「手打ち」を前面に出しそれを売りにして商売する、という形をやったけど、
味とサービスが落ちて高くなったから足が遠のいた店を思い出し、
無意識に重ねてしまったのだと思う。
 
でも、かなりの期間を過ぎても元気に営業を続けているから
そんな思いもどこかに飛んで、どんな味わいだか気になって来たワケだ。
 
 

 
升酒をもらって、休日を楽しむ事は忘れないけど、
寒いのもあってオーダーするのは、鴨せいろを十割蕎麦で。
 
本来ならもり蕎麦をオーダーするところなんだけど、
そうそう来る店でも無いし、せいろなら蕎麦だけ食べれば
自分の好みに合うかもわかるだろう・・と(^_^;
 
 

 
へ〜
悪く無いね。
 
ただ、短い蕎麦も混ざっているのは
手打ち感を演出したい?って思ったりもする。
 
 

 
あ〜
なるほど!
 
確かにこの店、人気があるって事がよくわかる。
適度に庶民的な空気を持ちながら、
美味しさの鍵をちゃんと仕込んでいる感じがして
これは楽しめるって思った。
 
これなら、二八で鴨南蛮を食べるのもありだわ(^_^)
 
ただ、コストは結構高めで、
そのコストが妥当だと思わせる魅力を持っているので、
中途半端な時間に入ってもほぼ満席、という状況になるのだろう。
 
聞けば100年以上前に創業した店だとか。
夜鳴き蕎麦を始めとして、客寄せ用の鐘が店内に飾ってあった。
 
この蕎麦を食べるためだけにはるばるやって来る気は無いけど、
墓参りのついでには寄りたいかも、と思いましたとさ。
 
ごちそうさまでした。

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