2017年7月21日金曜日

インスタ映えする料理写真

昔は、カメラを持って飲食店に入ると、
嫌な顔をされる事が多かった。
 
料理の写真だけ撮りたいってお願いすれば
許してくれる店は多かったけど、料理だけでも撮影お断りの店もあったっけ。
 
今は、飲食店側もSNSの宣伝効果が馬鹿にできない事がわかってきて、
どんどん撮って宣伝して・・というスタンスを取るようになってきた。
 
勿論それは諸刃の剣。
良い場合は大いに宣伝になるけど、ダメなところもリアルに知られてしまう。
 
でも、だからと言って、ダメな部分を撮られないように制限すれば、
余計に悪評が立つ事にもなってきて、下手にダメを出せないって事もあるのだろう。

SNSでなんか発信したい時、家族や友人のことを書くより、
趣味やペットなどの指向性があるものより、
食べ物の方がわかりやすく、罪が少ないって事なのだろうか。

とにかく、インスタ映えする料理写真の撮り方について
色々と書いているページはかなり多くなっている。
 
その中で、最近の傾向だな・・と感じているのは、
料理全体を写さない撮り方。
 
もっともらしい理由は色々あるけど、
スマホで写真を見る場合、料理全体を写すとどうしても小さくなってしまい、
料理以外の物にも目がいってしまうって弊害があるからだろう。
 
例えば、こんな感じ?
 
カッペリーニをバジル&トマトで和えた冷製パスタで、
左側に窓があるテーブルで、真上から撮った一枚だ。
 
 
  
 
この時期の冷製パスタと言えば、カッペリーニを使った物が多いけど、
実はパスタが細い分、少なめの量でも多く感じてしまう、という不思議な効果がある。
(この時はパスタが60グラムだった)
 
トマトの酸味とバジルの香りが楽しくて、
ここに好みで粉チーズを振ると、マルゲリータな味わいになって楽しい。
 
写真では、カッペリーニの細さとバジル&トマトの色の差、
そして構図としての面白さを考えて、高さはピントのボケを使って表現した。


ただ、これと同じ様なニュアンスの料理写真を
スマホのカメラで撮ろうと思っても無理。
 
と言うのも、この写真はマクロレンズを使って撮っていて、
被写界深度の問題や、レンズの解像度とカメラ自体の性能差が大きくあるので、
これをスマホでやろうとすると、ぼかしたりフィルターを駆使したりして
なんとなくこんな雰囲気に持っていくのが、やっとの事。

それでも、スマホのカメラを使う事が増えつつあるのは、
今ここでコレを楽しんでるってライブ感が醸せるからであり、
同時に、かなりのレベルの写真が手軽に撮れるって性能もあるからだ。
 
インスタ向けの写真って、そういう意味で言ったら、
こんな写真よりも、ライブ感を大事にした写真の方が適している。
 
「これ美味しい〜」って思って、美味しい部分をキッチリ撮った写真は、
やっぱり「美味しそ〜」って気持ちにさせる力があるから、
今、感じた「美味しさ」をSNS仲間と共有したいって流れができるしね(^_^;
 

まぁ、そういう意味でこの写真は、
インスタ映えしたとしても、楽しさには欠けている。
 
その最大の理由は、真上から撮ってる事。
 
要するに、日頃料理を食べる時に見る角度以外の料理写真は、
リアル感に欠け、下手すりゃ料理に見えないのだ。
 
綺麗な写真をインスタに載せるか、
美味しそう&楽しそうなライブ感あふれる写真を載せるか。
 
それもまた、投稿者の個性で傾向が出るのだろう。
 
ちなみに、自分は・・・
基本、美味そ〜って思った時に撮ってるから、
こういう真上から撮る写真は、弁当の写真以外は殆ど無いと思う。

ま、食いしん坊ですからね、自分(爆)
 
 
ごちそうさまでした。

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