ランドマークのアスコットへ寄ってみることにした。
週に3日は飲んでた時代もあったな・・・
とか思いつつも、とにかくオープンしてる時間に
仕事上がれない状況が続いてて、飲めない生活に慣れてきちゃったらしい。
以前は桜木町前のこのスペース、
ストリートミュージシャンがカラオケで歌ってたり、
外のベンチでくだ巻いてるカップルが多かったけど
今はこれでも多い方かも知れない。
この動く歩道には色々思い出があって
これを使うと、気分が変わってくる。
ここ数年は誰かと飲むのを目的にしなくなったので、
飲む時は一人。
でもそれは、酒飲みとしては理想的。
そしてオーセンティックなバーであるアスコットでは
酒と対峙する時間を楽しみたいから、今の環境の方が良いと感じてる。
古い酒を飲みきろうと思いつつも
その豊かな個性に馬鹿呑みができなくて
結局ちょっと減らして終わるパターン。
巷ではマッカランなどのオールドボトルが
信じられない価格で取引されるなど、モルト熱が投機熱にシフト。
モルト馬鹿としては、マッカランってそこまでの価値あるか?
って思うのだけど、60〜70年代のマッカランは
今の物とは別の名前の飲み物、と言いたくなるくらい違うので
販売価格の倍くらいまでなら、上がっても仕方ないのかな・・と思ったりする。
今の物とは別の名前の飲み物、と言いたくなるくらい違うので
販売価格の倍くらいまでなら、上がっても仕方ないのかな・・と思ったりする。
現実的には、私も所有しているけど
マッカラン30年のリリースイヤーの物があの青い木箱入りで
身抜栓で販売時と同じだと60〜70万なんて価格になってて
何をか言わんや、な状況。
こっちの方が実はヤバいぜ・・・と思いながら今日飲んだのは
ミルトンダフ、ダフタウンあたり。
80年代モルトが総じてダメダメな仕上がりになったのに気づいてから
一気に減るだろう60〜70年代モルトを結構集めた。
ゴードンマクファイルやケイデンヘッズあたりのボトラーズ物は
既に良質な物はマニアの手に渡っていたので、当時やっと入ってきた
ダグラスレインやコスパは悪いがそれなりに良いキングスバリー物と、
とにかくバーの仕入れ表を見せてもらって、その中から買い漁ったのを思い出す。
勿論、そこ表示されている価格が下代の可能性もあったけど、バーにボトルを
キープする上ではあまり関係なく、最終的なコストの想像ができるくらいで
そのコストパフォーマンスを考えて買ったのは言うまでもない。
ただし私はコレクターではなくただの飲兵衛なので、
どんなに珍しくても飲みたいという気持ちあったら即抜栓。
レアなボトルなので、バーテンダーが望むなら味見もしてもらって
後はジックリとニートで楽しむだけになるのだ。
勿論付き合いで買っちゃったボトルもあって、
それらは間違いなく今のウィスキーなので時を遡る様な飲み方はできない。
良く言えば、どうやって飲んでも美味しいように調整されているのだ。
そう言えばミルトンダフの個性を強調したバランタインもあったなぁ・・
と思い出し危うくそれを飲むところだったけど、
それをやったら間違いなく閉店までコース。
と言う事で帰って、
作りすぎていたキーマカレーを解凍して
本日の晩飯は自宅にて。
カルダモンをホールで使う贅沢さ、
とか呟きつつ、飲食店ではあり得ない量のスパイスを使った
キーマカレーを楽しむ。
スパイスが楽しいカレーには
本来カレーにはあまり使わない香辛料も合ったりする。
それは、花椒をカレーに混ぜてみたら楽しかった、
というカレー専門店のシェフの話をきっかけに
色々試してみた、個人的な感触でもあるのだ。
今、よくやってるのは
七味唐辛子&山椒のふりかけ。
花椒が合うなら山椒も一緒?
っと思ってやってみたら、ちょっとハマったワケで(^_^;
ちなみに自分は「やげん堀」派で、店舗に買いに行けなくなってからは
ネットで購入して自分なりのスペシャルブレンドを作って楽しんでいる。
麻の実は食感が好きで多めに入れるんだけど、
単体で麻の実を買って気づいたのは、かなり風味豊かだ、ということ。
七味の中で感じる風味とはイメージが違うくらいに楽しくて、
前より気持ち多めに入れるようになってしまった。
明日は遅番だから、
カレーに合わせてビール飲み倒すかなぁ・・・
ごちそうさまでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿