2019年4月15日月曜日

のれそれ

昨日、あれだけアジア系料理をしっかり満喫したけど
続けて食べたい病がちょっと出ていた。
 
で、止せば良いのに、今日こそミーラクサな気分で向かうと
昨日より早い時間なのに店が閉まってる。
 
あ・・・
今日月曜じゃん。
 
中華街は水曜休みが多いけど、
元町に合わせて月曜休みにする店も多かったんだ(T_T)
 
どうしよう、ここまで来ちゃったのに
他の店も結構閉まってるよ?
 
で・・
一縷の望みを託して晋山に電話すると
まだやってる、との事。
 
良かった〜
助かった〜
 
と行ってみたら、ガラガラ。
 
 
「あれ?」
 
「今日はお客様、来店が早くてさっきまで嵐のようでした」
 
「じゃぁ一段落?」
 
「なんか一斉に早上がりされて、がらんとしちゃったので
 どうしようかと思ってました」
 
 
捨てる神あれば拾う神ありって事ですかね(^_^;
 
と言う事で、一人貸し切り状態を楽しみつつ
酒を飲んでいたら、メニューに珍しい物を見つけた。
 
 
「魚を食べたいんですけど、真鯛の昆布締めと『のれそれ』、
 どっちでしょうね?」
 
「時期的にはのれそれはもう、何時無くなってもおかしくないので」
 
「はい、のれそれで」
 
 
『のれそれ』
それは穴子の稚魚。
 
以前食べた時は、生姜を添えた醤油で食べたっけ。
 
白魚より大きくて、食感は心太に近い。
味と言うより食感を楽しむ感じがイメージにあった。
 
  

 
何年ぶりだろう?
目隠しして白魚やのれそれを食べさせられても、
のれそれの方が大きい&淡泊な程度の違いしかなく、
このように生姜&ポン酢で食べたら、もうわからないと思う。
 
でも、強いて言うなら甘みがある?
そして、歯ごたえも実はちゃんとある感じ。
 
真鯛も捨てがたかったけど、
晋山ってサラッと希少な材料を肴にして出すので、
油断ならないっす(^_^;
 
  

 
シメは更科。
 
腰のしっかりとした更科は打ち立て故に真っ白で、
香りも楽しくて独特の風味と甘さが楽しめる。
 
やっぱ楽しいわ・・
 
辛味大根蕎麦とどっちかで悩んだけど、
やっぱりこの更科が一番好きなのかも知れない。
 
で、これを食べちゃうと、
美味しいと言われる他の店でも食べたくなる。
 
ネットでは様々な食べ物情報が流れるけど、
商売が絡むサイトや個人的見解による情報が多いので、
参考にして確認して、やっぱり今はコレが好きって思いたいのだろう。
 
考えてみれば若い頃は質より量で、
蕎麦屋だとカツ丼セットに蕎麦の量で良し悪しを判断してたし、
歳食っても現場にいる時は、味わうより栄養補給なイメージがあって、
今のように味を楽しむようになれたのはこの10年くらいのものだろう。
 
歳と共に衰える感覚に気づいて、
味わえる時に味わっておかないと・・と思ってから
エンゲル係数は跳ね上がった。
 
でも、ジャンクフードもファストフードも大好きで、
カップ麺だって幸せな気分になれるのだから、
子供の頃の不味い食事環境がある意味ありがたい。
 
そんな事を思いつつ手繰った蕎麦が終了したので、
今宵は意識を失う前に飲むのをやめて帰ります。
 
ごちそうさまでした。
☆☆

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