2017年9月9日土曜日

メキシカンチリバーグ

日々、コンビニランチで過ごすだけじゃなくて、
夜も選ぶ店が少なくなってきて、アップしたい料理を撮るチャンスが激減。
 
と同時に、
自分もまた、以前に比べて食に対する欲求が減っているようで、
美味いモノを知らなかった若き頃と似たような基準で
ランチを選んでいる自分に、少しだけど驚いている。
 
食べたいものを腹いっぱい食べるだけで、
その後に一気に2キロとか増えるって、どういう事なんだろうね?
 
でも、そうやって増えた体重は、
ちょっと食事制限するだけで、あっという間に減ってしまうんだけど(^_^;
 
まぁ、そんなんで
今日のランチもまたコンビニ系。
と言うか、昨日と変わり映えもない・・かいう情けなさ(T.T)
 
だから今日も、妄想食堂へ行くのであった(爆)
   
  

 
メキシカンチリって何?
 
って思ったのは、最初にコレを食べた時。
 
聞いてみたら、
初代シェフがメキシコ人から教わったチリコンカーンを、
日本人向けにアレンジしたモノだ、との事。
 
これがチリコンカーン?
って思ったけど、確かにそんなテイストとスパイシーな香りがあって、
刺激は弱いけど、後を引く美味さがあると感じた。
 
でも、それより印象的だったのは、ハンバーグの優しい食感だ。
フワッとした柔らかさの中に、存在感を主張する肉の旨味。
 
そのソースの刺激とパティの食感のハーモニーが
このメキシカンチリバーグの個性なのだろう。
 
  
ただ、こんな昭和な時代の味わいは、急速に失われている
あの店も、この店も、燃え尽きる蝋燭のように、その火を静かに消していくのだ。
 
だからこうやって、妄想食堂のメニューを見て
今のうちに味わいたいって思ってしまうって・・・(^_^;
  

新しい食文化は、どんどん生まれ
すり込まれた食の常識がアップデートされていく。
 
そんな今の美味しさはわかりやすい美味しさ。

食べた瞬間に美味しく、
それは次の味に出会う事で消えていくのだ。

次から次へと、新しいものが与えられ、
ちょっと前の事まで思い出せない程の過情報時代には、
味わいという情報もまた、立ち上がりが早く、刺激的で華やかで、
次の味を邪魔しない方向性を持っているのだろうね。
 
それでもこうやって、昭和な味わいが欲しいと思うのは 
奥行きのある味わいや、食べた後に訪れる余韻のような味わいが欲しい、
という事なんだと思う。

ところでそんな味わいは
どこにあるんだろうか・・・・(爆)
 
ごちそうさまでした。

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