2017年10月17日火曜日

マルゲリータ・ブッファラ

ナポリピッツァの人気は凄く、
真のナポリピッツァ協会認定店もある横浜では、
ヤバいまでの美味いピッツアが食べられたりする。
 
ただ、進駐軍が居た本牧辺りで流行った四角いピザを代表する
アメリカ料理的イタリアンが古くから存在していた事もあって、
閉店したオリジナルジョーズやまだまだ頑張るローマステーションなどの
古き良き時代を引きずったピザも健在だ。
 
初代クラブハウスがあった場所の隣に
ビズコンティが開店したのは確か21世紀を迎えた頃。
 
そこで、オ・プレッチェネッラが
真のナポリピッツァ協会の看板を掲げている事を聞かされ
食べに行った事を思い出す。

ナポリピッツァがどんな物かもまだあまり知られていなかった頃、
薪窯で焼かれるピッツァが食べられる店が徐々に増え、
あまりにも有名なシシリヤも同じ様な時期にオープンした。

当時はビスコンティかシシリヤがお気に入りだったけど、
世界チャンピオンを獲ったとのふれ込みがある店が野毛にできたり、
イタリアンだけど本格的な窯を設えたレストランができたり・・で
それこそ百花繚乱な感じになる。
 
でもね
石窯は、良質な状態になるのに時間がかかるのか、
それとも、日本人受けする生地をコンスタントに作り上げるのが難しいのか
淘汰の波もそれなりに大きかった。
 
ビスコンティには事務所が近かった事もあってよく通ったけど、
マルゲリータ・ブッファラの価格設定で悩む店主の話を聞きながら、
リアルに水牛のモッツァレラを使うマルゲリータ・ブッファラの美味しさを
教え込まれてしまう。
 
ただ、それでも、世の中でナポリピッツァがもてはやされていたワケではなく、
シシリヤもビスコンティもふらっと行って、普通に座れて、
ペロッと一枚食べて別の店へ飲みに行くパターンは、普通にできる事だった。
 
で・・・
今はなかなかそんな風にいかなくて、
わざわざピッツェリアに予約を入れてまで食べに行くか?
って反骨心まで生まれてしまった自分。
 
そう
まともなナポリピッツァ、それもマルゲリータ・ブッファラを
全然食べてないのですよ、最近(T.T)
 
 
   
新山下にある「pizzeria gelateria RAZZO」のマルゲリータ・ブッファラ
 
ラッヅォは、2007年にオープンした店で、
週末こそ予約必至ではあるけど、ウィークデイはどうにか席があるくらいの混み方で、
行く前に「空いてる?」って電話するくらいで気軽に行ける店。
 
でも、ちゃんとした薪窯でナポリピッツァを焼いていて、
セコンドにはタリアータや自家製ソーセージ、ミートボールなんかもある。
 
で、ピッツァは勿論美味しい!

生地の仕上がりも安定しているし、
ソースの塩加減も好み。

山手辺りに住んでる人が、ふらっとやってきてテイクアウトしたり、
カットしないピッツァをナイフ&フォークで食べる人が多いけど、
イタリアンワインをグラスで楽しめるピッツェリアとしては、
使い勝手の良い店だったりする。
 
味のレベルとしては
イタリアの名店が馬車道にやってきた・・と言われて行ってみたら、
ラッヅォに全然追いついてなかったって言えば伝わるだろうか?
(マニアックな表現だけど)
 
ナポリピッツァ、食べて無いなぁ・・
マリナーラとかビスマルクとかロマーナとか・・・
食べてないなぁ・・・
 
 
ま、今日はオフなのにちょいと風邪っぴきだったので
寝ながらの妄想食堂ネタでした。
 
ごちそうさまでした。

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