2017年7月25日火曜日

土用の丑の日にたべるのは?

何回も書いてきてるけど、
平賀源内のコピーにのせられて鰻を喰おうって気はさらさらない今日、
丑の日には、何を食べるべきなのか。
 
「う」のつく物なら何でも・・なんて話もあるけど、
要するに夏バテに効くなら何でもOKなわけで、
求めるのはタンパク質&クエン酸だから、やっぱり肉でしょ(爆)

ビール&ミートボールとか
「う」がつく牛ステーキとか、
焼き鳥とか・・
 
最近行ってない焼き鳥屋とか串焼き&串揚げ屋があったから
そこら辺目指して行ってみるかな・・・と、
あれ?
トルコ料理店、発見!?
 
あの串焼き&串揚げをメインにしてた店は閉店して
新たに入った・・・のね。

決めた。
ラムのシシケバブを食べよう(^_^)
 
 
  
 
正しいトルコ料理って感じ(^_^)
 
お?
お〜〜〜
美味い!
 
スパイスと塩の加減が絶妙で、
ラムの味がメインでいて、スパイスと塩が追いかけてくるだ。
 
ピラウがまた、優しい味付けで、
シャヒリエ(ショートパスタ)は少なめ。
 
この店、必ずしもトルコ料理だけでは無いようで、
ギリシャ系の料理もあったりする。

トルコ産やギリシャ産のワインもあるけど、全部ボトル売り。
一本飲んだら・・・明日休みとは言え、ねぇ(~o~)
 

「ラク、あります?」
 
「ありますよ。
 初めて飲む、じゃないですよね?」
 
「勿論。
 あまり飲めない酒だから、あったら良いな・・と」
 
 
トルコ人のシェフが流暢な日本語で相手をしてくれて、
目の前に「YENI RAKI」とプリントされたグラスを出し、
そこに半分ほどラクを注いでくれた。
 
すっとそれを取って飲む。
 
グラッパにアニスを入れたような独特の味わいは
甘すぎないリキュールっぽさがあって、楽しい。
 
とそこへシェフが、水を足す。
すると、綺麗に白濁していくのだ。
 
ラクはギリシャのウゾとほぼ同じ酒で、
乱暴に言えばペルノーにも似ている。
 
今は無きロブロイで夜な夜なアブサンを飲んでた自分からすれば、
ラクやウゾはクセが弱い部類なんだけど、アニスがダメな人にとっては
うぇぇぇ・・・と呟いて終わる味ではある(爆)
 
アブサンもペルノーもウゾも、水を足せば白濁する酒でラクの場合はライオンのミルクと称されたりする。
 
 
「ラク、好きですか?」
 
「この系統の酒、好きな方です」
 
「知らないで頼む人もいらっしゃるので、
 大丈夫ですか?って尋ねるんですけど、
 ラクはどこで飲みましたか?」
 
「トルコ料理店にあったら飲む、って感じですけど、
 なんか、こんな風味はあまり無くて、こんな物かな・・って思ってました」
 
「白くなって出てきました?」
 
「はい」
 
「多分、そのお店、水を多めに入れてると思います。
 ラクは、お客さんの前で注いで、そこに水を足していくのが本来で、
 そうしないと、ラクが少ないってクレームされる事もあるんです」
 
「へ〜」
 
「トルコだと、これを2杯くらい飲んで、
皆さん陽気になって、わいわい騒ぐのが普通です。
国民酒ですよ」
 
 
聞けば、6月にオープンしたばかりで、
ランチは二人で営業しているけど、夜は予約が無い日はシェフ一人で
切り盛りしているのだとか。
 
味付けの良さもさることながら、
客との間合も見事な接客と、まだ知られていないが故の
居心地の良さがあって、久々のヒットと思った。
 
もうちょい通って、
安定したら、ちゃんと紹介しますか・・・ね(^_^)
 
ごちそうさまでした。

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