2020年1月31日金曜日

INDUでドーサとか

「今度、ドーサを出せることになりました」
 
「お〜 いいですねぇ」
 
「キッチンが小さいので、悩んでいましたがオーダーしていた鉄板が届いたので
 どうにか作れそうです」
 
「あの大きさを上手く焼くのは大変ですよね?」
 
「厚みを調整しながら焼き上げるんですけど、焼くところを見てると
 結構楽しくて飽きずに見ちゃいますね。
 それと他の南インド料理店ではドーサの中に入れるものにジャガイモを使う
 事が多いと思うんですが、うちは基本的に肉にしようと思っています」
 
 
そんな事言われたら
食べたくなるじゃんねぇ。
 
実はこれ、前回INDUに来た時の会話で、
今日はドーサを食べようと足を向けたのだった。
 
 

 
インドワインも良いけど、
マスターズドリームがかなり楽しいので、今日はビール。
 
アテは焼いた鳥肉なのだが、
この店の焼き物は火の通し方が絶妙。
 
鳥肉の美味さを逃がさないように焼いてあって、
コレとビールだけでも幸せになれてしまう。
 
 
「ドーサはどうします?」
 
「ラムでお願いします。」
 
 

 
これは綺麗だ。
 
ナクシャトラのドーサも好きだけど、
この厚みは無いかも知れない。
 
あ〜
何と言うか、パリッとはしないけど適度なクリスピー感はあって
それでいてモチッとした部分もある、見事な焼き方だと思う。
 
こうなると、ナクシャトラのドーサも食べ比べしたくなってしまうね。
 
INDUは味の組み立てが穏やかで、
例えばタマリンドが前面に出てしまう、といった突出した味付けじゃなく、
スパイスも味のバランスも日本人が好むようにデザインされている、
と感じさせられるのだ。
 
でも、ちゃんと南インド料理として個性があるので、
ホテルのメインダイニングで料理をしていた事で幅を広げた
シェフの感覚が優れているという事なのだろう。
 
この店、このペース・クオリティで営業が続いたら
予約しないと入れないくらいの人気店になりそうだ。
(毎度、そう感じさせられる)
 
と言う事で、今日も食べすぎです(爆)
 
ごちそうさまでした。

2020年1月30日木曜日

海鮮丼テイクアウト

え〜
本日はオフっす。
 
スイッチが切れたまま、時間だけが流れる感じ。
(って、最近オフはこのパターン多いかも)
 
連休があまり無いから
1日だけのオフは視察予定が無い限り
体力改善に努めないと、働く気力が沸いてこないのですな。
 
想像して欲しい。
連休がほとんど無い日々を。
 
3日働いて1日休み、5日働いても1日休み、
その後続けて2日働いたら休み・・な上に、
早番が多いからこの時期は暗い時刻に起きなくちゃいけなくて、
世間様の休日には遅番が多くなって、帰宅のための交通機関がヤバイ・・
とか。
 
立場的にウィークデイは朝から居た方が良いけど
週末はクレーム対応も含めて夜までいた方が良い、という結果がそうさせる。
 
でも、日々帰る時刻は、いつも遅めになってしまうのは、
スタッフもシフトで動いてて、諸々の作業効率を上げるためには
在席時間を長くするしかない・・ということ。
 
だから今日みたいなオフは
生ゴミのような自分になるのだろう。
 
でも、なんか
冷食もちょっと飽きるので、なんか買ってくるかね(^_^;
 
 

 
1700円という価格設定が微妙に高めだけど、
コストパフォーマンスが良いからたまに食べたくなる海鮮丼。
 
イクラはちょっとなぁ・・・と思うけど、
テイクアウト物としてはかなり良い。
 
ただね、今日は山葵が入って無かったのですよ〜(T_T)
 
チューブの山葵で食べることになったけど、
つけてくれる山葵も似たようなテイストがあるから
まぁいいか(爆) 
 
合わせる酒は、最近ストックするようにした4合瓶の中から
今しか手に入らない賀茂金秀の生酒をチョイス。
 
広島の酒のイメージを変える酒の一つとして注目されたこの酒は
作り手が目指す穏やかの味わいが食事に合う事と、
量を飲んでも嫌にならない柔らかさがあるから気に入っている。
 
と言う事で、今日は飲んだくれ決定っす!
 
ごちそうさまでした。

2020年1月29日水曜日

二笑庵で蕎麦&飲み

ブレイクスルーした?
って感じたくらい、前回の蕎麦は秀逸だった。
 
だから
今日は純粋に蕎麦を楽しみに来てみた。
 
 
「すいません、今日は団体さんがいるので
 カウンターでも良いですか?」
 
「もちろん」
 
「暮れにいらっしゃっいました・・・よね?」
 
「はい、伺いました。」
 
 
個室っぽい部屋が奥にあり、テーブル席もそこそこある二笑庵。
今日はそのテーブル席を占領したスーツ軍団がかなり楽しげに飲んでいた。
 
居酒屋みたいな空気になりつつあって、
これはちょっと失敗かも・・と思いつつも
とりあえずカウンターに座っちゃったので酒&アテでスタートする。
 
 

 
自家製がんもどきは、
基本的に好きな味。
 
雁木を飲みつつ摘まみつつ・・で楽しむのだが、
テーブル席軍団はさらに声が大きくなって、だんだん苛ついてくる。
 
しかも人数が増えていって、
とうとう店の中で、その軍団以外の客は私と後から入ってきた男性の
2人だけとなってしまった。
 
まぁ、こっちも飲んだくれちゃえばうるささも気にならなくなるな・・と
二合目に突入したのだが、アテが終わったので蕎麦の刺身なる物をオーダーする。
 
 

 
ハーフサイズを選んで、この量。
醤油ではなく「かえし」で食べさせてくれたのだが・・・
 
あれ?
なんか、この前食べた時と
だいぶ蕎麦のイメージが違うかも。
 
これが楽しくないとなると
蕎麦も前回の楽しさは期待薄かも知れない。
 
 

 
前回と同じ蕎麦をオーダーする。
 
あ〜〜
やっぱり・・・・
 
以前の二笑庵に戻ってるじゃんか(T_T)
 
あ、これ、
もしかしたら店が混んでる時に
こんな感じになるのか?
 
なんか大将が忙しくてちょっと苛ついているようにも見えて
カウンター内がちょっとせわしないのだ。
と言うか、ちょっととげとげしているような感じが・・・
 
まぁ、
こんな日にこの店で食べちゃダメって事なんだと、思いたい。
 
次回は外から観察して
店が空いていたら入ろうかね。
 
そして、調理場に余裕がある中で
蕎麦を出してもらって、前回並に美味しかったら、
空いている日にだけ入れば間違いない、という事で(^_^;
 
しかしホント、同じ店の蕎麦とは思えないんだよなぁ・・・
店のうるささにイライラしながら食べたから美味しくなかったのかなぁ・・・
 
 
  
ごちそうさまでした。

2020年1月28日火曜日

kotaでラムのTボーンと激辛アラビアータ


  
「ラムのTボーンなんてあるんだ」
 
「結構小さめですけど」
 
「気になる〜
 食べてみる〜
 セコンドはそれにして、プリモは激辛アラビアータを」
 
「辛いの大丈夫ですか?」
 
「全然、平気です。」
 
「ウチの激辛、かなり辛いので
 一応確認しています」
 
「もしかして、カイエンペッパーどっちゃりかけてるとか?」
 
「自家製のチリオイルを使ってます。
 ただ、お客さんによっては、辛味が欲しいと言われて出すと
 驚かれる事もあるので」
 
 
そ〜んな話されたら、
余計食べたくなるじゃんね(爆)
 
と言う事で、今日はアラビアータとラムを食べる事にした。
 
 

 
お?
おぉ〜〜〜
 
たしかに、辛い!
 
これ、普通に辛い物好きな人だと
めげる辛さかも知れない。
 
フリーク級から唐辛子を味わう事が普通にできるレベルじゃないと
途中でギブアップの可能性さえ感じる。
 
もうね、すぐセーター脱ぎました。
そして案の定、額の辺りから汗が・・・
 
かなり楽しいっす。
辛い物は結構楽しめるし、唐辛子も囓っちゃう自分なので
これくらいの辛さだとちょうど良い感じ。
 
ただ、汗はドカッと出ちゃうんだよねぇ(爆)
 
 

 
ラムのTボーンって初めてだ。
 
最初、牛のTボーンを想像してたら想像以上に小さくて
あれ?って思ったけど、確かにTボーンではある。
 
もともとラムはラックを食べているわけで
だから味わいもそう差は無かったんだけど
このラムは美味かった。
 
 
「そう言えば、ぐるなびから予約できなくなりましたよね?」
 
「そうなんですよ。
 あまり効果が出なかったので契約やめたんです。」
 
「なるほど〜
 まさか営業やめる?って思っちゃったよ」
 
「いえいえ・・・」
  
 
ぐるなびは食べ物サイトとしてのビジネスモデルを作り上げ、
集客だけじゃなくてホームページ機能や予約システムなんかも組み込んでいるので
利用している飲食店も多い。
 
ただ、そのコストが結構重荷という話は聞いていて、
食べログの様にレビューメインのサイトに押されてきているように感じる。
 
食べログもポイントの設定などで誘導を感じるけど、
ポイントの基準が一度大きく変わってからはあまり変化を感じないので、
レビュー数とポイントから自分の好みに合うかが想像しやすいと思っている。
 
自分としては、レビュー数が少なくてそこそこのポイントで、
レビューが好意的な店が気になるんだが、それは本当に凄い店が
一見さんお断りなスタンスでいる場合によくあるからだ。
 
そういう店を見つけて、忘れられないような感覚で通って、
常連になっていく課程が楽しいワケで。
 
京都の様に、紹介者に連れていってもらって、紹介者を通して予約したり
自分だけで入店する事の断りを入れたりしつつ常連になっていく事を考えたら、
楽に常連になれるのが横浜の良いところかも。
 
しかし、アラビアータ、マジ辛かった(爆)
 
ごちそうさまでした。

2020年1月27日月曜日

ゼイティンでベイティ

  
 
「前にもお話しましたが、
 ミンチ専用包丁を使ったキョフテは、素晴らしいです」
 
「あ〜、あの、トルコの空港でひっかかった包丁?」
 
「そうです。料理人だって言ってどうにか通してもらったんですけど、
 スーツケースにギリギリ入る大きさだったので、仕方ないですね」
 
「やっぱり肉の仕上がりは違います?」
 
「もう、全然。」
 
 
そんな話をされたら、
キョフテ(肉団子)かキョフテをトルティーヤで巻いたベイティを
食べてみるしかないって思う。
 
丸く反った包丁で、スーツケースにギリギリ入る大きさって
どんな包丁なんだって思うけど、中近東あたりではポピュラーらしい。
 
 
「かっぱ橋とか行ったら無いですかね?」
 
「無いんですよ。
 小さいそれっぽいのはあるんですけど、大きさも大事なんです。」
 
「ミンサーじゃダメなんですね。」
 
「肉は切って小さくした方が、美味しいと思います」
 
 
と言う事で、
今日はベイティをオーダーしたよ(爆)
 
 

 
え?
えええええ?
 
本当に、味が全然違うわ(*_*)
 
 
「結構、違うでしょ?」
 
「なんか歯ごたえが気持ち良いし
 以前と違う肉使ってる?ってくらい味も違いますね」
 
「これを出したくて、持って帰ってきたんです」
 
 
ここんと行けてない鉄板バーでも
ハンバーグはオーダーを受けてから肉を包丁で切って
パティを作ってくれて、それが結構楽しいのだ。
(A3のみで作ってもらう事もできる)
 
ミンサーは細胞を押しつぶすからダメなんだろう、
と勝手に想像してたけど、こうも違うとは思わなかった。
 
しかも、普通の包丁で切るよりも大きなミンチ専用の包丁で切る方が
美味しいって実証されちゃうと、調理に適した道具の力って凄い、
と単純に感動した。
 
それにしても今後、
ここではキョフテかベイティを食べる事が増えちゃう?
かも知れないね。
 
ごちそうさまでした。

2020年1月26日日曜日

久々にペペロンチーノ作った

今日もオフだけど私的な用事があるので
朝から動いていた。
 
昨日の情けない料理を思い出すも、
タイミングが合わず外食しないで帰宅。
 
ビール飲みながらなんか食べようと思うんだけど、
今日の気分は冷食でもインスタント物でも無い。
 
となったら、自分で作るか(^_^;
 
あ・・
材料があまりないじゃんねぇ。
 
う〜ん、困った。
冷食を買ったから野菜関係はどうでも良いか・・と
買ってなかったんだっけ。
 
でも、ニンニクが残ってるな。
だったらアレしか無いな。
 
という事で、
アーリオ・エ・オーリオ・ペペロンチーノを久しぶりに自作!
 
 

 
これ作る時、
パスタをスパゲッティーニかフェデリーニにするかで、まず悩む。
 
横着できる&麺のモチモチ感が楽しいスパゲッティーニか、
茹で時間にシビアで再加熱にも注意が必要だけど
ソースとのバランスが良いフェデリーニか。
 
ほんの少しも太さの違いなのに
かなり調理に影響するのが不思議。
 
そして太いパスタの方が
加熱時間にあまり影響されないモチモチ感があって、
雑に作る時はスパゲッティーニ以上の太さがあるパスタの方が
間違い無く失敗しにくいのだ。
(飲食店であまりフェデリーニを使わないのはそのせいか???)
 
結局今日は、フェデリーニをチョイス。
やっぱりこっちの方が美味しいね(^_^)
 
自分で作る時は当然として、外で食べる時でも
必ずトッピングしたいのが黒胡椒。
 
これは色々と食べ歩いた結果、
黒胡椒をかけた方が楽しいと気づいたからで、
本来のレシピから外れるのだと思う。
 
で、コイツとビールが美味いのですよ〜
 
ちなみにペペロンチーノの様に
シンプルなソースで食べるパスタは茹で汁で塩味を
パスタに染みこませるのがキモ。
 
作る時に茹で汁をオイルに入れて塩加減する人もいるけど
それじゃ塩辛いところと弱いところが出てきて味わいは今ひとつになりやすい。
 
だから茹で汁は入れず、よく言われる乳化なんかもしないで
オイルとニンニク&唐辛子の風味をストレートに感じられる状態の方が
自分として美味しいと思っている。
 
拘りと言えば、ニガリ成分とかが入ってる海塩を使う事と
オイルはエキストラバージンオイルを使う事。
あと、辛くしたいので、唐辛子は種も使うことくらい。
 
このパスタその物に塩味をつけるやり方は
他のパスタとは別の鍋を用意する必要があるので
安価なパスタを出す飲食店ではあまりやらない様に思う。
 
前にチェーンのイタリアンで、
塩味なしなペペロンチーノ出されて痺れた事あったっけね(-_-)
 
それにしてもパスタ料理って二つのコンロ使うから
後片付けが面倒なのよね〜(T_T)
 
そしてビール飲んじゃって
良い気持ちになってるから後でやろうと放置しがち、と。
 
ま、今日の午後は時間があるから良いんですけどね(爆)
 
ごちそうさまでした。

2020年1月25日土曜日

北京飯店の鶏煮込みソバ

今日はオフ。
 
諸々、面倒な事もあった昨日だからか
今日はぐったりモード。
 
飯食う気にもならず、
ぼ〜っとしていたらすでに夕方近い時間になってた。
 
う〜ん
どうしますかね。
 
最近、このパターンが多いので
冷食とかインスタントとか色々用意はしてある。
 
今日は、お椀で作るチキンラーメンなる物と
海老ピラフとかを作りますかね。
 
で・・・
インスタントの麺とかパスタの乾麺とかは
指定時間お湯に浸すとか茹でて食べるんだけど、
それ以上に浸けておくと美味しくなる、なんて話もあったよねぇ・・・
 
特にパスタは、生麺の食感になるとも言われてるし、
カップ麺は崩して水に浸けてから炒飯の具材に使うと美味い、
なんて話もでてきている。
 
まぁ、チープに目先を変えつつ、
日々の食事代を節約するというニーズがあるって事ですか?
 
いえいえ、チキンラーメンを崩してピラフに混ぜる、
なんて事はしませんって。
 
インスタントラーメンの伸びて増えたヤツなんて
食べたいとも思わないし、炒飯とかの中にラーメン味な麺が入ってるくらいなら
ソバ飯の方が絶対楽しいしね。
 
あ・・
そう言えば北京飯店の「鶏煮込みソバ」、食べてないなぁ。。。
 
コラーゲンタップリのスープに
クタクタになった麺が、中華風な味付けで
妙に楽しめるソバなんですよ。
 
そして鶏スープは天然の栄養剤とか風邪薬とか言う人もいるくらい
体力落ちてる時には効くのですわ。
 
だから、ちょっと風邪気味?
と感じた時は、よく食べていたんだよね。
 
 

 
中華街で食べるソバって、基本的に腰砕けな茹で方が多い。
 
それは、中華鍋で茹でるって茹で方と、
そもそも麺に腰とかを求めていない料理人達の概念の違いがある
のだと思っている。
 
ラーメンのように大きな寸胴で茹でたり、
ちょうど良いタイミングで湯から上げるような文化が無ければ
当然麺は腰砕けでふにゃふにゃな食感になりやすい。
(勿論、ラーメン屋顔負けの美味しい茹で方をする店も多いけど)
 
でも、この煮込みソバのような、
もう柔らかい麺の食感の中にしかないフワッとした味わいは
スープ上に膜が張るほどの鶏脂とのマッチングも悪くなく、
だからたまに食べたいって思わせる料理なんだろうね。
 
北京飯店は、深夜営業をやめてから客が減り、
それでも中華街の中では遅くまで営業していたはずが
ドンドン普通の中華料理店と同じ体制に変化してきた。
 
だから、遅い時間でも食べられる店リストからはとっくに外れてて、
ここ数年行けてない店になっている。
 
「今日、オフだし行く?」と自問すれば、
「かったるいから動きたくないし、高いから嫌」
と自答する自分がいる。
 
だって、これ一杯で1650円だよ?
だったら隆蓮でネギ叉焼麺(1100円)を食べた方が楽しいよね。
 
ま、それにしても
ちょっと引き籠もりたい気分が多くなるのは何故だろう。
 
想像できない味を楽しむ余裕が無い・・・のかも知れないね。
 
ごちそうさまでした。

2020年1月24日金曜日

INDUでチキンカレーとか

元町の裏にできたINDU、最近のヒットの一つで
重点的に色々食べてみたいと思っている。
 
南インド料理は、北に比べると軽い上に
薬膳的な扱いもされるからか、食べ過ぎても辛くない
といイメージを持っている。
 
ただそれにしても、量が多めだよね?
って感じる店が多くて、後の体調管理に悩む事にもなるから
どうしても食べたいって時以外は避けてしまう事もあった。
 
INDUは、飲みながら食べる
というスタイルを提案するだけあって
ポーションサイズは小さめ。
 
で、それが自分にとってはありがたいワケで。
 
 
「今日は海老のおつまみ出してますけど、食べてみます?」
 
「良いですね、お願いします」
 
「メニューにシュリンプって書いちゃったんですけどプラウンです。」
 
「大きめな海老ですか?」
 
「前に食べて頂いたお客様から、『これってプラウンだよね』って言われちゃって。
 でもシュリンプとプラウンの違いが、今ひとつはっきりしないんですよね」
 
「川の海老と海の海老を指す場合と、大きさの違いを指す場合?」
 
「そうなんです。アメリカ英語圏とイギリス英語圏でも違うようで」
 
「昔、英語の先生が言ってたのは、シュリンプ、プラウン、ロブスターの
 3種類しか無くて大きさで言い換えてるって事でしたよ」
 
「だから日本人的にわかりやすいシュリンプって書いたら・・・」
 
 
自分としては大きさで呼び名を変えるのが
シンプルでわかりやすいって思ってるけどね。
 
 

 
海老のおつまみって説明されたこの料理、
インド名がよくわからなかったけど、適度に辛くて海老は大きめで
海老好きとしては外せない一皿だった。
 
珍しい、しかも上質なインドワインやオーガニックワインがあるけど、
この料理はビールの方が楽しい。
 
そしてINDUのビールはなんとマスターズドリーム!
 
サントリーのビールは独特の風味があって楽しいけど
マスターズドリームは別格に美味いので、
ビールだけ飲みに来てもよいくらいなんですわ(^_^)
 
 

 
カレーはチキンカレーをオーダーした。
 
この店のカレーは一通り食べたいので、
普段はあまり食べないチキンを選んだけど、
なんとも穏やかな味わいがちょっとヤバイくらい楽しい。
 
そして
 
この小ささが嬉しくて、
そして珍しいケララライスも楽しくて、
今日もしっかりと食べてしまった。
 
厨房が狭い事もあって、
カレーはだいたい3種で営業しているようだ。
(マトンとチキンとフィッシュって感じ)
 
 
「予約してもらえたら、ビリヤニも作りますよ」
 
「え〜本当に?? それは聞き捨てならないですね」
 
「かなりスペース取るので、予約でしかお受けできないんですけど」
 
「ちゃんと予約させていただきます!
 でもその前にランチに来てみたいですね。」
 
「今のところラストオーダー15時にしてますので、どうぞいらしてください」
 
「15時って結構遅くまで・・・」
 
「この前、最後のお客様が帰られたのは17時でした」
 
 
なんだかわからないけど、
INDUにはゆったりとした時間が流れているようで、
その心地良さに長居してしまうのは想像できる。
 
でもその時間まで食べてたら、
もうランチじゃないよねぇ・・・・(爆)
 
でも、このフワッとした感じや
接客も丁寧さは、INDUの魅力の一つなんだと確信した。
 
このままの感じで続いていったら
やがて予約しないと入店が難しくなって
やがて予約を取りにくい店になってしまいそうだ。
 
と言う事で、またすぐ来てしまいそうですわ(^_^;
 
ごちそうさまでした。

2020年1月23日木曜日

重慶飯店で白麻婆豆腐

麻婆豆腐ってのは赤いもんだろ?
って思いませんか?
 
重慶飯店の広告に60周年記念メニュー再登場というのがあって、
その中にあった白麻婆豆腐に凄く違和感を感じていた。
 
でも、どうやって麻婆豆腐っぽくするんだ?
という興味も湧いて・・・
 
と、この時点で企画の勝ちってことなんだけど
他にもモッツァレラチーズと和牛を使った麻婆豆腐とか
麻婆豆腐麺とか挑戦的な物が並んでいて食べたくなった。
 
ただ重慶飯店って決して安くない上に一皿のボリュームがあるため、
気になるものを色々オーダーしたら色々な意味で勿体ない。
 
と言う事で今日は
一番味の構成が気になる白麻婆豆腐のみを食べに行ってみた。
 
 

 
これって、麻婆豆腐っていえるのかなぁ・・(^_^;
 
見ての通りだけど、何も知らずに出されたら
麻婆豆腐って思う人いないよね?
 
 

 
では・・
 
お〜〜
さすがはハバネロ、結構辛いよ(^_^)
 
正宗麻婆豆腐と同等の辛さはあるけど、
花椒をふりかけたい感じ。
 
以前から白担々麺という赤くない辛い麺料理を出してた重慶飯店、
それの麻婆豆腐版?と思ってググってみたら
心龍という関帝廟裏の店がオリジナルっぽく出している事がわかった。
 
四川料理の老舗として、赤くない麻婆豆腐はこれが良いんじゃない?
って事で出したのかなぁ・・と想像しつつも、
味のベースとなったスープがしっかりしてて美味しいので、
心龍でも食べて比べたくなってくる。
 
とは言え、麻婆豆腐はやっぱり
豆板醤とか豆鼓の味わいがないとつまらないし
唐辛子の味わいやラー油のコッテリ感も欲しいのですよ。
 
そしてそれをご飯の上にのせて食べるのが凄く楽しい。
 
この白麻婆豆腐は、上品な味付けとハバネロの辛さ、
そして青山椒で作った山椒油が個性を演出しているけど、
白担々麺ほどの魅力を私自身は感じなかったのも事実。
 
味わえたからわかる事実は受けとめるし
それなりに楽しめたので、次は本場の乾焼蝦球を再現した
大海老の正宗チリソースを食べてみたい。
 
ちなみに乾焼とは汁気が無くなるまで煮詰める焼き方の意味で
中国本土では干焼という字を使うらしい。(乾焼は香港や台湾で使われる)
 
重慶飯店は台湾出身の創業者が作った店で、
料理人が四川出身者だった事から四川料理の名店に育ったのだけど、
料理名にその名残があるのはちょっと面白いと思う。
 
横浜中華街では、何代も続く老舗はそう多くない。
表向きは変わってないようでも経営が変わっていたり、
下手すりゃ店名ごと居抜きでオールスタッフ変更、なんて事もある。
 
その中では、大借金を抱えながら奇跡的な復活を果たした重慶飯店は、
ある意味、中華街の希望の星なのかも知れないね。
 
ごちそうさまでした。

2020年1月22日水曜日

ナポリタンは炒めないと

最近オフの日って
何もしない、どこにも行かない、
というパターンの方が増えてきた。
 
連休じゃないから、一日視察とか取材に出ると
疲れちゃう上に余計なコストもかかりがち。
 
誘惑が多いから仕方ないけど、
つい余計な物を食べたくなったり飲みたくなったりね、
するんですよ(爆)
 
だから、一日しか無いオフのタイミングは
引き籠もりがち。
 
そしてそんな日のためにストックしておくのは
温めるだけで食べられる冷食が多くなってきた。
 
と言うのも、結構冷食って色々あって
それがそこそこ楽しめる上に外食するよりは遙かに安い。
 
若い頃、自炊サイクルに入った時は、
野菜ローテーションとかご飯ストックとかやったけど
金が無い時はチキンラーメンをパック買いして、
酷い時は長葱までフリーズドライとかを使って終了、
って事も少なからずあった。
 
で、最近食べ尽くしたのはご飯物で、
炒飯とかピラフとかドライカレーとかの冷食を各社色々食べてみてて
やっぱニチレイってのはキャリアが長いから考えられてるなぁ・・と
感じさせられている。
 
ただ、ご飯物以外の冷食ってあまり試していなくて、
今日はパッケージにやられてつい買ってしまったコイツを
試しに食べてみようと思っていた。 
 
  

 
パッケージが大きいのに一人前?
って思ったのと、大盛りって単語に負けちゃったんだなぁ。
 
と言うのも、下手すりゃ朝にちょっとコーヒー&パンとか食べて
夕方に一食で終わる食生活なので、そこそこ量があった方がありがたいのだ。
 
どれどれ・・・
 
袋を開けずにそのまま電子レンジで加熱?
破裂しないのかね??
(するわけないけど)
 
電子レンジで5分とか加熱すると
電気代が〜と悩んだ時代もあったなぁ・・・
とか思いつつも、利便性には敵わない。
 
そしてピー!と終了音がした電子レンジから出てきたのは
膨れあがったプラの袋。
でも、適度に蒸気が逃げられるような小さな穴が開いていた。
 
でもね、その姿はパスタにケチャップ系ソースがかかってるような状態。
混ぜないとダメじゃんねぇ・・・
 
混ぜますか(-_-)
 
さんざんこねくりまわしてから
粉チーズをふりかける。
 
 

 
混ぜちゃえば、ナポリタンな見栄え。
 
でも、はっきり言おう。
ナポリタンは炒めないと楽しく無い!
 
ナポリタンな味だけど
炒める事でできるちょっと焦げた風味とかは
やっぱり冷食を指定通りに温めてもダメって思い知った。
 
炒飯とかだと、フライパンで炒める事も考えられてるんだけど、
パスタはやっぱり難しいんだろうね。
 
ただ、確かに量は多めだった。
360グラムというイメージは無かったけど
大盛りパスタを食べた気分にはなれました。
 
ビールと炭水化物で飯終了って
マジ太るよねぇ・・・(^_^;
 
ごちそうさまでした。

2020年1月21日火曜日

横浜晋山で鴨せいろとか

悪いクセなんだけど、
ちょっと期待できる物を食べちゃうと
ベンチマークを味わってその違いを確認したくなる自分。
 
昨日味わった鴨せいろってどうなんだろう?
って思ったらもう我慢できなくて、晋山に出かけてしまった、と(爆)
 
 


板わさとかお浸しなんかを頂きつつ、鍋島New Moonを楽しむ。
 
2合も飲んだら蕎麦を手繰って終了。
最近はこれがパターンになってきたけど、適量を楽しむ意味でも
結構良いかも知れないね。
 
最近の日本酒は本当に美味しくて、
葡萄や麦の酒はあまり飲まなくなりつつある。
 
ウィスキー飲みだせば、それはそれでかなり楽しいんだけど
食事に合わせる気になれないのは、モルトをストレートで飲むからだろう。
 
 

 
はい、今日のお目当て!
「鴨せいろ」
 
 

 
越後屋の鴨せいろは丸も入った脂っぽい物だったけど、
晋山はやっぱりすっきりしている感が強い。
 
食材の違いや、出汁の流儀の違いがあって
蕎麦の違いも大きいけど、越後屋は街の蕎麦屋の上質な感じがあり、
晋山は和食店で食べる上質な料理と蕎麦、という風情がある。
 
これ、好みだよね。
私はやっぱり晋山の蕎麦の方が好きだけど、
それは蕎麦だけじゃなくて総合的な気持ち良さ
という意味で好きな事を、あらためて感じてしまった。
 
越後屋のような蕎麦屋が家のそばにあったら
だらっと昼呑みする時に絶対使うね。
(晋山、昼はやってないしね)
 
明日はオフだから、もう一軒行こうかしら(^_^;
 
ごちそうさまでした。
☆☆

2020年1月20日月曜日

越後屋で鴨せいろとか

色々あった1月なので、
本来はもっと早く行きたかった墓参り&新年のご挨拶で、
金沢区にある寺にでかける。
 
いつもだと隅田川で鰻、というパターンになりやすいのだが、
暮れに食べているのでパスして、今日は気になっていた蕎麦屋へ行ってみた。
 
 

 
越後屋とあるこの店は、この形になってから随分時間が流れた。
 
最初は入口脇に蕎麦打ち部屋がある造りを見て、
自宅そばの蕎麦屋の代替わりを思い出して入るのを控えていた。
 
蕎麦屋の息子が一流店で修行して戻り、代替わりするタイミングで
「手打ち」を前面に出しそれを売りにして商売する、という形をやったけど、
味とサービスが落ちて高くなったから足が遠のいた店を思い出し、
無意識に重ねてしまったのだと思う。
 
でも、かなりの期間を過ぎても元気に営業を続けているから
そんな思いもどこかに飛んで、どんな味わいだか気になって来たワケだ。
 
 

 
升酒をもらって、休日を楽しむ事は忘れないけど、
寒いのもあってオーダーするのは、鴨せいろを十割蕎麦で。
 
本来ならもり蕎麦をオーダーするところなんだけど、
そうそう来る店でも無いし、せいろなら蕎麦だけ食べれば
自分の好みに合うかもわかるだろう・・と(^_^;
 
 

 
へ〜
悪く無いね。
 
ただ、短い蕎麦も混ざっているのは
手打ち感を演出したい?って思ったりもする。
 
 

 
あ〜
なるほど!
 
確かにこの店、人気があるって事がよくわかる。
適度に庶民的な空気を持ちながら、
美味しさの鍵をちゃんと仕込んでいる感じがして
これは楽しめるって思った。
 
これなら、二八で鴨南蛮を食べるのもありだわ(^_^)
 
ただ、コストは結構高めで、
そのコストが妥当だと思わせる魅力を持っているので、
中途半端な時間に入ってもほぼ満席、という状況になるのだろう。
 
聞けば100年以上前に創業した店だとか。
夜鳴き蕎麦を始めとして、客寄せ用の鐘が店内に飾ってあった。
 
この蕎麦を食べるためだけにはるばるやって来る気は無いけど、
墓参りのついでには寄りたいかも、と思いましたとさ。
 
ごちそうさまでした。

2020年1月19日日曜日

ケーブルカーでハンバーガー

この店にハンバーガーがある事は知っていたけど、
なかなか夜中に、アメリカンな本格的ハンバーガーを食べる勇気がなかった。
 
ただ、何と言うか、
ちゃんと食って生きていかなきゃって思いが強くて、
今日はしっかり喰らってやろうと決めていた。
 
 
「ギネスをパイントで。
 あとハンバーガーを下さい」
 
 
バーテンダーは無表情のまま
淡々とギネスを注ぐ。
 
チーフバーテンダーとは顔なじみなのもあって
にこやかに会話できるんだけど、彼は何故いつも仏頂面なんだろう・・・
 
 

 
いつの間に、こんなに黒ビールが好きになったのだろう?
 
昔はギネスよりバスが好きだったけど、
最近は生があったらギネスを飲みたいと思うようになっている。
 
クラフトビアバーが増え、様々なチャレンジの結果を味わえるようになると
余計にオーソドックスな味わいが欲しくなるのかも知れない。
 
ケーブルカーに来ると、開いていれば一番入口に近いカウンターに座り、
ギネス1パイントとアドベック10年ストレート、というのが決まりになった。
 
時にジャックターを飲んだり、デュワーズのハイボールも飲むけど、
ギネスを飲んだら合わせたいのはアイラモルト。
そしてアイラなら大好きなアドベック、という展開になってしまうのだ。
 
 
「おまたせしました」
 
  

 
へ〜
こんな感じなんだ(^_^)
 
お〜
これは思いっ切りストライク!
 
自分的に好みな地付け&パティの固さで、
こういうのが欲しかった・・な欲求を十二分に満たしてくれた。
 
やっぱりケーブルカーは
アメリカンフードが楽しいわ。
 
そしてこんなハンバーガーには
もうちょっと軽めのビールが欲しくなるね。
 
という事で、ブラック&タンでも飲みますかね。
 
ごちそうさまでした。

2020年1月18日土曜日

精進落とし


  
浜松では、少し雨が降っていた。
 
告別式の会場は、参列者が急に増えた事もあって
家族葬という形には見えない様相だった。
 
多くのカラーを背負ったライダー達が参列し、
故人の生前の活動の広さが覗える。
 
未だ信じられない事実を飲み込みながら
流れる涙を飲み込んだ。
 
本来なら火葬場まで付き合いたいところだが、
とんぼ返りで職場に戻らないといけない。
 
出棺まで見届けて、斎場を後にした。
 
  

 
あれ?
新幹線ってあまり本数が無いのか・・・
 
昨日は最悪でもこの電車に乗れば大丈夫、
という時刻だけチェックしておいただけなので
それより早く帰る場合のチェックはスルー。
 
そして少しだけ時間ができてしまったので、
精進落としを兼ねた昼飯を食べようと思いついた。
 
タイムリミットまではそこそこ余裕があるから、
どうせ食べるならちゃんとした物を・・と思うのだが
知らない駅の事情はわからない。
 
駅弁買うかなぁ・・とも思うのだが、
浜松名物な駅弁ってあるんだろうか?
 
とウロウロしていたら、目に入ったのは「いかにも」な店だった。
 
 

 
鰻か。
浜松だしね。
 
駅南店とあるから本店じゃないのだろう。
でも、直営店ってあるからまぁいいや。
 
今から本店とか探すのも嫌だし、
新幹線から離れるのも嫌だしね。
 
とショーケースを見てみたら、そこそこの価格設定。
と言う事は、ちゃんとした料理が楽しめるはずだ。
 
え?
鰻丼も鰻重も同じ値段なの??
 
器の格好が好きな方を選べって事ですかね。
だったらここは、鰻重でしょ!
 
 

 
へ〜
関東風な焼き方なんだ。
 
ひつまぶしもあったけど、
蓬莱軒のように関西風の焼き方じゃないとどうなんだろうね?
 
でも、普通に美味しいわ。
 
とりたてて凄く美味いとは言えないけど、
それは今の気分のせいもあると思う。
 
一緒に浜松で鰻食べようって
凄い昔に約束したんだよな。
 
彼が横浜に1週間ほど滞在した時、
毎晩連れ回して色々な話をしたっけね。
 
その時、
「このお返しは浜松に来てくれた時するわ!」
って言ってくれたんだよ。
 
一緒に飲み倒したバーはもう無くなっちゃってるけど、
あの濃かった一週間の事は、今も鮮明に覚えている。
 
また、浜松に来て、鰻を食べようと思う。
その時はきっと、今より美味しく味わえると思うから。
 
さて、職場に戻ろう。
遅くなると、早番のスタッフにも迷惑がかかってしまう。
 
ごちそうさまでした。

2020年1月17日金曜日

テイクアウトは続く


 
会議は予定通り始まらなかった。
 
と言うか、主宰する担当者が急遽起きた問題に対処してて
会議参加者のみが会議室で待つという事になってしまった。
 
そして1時間待ったが、
問題は解決しない事がわかり急遽会議は中止。
 
ぽっかりと時間が空いてしまう。
 
事務所には帰らないと告げていたので、
早上がりは可能になったが、今から浜松まで駆けつけて
通夜に参加するのは、微妙な時刻にはなっている。
 
そうだ、それなら
写真材料店まで行って額や台紙を手に入れて
今からプリントアウトすれば、明日の告別式に持っていけそうだ。
 
と言う事で、明日の準備にとりかかる。
 
だが、写真用の額や台紙は、
そもそもプリントした写真を飾る習慣が薄い日本人にとっては
多く売れる商品ではないのだろう。
 
告別式に持っていけそうな色合いの物や
サイズ的な物が見当たらなくて、店の人を巻き込んでの捜索になってしまう。
 
最後の一個と言われた台紙と額を手に入れたら
間違い無くプリント作業で時間的余裕が無いから・・
と晩ご飯用になにかテイクアウトできる物をスーパーで探した。
 
「ミートドリア」と「野菜たっぷりな塩焼きそば」が
手頃な感じで見つかる。
 
どっちが良いかねぇ・・・
と一瞬悩むが、ここは肉&チーズのパワーに期待して
ミートドリアと名付けられたチルド品をゲットした。
 
 

 
いや、まぁ、わかっていたんだけど
安いってのもあったけど、見た目からして悲しい(^_^;
 
あ〜
ま〜
こんな感じだよね。
 
ミートドリアって名前なのに、
どこにミートがあるんじゃい?
って感じのミートソースの量。
 
ドリアなんだからピラフが楽しめるかなって思ったんだけど
そのピラフも、ご飯を味付けオイルで混ぜ合わせた?な味わいで
久々に楽しめそうにないドリアを食べる事になってしまった。
 
でも、良い。
今日はゆっくり味わい時間も余裕も気分すらも無いのだ。
 
明日は遅番だけど夕方までに帰れればどうにかなるように
スタッフのシフトは調整できた。
 
MCの正装で式に参列するから、そのまま職場に行く事になって
スタッフには刺激が強いかも知れないけど、根回しもしたので、
とにかく今は、プリント作業と額装作業を進めないといけない。
 
しかし、2日連続でテイクアウトな飯を食うとは思わなかったわ。
 
ごちそうさまでした。

2020年1月16日木曜日

ペッパーランチでペッパーライス持ち帰り

情報が集まるにつれ、
友人の死亡は間違いない事がわかってきた。
 
家族ぐるみの付き合いをしているメンバーから
家族葬だけど特に親しかったメンバーには参列できる
というメッセージもらう。
 
葬儀の日程を見ると、
斎場が浜松のため仕事が終わってから行ける余裕が無く、
また、誰かに変わってもらえる事が不可能な会議にぶち当たっていて
参列を諦める気持ちを確かにした。
 
家族葬とあるので、後日ヤツの写真を額装して
弔問に行こうと思いながらも、喪失感に負けそうになっている。
 
HPに彼の写真をアップした事も影響しているんだが、
それでもまだ、事態を受け入れられない自分がいた。
 
仕方ないよね。
 
人間の死亡率は100%だし、
どんな理由であれ死亡するなら寿命だよね。
 
と、自分自身を諭す。
 
あ・・・
なんか気持ち悪くなってきたな。
 
今日はオフだから、何も食べてなかった。
で、血糖値が落ちてこうなる、と。
 
仕方ないので何か作るか・・と思ったが
大した物がストックされてない。
 
気持ちを落ち着けるためにも
ちょっとでかけてくるか。
 
 

 
カメラを持って出れば少し気分が変わるかとおもったけど、
どうにも色を感じられないから写真にならない。
 
あてもなく歩いても仕方ないし、
飲食店で食べる気分にもなれないから、何かテイクアウトして帰ろうと思った。
 
そう言えば、ずっと食べてなかったアレが食べたいな。
ペッパーランチのペッパーライス。
 
あ・・・
そう言えば西口裏のペッパーランチは
とっくに閉店してたっけね。
 
天理ビルの地下に店があったはず・・・
 
 

 
若い頃、よく食べたっけ、これ。
 
店のカウンターで自分で作るより、
テイクアウトにして店の人に作ってもらう方が美味しかった。
 
だからこの料理に関してだけは
テイクアウトして家で食べたいって思ってしまう。
 
ただ、
こんな味だったっけ?
って思った。
 
もっと安っぽい薄い肉で、
それを醤油とガーリックの風味で食べる。
勿論、食べる前に自分で黒胡椒をたっぷり追加して。
 
その、ジャックっぽい味が好きだったなぁ・・・
 
明日は、外せない会議があるから
今日は飲んだくれるのをやめよう。
 
葬儀には参列できるとメンバーから連絡が来たので、
シフト調整できたら明後日の告別式だけ行こうと思っている。
 
ごちそうさまでした。

2020年1月15日水曜日

伊豆庵でおかめ蕎麦

「え?」
 
とレスする事しかできなかった。
 
友人の訃報がメッセンジャーで流れてきて、
あまりに状況が見えなくて、ただただ戸惑うばかりだった。
 
今日はいつもとちがって、天王町の事務所へ出張だったから
予定より早く動いて、伊豆庵で蕎麦でも手繰ろうと思っていたのだ。
 
しかし、FBを見ていると、次々と事態が明らかになってくる。
朝に事故にあった事が想像できる情報が流れ、それでもどこかで
「誤報であって欲しい」と願う気持ちが勝っていた。
 
 

 
天王町駅を降り、伊豆庵に向かう手前の橋には
ユリカモメがおおくいて、歩行者もあまり気にしないで佇んでいる。
 
とにかく今は食事をして、会議に備えたいと思いつつも
カモメの様に羽があったら飛んでいきたい気持ちに潰されそうになっていた。
 
 

 
それにしても天王町は、寂れている。
 
駅前には松屋などのファストフード店や居酒屋などがあるが、
人通りが少ない。
 
今日は「おかめ蕎麦」を食べようと決めていた。
 
加賀町警察署のそばにあった「和楽」が閉店して、
あの独特の盛り付けが楽しくて食べてた「おかめ蕎麦」を食べる機会が減り、
しかも普通の蕎麦屋に行ける時間も殆ど無い今、千載一遇のチャンスと思っていたのだ。
 
ただ、今は正にランチタイム。
混んでたら嫌だなぁ・・と思って入ったら、
3つあるテーブルに一人客がそれぞれ座っていてガラガラ。

私は一番奥の6人掛けテーブルへ案内されて、
一応メニューなんかを見つつも、先客達の姿を観察したりする。 
 
どちらも高齢の男性で、同じ様にちょっと前かがみな座り方。
ランチでビジネスマンが皆無ってのもどうなの?
と思いながらも、気持ちは友人の事故の詳細が気になっていて
情報が上がるのをチェックする事に気持ちが取られていた。
 
 
「相席、よろしいですか?」
 
「どうぞ、どうぞ」
 
 
スタッフのアテンドで、高齢な女性が斜め前に座る。
そして予め決めていたのだろう「天麩羅蕎麦」をオーダーした。
 
質素だが品を感じさせる装いは
きっとその座り姿の良さから来るものだろう。
 
こんな風に自然にしゃっきりとしている姿でいるのは
素敵だなぁ・・と思うし、自分もそうありたいと思ったりもする。
 
 

 
登場したおかめ蕎麦はこんな感じ。
 
出し方、ちょっと角度が違うかなぁ・・・とか思いつつも
王道を行くセッティングにちょっとだけ和む。
 
とそこに、前の女性にも天麩羅蕎麦が到着する。
 
あ〜天麩羅蕎麦も良かったなぁ・・・
でも揚げ物だしなぁ・・・
 
とちょっとだけ悔しい思いをしていたが、
ふとテーブルにある大きめの器に気がついた。
 
これ、何だろう?
 
蓋を取ったら、揚げ玉が入ってるじゃないですか!
 
え〜い
揚げ玉乗せちゃえ!
 
目の前から漂う天麩羅の匂いには勝てんのよ〜!!
 
 

 
メッセンジャーで、友人の事故のアウトラインが見えてきた。
ただ、今の時点では不明な部分が多い。
 
そして日本全国を走り回るヤツだったから
情報の錯綜も想像できたのだろう。
情報のコントロールを担当するメンバーが統制を始めた。
 
味?
やっぱりあまりしないわ。
 
揚げ玉まで乗せたんだけど味気ない感じは消えなくて、
如何に味が感情に左右されるか思い知る。
 
そしてどこかで、
誤報であって欲しいという気持ちが膨らんでいて、
今日のおかめ蕎麦は栄養補給という意味にしかならないでいた。
 
ごめんなさい。
作って頂いたお蕎麦を、しっかり味わう事ができなくて。
 
気持ちが落ち着いたら、
また食べに来ようと思っています。
 
その時は、おかめ蕎麦じゃなくて天麩羅蕎麦かも知れないけど。
 
ごちそうさまでした。 

2020年1月14日火曜日

晋山で辛味大根蕎麦とか

肉とか中華とかドッシリ系で食べてると
顔を出したくなるのが和な料理店。
 
以前はもっと幅広く行けてて
寿司屋だったり和食店だったり蕎麦屋だったり・・と
写真を撮るにしても面白かった。
 
今は、時間的な問題があって
行きたい店にいけないのが厳しい。
 
特に寿司屋は早い時間に行かないとネタが無くなってしまうから、
飲むためだけの高級居酒屋となる頃に職場を出る今は
まず行く気分になれないでいる。
 
結果、蕎麦屋のバリエーションを増やそうとするんだけど
楽しめそうな蕎麦屋は座る席も無いほど混んでたりして、
あぶれた結果、辿り着くのが晋山になりやすい。
 
そう、今日も、
そんな感じでの入店になってしまった。
 
 

 
1月なのに、春の気配。
 
例年だと2月の料理というイメージがあったけど、
合わせている芋は海老芋だから、この時期ならではの取り合わせなのだろう。
 
海老芋と言えば、京都の芋棒を思い出すけど、
初めて食べた時はその淡い味付けの中に鱈の風味が溶け込んでいて
京料理だなぁ、と感激したのだが・・・ 
そんな思い出を胸に2回目に訪れた時は驚いた。
 
淡い味付けではなく、しっかりドッシリとした味わいになっていて
一瞬、東京の店?と思ってしまったのだ。
 
ファストフード店が増え、ジャンクフードも若者達を魅了するのだから、
料理もまた、京都らしさを塗り替えていくのだと思いつつも、
わざわざ食べに来るための料理には思えない寂しさを忘れることはできない。
 
この海老芋は、
そんながっかりした芋棒の味わいをより優しく演出していて
大将のセンスの良さが染みこんだような楽しさを纏っていた。 
 
 

 
今日は、辛味大根蕎麦を食べたかった。
 
時期に合わせて大根を換えているこの店では
何時オーダーしても、かなり辛い大根を味わう事ができる。
 
そしてこれを全部食べ尽くす感じに蕎麦と一緒にいただくと
蕎麦の甘さがよくわかって、なんとも楽しい味わいになるのだ。
 
 

 
毎度の事だけど、
シッカリとした腰のある蕎麦は十割蕎麦のイメージを変えるように
感性を刺激する。
 
晋山の蕎麦は、ほんの少しだけ浸けて食べる汁の力に支えられていて、
辛味大根で食べてもそのハーモニーの楽しさが保たれるバランスが命、
と言って良い。
 
ここと同等の蕎麦を出してくれる店も無いわけじゃないけど、
このバランスの良さを見せてくれる店は、そう多く無いと感じている。
 
ただ、食には慣れという要素も影響するので、
違う流儀に慣れていたらここまで楽しく味わえたのだろうか?
と思う事だってあったりする。
 
例えば、馬車道にある「蒼ひ」の蕎麦は、
汁にドップリ浸けて食べて楽しいようにバランスされていて、
それはそれで凄く楽しいから
それが一番と思っている状態では、この蕎麦をどう感じたろう?
と考えてしまうワケだ。
 
でも、それこそが蕎麦の楽しさなんだよね。
 
五割蕎麦も好きな自分としては富士山盛りで有名な「味奈登庵」も好き。
もっと蕎麦粉が少ない立ち食い店の蕎麦にも、それにしかない魅力がある。
 
天麩羅蕎麦とかカレー南蛮とか、渾然一体となった味わいを楽しむ蕎麦もあり、
様々な楽しみ方ができるからこそ、飽きずに食べ続けられるのだろう。
 
ま、今日は職場で色々あって
ユルユルと美味い酒と穏やかな食事をしたかった
→和な食事&酒→行ける店が無い→晋山
という流れなので、心穏やかな気分になれた事にも感謝です。
 
ごちそうさまでした。
☆☆

2020年1月13日月曜日

楽園で餃子&炒飯

普通の街中華で
餃子&炒飯なハイカロリー物を食べたい。
 
とは言え自宅そばには、普通の街中華じゃない中華料理店があって
安くて美味しいけどこれでもか!な量なので、一人で行く勇気は無い。
 
ちょっと足を延ばせばあるにはあるけどそこそこの距離なので
そこまで行くくらいなら中華街の老舗的存在で、
かつ街中華的な味わいも楽しめる店へ行く方が絶対早いし確実。
 
しかもその店、何故か店がいっぱいになる事はまず無くて、
予約なしで休日に行っても座れるというありがたい店でもある。
 
不思議なのは、不味いとか高いとかじゃなく、
店の場所も善隣門のすぐそばという好条件なのに
何故かあまり客が入らない事。
 
だから、知ってる人だけの特別店になってて
週末とかランチタイムとかで他に入れない時は、
間違い無くここへ来るのがパターン化しているんだけどね(^_^;
 
 

 
そうそう、こんな餃子が食べたかった。
 
この店の中では一番街中華に近い料理かも知れないけど
今となっては横浜中華街の中では貴重な、と言うか珍しい仕上がりになっている。
 
もしかしたら、知らないで入った人が中華料理も知らないので餃子頼んで
食べたら街中華な味わいなので食べる気力を無くしちゃうってパターン?
 
でもね、それは横浜中華街で美味しい物を食べるための
暗黙のルールを知らない、という事。
 
これだけの情報社会においても、地元民にしかわからない物は多くあり
その上、顔見知りや常連には気合いを入れるという慣習的な物も残っているから
余計にややこしい事になる。
 
中華街通は、どの店に行っても顔が知られてて、
その上、その店が一番得意とする料理をちゃんとオーダーし、
それを食べたら別の物は別の店で食べる、という独特な食べ方をする。
 
そして自分の中でコースを組み上げているので、
店側はそのコースを崩す仕掛けもしたりして、結構楽しめるのだ。
 
 

 
やっぱね、ここの炒飯はホッとする味だわ。
塩は優しく、具材とご飯のバランスも秀逸。
 
叉焼の食感や味が良いアクセントになってて
実に楽しいのだ。
 
楽園の炒飯が良いと思うのは
料理と一緒に食べる事も可能な塩加減と
単体で食べても満足できるバランスの良さ。
 
ガッツリくる美味しさという意味では清風樓の丼で出てくるヤキメシ
の方が好きだけど、これが中華街の炒飯の基準点じゃないか?
って思うクオリティはしっかり維持されていた。
 
でもさ、
この主食+主食な食べ方って、実に日本人的趣向だよね。
 
しかも晩飯にコレを選んじゃうのは
自分としてもアウトな食べ方。
(夜はたんぱく質主体って決めてるのにね)
 
ま、たまには良いでしょ(^_^)
 
ごちそうさまでした。

2020年1月12日日曜日

レストラン・アルティザンのモーニング

元町のブラッスリー・アルティザンが閉店し、
関内のレストラン・アルティザンと合体して朝から営業する、
というお知らせを頂いていた。
 
フレンチでモーニング?
って思ったら、クロックムッシュとかステーキとか
オムレツとかの設定の中に、エッグベネディクトを見つける。
 
アルティザンのエッグベネディクトは、絶対美味しいと思う。
佐藤シェフが作ったら、面白い物になる。
 
と思ったら気になって仕方ない。
 
オフの日に、敢えてモーニング食べに行く?
(ってブランチだけど)
 
とか考えつつも興味に負けて
日本大通まで出向く事にした。
 
 

 
ジャガイモのパンケーキとハムステーキのエッグベネディクト?
パンケーキって、別につくのかな?
 
いやいや、そんなワケは無いだろ。
マフィンじゃなくてパンケーキにしたって事だろ??
 
とか想像しながら
新年の挨拶しつつの午前中からのスパークリング・ロゼ!
 
 

 
エッグベネディクトにはサラダが付いていると説明を受けていたけど
登場したサラダは結構なサイズでアルティザンらしい!と
思わず呟いてしまう(爆)
 
 

 
結構な量のサラダとエッグベネディクトで1800円という設定は
この店のレベルから言ってかなりのバーゲンプライス。
 
アルティザンでは必ず出てくると言っても良いキャロットラペは
久々にたべたら、記憶より美味しいイメージが湧いた。
 
 

 
お〜〜
結構な迫力ですな。
 
黄身の部分にナイフで切れ目を入れて・・・
 
 

 
いやいや、このビジュアル、ダメでしょ。
もう、玉子好きとしては食べたい気持ちが大きくなるだけっしょ。
 
あ・・・
へ〜〜
 
結構オランデーズソースに酸味がある。
でもそれが、ハムステーキにちょうど合う感じがあって
かなり楽しい。
 
で、
ここで一つ質問です。
 
エッグベネディクトは本来、マフィンの上に具材を乗せ
一番上に玉子を乗せてからオランデーズソースをかける料理です。
 
何故にこのエッグベネディクトは
ハムステーキが一番下なのでしょうか?
 
シェフの佐藤氏に尋ねてみたら、
安定が悪くなる&ハムステーキが切りにくいから
という事だった。
 
マフィンじゃなくてパンケーキにするってのもアイデアだけど
乗せる順番も変えちゃうあたりが面白くて、
料理を楽しみやすく、食べやすくしたいという気持ちは
ちゃんと味に反映されている、とあらためて感じたのは言うまでもない。
 
今の仕事の関係から
レストランアルティザンにたどり着ける時間が
ラストオーダーを過ぎている事が多くて
しっかりと食事をする事ができなかった去年だった。
 
今年は?
今年も??
 
わかんないけど、
たまにはちゃんと夜に食事したいとは
思っているのです。
 
しかし、わざわざブランチ食べに出かけたら、
なんだか香港の街並みを歩いている気分にもなれて
ある意味楽しかった。
 
そして、ホテルの朝食を食べたと思えば
アルティザンの方が安いイメージがある。
 
このチャレンジ、
良いヒットになるといいね(^_^)
 
ごちそうさまでした。

BUILD A BURGER

人混み嫌いではあるけど、 取材なので行ってみた「CP+2025」。         プロからアマのカメラファンにまでと門戸を広げたイベントなので、 一般客がいないプレスタイムに訪れたのに、それでもかなりの人出があってビックリ。         イベント内容はnoteに書い...