今年一年の厄を断ち切るという意味で食べる、
と言われる年越し蕎麦。(蕎麦は切れやすいから)
思い出せば、
仕事の関係とかで新年を迎える前に食べられなくて、
いつも「年超しちゃった蕎麦」を食べていた記憶がある。
食べるのは乾麺で、
かけ蕎麦に買ってきた天麩羅を乗せる贅沢は
たまにやるくらいで、もっぱらかけだったと思う。
それがもり蕎麦に変わったのは、
クラブのイベントに参加するようになってから。
そこには、海老天が一本ついていて、
年越し蕎麦には海老天がセットなのか?って素朴な疑問も生まれたっけ。
今年は予約が取れたので、横浜晋山へ。
開業して1年経ったばかりの晋山は、
大晦日の今日が、予約でいっぱいとなる人気店になっている。
かく言う私も、早めの予約・・と思って声をかけた時点では席が確保できなくて、
たまたまキャンセルが出たところをすかさず押さえた、という状況。
と言う事で、飲み納めは・・・
加茂金秀を2合ほど(^_^)
アテは年末年始だから仕込んだろう鮪をヅケにして黄身和えにしたもので・・・
ゴマの風味が、ここまで味わいに幅を見せるか・・と驚きつつ、
今年一年、どうにか走り続ける事ができた事を感謝して・・・飲む(爆)
で・・
そんな人気店だから、長尻はしないように・・と蕎麦を選ぶ。
今日だけは仕込んである、という大海老の天麩羅を食べたくもあったけど、
晋山で今年最後の蕎麦を食うなら、やっぱりコイツは外せない。
更科!
もちろん打ち立て!!
蕎麦猪口の底が隠れるくらいに汁を入れ、
そこに更科を落としてすっと手繰ってすすり上げる。
蕎麦の下の方にちょっとだけついた汁から
出汁の香りが追いかけるけど、この更科蕎麦の強さには
ちょうど良いアクセント。
葱も山葵も邪魔なくらいの美味さは
蕎麦の繊細な味わいがちゃんと出ているからこそ、味わえる。
手繰った後に残った薬味を蕎麦猪口に落としたら、
蕎麦湯を楽しむんだけど、これがまた後を引く美味さなんだな。
晋山は夜だけの営業だから遅くまでやっていてくれて、
だから食べに行くチャンスが多くとれたんだけど、
蕎麦屋を飲み屋的に営業するなら、
このスタイルの方が良いのかも知れない・・と思ったりする。
実際、カウンターに集う人達は、ほぼすし屋のカウンター的に使っていて、
上質な和食のアテで飲んだ後に、蕎麦を手繰るのがお約束。
飲みに力を入れている他の蕎麦屋でも、カウンターでつまみながら飲んで
最後に蕎麦ってスタイルは、見た事が無いのだ。
町の蕎麦屋で昼間から飲むのも、怠惰で好きだけど、
最近、そういう楽しみがしやすい店が減っちゃってね(^_^;
大晦日に頂く、年越し蕎麦としては贅沢過ぎかも知れないけど、
真っ白な蕎麦を食べて、新しい気持ちで新年を迎えるのは
縁起担ぎとしても良いと思う。
ごちそうさまでした。
今年一年、ありがとうございました。
また来年、よろしくお願いいたします。
☆☆
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2017年12月31日日曜日
2017年12月30日土曜日
酔来丼スペシャルで1UP?
年末の買い出し、2日目。
なんだか恒例になりつつある横浜橋商店街にでかける。
クラブ員には、108枚の蕎麦を喰らうために集った商店街なので
馴染みがあると思うけど、横浜市の中では大きい商店街の一つとして有名だ。
アメ横のような安売り合戦は無いけど、
横浜の下町らしい国際色豊かな食材や総菜があって、
見るだけでも結構楽しかったりする。
で、買い物のついで(本当の目的とも言う)に、商店街近隣の飲食店に行くんだけど、
今回は確認したい事もあって酔来軒へ出かけた。
5月の頃、住友生命が流していた中華料理屋で「いつもの」と頼むCMで、
酔来軒がロケ場所として使われていた・・という噂があって、
確かにCMを見ると酔来軒だよね・・・と(^_^;
で、尋ねてみようと思う前に、店内にこんな写真を見つける。
ほらね、やっぱりね(爆)
と言う事で確認が終わったのでオーダーするんだけど、
それは勿論、いつもの・・・・な酔来丼スペシャル(^O^)
清湯とタレが一緒に出るけど、まずは叉焼をつまみにビール飲んで、
それからタレをかけ回して混ぜる。
生に近い焼き方の目玉焼きも崩して混ぜると、
醤油系のタレの強さが和らいで、中華風玉子かけご飯なテイストに。
これってスペシャルだから黄身が多くてそうなるんだけど、
味わい的には1UPならぬ2UPな感じで、たまらんのです(自分比)
ご飯少なめにしてね〜ってオーダーしたのに
通常版で来ちゃったから、晩ご飯諦めて完食してみる。
ジャンクだけど、楽しい味わい(^_^)
半分近く脂身な叉焼も厚切りなので、
ビールのつまみに食べる事を想定してる?って突っ込みたい感じ。
朝、暗いうちに起きなくてよい日が連続すると、
だらけてしまう感じが既に出てて、こんな物を食べるとそれがさらに加速する感じ。
腹が膨れたら、予定をサクサクとこなしていかないと
あっという間に新年になってしまいそうで恐い。
ごちそうさまでした。
2017年12月29日金曜日
ヨコハマシャリランカカレーですし屋のドライカレー
年末の買い出しでのお付き合いがあって、中華街へ。
いやいや、人が多いこと。
叉焼とかを仕込むために来たんだけど、
考える事は一緒の人達だけじゃなくて、短い休みの間の楽しみに・・と
観光に来ている人も多かったのだ。
当然、食べるところはどこも満員なので・・・
久々にコランでコーヒー&スパゲッティとかにしよかな・・・
うん?
カレー シャリランカ?
何なにナニ?
12/14スタートって、始まったばかりじゃん?
スリランカカレー×酢めし&日本料理?
すっげ〜気になる。
なんかビルの4階で、並んでる風も無いし・・・
これ、行くでしょ(^_^;
やっぱ食べるでしょ!
と言う事で、ビル4階に上がってみれば・・・
中華街では歴史ある寿司屋「辰すし」じゃないですか?
「夜のお寿司屋さんとは関係無いのですか?」
「いえいえ、そこにいる彼が若大将で、夜は寿司を握ってるんですよ」
「じゃぁ、辰すしの?」
「えぇ。 こちら、初めてですか?」
「前の建物だった時、それこそ30年くらい前の話ですけど
先輩に連れられて来た事があります」
話せば、連れてきてくれた先輩の事は若旦那も良く覚えていて、
一気に話が盛り上がる。
寿司屋のドライカレー、モルディブフィッシュ&パクチー増し!
な一皿がやってきた。
わぉ!
完全に酢飯だけど、ドライカレーとの相性はかなり楽しい。
パクチーもカルダモンも、ガリテイストのオニオンピクルスも
思いっきり和な感じのバランスの中でカレーとして存在しているのだ。
寿司屋でカレーと言うのも面白いけど、
寿司に使うシャリの美味さは本物の凄みがあって、
今度はカレーじゃなくて寿司を食べようって気にさせられた。
何故、カレーって尋ねるのは
若大将ともっと仲良くなってからにして、
次回はシャリランカカレーを食べなくちゃ・・と思う(^_^;
今は日々研究中で、味がコロコロ変わっているのだとか。
ちなみに今日の味付けには八丁味噌が使われているとかで、
全般的に甘さがあって美味しかった。
寿司屋としての営業は、客がいたら26時までとのこと。
遅番の日にはカレー、遅番の日には帰りに寿司か・・?
なんて想像したら、思わずにやけてしまったね(^o^)
ごちそうさまでした。
☆
2017年12月28日木曜日
仕事納めのシメに
気がつけば今年も終わり、な今日。
昭和な感じの納会があって、
シフトで出られないスタッフや休暇に入ったスタッフ以外として
私が事務所代表で参加した。
まぁ、揚げ物&乾き物が主になってるから、
カロリーの過剰摂取は避けるよね。
と同時に、今週は目眩が発生してて、
正直今日はちょっと飲んでもぐるんぐるんな体調。
でも、軽い目眩は酔ってた方が楽なんです(^_^;
目が回るのは体調なのか酒なのかわからないので、
気にしなくなる・・と(爆)
まぁ、そんなんで、
中締め終わった時点で帰路についたんだけど、
目に入っちゃったのが崎陽軒。
そう言えば、シウマイ弁当食べて無いよなぁ・・・・
と言う事で、家でシウマイ弁当食べるって、どうですかね(^^;)
ただ・・・
シウマイ、随分小さくなったように感じるのは、
久々だから?
例によって、カラシをシウマイに乗せた後に、
紅ショウガをトッピングしてから頂く。
うん、安定の味わいだわ(^_^)
でも、なんだか切ない。
家で弁当食べるって・・・・
でも、
食べられるって幸せなこと。
明日は複数約束入ってるし、
年末の掃除とか年賀状関係とか
諸々用事がある。
という事で、シメに缶ビール飲んで・・・
ごちそうさまでした。
昭和な感じの納会があって、
シフトで出られないスタッフや休暇に入ったスタッフ以外として
私が事務所代表で参加した。
まぁ、揚げ物&乾き物が主になってるから、
カロリーの過剰摂取は避けるよね。
と同時に、今週は目眩が発生してて、
正直今日はちょっと飲んでもぐるんぐるんな体調。
でも、軽い目眩は酔ってた方が楽なんです(^_^;
目が回るのは体調なのか酒なのかわからないので、
気にしなくなる・・と(爆)
まぁ、そんなんで、
中締め終わった時点で帰路についたんだけど、
目に入っちゃったのが崎陽軒。
そう言えば、シウマイ弁当食べて無いよなぁ・・・・
と言う事で、家でシウマイ弁当食べるって、どうですかね(^^;)
ただ・・・
シウマイ、随分小さくなったように感じるのは、
久々だから?
例によって、カラシをシウマイに乗せた後に、
紅ショウガをトッピングしてから頂く。
うん、安定の味わいだわ(^_^)
でも、なんだか切ない。
家で弁当食べるって・・・・
でも、
食べられるって幸せなこと。
明日は複数約束入ってるし、
年末の掃除とか年賀状関係とか
諸々用事がある。
という事で、シメに缶ビール飲んで・・・
ごちそうさまでした。
2017年12月27日水曜日
正しいステーキコースって?
「今日はどうします?」
「軽い冷菜と、シュリンプカクテル、野菜はバーニャカウダ、
A3を250グラム・・・かな」
「なんか、正しいステーキコースって感じですね」
「そう言われれば。」
「アメリカでは、ステーキにシュリンプカクテルって結構多いんですよ。
野菜とポテトはサイドで付けますね」
「そう言えば、横浜のステーキ専門店って、シュリンプカクテルを出す店
多かったかも知れない」
今年は30日までの営業と聞いていたので、
行きつけの店に顔を出せるのは今日が最後だった。
だから・・と行ってみれば、同じ事を考えている人が多かったのか
クリスマスの時に近い混み方。
でも、肉好きにしか受けないA3を食べておきたかったのだ。
「アメリカのシュリンプカクテルのソースって、ケチャップ系ですか?」
「そうですね、ほぼケチャップな感じで、そこにホースラディッシュ、ウスターソース、
チリソースを入れて、レモンを搾るシンプルなものが多いです。」
惜しくも閉店してしまったジャックスにもシュリンプカクテルがあった。
リアルアメリカンなレストランだったジャックスはアメリカの食文化を具現化していて
自分の中では、ステーキとシュリンプカクテルはセット、という刷り込みがあるのも、
ジャックスでビフテキを食べていたからだ、と思っている。
ソースは確かにケチャップが前面に出てる感じの物だった。
でも、正しいステーキコースって言われて、
日本におけるステーキのコースの形って思い浮かばないな・・と気付く。
そもそも、肉焼いただけの料理だから、
コースとに形を求める事も無いのだろうけど、
日本だと、ワンプレートで完結してる感が強くあるのだ。
ここは大きめの海老を使うのだけど、ソースはピリ辛系でサルサソースにも似たテイスト。
海老がしっかりしている分、パンチを効かせているのだと思うけど、ちょっと楽しいバランスになっている。
焼き野菜にしようか悩んでオーダーしたバーニャカウダは、
野菜の美味さとソースの絶妙さが楽しい一皿。
SFでステーキを食べた時は、こんなお洒落な野菜じゃなくて、
ブロッコリー一つそのまま・・みたいな感じだった。
アメリカ人って、平気で一人一個ブロッコリー食べるんですか?
って尋ねたくなって、周りを見回したら、ほぼ全員がブロッコリーを残している(爆)
でも、大きい事が良い事だ・・なアメリカは健在なんだな、と思い知ったのが
もう10年も前の事になるのだね。
今年最後のA3サーロイン250グラム。
焼き手が最近、よりゆっくりと時間をかける焼き方にシフトして、
それに伴い、味わいがさらに楽しくなってきた。
肉の旨味と脂の味のバランスの良さは、
A5サーロインやヒレより遙かに良いと思うんだけど、
それは、私自身の体質の変化による物なのかも知れない。
いずれにしろ、今年最後のステーキとしては
やっぱりここのA3が最高だって、確認できてしまった。
ステーキとマッシュポテト&オニオンソテーがベーシックで、
シーフードはアペタイザーとしての選択肢。
アメリカだと、シュリンプカクテルかホタテ貝柱のソテー、
贅沢するならボイルドロブスターあたりが決まりものだと思う。
日本だと、普通の洋食のコースのメインがステーキになるから
前菜もサイドも、シメのご飯も豪華になるし個性的になるので
結局、ステーキの正しいコースなんて存在しないのかも。
「仕事はいつまでですか?」
「役所みたいな物だから、明日までです」
「うちは30までやって大晦日は休みます。
通し営業はもう良いかな・・と思って」
「じゃぁ、良いお年を」
実はちっとも、
新年が来る気がしてないんだけど・・(^_^;
ごちそうさまでした。
☆☆
「軽い冷菜と、シュリンプカクテル、野菜はバーニャカウダ、
A3を250グラム・・・かな」
「なんか、正しいステーキコースって感じですね」
「そう言われれば。」
「アメリカでは、ステーキにシュリンプカクテルって結構多いんですよ。
野菜とポテトはサイドで付けますね」
「そう言えば、横浜のステーキ専門店って、シュリンプカクテルを出す店
多かったかも知れない」
今年は30日までの営業と聞いていたので、
行きつけの店に顔を出せるのは今日が最後だった。
だから・・と行ってみれば、同じ事を考えている人が多かったのか
クリスマスの時に近い混み方。
でも、肉好きにしか受けないA3を食べておきたかったのだ。
「アメリカのシュリンプカクテルのソースって、ケチャップ系ですか?」
「そうですね、ほぼケチャップな感じで、そこにホースラディッシュ、ウスターソース、
チリソースを入れて、レモンを搾るシンプルなものが多いです。」
惜しくも閉店してしまったジャックスにもシュリンプカクテルがあった。
リアルアメリカンなレストランだったジャックスはアメリカの食文化を具現化していて
自分の中では、ステーキとシュリンプカクテルはセット、という刷り込みがあるのも、
ジャックスでビフテキを食べていたからだ、と思っている。
ソースは確かにケチャップが前面に出てる感じの物だった。
でも、正しいステーキコースって言われて、
日本におけるステーキのコースの形って思い浮かばないな・・と気付く。
そもそも、肉焼いただけの料理だから、
コースとに形を求める事も無いのだろうけど、
日本だと、ワンプレートで完結してる感が強くあるのだ。
ここは大きめの海老を使うのだけど、ソースはピリ辛系でサルサソースにも似たテイスト。
海老がしっかりしている分、パンチを効かせているのだと思うけど、ちょっと楽しいバランスになっている。
焼き野菜にしようか悩んでオーダーしたバーニャカウダは、
野菜の美味さとソースの絶妙さが楽しい一皿。
SFでステーキを食べた時は、こんなお洒落な野菜じゃなくて、
ブロッコリー一つそのまま・・みたいな感じだった。
アメリカ人って、平気で一人一個ブロッコリー食べるんですか?
って尋ねたくなって、周りを見回したら、ほぼ全員がブロッコリーを残している(爆)
でも、大きい事が良い事だ・・なアメリカは健在なんだな、と思い知ったのが
もう10年も前の事になるのだね。
今年最後のA3サーロイン250グラム。
焼き手が最近、よりゆっくりと時間をかける焼き方にシフトして、
それに伴い、味わいがさらに楽しくなってきた。
肉の旨味と脂の味のバランスの良さは、
A5サーロインやヒレより遙かに良いと思うんだけど、
それは、私自身の体質の変化による物なのかも知れない。
いずれにしろ、今年最後のステーキとしては
やっぱりここのA3が最高だって、確認できてしまった。
ステーキとマッシュポテト&オニオンソテーがベーシックで、
シーフードはアペタイザーとしての選択肢。
アメリカだと、シュリンプカクテルかホタテ貝柱のソテー、
贅沢するならボイルドロブスターあたりが決まりものだと思う。
日本だと、普通の洋食のコースのメインがステーキになるから
前菜もサイドも、シメのご飯も豪華になるし個性的になるので
結局、ステーキの正しいコースなんて存在しないのかも。
「仕事はいつまでですか?」
「役所みたいな物だから、明日までです」
「うちは30までやって大晦日は休みます。
通し営業はもう良いかな・・と思って」
「じゃぁ、良いお年を」
実はちっとも、
新年が来る気がしてないんだけど・・(^_^;
ごちそうさまでした。
☆☆
2017年12月26日火曜日
すき家で豚あいがけカレー
どうも、カレーに生卵トッピングってのは
関西の食べ方らしい事は、わかっていた。
自分としての出会いは、五反田の喫茶店で玉子カレーを頼んだら
生卵が乗っていた・・というパターン。
そしてそのやり方は、大阪の自由軒という店が初めてやったと言われているけど、
その自由軒も暖簾分けからお家騒動的な争いが自由軒とせんば自由軒であるけど、
本家と言われる自由軒は創業明治43年の洋食屋、とされている。
で、そんな事も知らない自分は、自由軒という名前で営業していた
せんば自由軒みなとみらい店(閉店)で、その独特なカレーを食べた。
カレーは最初からご飯に混ざってて、真ん中に作ったくぼみに生卵。
そして、ウスターソースをかけて食べろ・・というパターン。
確かにこの形は横浜には無くて、カレーに生卵というスタイルも
相鉄横浜駅改札口前にあったカレースタンドが生卵トッピングなカレーを出していたくらい。
でもTKG(卵かけご飯)が大好きな自分としては、
その食べ方はTKGにカレーをかけたような物で大いに気に入ってしまったのだ。
だから今日も、こんなのを食べてみたりする。
ポークカレーソースには、豚肉でしょ・・という事で豚あいがけカレーを。
すき家のカレーを自分として美味しく食べるには、
やっぱりあいがけで生卵トッピングなカレーにするしかない事に気付いてから
牛丼屋チェーンでカレーを食べる時には、このセッティングが基本になった。
安定の味わい。
紅ショウガの強い個性と、生卵が加えるコクと滑らかさが
あいがけした肉&玉ねぎの甘さを伴って、楽しいバランスになっている。
でも、こんな食べ方が他の人に合うとは
あまり思えない(爆)
それはたぶん、子供の頃にすり込まれた味わい要素が
多くこのセッティングに存在しているから楽しいと思えるだけ、だから。
美味しいか?
と尋ねられても、好きなんだよね・・としか返せない感じ、なんだよね(^_^;
ただ、牛丼屋って、人間観察の場としては面白いと、気付いている。
座って食べるファストフードだから、
その地域の色が濃く出る事が多いのだ。
職場近くのすき家は、スタッフの半分以上が中国系の人で、
決まりがあるのか、厨房内でもたどたどしい日本語で会話している。
客は、アジア系外国人とリタイヤ生活が長そうな男性が集い、
そこに通りかかった感あふれる作業着姿の若者が混じる感じ。
今日座ったカウンターでは、
横に座っているカップルは何語かわからない言語で会話し、
目の前の老人は一人鍋のすき焼き?をゆっくりつまんでいた。
つまり、そういう町なんだよね・・と思いながら、
私は彼らからどう見えているんだろう?と考えたりする。
あと数日で、今年も終わる。
その実感が無いのが、ちょっと恐ろしいけど。
ごちそうさまでした。
関西の食べ方らしい事は、わかっていた。
自分としての出会いは、五反田の喫茶店で玉子カレーを頼んだら
生卵が乗っていた・・というパターン。
そしてそのやり方は、大阪の自由軒という店が初めてやったと言われているけど、
その自由軒も暖簾分けからお家騒動的な争いが自由軒とせんば自由軒であるけど、
本家と言われる自由軒は創業明治43年の洋食屋、とされている。
で、そんな事も知らない自分は、自由軒という名前で営業していた
せんば自由軒みなとみらい店(閉店)で、その独特なカレーを食べた。
カレーは最初からご飯に混ざってて、真ん中に作ったくぼみに生卵。
そして、ウスターソースをかけて食べろ・・というパターン。
確かにこの形は横浜には無くて、カレーに生卵というスタイルも
相鉄横浜駅改札口前にあったカレースタンドが生卵トッピングなカレーを出していたくらい。
でもTKG(卵かけご飯)が大好きな自分としては、
その食べ方はTKGにカレーをかけたような物で大いに気に入ってしまったのだ。
だから今日も、こんなのを食べてみたりする。
ポークカレーソースには、豚肉でしょ・・という事で豚あいがけカレーを。
すき家のカレーを自分として美味しく食べるには、
やっぱりあいがけで生卵トッピングなカレーにするしかない事に気付いてから
牛丼屋チェーンでカレーを食べる時には、このセッティングが基本になった。
安定の味わい。
紅ショウガの強い個性と、生卵が加えるコクと滑らかさが
あいがけした肉&玉ねぎの甘さを伴って、楽しいバランスになっている。
でも、こんな食べ方が他の人に合うとは
あまり思えない(爆)
それはたぶん、子供の頃にすり込まれた味わい要素が
多くこのセッティングに存在しているから楽しいと思えるだけ、だから。
美味しいか?
と尋ねられても、好きなんだよね・・としか返せない感じ、なんだよね(^_^;
ただ、牛丼屋って、人間観察の場としては面白いと、気付いている。
座って食べるファストフードだから、
その地域の色が濃く出る事が多いのだ。
職場近くのすき家は、スタッフの半分以上が中国系の人で、
決まりがあるのか、厨房内でもたどたどしい日本語で会話している。
客は、アジア系外国人とリタイヤ生活が長そうな男性が集い、
そこに通りかかった感あふれる作業着姿の若者が混じる感じ。
今日座ったカウンターでは、
横に座っているカップルは何語かわからない言語で会話し、
目の前の老人は一人鍋のすき焼き?をゆっくりつまんでいた。
つまり、そういう町なんだよね・・と思いながら、
私は彼らからどう見えているんだろう?と考えたりする。
あと数日で、今年も終わる。
その実感が無いのが、ちょっと恐ろしいけど。
ごちそうさまでした。
2017年12月25日月曜日
スライダー
野球の話じゃない。
最近までは、ミニ・バーガーと呼ばれていた、
小さめのハンバーガーの話。
一昨年あたりからそのサイズ感が人気を呼び、
ジワジワと広まってきたスライダー・バーガー。
最初にそれを意識したろうハンバーガーを食べたのは、
フレッシュネスバーガーのスモールだった。
今から思えば、アメリカのホワイトキャッスルが展開していたスライダーを
商品構成が豊かなフレッシュネスが取り入れてみた、という事なのだろう。
とにかくその小ささに驚いてしまったけど、
フレッシュネスの失敗は、小さいバーガーを何個か連ねる形を提案できなかったこと。
現在のフレッシュネスは牛角などを子会社に持つコロワイドが買収したが、
メニューにもミニバーガーが見当たらないのが、ちょっと残念ではある。
そんなスライダーバーガーは2008年にはラスベガスでブームになっていたりして、
日本でも感度の良い経営者が展開する店には置いてあったりするようになった。
そして、現在流行つつあるスタイルでのスライダーバーガーとの
初の出会いは去年の7月。
バーに近いレストランでオーダーしたバーガーがこんな形で出てきて、
ミニバーガーを連ねた形も悪くない・・と思ったけど、
スライダーという言い方はしていなかった。
で、スライダーという言葉その物に出会ったのは最近で、
ARAIYA NESTのメニューに「尾崎牛スライダー(ハンバーガー)」とあって、
何故スライダーなんだ?・・と調べたのが最初。
そして、本来はバーでちょっと摘まむためのバーガーであったり、
スライダーロールという小さいバンズを使う事なんかを知ったのだ。
「この前言ってたスライダーを食べに行かない?」
「スライダーよりガッツリ系のデカいバーガーの方が好きなんじゃないの?」
「23日から25日までの3日間だけ、
ニューグランドのロビーがラウンジ営業するのよ」
「で?」
「フードにスライダーバーガーがある」
「へ〜」
「どうせ暇でしょ?」
「仕事ですけど・・」
「一人で行くのもなんなんで、付き合いなよ。」
「良いけど、若いカップルが溢れて、無理じゃね?」
「その時はその時。
あそこら辺は庭なんでしょ?
クリスマスでも食べられる店へ連れてってくれれば良いじゃん?」
はいはい、わかりました。
と言う事で、仕事を定時で切り上げて山下町へ向かう。
夏に実施したトワイライトラウンジを、クリスマスに合わせて実施しているとの事。
行きそびれていたから、ちょうど良い誘いでもあった。
本館2階のロビーは重厚な雰囲気で、シーカーディアンで飲んだくれた後の
クールダウンで、大きめの椅子に座ってぼ〜っとした、若き頃の事をちょっとだけ思い出す。
クリスマスらしさはツリーが演出しているだけで、
相変わらずの無骨とも言えるロビーは天井の高さが設計の古さと、
ホテルならでは雰囲気があって、それだけで、来て良かったと思わされていた。
心配したクリスマス病にかかったカップルが並んでいる・・・状況も無く、
懐かしい大きな椅子へと案内される。
ホテルのロビーとは、そのホテルの格を表す場所。
ゆったりとしたスペースやそれに会う調度をどれだけ用意しているかで、
そこに集う客が変わってくるし、ホテルがどのようなスタイルを持っているかも
よくわかる。
旅慣れた人の言葉に、
「高いホテルの一番安い部屋を使うのが良い」
というのがあったけど、
コンシェルジュのブッキング能力やそこを使う客の質が、
見知らぬ土地の大切なガイドになる、
という説明があって納得させられて以来、
自分もなるべくそういうスタンスで宿を決めてきた。
最近までは、ミニ・バーガーと呼ばれていた、
小さめのハンバーガーの話。
一昨年あたりからそのサイズ感が人気を呼び、
ジワジワと広まってきたスライダー・バーガー。
最初にそれを意識したろうハンバーガーを食べたのは、
フレッシュネスバーガーのスモールだった。
今から思えば、アメリカのホワイトキャッスルが展開していたスライダーを
商品構成が豊かなフレッシュネスが取り入れてみた、という事なのだろう。
とにかくその小ささに驚いてしまったけど、
フレッシュネスの失敗は、小さいバーガーを何個か連ねる形を提案できなかったこと。
現在のフレッシュネスは牛角などを子会社に持つコロワイドが買収したが、
メニューにもミニバーガーが見当たらないのが、ちょっと残念ではある。
そんなスライダーバーガーは2008年にはラスベガスでブームになっていたりして、
日本でも感度の良い経営者が展開する店には置いてあったりするようになった。
そして、現在流行つつあるスタイルでのスライダーバーガーとの
初の出会いは去年の7月。
バーに近いレストランでオーダーしたバーガーがこんな形で出てきて、
ミニバーガーを連ねた形も悪くない・・と思ったけど、
スライダーという言い方はしていなかった。
で、スライダーという言葉その物に出会ったのは最近で、
ARAIYA NESTのメニューに「尾崎牛スライダー(ハンバーガー)」とあって、
何故スライダーなんだ?・・と調べたのが最初。
そして、本来はバーでちょっと摘まむためのバーガーであったり、
スライダーロールという小さいバンズを使う事なんかを知ったのだ。
「この前言ってたスライダーを食べに行かない?」
「スライダーよりガッツリ系のデカいバーガーの方が好きなんじゃないの?」
「23日から25日までの3日間だけ、
ニューグランドのロビーがラウンジ営業するのよ」
「で?」
「フードにスライダーバーガーがある」
「へ〜」
「どうせ暇でしょ?」
「仕事ですけど・・」
「一人で行くのもなんなんで、付き合いなよ。」
「良いけど、若いカップルが溢れて、無理じゃね?」
「その時はその時。
あそこら辺は庭なんでしょ?
クリスマスでも食べられる店へ連れてってくれれば良いじゃん?」
はいはい、わかりました。
と言う事で、仕事を定時で切り上げて山下町へ向かう。
夏に実施したトワイライトラウンジを、クリスマスに合わせて実施しているとの事。
行きそびれていたから、ちょうど良い誘いでもあった。
本館2階のロビーは重厚な雰囲気で、シーカーディアンで飲んだくれた後の
クールダウンで、大きめの椅子に座ってぼ〜っとした、若き頃の事をちょっとだけ思い出す。
クリスマスらしさはツリーが演出しているだけで、
相変わらずの無骨とも言えるロビーは天井の高さが設計の古さと、
ホテルならでは雰囲気があって、それだけで、来て良かったと思わされていた。
心配したクリスマス病にかかったカップルが並んでいる・・・状況も無く、
懐かしい大きな椅子へと案内される。
ホテルのロビーとは、そのホテルの格を表す場所。
ゆったりとしたスペースやそれに会う調度をどれだけ用意しているかで、
そこに集う客が変わってくるし、ホテルがどのようなスタイルを持っているかも
よくわかる。
旅慣れた人の言葉に、
「高いホテルの一番安い部屋を使うのが良い」
というのがあったけど、
コンシェルジュのブッキング能力やそこを使う客の質が、
見知らぬ土地の大切なガイドになる、
という説明があって納得させられて以来、
自分もなるべくそういうスタンスで宿を決めてきた。
ただ、ニューグランドとは深い付き合いが少ないのは、
ロイヤルパークをメインに付き合ってるからなんだけど(^_^;
ロイヤルパークをメインに付き合ってるからなんだけど(^_^;
スライダーバーガーという名でメニューにあったコイツは、
チーズバーガーとアボカドバーガーが2個ずつのプレートになっている。
で、ワインと一緒に食べるのには
なるほど丁度良いサイズだなぁ・・・・と(^_^)
バーシーンで、両手で掴んで大口開けて食べるハンバーガーは
スマートじゃないけど、これなら楽しめると納得させられた。
「ここで、どうしても結婚式をしたいって言ってた後輩がいて、
この奥のホールで披露宴やったのよ」
「20の頃、ここでユーミンが結婚式やって、
その仕事を受けた写真事務所にいたから、良く覚えてる」
何十年も前の話をしながら、
その頃、自分の道が見えないまま届かない思い(自分勝手な思い込み)に
苦しむ日々だった事も、今は懐かしく思い出したりする。
「でさ、こんな小さいハンバーガーじゃ足りないよね?」
「・・・飲んでると、どうでも良くなるんだけど・・・」
「足りないよね?」
「・・・」
「たりない・・・よね?」
「足りません!」
「美味い肉が食べたいなぁ・・・」
何故か、私の友達は、
肉食系な人が多いようです(爆)
ごちそうさまでした。
チーズバーガーとアボカドバーガーが2個ずつのプレートになっている。
で、ワインと一緒に食べるのには
なるほど丁度良いサイズだなぁ・・・・と(^_^)
バーシーンで、両手で掴んで大口開けて食べるハンバーガーは
スマートじゃないけど、これなら楽しめると納得させられた。
「ここで、どうしても結婚式をしたいって言ってた後輩がいて、
この奥のホールで披露宴やったのよ」
「20の頃、ここでユーミンが結婚式やって、
その仕事を受けた写真事務所にいたから、良く覚えてる」
何十年も前の話をしながら、
その頃、自分の道が見えないまま届かない思い(自分勝手な思い込み)に
苦しむ日々だった事も、今は懐かしく思い出したりする。
「でさ、こんな小さいハンバーガーじゃ足りないよね?」
「・・・飲んでると、どうでも良くなるんだけど・・・」
「足りないよね?」
「・・・」
「たりない・・・よね?」
「足りません!」
「美味い肉が食べたいなぁ・・・」
何故か、私の友達は、
肉食系な人が多いようです(爆)
ごちそうさまでした。
2017年12月24日日曜日
海老玉
仕事で絡みがあるところが、元町の代官橋で光のイベントをやる・・・
と聞いていたので、定時で上がって覗きに出かける。
クリスマスマッピングという名で、一日限りでの実施となったこのイベント。
高速道路下にプロジェクターで映像を投射する事で、非日常な風景を生み出していた。
ただ、この世界を味わえた人は、そう多く無いのかも。
と言うのも、横から見ると「何か光ってるな」という感じだけなので、
通り過ぎてしまいそうに感じたから。
それにしても、普通に手に入るプロジェクターの能力向上は凄い。
昔だと相当に高性能な特殊プロジェクターでしかできなかったこんな演出が
市民グループレベルでも実施できてしまう。
自分だったら、どこに投射するかなぁ・・・とか思いつつ、
小腹が減ったので、軽く食える店を探しながら歩くけど・・・・
そうです、今日はクリスマスイブ。
昨日にも増して、空いている席なんて・・・無い。
こういう時は、和食か中華です。
洋食系は絶対無理。
と言う事で、こんなのを食べる事にした。
まぁ、この店も忘年会モードだったけど、
カウンターに空きがあったのでね(^_^)
絶品の海老玉を頼んで、ビールを楽しむ。
うん、火加減というか焼き加減が最高で、
玉子の柔らかさと海老のプリプリ感がたまらない。
味付けは穏やかそのもので、
だから余計、淡い玉子その物の美味しさがわかりやすい。
後は・・・どうしよう(^_^;
雲呑麺にするか牛腩麺にするかで悩み中。
水餃子でも良いけど・・・
ま、軽く食べたら帰って、
今日撮った風景写真をアップしたい。
カップル&忘年会に溢れた街中にいても
何にも楽しくないからね(爆)
ごちそうさまでした。
☆
と聞いていたので、定時で上がって覗きに出かける。
クリスマスマッピングという名で、一日限りでの実施となったこのイベント。
高速道路下にプロジェクターで映像を投射する事で、非日常な風景を生み出していた。
ただ、この世界を味わえた人は、そう多く無いのかも。
と言うのも、横から見ると「何か光ってるな」という感じだけなので、
通り過ぎてしまいそうに感じたから。
それにしても、普通に手に入るプロジェクターの能力向上は凄い。
昔だと相当に高性能な特殊プロジェクターでしかできなかったこんな演出が
市民グループレベルでも実施できてしまう。
自分だったら、どこに投射するかなぁ・・・とか思いつつ、
小腹が減ったので、軽く食える店を探しながら歩くけど・・・・
そうです、今日はクリスマスイブ。
昨日にも増して、空いている席なんて・・・無い。
こういう時は、和食か中華です。
洋食系は絶対無理。
と言う事で、こんなのを食べる事にした。
まぁ、この店も忘年会モードだったけど、
カウンターに空きがあったのでね(^_^)
絶品の海老玉を頼んで、ビールを楽しむ。
うん、火加減というか焼き加減が最高で、
玉子の柔らかさと海老のプリプリ感がたまらない。
味付けは穏やかそのもので、
だから余計、淡い玉子その物の美味しさがわかりやすい。
後は・・・どうしよう(^_^;
雲呑麺にするか牛腩麺にするかで悩み中。
水餃子でも良いけど・・・
ま、軽く食べたら帰って、
今日撮った風景写真をアップしたい。
カップル&忘年会に溢れた街中にいても
何にも楽しくないからね(爆)
ごちそうさまでした。
☆
2017年12月23日土曜日
シャトーブリアン
クリスマスにイベント的な食事をしよう・・・
という気が無くなって、何年になるだろう。
家族と過ごす、というのが成熟した大人の行動のようだけど、
そんな日にはほぼ必ず仕事があったりするのが常。
だからクリスマスは、人が多くて歩きにくい日。
飲食店はぼったくり系のメニューなのに混んでいる日。
という認識ができあがってしまった(^_^;
でも今日はイブじゃないから・・と気にしていなかったら
あれあれあれ?
なんだよ〜
カップルだらけじゃんよ〜
飯食うとこはどこも満席じゃんよ〜〜
困るよ〜腹減ったよ〜洒落になんないよ〜ふざけんなよ〜〜
知らないよ〜むかつくよ〜邪魔だよ〜〜〜
はい、曜日感覚喪失故に
今日が土曜日だったという事に気付いていなかったのでした(T.T)
「席、開いてます?一人なんだけど・・」
「一人なら大丈夫です。お待ちしてます。」
「今日ってそんな日?」
「予約無しでいらっしゃるお客様いっぱいで・・・」
だよね〜ばかね〜なめてたよね〜♪
とか呟きつつ、例のステーキ屋に電話して、席を確保。
なるほど、店内はカップルだらけ。
いつもは誰も座らないカウンターのコーナーさえ
カップルが陣取っていた。
「商売繁盛!」
「ありがとうございます。」
店主に挨拶しつつ、どうにかクラフトビールをオーダーして、
いつものA3をオーダーしようと思ったのだが、
そこに聞き捨てならない単語が聞こえる。
「今日のヒレはシャトーブリアンです」
何?
今何と言った?
「え?マジ??ヒレ芯???」
「はい、ちょっと良い肉ですよ」
「じゃヒレを・・・」
もう、脊髄反射(爆)
「何グラムにします?」
「100・・・いや、150にする!」
この店、実は食材への拘りが半端じゃなくて、
ステーキ用の肉も焼き野菜に使う野菜も、なかなか売ってもらえない所から
手に入れてたりする。
特にヒレについては、チャンピオン牛を出した農家からの物で、
そこを前面に出したらヤバイ価格になるのは必至。
だから店主は、仲が良くなった常連にだけ、コソッと話してくれる感じなんだけど、
そんな彼が珍しくそんな部位名を漏らしたので・・・食うでしょ(^_^;
ちなみに、ちゃんとした和牛のシャトーブリアンのステーキは
100グラムで7000円前後から1万円オーバーなのが常識的な価格。
まして、チャンピオン牛をだす農家から手に入れたシャトーブリアンだったら
どんな価格になるのか、想像するのも恐ろしい。
そして・・・
「ヤバイ!」
「ヤバイ、頂きました〜」
表面だけはちょっときつめに焼いてあるけど、
あの厚みの肉がここまで締まったけど
肉の柔らかさと脂の滑らかさは、半端ないのだ。
でもA5サーロインの様に、口の中で消えていくような感じは無い。
そして、いつまでも肉の味が残るような後味・・・・
いやいや、美味いわ、マジ(^_^)
こうなると、もう、周りのカップルの馬鹿話も聞こえず、
至福の時間を過ごしていると・・・
「チャッチ・ピッコロミニ・ダラゴーナがありますけど、グラスで出せますよ?」
「トスカーナ?」
「はい。ブルネロ・ディ・モンタルチーノの2011年です。」
店主はイタリアワインのソムリエと言うだけあって
グラスで出すイタリアワインは、コストパフォーマンスの良い物が多い。
チャッチ・ピッコロミニ・ダラゴーナはトスカーナの偉大なメーカーに1つで、
モンタルチーノの南端にある畑が他の畑とは違う土壌となってて、
元々の持ち主だった貴族が死んだ時、耕作を担当していた爺さんが受け継いで、
今に至っているのだ・・と店主が説明してくれた。
着る物にしろ、食べ物にしろ、その背景にある物語が見えると、
その良さに深みが増す気がするし、クオリティの裏付けにもなる。
満席の店を回しながら、そんな話をしてくれる店主がいるから、
殆ど宣伝をしない、知る人ぞ知るわかりにくい店なのに満席になるのだろう。
店にたどり着く前の身の置き所の無い気分は、
最高のヒレと、グラスワインとしてはあり得ないレベルのワインで
すっかり霧散してしまった・・のは、言うまでもない。
明日のイブも明後日のクリスマスも、仕事。
その前に、特別なプレゼントをもらった気分で、店を後にした。
ごちそうさまでした。
☆☆
という気が無くなって、何年になるだろう。
家族と過ごす、というのが成熟した大人の行動のようだけど、
そんな日にはほぼ必ず仕事があったりするのが常。
だからクリスマスは、人が多くて歩きにくい日。
飲食店はぼったくり系のメニューなのに混んでいる日。
という認識ができあがってしまった(^_^;
でも今日はイブじゃないから・・と気にしていなかったら
あれあれあれ?
なんだよ〜
カップルだらけじゃんよ〜
飯食うとこはどこも満席じゃんよ〜〜
困るよ〜腹減ったよ〜洒落になんないよ〜ふざけんなよ〜〜
知らないよ〜むかつくよ〜邪魔だよ〜〜〜
はい、曜日感覚喪失故に
今日が土曜日だったという事に気付いていなかったのでした(T.T)
「席、開いてます?一人なんだけど・・」
「一人なら大丈夫です。お待ちしてます。」
「今日ってそんな日?」
「予約無しでいらっしゃるお客様いっぱいで・・・」
だよね〜ばかね〜なめてたよね〜♪
とか呟きつつ、例のステーキ屋に電話して、席を確保。
なるほど、店内はカップルだらけ。
いつもは誰も座らないカウンターのコーナーさえ
カップルが陣取っていた。
「商売繁盛!」
「ありがとうございます。」
店主に挨拶しつつ、どうにかクラフトビールをオーダーして、
いつものA3をオーダーしようと思ったのだが、
そこに聞き捨てならない単語が聞こえる。
「今日のヒレはシャトーブリアンです」
何?
今何と言った?
「え?マジ??ヒレ芯???」
「はい、ちょっと良い肉ですよ」
「じゃヒレを・・・」
もう、脊髄反射(爆)
「何グラムにします?」
「100・・・いや、150にする!」
この店、実は食材への拘りが半端じゃなくて、
ステーキ用の肉も焼き野菜に使う野菜も、なかなか売ってもらえない所から
手に入れてたりする。
特にヒレについては、チャンピオン牛を出した農家からの物で、
そこを前面に出したらヤバイ価格になるのは必至。
だから店主は、仲が良くなった常連にだけ、コソッと話してくれる感じなんだけど、
そんな彼が珍しくそんな部位名を漏らしたので・・・食うでしょ(^_^;
ちなみに、ちゃんとした和牛のシャトーブリアンのステーキは
100グラムで7000円前後から1万円オーバーなのが常識的な価格。
まして、チャンピオン牛をだす農家から手に入れたシャトーブリアンだったら
どんな価格になるのか、想像するのも恐ろしい。
そして・・・
「ヤバイ!」
「ヤバイ、頂きました〜」
表面だけはちょっときつめに焼いてあるけど、
あの厚みの肉がここまで締まったけど
肉の柔らかさと脂の滑らかさは、半端ないのだ。
でもA5サーロインの様に、口の中で消えていくような感じは無い。
そして、いつまでも肉の味が残るような後味・・・・
いやいや、美味いわ、マジ(^_^)
こうなると、もう、周りのカップルの馬鹿話も聞こえず、
至福の時間を過ごしていると・・・
「チャッチ・ピッコロミニ・ダラゴーナがありますけど、グラスで出せますよ?」
「トスカーナ?」
「はい。ブルネロ・ディ・モンタルチーノの2011年です。」
店主はイタリアワインのソムリエと言うだけあって
グラスで出すイタリアワインは、コストパフォーマンスの良い物が多い。
チャッチ・ピッコロミニ・ダラゴーナはトスカーナの偉大なメーカーに1つで、
モンタルチーノの南端にある畑が他の畑とは違う土壌となってて、
元々の持ち主だった貴族が死んだ時、耕作を担当していた爺さんが受け継いで、
今に至っているのだ・・と店主が説明してくれた。
着る物にしろ、食べ物にしろ、その背景にある物語が見えると、
その良さに深みが増す気がするし、クオリティの裏付けにもなる。
満席の店を回しながら、そんな話をしてくれる店主がいるから、
殆ど宣伝をしない、知る人ぞ知るわかりにくい店なのに満席になるのだろう。
店にたどり着く前の身の置き所の無い気分は、
最高のヒレと、グラスワインとしてはあり得ないレベルのワインで
すっかり霧散してしまった・・のは、言うまでもない。
明日のイブも明後日のクリスマスも、仕事。
その前に、特別なプレゼントをもらった気分で、店を後にした。
ごちそうさまでした。
☆☆
2017年12月22日金曜日
ロール スカンディヤ
スカンジナビア料理が食べられるレストランと言えば「スカンディヤ」。
大桟橋入口にあるその店は、横浜のビジュアルイメージの一つにもなっていて、
その店へ行くことば大人の仲間入りとしての通過儀礼のような認識さえあった。
実際、ちゃんとしたヨーロッパスタイルのレストランで、
入口付近にはウェイティングバーもあり、ちゃんとした格好でなくては入れない空気と、
店内に漂う大人の気配は凄い物があった。
スカンジナビア料理と言えばバイキングだが、
スモーガスボードという盛り合わせ料理がそれにあたる。
ボリュームは凄くて、本場のバイキング料理ってこういう物だって知識も与えてくれるが、
初めて行った時は、何をどう食べたのかすら記憶できないほど、緊張した事だけを思い出す。
スカンディヤは今も健在ではあるけど、
既に量を食べられない自分には別の意味で敷居が高いので、
一階のカジュアルレストランであるスカンディヤ・ガーデンへ行く事になる。
そんな店には、デンマーク田舎風ステーキ「ロール スカンディヤ」がある。
この料理、名前の通りロールステーキで、
和牛の薄切り肉を巻いて焼いたものだ。
ピンが刺してあるので、ハンバーガーっぽさを感じるが、
ステーキの上には玉ねぎのソテーとフライドエッグが乗り、
マッシュルームを合わせたデミソースがたっぷりとかけられる。
付け合わせはマッシュポテトで、ピラフかパンが付いてくる。
初めて食べた時は、丸いステーキなのか・・と思ったのだが、
切り分けると薄切り肉となってばらける。
で・・・
その薄切り肉の味わいが、
焼けた外側のクリスピーな食感と、中のミディアムな焼き加減で
実に楽しいハーモニーとなってバランスされているのだ。
そこに加わるのは、デミソースの中に潜んでいる醤油系の味わいで
これがまたたまらない美味さを演出している。
2,500円でパンかピラフとコーヒーが付く、という設定が高いかどうか・・・
だけど、自分としては妥当な設定でありクオリティはコスト以上、
味わいは楽しいので、たまに食べたくなる料理としてカテゴライズしている。
ただそれよりも、スタッフの笑顔が嬉しい店なので、
いつまでも続いて欲しいと願う店の一つなのだ。
今年は、その世界では名の知られた、
事業を一人で引っ張ってきた人が複数亡くなったり、
長く親しまれてきた店などが廃業する事が重なってきた。
そういう時期なのだとわかっていてもかなり寂しいけど、
考えてみれば自分もアラカン。
時の流れを受け容れつつ・・・な毎日は
それでもエキサイティングだから良いけどね(^_^)
ごちそうさまでした。
☆
大桟橋入口にあるその店は、横浜のビジュアルイメージの一つにもなっていて、
その店へ行くことば大人の仲間入りとしての通過儀礼のような認識さえあった。
実際、ちゃんとしたヨーロッパスタイルのレストランで、
入口付近にはウェイティングバーもあり、ちゃんとした格好でなくては入れない空気と、
店内に漂う大人の気配は凄い物があった。
スカンジナビア料理と言えばバイキングだが、
スモーガスボードという盛り合わせ料理がそれにあたる。
ボリュームは凄くて、本場のバイキング料理ってこういう物だって知識も与えてくれるが、
初めて行った時は、何をどう食べたのかすら記憶できないほど、緊張した事だけを思い出す。
スカンディヤは今も健在ではあるけど、
既に量を食べられない自分には別の意味で敷居が高いので、
一階のカジュアルレストランであるスカンディヤ・ガーデンへ行く事になる。
そんな店には、デンマーク田舎風ステーキ「ロール スカンディヤ」がある。
この料理、名前の通りロールステーキで、
和牛の薄切り肉を巻いて焼いたものだ。
ピンが刺してあるので、ハンバーガーっぽさを感じるが、
ステーキの上には玉ねぎのソテーとフライドエッグが乗り、
マッシュルームを合わせたデミソースがたっぷりとかけられる。
付け合わせはマッシュポテトで、ピラフかパンが付いてくる。
初めて食べた時は、丸いステーキなのか・・と思ったのだが、
切り分けると薄切り肉となってばらける。
で・・・
その薄切り肉の味わいが、
焼けた外側のクリスピーな食感と、中のミディアムな焼き加減で
実に楽しいハーモニーとなってバランスされているのだ。
そこに加わるのは、デミソースの中に潜んでいる醤油系の味わいで
これがまたたまらない美味さを演出している。
2,500円でパンかピラフとコーヒーが付く、という設定が高いかどうか・・・
だけど、自分としては妥当な設定でありクオリティはコスト以上、
味わいは楽しいので、たまに食べたくなる料理としてカテゴライズしている。
ただそれよりも、スタッフの笑顔が嬉しい店なので、
いつまでも続いて欲しいと願う店の一つなのだ。
今年は、その世界では名の知られた、
事業を一人で引っ張ってきた人が複数亡くなったり、
長く親しまれてきた店などが廃業する事が重なってきた。
そういう時期なのだとわかっていてもかなり寂しいけど、
考えてみれば自分もアラカン。
時の流れを受け容れつつ・・・な毎日は
それでもエキサイティングだから良いけどね(^_^)
ごちそうさまでした。
☆
2017年12月21日木曜日
山東で水餃子
「ねぇ、今度の旅行、箱根に行こうよ〜」
「箱根か〜
一泊・・10万8千円・・・」
「箱根だったら、一緒にお風呂入ってあげるよ〜」
「河口湖とか・・」
「御殿場辺りで泊まるのは嫌。」
「御殿場行って、アウトレット行って・・・」
横のテーブルで楽しげに語り合う(いちゃつく?)カップルの声を
何となく聞き流しながら、料理の到着を待っていた。
詰め込み過ぎだろ?って言いたくなるほど客席間が狭いと
聞きたく無くても、そんな会話が聞こえてしまう。
私の斜め前に座る彼女は、私の方に身体を向け足を組んでいて、
私の横に座る彼氏は、ちょっと身を乗り出し気味に座っていた。
ミシュランに紹介された辺りから客が増え、
店員はお揃いのユニフォームを着てアテンドしてくれるけど
料理はどこにでもあるような味になってしまって、足が遠のいていた山東。
でも、あの水餃子だけは、ギリギリ味をキープしているとの声もあって、
久々に行ってみたのだ。
ぎゃははは!
とけたたましい笑い声が響き、
店員と話すのも難しいほど大騒ぎをする若者グループもいる。
こりゃ、水餃子と何か一品食べたら
とっとと出た方が良いな・・と思う年末の夜。
そりゃ、忘年会シーズン真っ只中だし、
山東は安くて量があって、若者にも優しい店だから、仕方ない。
「ねぇねぇ、住むんなら東急沿線がいいな」
「だ〜め。元カノが東急沿線なんだよ〜」
「そ〜なんだ・・・
じゃぁ旗の台とかはだめ〜?
三茶好きなんだけど元彼と会いそう・・・」
コイツら、一緒にお風呂に入れないレベルの付き合いなのか?
元カノとか元彼とか平気で話すのは、探り合いなのか??
とか、どうでも良い想像していたら・・・
来ました、水餃子(爆)
例のココナッツ入りソースはテーブルにあったけど、
前よりココナッツの量が減って、醤油が強くなってるね・・・・
「だから〜箱根〜〜」
「貸し切り温泉付きの部屋なら良い?」
あ〜
勝手にやってくだされ(爆)
牛肉と玉ねぎの炒め物
・・・まぁ、そうだけど、
マジ、玉ねぎと牛肉しかないのね(^_^;
で、味がかなり濃い(T.T)
「すいませ〜ん! 小さいご飯くださ〜い」
「我明白了」
しかし、いつまで経っても、ご飯は来ない。
横のカップルは、何時家族に会うとか車はセダンだとか
聞きたくもない会話をどんどん聞かせてくれて退屈はしないけど、
それにしても、ご飯が無いと塩辛くて食べられない料理は冷めていくのだ。
「あの〜! ご飯頼んだんだけど!!」
と、遠くにいた店員に向かって叫んだら(周りうるさいのでね)
厨房方向で聞き取れない中国語の会話がギャギャッと始まり、
3分後に「小ライスです」と出て来たご飯は、明らかにチンしたよね?
って形の固いものだった。
宣誓!
山東では、今後、水餃子&ビールだけ楽しむ事にします!!
ごちそうさまでした。
「箱根か〜
一泊・・10万8千円・・・」
「箱根だったら、一緒にお風呂入ってあげるよ〜」
「河口湖とか・・」
「御殿場辺りで泊まるのは嫌。」
「御殿場行って、アウトレット行って・・・」
横のテーブルで楽しげに語り合う(いちゃつく?)カップルの声を
何となく聞き流しながら、料理の到着を待っていた。
詰め込み過ぎだろ?って言いたくなるほど客席間が狭いと
聞きたく無くても、そんな会話が聞こえてしまう。
私の斜め前に座る彼女は、私の方に身体を向け足を組んでいて、
私の横に座る彼氏は、ちょっと身を乗り出し気味に座っていた。
ミシュランに紹介された辺りから客が増え、
店員はお揃いのユニフォームを着てアテンドしてくれるけど
料理はどこにでもあるような味になってしまって、足が遠のいていた山東。
でも、あの水餃子だけは、ギリギリ味をキープしているとの声もあって、
久々に行ってみたのだ。
ぎゃははは!
とけたたましい笑い声が響き、
店員と話すのも難しいほど大騒ぎをする若者グループもいる。
こりゃ、水餃子と何か一品食べたら
とっとと出た方が良いな・・と思う年末の夜。
そりゃ、忘年会シーズン真っ只中だし、
山東は安くて量があって、若者にも優しい店だから、仕方ない。
「ねぇねぇ、住むんなら東急沿線がいいな」
「だ〜め。元カノが東急沿線なんだよ〜」
「そ〜なんだ・・・
じゃぁ旗の台とかはだめ〜?
三茶好きなんだけど元彼と会いそう・・・」
コイツら、一緒にお風呂に入れないレベルの付き合いなのか?
元カノとか元彼とか平気で話すのは、探り合いなのか??
とか、どうでも良い想像していたら・・・
来ました、水餃子(爆)
例のココナッツ入りソースはテーブルにあったけど、
前よりココナッツの量が減って、醤油が強くなってるね・・・・
「だから〜箱根〜〜」
「貸し切り温泉付きの部屋なら良い?」
あ〜
勝手にやってくだされ(爆)
牛肉と玉ねぎの炒め物
・・・まぁ、そうだけど、
マジ、玉ねぎと牛肉しかないのね(^_^;
で、味がかなり濃い(T.T)
「すいませ〜ん! 小さいご飯くださ〜い」
「我明白了」
しかし、いつまで経っても、ご飯は来ない。
横のカップルは、何時家族に会うとか車はセダンだとか
聞きたくもない会話をどんどん聞かせてくれて退屈はしないけど、
それにしても、ご飯が無いと塩辛くて食べられない料理は冷めていくのだ。
「あの〜! ご飯頼んだんだけど!!」
と、遠くにいた店員に向かって叫んだら(周りうるさいのでね)
厨房方向で聞き取れない中国語の会話がギャギャッと始まり、
3分後に「小ライスです」と出て来たご飯は、明らかにチンしたよね?
って形の固いものだった。
宣誓!
山東では、今後、水餃子&ビールだけ楽しむ事にします!!
ごちそうさまでした。
2017年12月20日水曜日
横浜晋山で一人忘年会
今日は一人忘年会!
想定外のふられ方をして
むかついていたので、晋山へ顔を出してみたら、
なんと貸し切り状態になってしまった。
あ、ふられたのは店のことね(爆)
どうしても食べたい物があって
頭の中にそいつを浮かべながら行ってみたら
なんと貸し切り営業(-_-;
どうすんだよ〜
このたぎった食欲〜な気持ちを
クールダウンできるのは、美味い酒とアテしかないよね(^_^;
下仁田葱を焼いたものをアテに
加茂金秀を頂く。
長葱を焼いた物って美味しいけど
下仁田葱だったらもう・・・幸せ(^_^)
そして牛蒡の射込み海老しんじょもオーダーして・・・
射込みとは鋳込みとも書く料理の方法で、
中をくりぬいて他の物を詰めた物と言えばわかりやすいか。
そんな名前を持った料理ってあまり見ないのは
主に和食系の店で出るモノだし、店も一々説明するのが面倒?
とか想像しながら、ユルユルと酒を楽しんだ。
「しかし今日は、道もガラガラなくらい人がいない感じでしたよ」
「仕入れで市場行く途中で、今日、お客さんこない日かも・・と
思いました」
「ありますよね、そんな日が極たまに」
そう、中華街の裏道を通ったら、
いつもは路駐っぽい車両がいたり
タクシーががんがん通ったりして恐いんだけど、
今日は皆さんどっかへ行っちゃった?ってくらいに空いていたのだ。
「で、他にお客さんがいない間に、
メニューに無いものオーダーして良いですか?」
「はい」
「蕎麦掻きを・・・」
店主はニコッと笑って、ワガママを聞いてくれて・・・
ここは、練った蕎麦掻きをちぎって食べやすい大きさにしてくれるタイプ。
フワッとした食感の中に腰がある仕上がりで、
食べると、蕎麦そのものの味の中にある風味や甘みが
口の中いっぱいに広がっていく。
面白いもので、付け汁に浸けて食べると、
その甘さがより強く感じられて、何とも素敵なのだ。
今まで食べてきた蕎麦掻きとは
別物の個性がしっかりとあって「ヤバイ!」と呟いてしまう(^^;)
「でね、もう一つワガママなんですけど、海苔食べたいな・・」
「軽く炙って出しますね」
あ〜
やっぱりここの海苔、楽しいわ(^_^)
花巻用にちょっと厚めの物だから、
口の中でフワッと溶けるようにはならないけど、
香りが楽しすぎる。
醤油の代わりに出してくれた「かえし」がまた楽しくて、
海苔の個性を際立たせる感さえあった。
「メニューに焼き海苔が無いのは何故なんですか?」
「やっても良いんですけど、海苔箱が無いんですよ」
「花巻の蓋と同様?」
「はい。 かっぱ橋あたりで探しても欲しいものは、
一つで1万円以上とかになっちゃうので悩ましくて。」
言われてみれば、海苔箱を持ってる蕎麦屋って
横浜では2軒しか知らなかったりする。
え?
海苔箱って知らない??
これです。
この、海苔が乗ってる場所には和紙が張ってあって、
その下には炭が入るようになっている。
海苔を湿気させないための構造で、
箱の横には飾りのような空気穴が開いているワケだ。
この道具は室町時代にはあった焙炉(ほいろ)のなれの果てで、
本来の焙炉はもっと大きく、お茶や薬草、海苔などを乾燥させる道具として、
現代に伝わっている物。
この海苔箱から焼き海苔を取って、瓶ビール(小瓶)のアテとして楽しむ。
ビールが無くなったら、天ぬきとかカツ煮で日本酒を楽しみ、
最後はせいろを一枚手繰るのが、ヤバい。
それを昼間にやる贅沢さは
夜中に働いていた頃に覚えてしまった事だけど、
今の仕事では昼酒を楽しむ余裕は無いんだよね(T.T)
昼営業はしない晋山ではそもそも無理だけど、
夜遅くに美味しい料理と蕎麦が楽しめる方が嬉しいと思う今。
それはそれでまた、別格の贅沢なんだと思ってます(^_^;
明日は遅番でゆっくり出社とは言え、
よく飲みよく食べました。
ごちそうさまでした。
☆☆
2017年12月19日火曜日
四川風水餃子
ビールと一緒に食べるなら餃子。
できる事なら、皮はクリスピーになるほど焼いて、
それでいてモチモチ感もあるようなヤツが好きだ。
勿論、一口餃子の魅力も捨てがたいけど
横浜ではあまりお目にかからない。
となると、本格的な中華系な餃子とか水餃子か
町の中華屋が作るニンニクが効いた焼き餃子が良いね。
でも、今日の気分はこんな感じ。
紅油水餃!
重慶飯店のコイツは、
四川系な味付けが魅力な一皿。
水餃とネーミングするわりには餃子な形があるけど、
皮のフワフワさとパンチの効いたソースのバランスが絶妙で、
生ビールが進んでしまう(^_^;
横浜中華街は、ニューカマーによる勢力分散があって
食べ放題が随分老舗を駆逐してしまった。
そういう意味で、未だに力があると思える大規模店は、
経営変わったからチェックしないと・・な聘珍樓と
頑張ってる萬珍樓、華正樓、重慶飯店あたり。
家族経営的に頑張ってる店はまだまだあるけど、
発展会が力を発揮していた頃とは随分変わってて、
最近は行く店が固定化中。
実際、かなり劣化してる感じを受けるんだけど、
それは自分の舌が贅沢になっちゃってるのかも・・とも思ったりする(爆)
しかし、気付けば今年もあと少し。
ヤバいなぁ・・・
ごちそうさまでした。
☆
できる事なら、皮はクリスピーになるほど焼いて、
それでいてモチモチ感もあるようなヤツが好きだ。
勿論、一口餃子の魅力も捨てがたいけど
横浜ではあまりお目にかからない。
となると、本格的な中華系な餃子とか水餃子か
町の中華屋が作るニンニクが効いた焼き餃子が良いね。
でも、今日の気分はこんな感じ。
紅油水餃!
重慶飯店のコイツは、
四川系な味付けが魅力な一皿。
水餃とネーミングするわりには餃子な形があるけど、
皮のフワフワさとパンチの効いたソースのバランスが絶妙で、
生ビールが進んでしまう(^_^;
横浜中華街は、ニューカマーによる勢力分散があって
食べ放題が随分老舗を駆逐してしまった。
そういう意味で、未だに力があると思える大規模店は、
経営変わったからチェックしないと・・な聘珍樓と
頑張ってる萬珍樓、華正樓、重慶飯店あたり。
家族経営的に頑張ってる店はまだまだあるけど、
発展会が力を発揮していた頃とは随分変わってて、
最近は行く店が固定化中。
実際、かなり劣化してる感じを受けるんだけど、
それは自分の舌が贅沢になっちゃってるのかも・・とも思ったりする(爆)
しかし、気付けば今年もあと少し。
ヤバいなぁ・・・
ごちそうさまでした。
☆
2017年12月18日月曜日
ハヤシライス
最近食べてなくて食べたくなったものシリーズ・・・
今日浮かんだのはハヤシライス!
ハヤシライスって日本にしかない料理なんじゃないかとも思うのは、
そもそもが日本発祥な料理だから。
ハッシュドビーフがなまって付いた名前って説もあるけど、
丸善の創始者の名前とか上野精養軒コックの名前とかって説もあって
なぜハヤシライスになったかは、不明。
でも関東においては牛肉は贅沢品だから、
豚肉を使うハヤシライスも多かったろうし、
ハッシュドビーフ&ライスとするには無理があった、とも考えられる。
実際、思い出して食べたいなぁ・・と思うハヤシライスは梅香亭のもの。
使ってる肉はもちろん豚肉だった。
と言う事で、今日も妄想食堂へ。
これは、昭和な洋食が楽しめる喫茶店で食べたもの。
ハッシュドビーフ&ライスと言っても差し支えない料理で
煮込まれた玉ねぎの甘さが魅力的な一皿だった。
写真はリキャプチャーした物だけど、
真四角写真に切り取ると今風に見えるのが面白いね。
先述した梅香亭のハヤシライスは、もっと肉が厚切りで
ボリューム&コッテリ感がある楽しいものだった。
豚の三枚肉を煮込み、小麦粉を炒めてルーを作って、
デミソースには味醂と醤油を使う、という日本人向けの味付け。
大正12年に創業した洋食屋「梅香亭」は平成23年に閉店したけど、
店舗はそのまま残っていて、ある意味文化遺産的な存在になりつつある。
ショーケースのガラスには「洋食梅香亭」と書いてあり、
電話番号の局番から昭和時代に手直しされた事が想像できたが、
「ENGLISH SPOKEN」とも書いてあったりして、
米軍や外国船員相手に頑張っていた横浜の気配が残っているのだ。
古い建物なので、いずれは取り壊される運命だけど、
今のうちに撮っておいた方が良いかな・・・と思ったり、
どうにかして保存する方法は無いのか・・と思ったり。
って、言ってないで、撮りに行こう(爆)
それにしても横浜の老舗飲食店が、
尽く姿を消していくのは、時代の流れとわかっていても悲しい。
ごちそうさまでした。
今日浮かんだのはハヤシライス!
ハヤシライスって日本にしかない料理なんじゃないかとも思うのは、
そもそもが日本発祥な料理だから。
ハッシュドビーフがなまって付いた名前って説もあるけど、
丸善の創始者の名前とか上野精養軒コックの名前とかって説もあって
なぜハヤシライスになったかは、不明。
でも関東においては牛肉は贅沢品だから、
豚肉を使うハヤシライスも多かったろうし、
ハッシュドビーフ&ライスとするには無理があった、とも考えられる。
実際、思い出して食べたいなぁ・・と思うハヤシライスは梅香亭のもの。
使ってる肉はもちろん豚肉だった。
と言う事で、今日も妄想食堂へ。
これは、昭和な洋食が楽しめる喫茶店で食べたもの。
ハッシュドビーフ&ライスと言っても差し支えない料理で
煮込まれた玉ねぎの甘さが魅力的な一皿だった。
写真はリキャプチャーした物だけど、
真四角写真に切り取ると今風に見えるのが面白いね。
先述した梅香亭のハヤシライスは、もっと肉が厚切りで
ボリューム&コッテリ感がある楽しいものだった。
豚の三枚肉を煮込み、小麦粉を炒めてルーを作って、
デミソースには味醂と醤油を使う、という日本人向けの味付け。
大正12年に創業した洋食屋「梅香亭」は平成23年に閉店したけど、
店舗はそのまま残っていて、ある意味文化遺産的な存在になりつつある。
ショーケースのガラスには「洋食梅香亭」と書いてあり、
電話番号の局番から昭和時代に手直しされた事が想像できたが、
「ENGLISH SPOKEN」とも書いてあったりして、
米軍や外国船員相手に頑張っていた横浜の気配が残っているのだ。
古い建物なので、いずれは取り壊される運命だけど、
今のうちに撮っておいた方が良いかな・・・と思ったり、
どうにかして保存する方法は無いのか・・と思ったり。
って、言ってないで、撮りに行こう(爆)
それにしても横浜の老舗飲食店が、
尽く姿を消していくのは、時代の流れとわかっていても悲しい。
ごちそうさまでした。
2017年12月17日日曜日
残念なラザニア
ラザニアって、
たまに食べたくなるものの一つ。
でも、それを我慢するのは
間違い無くハイカロリーだから(^_^;
ベシャメルソースとミートソース、
そしてチーズをミルフィーユ状に重ねて、
最後にオーブンで焼くだけの料理。
まぁ、ソースはシンプルにミートソースだけってのもあるし
豪快に海老とかの魚介類を乗せて焼く豪華版もあったりする。
で、いずれにしろ、
パスタとチーズとソースがごっちゃり合わさっているのだから
カロリー高くて当たり前。
だから、食べる時は勇気を出して、
その後の事も考えつつ、豪快に食べたい物なのだ。
そう、食べたいスイッチ入ったっす
今日はそんな日なんだよ、きっと。
昨日、チーズ食べすぎで死にそうになったのに、
今日またチーズもコッテリなラザニアが食べたくなるって・・・
なんか、身体が求めているんだよ、きっと(爆)
と言う事で、昨日に引き続きみなとみらいの
「ペッシェドーロ」にラザニアを求めて出かけてみた。
あ・・・れ・・・・れ・・・・・・?
なんか、ちょっとイメージと違う・・・
何だろ、このビジュアルからして期待薄・・・・
(T.T)
ダメだわ、これ。
ラザニアがそのまま数枚重なっていて、
その上に申し訳程度にミートソースがかかって
最後にチーズ乗せてのオーブン焼きなんだけど、
ラザニアの水分が抜けちゃってる感じに固め。
しかも重ねたラザニアが一体化したかのような状態なので
自分の中のラザニアのイメージがガラガラと音を立てて崩れる感じ。
この店はチェーンのイタリアンだけど、
「A16」とか「あるでん亭」とか「箱根そば」とかもグループにあって
幅広いブランド展開がある中ではトラットリアに属していて、割と美味しい・・・
というイメージがあった。
例えば、ペペロンチーノをオーダーすると、
普通のパスタ料理には使わないフェデリーニで作ってくれるなど、
細かい拘りがある上にコストパフォーマンスが良かった記憶がある。
でも、なんだろ、このダメダメな感じ。
スタッフも皿をガチャガチャぶつけながら片付けてるし、
全般的に疲れちゃってる気配があって、
そして料理が・・・
昨日のレストランにちょっとやられていて
知ってるここなら、と思ったんだけど、見事に裏目。
自分の味覚や、食べ方の変化もあると思うけど、
ぱっと見た時「色気」が無くて、食材の香りもしない料理は
だいたい自分としてはアウト。
このラザニアは、まさにそんなラザニアでした。
また何時か、
今日のコレはたまたまだった・・と確認したくて
顔を出すとは思うけど、当分その気にはなれそうにない。
なんか、せっかくのオフに、
チロッとラザニア食べるだけに出動して・・の失敗。
立ち直れそうにないなぁ・・・・
ごちそうさまでした。
たまに食べたくなるものの一つ。
でも、それを我慢するのは
間違い無くハイカロリーだから(^_^;
ベシャメルソースとミートソース、
そしてチーズをミルフィーユ状に重ねて、
最後にオーブンで焼くだけの料理。
まぁ、ソースはシンプルにミートソースだけってのもあるし
豪快に海老とかの魚介類を乗せて焼く豪華版もあったりする。
で、いずれにしろ、
パスタとチーズとソースがごっちゃり合わさっているのだから
カロリー高くて当たり前。
だから、食べる時は勇気を出して、
その後の事も考えつつ、豪快に食べたい物なのだ。
そう、食べたいスイッチ入ったっす
今日はそんな日なんだよ、きっと。
昨日、チーズ食べすぎで死にそうになったのに、
今日またチーズもコッテリなラザニアが食べたくなるって・・・
なんか、身体が求めているんだよ、きっと(爆)
と言う事で、昨日に引き続きみなとみらいの
「ペッシェドーロ」にラザニアを求めて出かけてみた。
あ・・・れ・・・・れ・・・・・・?
なんか、ちょっとイメージと違う・・・
何だろ、このビジュアルからして期待薄・・・・
(T.T)
ダメだわ、これ。
ラザニアがそのまま数枚重なっていて、
その上に申し訳程度にミートソースがかかって
最後にチーズ乗せてのオーブン焼きなんだけど、
ラザニアの水分が抜けちゃってる感じに固め。
しかも重ねたラザニアが一体化したかのような状態なので
自分の中のラザニアのイメージがガラガラと音を立てて崩れる感じ。
この店はチェーンのイタリアンだけど、
「A16」とか「あるでん亭」とか「箱根そば」とかもグループにあって
幅広いブランド展開がある中ではトラットリアに属していて、割と美味しい・・・
というイメージがあった。
例えば、ペペロンチーノをオーダーすると、
普通のパスタ料理には使わないフェデリーニで作ってくれるなど、
細かい拘りがある上にコストパフォーマンスが良かった記憶がある。
でも、なんだろ、このダメダメな感じ。
スタッフも皿をガチャガチャぶつけながら片付けてるし、
全般的に疲れちゃってる気配があって、
そして料理が・・・
昨日のレストランにちょっとやられていて
知ってるここなら、と思ったんだけど、見事に裏目。
自分の味覚や、食べ方の変化もあると思うけど、
ぱっと見た時「色気」が無くて、食材の香りもしない料理は
だいたい自分としてはアウト。
このラザニアは、まさにそんなラザニアでした。
また何時か、
今日のコレはたまたまだった・・と確認したくて
顔を出すとは思うけど、当分その気にはなれそうにない。
なんか、せっかくのオフに、
チロッとラザニア食べるだけに出動して・・の失敗。
立ち直れそうにないなぁ・・・・
ごちそうさまでした。
2017年12月16日土曜日
頑張れタカナシ
牛乳は農業製品だが、その自給率は他の農産物より遙かに高い。
と言うか、飲料用の生乳は保存できる期間が短いこともあって
100%と言っても良いだろう。
つまり、チーズとかの加工品以外は、基本的に国内産の牛乳を使っているのだが、
酪農と言えば北海道のイメージがあったりする。
ところが横浜には
大手(明治・森永・雪印)に追随するメーカーとして、高梨乳業(株)があり、
旭区に本社工場も・・・
実際、根岸線の山手駅の裏には「石川牧場」があったし、
矢口台と豆口台の境になる谷戸の部分にも牧場があったと聞いていて、
昭和な時代は横浜でも酪農家が結構あったのだ。
タカナシは低温殺菌牛乳を出した事で有名になり、
現在は合弁事業でハーゲンダッツのアイスクリームを作っていたりする。
良かった、これくらいのポーションで(爆)
でも、パルミジャーノは削っただけのスタイルで、
ちょっと溶けたりとか、粉末っぽく削ったりのやり方では無い。
不満〜(~o~)
チーズの食べ方の提案としての料理なら、
このイージーな出し方はアウト!
で、味も平凡・・・・
ビールでやられちゃったので、グラスワインの赤をもらったら
これは500円という設定の割にはまともな感じ。
(紙パックワインの気配はあるけど)
ただ、案の定
チーズ食べてるだけで、腹いっぱいになってきた。
実は今日、朝からあっちへ行ったりこっちへ行ったりで
しかもJRが止まって昼飯も食えなくて、すっげ〜腹減ってたんだよね。
だからガツガツ食べてたんだけど、
餅は餅屋。
レストランを出すアイデアは良いけど、
料理の提案は食べる人の気持ちが不在な部分があったし、
サービスは発展途上。
でもね、頑張って欲しい。
横浜の企業だしね(^_^)
自分だったらどうするかなぁ・・
考えてみれば自分の仕事にも似たような事があって、
だからこそユーザー目線を考えないとって思ってるんだけど、
実際にそう動ける人は多くなくて悩ましい気持ちになっているのだ。
色々考えさせられる一日は
最後のランチ&ディナーシーンにまで
問題提起出されるような日になってしまったらしい(-_-;
ま、明日は休みだから、
今日、摂りすぎたカロリー消費と、
身体メンテのためにゆっくりする事にしよう。
ごちそうさまでした。
と言うか、飲料用の生乳は保存できる期間が短いこともあって
100%と言っても良いだろう。
つまり、チーズとかの加工品以外は、基本的に国内産の牛乳を使っているのだが、
酪農と言えば北海道のイメージがあったりする。
ところが横浜には
大手(明治・森永・雪印)に追随するメーカーとして、高梨乳業(株)があり、
旭区に本社工場も・・・
実際、根岸線の山手駅の裏には「石川牧場」があったし、
矢口台と豆口台の境になる谷戸の部分にも牧場があったと聞いていて、
昭和な時代は横浜でも酪農家が結構あったのだ。
タカナシは低温殺菌牛乳を出した事で有名になり、
現在は合弁事業でハーゲンダッツのアイスクリームを作っていたりする。
そんなタカナシが、なんとレストランを始めてしまった・・と聞いて、
よせば良いのに、土曜のみなとみらいまで行ってきた。
「フレッシュチーズ&クリームバーは如何ですか?
5種のおすすめチーズをあちらのバーで切り分けます」
とスタッフが紹介する、今日の目的の一皿。
タカナシ産のフレッシュチーズや発酵クリームはどうなんだろう?
という興味と、レストランを作ってまで展開する商品の魅力を
食い意地だけで判断してみよう・・と思ったのですな。
土曜だからだと思うけど、店は満席状態。
チーズ&クリームバーも行列になっている。
「ビールをお持ちしました。
バーへご案内しますね」
おい、ビールを放置して、チーズを取りに行けっての?
(実際そうなっちゃったんだが)
ビールの泡が・・・・(T.T)
よせば良いのに、土曜のみなとみらいまで行ってきた。
「フレッシュチーズ&クリームバーは如何ですか?
5種のおすすめチーズをあちらのバーで切り分けます」
とスタッフが紹介する、今日の目的の一皿。
タカナシ産のフレッシュチーズや発酵クリームはどうなんだろう?
という興味と、レストランを作ってまで展開する商品の魅力を
食い意地だけで判断してみよう・・と思ったのですな。
土曜だからだと思うけど、店は満席状態。
チーズ&クリームバーも行列になっている。
「ビールをお持ちしました。
バーへご案内しますね」
おい、ビールを放置して、チーズを取りに行けっての?
(実際そうなっちゃったんだが)
ビールの泡が・・・・(T.T)
へ〜
頑張ってるじゃないですか、タカナシ。
頑張ってるじゃないですか、タカナシ。
モッツァレラやサワークリーム、バターに加えて、開発中の物まで
サービスと言いつつ、こんなに盛ってくれた。
やばい、量が・・・(^_^;
コイツの他にパルミジャーノ・アラビアータと
ほえいとんハーブグリル・レフォールクリームを頼んじゃったぞ・・・
ただ、フレッシュチーズという事もあって、
差があまり感じられない&個性が弱い=旨味が薄い
という感じになっている。
サワークリームや弾力のあるモッツァレラチーズは良かったけど、
こりゃ、飽きるわな(爆)
「パルミジャーノ・アラビアータです」
サービスと言いつつ、こんなに盛ってくれた。
やばい、量が・・・(^_^;
コイツの他にパルミジャーノ・アラビアータと
ほえいとんハーブグリル・レフォールクリームを頼んじゃったぞ・・・
ただ、フレッシュチーズという事もあって、
差があまり感じられない&個性が弱い=旨味が薄い
という感じになっている。
サワークリームや弾力のあるモッツァレラチーズは良かったけど、
こりゃ、飽きるわな(爆)
「パルミジャーノ・アラビアータです」
良かった、これくらいのポーションで(爆)
でも、パルミジャーノは削っただけのスタイルで、
ちょっと溶けたりとか、粉末っぽく削ったりのやり方では無い。
不満〜(~o~)
チーズの食べ方の提案としての料理なら、
このイージーな出し方はアウト!
で、味も平凡・・・・
ビールでやられちゃったので、グラスワインの赤をもらったら
これは500円という設定の割にはまともな感じ。
(紙パックワインの気配はあるけど)
ただ、案の定
チーズ食べてるだけで、腹いっぱいになってきた。
実は今日、朝からあっちへ行ったりこっちへ行ったりで
しかもJRが止まって昼飯も食えなくて、すっげ〜腹減ってたんだよね。
だからガツガツ食べてたんだけど、
さすがにチーズばかり食べてると・・飽きるね
おかしいなぁ・・
豚、どうなったんだろう・・・・
ワインも無くなってきたなぁ・・・(T.T)
おかしいなぁ・・
豚、どうなったんだろう・・・・
ワインも無くなってきたなぁ・・・(T.T)
でも、スタッフに動きは無い。
空になったグラスを見ても飲み物も勧めない。
オーダー全風通った客なので、
注文が出ない限り放置?・・な感じがする。
あ?
これオーダー通ってない??
と気付いてスタッフに聞いてみたら、
やっぱりオーダー落ちだった(>_<)
やっぱりオーダー落ちだった(>_<)
でも、既にチーズで腹いっぱい。
食い気も食欲も無くなってきたので、オーダーはキャンセルする。
食い気も食欲も無くなってきたので、オーダーはキャンセルする。
飲み直すかな・・と考えていたら店長が謝罪に来て、
なにかデザートでもどうですか?と言ってくれる。
週末の満席、スタッフもヘロヘロで動いているなか、
通信システムを使ったオーダーでも、データは厨房に飛んでないのかも。
なにかデザートでもどうですか?と言ってくれる。
週末の満席、スタッフもヘロヘロで動いているなか、
通信システムを使ったオーダーでも、データは厨房に飛んでないのかも。
そんな事を想像したら、店長も大変だなぁ・・と思ったりもして、
コーヒーだけを頂く事にした。
コーヒーだけを頂く事にした。
餅は餅屋。
レストランを出すアイデアは良いけど、
料理の提案は食べる人の気持ちが不在な部分があったし、
サービスは発展途上。
でもね、頑張って欲しい。
横浜の企業だしね(^_^)
自分だったらどうするかなぁ・・
考えてみれば自分の仕事にも似たような事があって、
だからこそユーザー目線を考えないとって思ってるんだけど、
実際にそう動ける人は多くなくて悩ましい気持ちになっているのだ。
色々考えさせられる一日は
最後のランチ&ディナーシーンにまで
問題提起出されるような日になってしまったらしい(-_-;
ま、明日は休みだから、
今日、摂りすぎたカロリー消費と、
身体メンテのためにゆっくりする事にしよう。
ごちそうさまでした。
2017年12月15日金曜日
ハシゴ
たまにははしご酒も良いな・・
と思うけど、体力・気力とも続かないのが情けない(^_^;
財布が風邪ひかなくて良いけど
たまにははっちゃけたい日だってあるのです。
と言う事で、
今日はハシゴ!
まず一軒目
ビールを飲むっす(^_^)
アテはこんなの
おつまみ雲呑を食べつつ、煮卵も食べつつ、
ラガービールで!
くぬぎ屋の雲呑は、
皮が美味しくなったと思う。
スープも進化してるけど、
ここでスープ飲んじゃうと先に行けない。
ここで終わるワケにはいかないのよ〜
今日の目的ははしごなのよ〜(既に壊れ気味)
と言う事で、
2軒目はここのとこご無沙汰なロイヤルアスコットへ。
「アン・オー来ました」
「やっぱりね。
そろそろ来てると思ってました」
聞けば、誰かが限定品だと思い込んで、大量買い付けしたらしく、
巷にはちっとも流れないまま、今年の分は終了したようです。
ここではディアジオから直接買っているので、予めオーダーしておいたけど
ある意味ラッキーな出会いとなりました。
あ・・・
最近のアドベックがチャレンジしてる
シェリー系の甘さを伴うアイラな感じがあって、
かつ飲みやすい軽さがある感じ。
これで46.6%のアルコールって、ちょっと信じがたい感じ。
(43%かと思ってラベル見直しちゃったよ)
と、ゆっくりアイラモルトを楽しんでいたら、
忘年会シーズンだよね。
ホテルのメインバーで忘年会やるなよ!
って叫びたくなるような団体様が登場なので、
次に行くことに。
そう、今日の目的は「ハシゴ」(爆)
「今日、飲んで頂きたいワインがあるんですよ〜」
「聞き捨てならないですねぇ」
「ルーチェのセカンドなんですけど」
ルーチェと言えば、ヴィットリオ・フレスコバルディと
ロバート・モンダビが創設した既に伝説的なワイナリー。
スーパートスカーナとしても有名だけど、他のスーパートスカーナとは違って
ブルネロとメルローの個性を併せ持つワインとしても有名。
そのセカンドのルチェンテはルーチェと同じ畑で採れたメルローと
サンジョベーゼのブレンドで作られているけど、価格は1/4くらい。
でもって、トスカーナっぽい個性があって、コストパフォーマンス抜群のワインなのだ。
「よくあったね〜」
「一本だけ入ったので、残しておきました」
いやいやいや・・・
このワイン、欲しくても数が少ないし
イタリアワイン好きが買い占めに走る系のワインなので、
相当に運が良くないと買う事が難しいのだ。
タンニンがしっかりした飲み口は、
決して乱暴でなくて、葡萄の個性がちゃんとあるすっきりした感じ。
サンジョベーゼとメルローのブレンドが絶妙で、
酸味も嫌みが無くて、トスカーナワインらしい個性もしっかりある。
で・・・
ハシゴ酒だからって食べないわけじゃない。
という事で、ここに来たら、コレなんです。
A3サーロイン
実はこの店も、珍しく忘年会流れ系の客が多くて、
ルポゼが長めな焼き方になっていたんだけど、
これがヤバかった。
宮城の和牛と聞いていたけど、
見た目はそんなにサシが入って無い肉だったのに、
その柔らかさと脂の美味さが半端ない。
A3って肉の旨味を楽しむのに丁度良いんだけど
時に脂の感じが変わって、時には肉より脂が勝つ事もあり、
だから毎度、今日の肉はどうなんだろう?って思う楽しみもあるのだ。
焼き方はもちろんお任せ。
その肉が一番美味しいと思える焼き方を
プロに任せるに限るんだよね。
でも、ハシゴしたのに
しっかり飲んだ感が少ないのは何故だろう?
それなりの量を飲んでるんだけど・・・・
ま、明日も早番。
暗いうちに起きなくちゃ・・なので
今日はここで終了としましょう。
ごちそうさまでした。
(複数なので☆は無し)
と思うけど、体力・気力とも続かないのが情けない(^_^;
財布が風邪ひかなくて良いけど
たまにははっちゃけたい日だってあるのです。
と言う事で、
今日はハシゴ!
まず一軒目
ビールを飲むっす(^_^)
アテはこんなの
おつまみ雲呑を食べつつ、煮卵も食べつつ、
ラガービールで!
くぬぎ屋の雲呑は、
皮が美味しくなったと思う。
スープも進化してるけど、
ここでスープ飲んじゃうと先に行けない。
ここで終わるワケにはいかないのよ〜
今日の目的ははしごなのよ〜(既に壊れ気味)
と言う事で、
2軒目はここのとこご無沙汰なロイヤルアスコットへ。
「アン・オー来ました」
「やっぱりね。
そろそろ来てると思ってました」
聞けば、誰かが限定品だと思い込んで、大量買い付けしたらしく、
巷にはちっとも流れないまま、今年の分は終了したようです。
ここではディアジオから直接買っているので、予めオーダーしておいたけど
ある意味ラッキーな出会いとなりました。
あ・・・
最近のアドベックがチャレンジしてる
シェリー系の甘さを伴うアイラな感じがあって、
かつ飲みやすい軽さがある感じ。
これで46.6%のアルコールって、ちょっと信じがたい感じ。
(43%かと思ってラベル見直しちゃったよ)
と、ゆっくりアイラモルトを楽しんでいたら、
忘年会シーズンだよね。
ホテルのメインバーで忘年会やるなよ!
って叫びたくなるような団体様が登場なので、
次に行くことに。
そう、今日の目的は「ハシゴ」(爆)
「今日、飲んで頂きたいワインがあるんですよ〜」
「聞き捨てならないですねぇ」
「ルーチェのセカンドなんですけど」
ルーチェと言えば、ヴィットリオ・フレスコバルディと
ロバート・モンダビが創設した既に伝説的なワイナリー。
スーパートスカーナとしても有名だけど、他のスーパートスカーナとは違って
ブルネロとメルローの個性を併せ持つワインとしても有名。
そのセカンドのルチェンテはルーチェと同じ畑で採れたメルローと
サンジョベーゼのブレンドで作られているけど、価格は1/4くらい。
でもって、トスカーナっぽい個性があって、コストパフォーマンス抜群のワインなのだ。
「よくあったね〜」
「一本だけ入ったので、残しておきました」
いやいやいや・・・
このワイン、欲しくても数が少ないし
イタリアワイン好きが買い占めに走る系のワインなので、
相当に運が良くないと買う事が難しいのだ。
タンニンがしっかりした飲み口は、
決して乱暴でなくて、葡萄の個性がちゃんとあるすっきりした感じ。
サンジョベーゼとメルローのブレンドが絶妙で、
酸味も嫌みが無くて、トスカーナワインらしい個性もしっかりある。
で・・・
ハシゴ酒だからって食べないわけじゃない。
という事で、ここに来たら、コレなんです。
A3サーロイン
実はこの店も、珍しく忘年会流れ系の客が多くて、
ルポゼが長めな焼き方になっていたんだけど、
これがヤバかった。
宮城の和牛と聞いていたけど、
見た目はそんなにサシが入って無い肉だったのに、
その柔らかさと脂の美味さが半端ない。
A3って肉の旨味を楽しむのに丁度良いんだけど
時に脂の感じが変わって、時には肉より脂が勝つ事もあり、
だから毎度、今日の肉はどうなんだろう?って思う楽しみもあるのだ。
焼き方はもちろんお任せ。
その肉が一番美味しいと思える焼き方を
プロに任せるに限るんだよね。
でも、ハシゴしたのに
しっかり飲んだ感が少ないのは何故だろう?
それなりの量を飲んでるんだけど・・・・
ま、明日も早番。
暗いうちに起きなくちゃ・・なので
今日はここで終了としましょう。
ごちそうさまでした。
(複数なので☆は無し)
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