2016年8月21日日曜日

マルゲリータ・ブッファラ

イタリアンが続くと食べたくなってくるのが、ピッツア。
 
日本でも、ちゃんとしたリストランテが増えてきて、
パスタはあってもピッツアは無い店の比率が上がってきた。
 
でもそれは、正常進化だと思う。
 
ピッツアは、一気に食べてこそ美味しいし、
それだけ結構お腹いっぱいになるから、
セコンドなんて必要無い。
 
友人とシェアしながら2枚を食べて、
飲んだくれつつ話を楽しむのも良いし、
サクッと食べて次へ行く、といのもまた楽しいと思う。
 
実際、職人技が美味さに直結しているし、
焼き上がりの早さもあるから、そもそもピッツェリアでは
長居しにくいって感もあるしね。
 
いや勿論、パスタもピッツアも出せますよって店も多いし、
その手の店がダメなワケでもないけど、
ピッツァだけを見るとピッツェリアの方が格段に美味しく感じるは事実。
 
和食でコースを食べる時、最後にたまに握り寿司や手まり寿司が出る事があるけど、
寿司だけで言うなら、寿司屋のカウンターで握った直後を食べる方が美味しい、
と感じるのに似ているのかも知れない。
 

久々に食べる一枚なら、やっぱりマルゲリータ・ブッファラ。
 
水牛(ブッファラ)のモッツァレラ自体が高価だからは高価格となるけど、
やっぱりバッカ(牛)のモッツァレラより美味しいんだから仕方ない。
 
毎日食べるワケじゃなし・・と、気にしないで頼むのです(^-^)
 
そしてこの店、関内のシシリヤとは若干方向性が違えども、
やっぱり石窯でサクッと焼いてくれるナポリ系のピッツアで、
生地の塩がちょっときつめである以外は、満足できる美味さが確実にある。
 
海っぺりにできたサンフランシスコの名店と言われる店で食べるより、
こっちのピッツアの方が安くて美味しいと思う。
 
それと、サイドメニューが豊富でワインも安価で美味しい物を揃えているから、
友人や家族で気兼ねなく食事を楽しむには、ありがたい店言っても良いだろう。
 
ただね・・・
当然の結果として、週末は予約しないと複数で食べる時は難しい。
運良くカウンターが空いてれば、こうやってサクッと食べる事はできるけど(^_^;
 
 
「今日、ナニアリマスカ?」

「リコメンデット、ディッシュ?」

「ハイ」

「今日は、メキシカン・ピッツアがあります。」

「ドンナ感ジデスカ?」

「タコスミートが乗ってます」
 
「辛イ?」
 
「ちょっと」
 
 
私が座ったカウンター席の隣に、
赤毛のアンのような女性が座った。
 
店の常連のようだけど日本語は拙い感じで、
だから耳にその会話が飛び込んでしまう。
 
結局彼女は、私と同じブッファラをオーダーしたのだが、
あれ?っと思ったのは、ピッツアが切ってない状態で出た事だった。
 
まさかハサミ出さないよね?(^_^;
 
って思っていたら、彼女は当たり前のようにナイフでピッツアを切り、
丸めてフォークで食べていく。
 
ただ、切り分けるピッツァのサイズが3センチ四方になるくらいに小さく、
それを丁寧に畳んで食べているのだ。
 
本来はナイフとフォークで食べる物なんだって知ってはいるけど、
彼女みたいに小さく切って食べるのを見るのは初めて。
 
ま、カウンターで食べるって
そういう新しい発見に出会える楽しみもあるって事なのかもね(^_^)
 
 
ごちそうさまでした。
 
59点(美味しゅうございました)

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