無性に食べたくなるシリーズ!
今日、浮かんだのは、昭和な時代の喫茶店にありがちだった
スパゲッティ・ミートソース。
肉が贅沢品だった時代に
アメリカからやってきたスパゲッティミートボールを、
日本風にアレンジした食べ物と言ってよいコレ。
どこで食べても似たような味がしたのは
間違い無く業務用の缶詰とかを使ってたと、思われる。
昭和な食べ物を、面白がって再現している喫茶店風の洋食屋で
これを見つけた時は、ちょっと嬉しかった。
今風なパスタにはなってるけど、敢えてオリーブオイルは使わないで
昭和世代には懐かしい味が再現されている。
粉チーズかけて、ソースが足りなくならないように混ぜて・・・
あ・・・
昔のように、どう考えても足りないじゃん?
って量のソースではない、のね(爆)
食べていくと明らかに足りない、ってのが昭和の常識。
だから最初に混ぜて、足りないと思ったら、
タバスコをかけたりして、どうにかバランス取って食べていたのです。
味は、例の業務用ミートソース系ではあるけど
やっぱり現代的な味付けに変わっていて
あの当時感じた、ちょっとケチャップ臭い感じのテイストは無い。
そんな頃、本牧のPXから流れてくるハインツとかのソースに共通する
独特のバタ臭さの記憶が強烈で、軍属家庭の友人宅で食べた味わいは
今には無い個性が強くあって、これがアメリカの味だって感じた事を思い出す。
当時ドルは360円、ベースの外にある米軍形式の家に住む彼らは
PXで色々な物を買って、分けてくれたりした。
TVディナーとかのレーション系の食べ物も
彼の家でごちそうになったけど、オーブンって何?な時代のこと。
そのTVディナーを持って帰る?って言ってくれたけど、
温める手立てが無いから断った事も思い出した。
と言う事で、スーパーでレトルトのミートソースを買い、
自宅で食べてみたら、なんだか贅沢感があって違和感を覚える。
すり込まれた味って、やっぱりあるんだね(^_^;
ごちそうさまでした。
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