本当は金陵で買いたかったんだけど、
既に売り切れてて買えなかったので・・のチョイス。
中華街で叉焼と言えば、好みの問題で買う店が決まるもの。
金陵・同發・重慶飯店本店・一楽・翠香園と
叉焼好きならそのどこかへは行ってると思うのだけど、
本当は有昌の物が欲しかったりする。
有昌は同發本館の前にあった焼き物専門店で、
紅糟と砂糖と醤油、そして塩とシンプルな調味料で焼き上げたもので、
タレに漬け込まずに作る技の凄さが味わいに出ている貴重な物だった。
残念ながら閉店してしまいもうその優しい味わいは失われてしまったけど、
これだけの情報社会、そのうち味わいを復活させる人が出てくるのでは?
・・なんて淡い期待を勝手に持っていたりする。
たかが叉焼だけど、有昌の様に砂糖を使う店と広東式に水飴を塗りながら焼く店があり、
一楽の様に炭火焼きにこだわる店もあるから、中華街の叉焼は奥が深い。
しかも、ちゃんとした料理を出す店ではそれぞれの店で焼いているので、
店オリジナルな叉焼をテイクアウトするって手もあるのですな。
いえね、叉焼が妙に食べたくなる日ってあるんですよ。
がさっと皿に並べてカラシをつけながら食べる。
もちろん、ビール飲みながら・・(^_^;
その至福な時間が欲しいと思ったら我慢できないから買うんだけど、
最近は1本売りとか主流になって、量的に絶対残るのが問題ではある。
(以前は量り売りが基本だったんだけどねぇ)
で・・
残った叉焼は、こうなるんです!
知人に送ってもらった、生麺タイプのラーメンキットが残ってて、
それを使って具だけ足せばご覧の通りの美しい姿。
この手のキット物って大した事が無いって思ってたのが間違いだって
今回のコロナのおかげでかなり思い知ってるけど、
それは世間様も同じ事のようで、美味しい物はすぐ売り切れてしまう。
インスタントラーメンも生麺タイプが出てからの進化は凄いけど、
こんなの食べちゃうと、店で食べるのとも家で普通に作る物とも違った
新しい食の姿があるように感じてしまう。
あ〜
餃子も仕込んでおけばよかったなぁ・・・
そのまま焼けばプロの味・・な宣伝してる冷凍物、
今度実験してみようかしら。
それにしても、緩い感じの軟禁状態はいつまで続くんだろうねぇ・・・
ごちそうさまでした。
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