2019年4月4日木曜日

横浜晋山で胡麻切り

黄色系な物に惹かれていた昨日までとは打って変わって、
今日の気分は和なのです。
 
冷酒と合わせるアテは
おひたしとかがあれば充分で、
もう酔えれば幸せな心理状態なワケで・・・
 
 

「うるいのおひたし」
 
山菜の中でも穏やかな個性に
この照りが示すような軽いぬめりがあって
シャキッとした食感にうまくバランスするのが楽しいのですわ。
 
そして飲む呑む・・(^_^;
 
今の仕事になってから
なかなか会いたい人に会う時間が取れなくて、
若い頃、同じ職種の仕事をしていた時を思い出した。
 
世間様が休む時には働いて、世間様が働いている時に休む生活。
 
カメラを首からかけてるから徘徊に間違われる事は無いものの、
変化があまりに少ない環境に、そろそろ疲れてきたのだろう。

もうちょっと連休が取れたら、作品撮りに動けるんだけど、
それもままならない毎日だから、仕事終わりで飲める事くらいが
今の楽しみになっている。
 
 
「そう言えば、変わり蕎麦に胡麻ってありますよね?」
 
「風味が面白いと思います」
 
「じゃぁ、それを・・・」
 
 
晋山ではレギュラーメニューに変わり蕎麦を載せるようになったけど、
その中には「唐辛子」や「胡麻」「海胆」など、蕎麦に合う?
って思いがちな物のあるのだ。
 
胡麻は確かに悪くはないと思うけど
正直、想像できない味なので興味津々。
 
更科か辛味大根蕎麦と思ってたんだけど
未知の味わいの誘惑には勝てなかった。
 
  

 
え・・と
コンニャク?(爆)
 
あの真っ白な更科の中に、黒胡麻と白胡麻を合わせたものを打ち込んでいるので
こんな感じになってしまうらしい。
 
え?
これ・・・美味いよ??
 
ちょっとだけ、担々麺のような擂りゴマっぽい味わいがある
と想像してたんだけど、蕎麦に胡麻をかけたような
胡麻本来の味わいが蕎麦の中に生きているのだ。
 
なるほど・・
これはちょっとヤバいよね。
 
ここの変わり蕎麦のヤバさは
どの蕎麦もそうなんだけど、打ち込む物の量がかなり多い。
 
柚切りなんかは、普通に流通している物の倍以上使ってるようで
蕎麦の中に香るという物では無く、蕎麦の味とのバランスの良さで
新しい蕎麦の魅力を引き出していると感じている。
 
これで殆どの変わり蕎麦を食べたけど
唯一オーダーしていないのが「海胆」
 
その理由は明確で、予約のみとなっているように
オーダーを受けてから海胆を入手して作るので、
価格は時価になるししかも蕎麦の価格とはかけ離れた物になる。
(1万円超えも当たり前だとか)
 
それでも、汁にも海胆を仕込んで食べるその蕎麦は
半端なく美味しいのだと、常連らしき人が語っていた。
 
一生に一回くらいは食べてみても良いけど
今のところそんな勇気は全然湧いてこないは何故だろう(爆)
 
ごちそうさまでした。
☆☆

0 件のコメント:

コメントを投稿

BUILD A BURGER

人混み嫌いではあるけど、 取材なので行ってみた「CP+2025」。         プロからアマのカメラファンにまでと門戸を広げたイベントなので、 一般客がいないプレスタイムに訪れたのに、それでもかなりの人出があってビックリ。         イベント内容はnoteに書い...