2020年9月20日日曜日

ヴェール・パール・ナオミオオガキでタルトフランベとか

酒は器で味が変わる事を知っているのは
酒好き、それも味わいたい派の人間だと思う。
 
日本酒ならピューター素材の酒器が良いと思うし、
ワインならブドウ品種や産地に合わせた形のグラスが良い。
 
バカラがグラスにシャトー名を付け、
そのシャトーのワインの個性を豊かに表現するシリーズを出しているが、
高価故にその恩恵にあずかる事は未だ無い。
 
日頃飲むテーブルワインは極端な話ボトル1000円以下だったり、
ちょっと無理しても2000円は出したくないレベル。
 
そんなワインにワインの数倍もするような
繊細なクリスタルのワイングラスを使うなんて・・・
って思うのはズボラな性格故なのです。
 
でも、探せばコストパフォーマンスの良いグラスが色々あって、
例えば、フランスのアルクというメーカーでは
高品質でワインの個性を引き出すグラスを安価に出している事は知っていた。

 
で、今日、ヴェールで白ワインに合わせてちょっと変わった形のグラスが出た時、
その足にC&Sというマークを見て、ピンときた。
 
これ、アルクのシェフ&ソムリエ・・・?
 
 
 
 
このワイングラス、バカラの様にシャトー名を冠する事は無いけど、
シェフやソムリエの専門家がブランド立ち上げから参画しているので
「ユニバーサルテイスティング」とか「プロテイスティング」といった
キャラクターの判別やワインの構成を理解するためのグラスもあって、
いつかそれらを試してみたいと思っていた。
 
ヴェールはワインのチョイスも素晴らしいけど
ワインに合わせたグラスのチョイスも素晴らしくて、
今回はオープンアップというシリーズの物だった。
(多分、タニック)
 
ググってみると無鉛クリスタルガラスを使用していて
割れにくく透明度が高い上に、食洗機でもOKなコストパフォーマンスが
良すぎるグラスだとわかった。
 
だってさ、クリスタルなのに一脚2000円前後だよ?
バカラを買うなら、こっちを何種類か揃えた方が良いって思うよね。
 
で、実際、他のグラスとの比較をしてないのでわからなかったけど
ワインはとても美味しくいただけました。
 
 
 
 
アテにしたのはキンメ。
 
そのために合わせたのはアルザスの白だけど、
クソ暑い日に重めの赤って気分になれなかっただけ。
 
ヴェールの魚料理は皮を美味しく食べさせる傾向があって、
こいつも見事なまでに皮と身の味のバランスが素晴らしかった。
 
ただ、これだけじゃ足り無いので
今日はタルトフランベをオーダーする。
 
 
 
 
アルザス料理をメインにするヴェールだけあって
ピザに似ていても基本はパンの一種として扱い
薄くて食感が楽しい焼き上がりになっていた。
 
このタルトフランベは、まさにアルザス料理の王道スタイルで
ベーコンとタマネギを使ったシンプルなもの。
 
でもって、これが実に美味い!
 
いくらでも食べられるような美味しさがあって
タルトフランベだけで飲んでる方が良かったかな?
って思わされてしまう。
 
それにしてもヴェール、
相変わらずの深夜営業を続けてくれて
とても助かります。
 
晩飯難民としては貴重な一軒としてリストに入れてるけど
美味すぎてついつい食べ過ぎるので、財布の風邪引き状態と相談しつつも
そうそう訪れる勇気と決断力がないのです。
 
えぇ
結局飲み過ぎっす。
 
ま、明日はオフだから良いけどね。
 
ごちそうさまでした。
☆☆

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