自粛の何が辛いって、
誰かと話す機会が減るからなのだと思う。
人は社会の中で生きているものだから、
例えソレが仕事であっても、他人と喋る事で感情の安定を得て、
生きていく気力を養っているのだと思う。
その家庭とは別の社会が仕事だけだと世界は限定され、
結果的に視野の狭さを招くと考えられる。
だから、家庭とも仕事とも違う世界を持つ事が大事と言われ、
生活に直結しない、世間のしがらみに影響されない社会に参加する事で、
自分自身の生き方や立ち位置を確認しやすくなるのだろう。
自分は一人で飲むのが好きではあるけど、
自宅で一人で飲むのはこんな自粛の中じゃないと
あまりしない。(ビール一杯とかは飲むけど、それは水代わりね)
つまり、一人で飲むとか一人で食べるとかの場合はカウンターで楽しむのが基本で、
店の人と話をしたり、偶然隣り合った人と会話するチャンスがあるから、
ある意味、その日限りの社会を楽しんでいるのだと感じている。
「さすがに今日は、お客さんいないですね」
「えぇ、ここのところ急に減りました」
「やっぱり、知事のコメント出てから・・ですよね。
ウチもあの後、いきなりキャンセルが増えました」
「こうなってくると、営業の仕方も考えないとダメかも知れないですね」
昨日の妄想食堂では満足できなくて、
なんかちょっと、ちゃんとした物を食べたくて自粛ムードの中、
諦めつつ「侍」へ来てみたらオープンしてたので・・・入った、と。
多分、自粛による孤独に負ける人ってこれから増えていくだろうし、
そもそも外食比率の高い人にとっては、深刻な問題になりかねない。
(自分もその傾向あり)
今となっては、会いたい人に会いに行ける状況でも無いし、
パーティーを開くような事もできそうにない。
それより、日頃お世話になってる店が開いているなら
なるべく通う事の方が大事と考えての行動になるけど、
それすらも難しくなってくると、こうやって来てしまう事に
罪悪感さえ生まれてくるから恐ろしい。
「お一人なんで、玉子焼きハーフで焼きましょうか?」
「嬉しいですね、お願いします」
焼き鳥屋の玉子は美味しいに決まってる、
と勝手に思い込んで(暗示をかけて)玉子料理はよく頼む。
蕎麦屋や和食店が出す玉子焼きとはちょっと違うタッチだけど、
玉子好きとしては欲しいアテなのだ。
あったらオーダーする大山鶏のネギマ。
そしてツクネ。
ほっとする味わい。
いつも通りの美味しさ。
中華街がほぼ全滅な状態の時、
ここ「侍」や「ケーブルカー」はほぼ満員な状況だったが、
それも事態の深刻化が進むにつれ、客足が急速に減ってきたと聞く。
ネットには、恐怖を打ち消すためのデマや攻撃的反応が増え、
マスクをしない人へのバッシングも増えてきた。
でも、手に入らない物を着用しろと言われても
困ってる人は多いだろうとも思う。
花粉症な自分にとっては、
檜花粉が飛び出す頃に起きる咳を抑える事と
咳が出てしまう時に使うマスクはストックを温存して対処するけど、
マスクはそもそも、他人に対してする物なので、求められる事も増えるだろう。
濃くないに流通しているマスクは中国からの輸入に頼る物が7割ほどある、
と聞いているから、そりゃぁ店頭から消えるわな、って思っていた頃はまだ良かった。
実は、様々な物が中国からの輸入に頼っていて、
例えば、電化製品やエアコンの修理を行う時に、
特に業務用については、そのパーツが入ってこないのでできない、
という問題に直面している。
3月中に修理したかった物が、資材が揃わない事で完了できず、
いつ完了するかわからない事態になっていたりして、
コロナも恐いけど、インフラの崩壊にも繋がりかねない事態は
実は既に進行しているのかも知れないね。
ちょっとだけ多めに飲み食いした今日だけど、
私は2人目の客だったと聞かされて、
「いっそ休業しては?」と言いそうになった。
それは自分もここのところ思っている事で、
開けている事で数少ないユーザーが来てしまう現実があり、
そのユーザーが出歩く事も、本当は良くないと考えている。
だけど同時に、経済的な問題もあり、
業務を止められない現実もあって、
スタッフの雇用安定を図る必要もあって・・・
困ったものです。
いつまで続くんだろうね。
と、やっぱり心晴れない晩飯になったけど、
唯一の救いは、ちょっとだけでも通う店に金を落とせたこと。
というワケで、飲み過ぎました。
ごちそうさまでした。
☆
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メインで書いているページやブログのアーカイブです。
以下のページの一部を転載しています。
http://blog.wakao.info
http://photo.wakao.info
http://ameblo.jp/bj-m/
2020年3月31日火曜日
2020年3月30日月曜日
海老フライ
毎年誕生日には、ストックの中のオールドモルトを1本開けて、
グズグズになったコルクを打ち替えてもらうようにしていた。
そしてそのボトルの酒は、その日そこにいるスタッフへ振る舞い、
ボトルを持ったまま別の店へ行って、そこでも振る舞うようにしていた。
去年は1972年のマッカラン25年だったが、
ネットではふざけんなって価格になっていて、
飲まない方がバカだよね〜と言いながら飲んだっけ。
そしてあらためて、あの時代のマッカランの凄さを
心底感じる素敵な夜になっていた。
でも・・・
今年はそれを自粛。
自宅で開ける事も考えたけど、
間違いなくもげてしまうコルクの打ち替えは必須だから、
この騒ぎが終わったら、どこかのタイミングで開けたいと思っている。
それにしても、なんだかつまらないよね。
誕生日なんだし、ちょっと贅沢なモノでも食べたいよね。
自粛です、と自分に言い聞かせつつも
同時にやってる店がかなり減ってきた。
って事で、今日も妄想食堂へ行く事にする。
ここのとこ食べてない、海老フライ。
好きなんですわ、マジ(^_^;
この前、ケーブルカーで小さいながらもタップリな海老フライ食べたけど、
今日のイメージはもうちょっと大きめのこんなヤツが欲しい。
で、こういう洋食屋が出すような海老フライって、
調べて構えて食べに行かないと出会えない料理、だと思ってる。
高級なレストランだと良い海老を使う分小さめだし、
豚カツ屋だと迫力が有りすぎたりする。
海老フライ専門の店が東京にあると聞いているけど、
大きい有頭海老2尾で5500円とかの強気な商売で、
そのコスト出して美味しく無かったら怒るよね。
だから、庶民的な洋食屋な店で食べる、
職人技が見えるような海老フライが一番嬉しくて、
そんな店を見つけるのがかなり大変なのだ。
高い店で食べるなら、市場の場内で食べた方が
絶対楽しいって思うしね。(豊洲だったら八千代とかね)
ちなみに海老フライだったら、
クリスピーな衣とプリプリな海老をたくさん食べる事を大切にしたい。
小さめんば海老だったら2尾を1本のフライにしたようなモノの方が好きなのだ。
よく、フライと天麩羅の違いを衣の違いと説明する人がいるけど、
確かにそうだけどそれだけじゃない。
天麩羅は刺身でも食べられるようなタネを使い、
揚げ時間は脱水の加減で決めるけど、
フライはパン粉がカリッとする事&具材にしっかり火が通る、
というタイミングで揚げ方を調整するものだと感じている。
上質な天麩羅を出す店では、
火は通っているけど生っぽい状態で出すような繊細さがあるけど
フライは・・
パン粉がある分濃い味つけが必要で、
ソースやタルタルソースなんかを使って食べる楽しみがいっぱいで、
その分、素材の質を突き詰める意味を見いだせないワケだ。
カリッ、プリプリ!な食感にドッシリとした味わいを
タップリ食べるなら海老フライ!
あ〜〜〜
海老フライ食べたいなぁ・・・・・
ごちそうさまでした。
グズグズになったコルクを打ち替えてもらうようにしていた。
そしてそのボトルの酒は、その日そこにいるスタッフへ振る舞い、
ボトルを持ったまま別の店へ行って、そこでも振る舞うようにしていた。
去年は1972年のマッカラン25年だったが、
ネットではふざけんなって価格になっていて、
飲まない方がバカだよね〜と言いながら飲んだっけ。
そしてあらためて、あの時代のマッカランの凄さを
心底感じる素敵な夜になっていた。
でも・・・
今年はそれを自粛。
自宅で開ける事も考えたけど、
間違いなくもげてしまうコルクの打ち替えは必須だから、
この騒ぎが終わったら、どこかのタイミングで開けたいと思っている。
それにしても、なんだかつまらないよね。
誕生日なんだし、ちょっと贅沢なモノでも食べたいよね。
自粛です、と自分に言い聞かせつつも
同時にやってる店がかなり減ってきた。
って事で、今日も妄想食堂へ行く事にする。
ここのとこ食べてない、海老フライ。
好きなんですわ、マジ(^_^;
この前、ケーブルカーで小さいながらもタップリな海老フライ食べたけど、
今日のイメージはもうちょっと大きめのこんなヤツが欲しい。
で、こういう洋食屋が出すような海老フライって、
調べて構えて食べに行かないと出会えない料理、だと思ってる。
高級なレストランだと良い海老を使う分小さめだし、
豚カツ屋だと迫力が有りすぎたりする。
海老フライ専門の店が東京にあると聞いているけど、
大きい有頭海老2尾で5500円とかの強気な商売で、
そのコスト出して美味しく無かったら怒るよね。
だから、庶民的な洋食屋な店で食べる、
職人技が見えるような海老フライが一番嬉しくて、
そんな店を見つけるのがかなり大変なのだ。
高い店で食べるなら、市場の場内で食べた方が
絶対楽しいって思うしね。(豊洲だったら八千代とかね)
ちなみに海老フライだったら、
クリスピーな衣とプリプリな海老をたくさん食べる事を大切にしたい。
小さめんば海老だったら2尾を1本のフライにしたようなモノの方が好きなのだ。
よく、フライと天麩羅の違いを衣の違いと説明する人がいるけど、
確かにそうだけどそれだけじゃない。
天麩羅は刺身でも食べられるようなタネを使い、
揚げ時間は脱水の加減で決めるけど、
フライはパン粉がカリッとする事&具材にしっかり火が通る、
というタイミングで揚げ方を調整するものだと感じている。
上質な天麩羅を出す店では、
火は通っているけど生っぽい状態で出すような繊細さがあるけど
フライは・・
パン粉がある分濃い味つけが必要で、
ソースやタルタルソースなんかを使って食べる楽しみがいっぱいで、
その分、素材の質を突き詰める意味を見いだせないワケだ。
カリッ、プリプリ!な食感にドッシリとした味わいを
タップリ食べるなら海老フライ!
あ〜〜〜
海老フライ食べたいなぁ・・・・・
ごちそうさまでした。
2020年3月29日日曜日
辛いにも程がある担々麺
実は連休中。
そして外出自粛な2日目。
家にいる事は苦痛じゃないと思うけど、
それは仕事があるからのメリハリで、
外にも出られないなら、かなり楽しく無い、と今さら気がつく。
まぁねぇ、
やっぱ妄想食堂行くしかないよねぇ・・・(^_^;
と言う事で
今日頭に浮かんだのは担々麺。
担々麺と言えば、胡麻風味の辛い麺と思い込んでいて、
何故か擂りゴマだけは嫌いだった私は殆ど食べる事がない麺料理だった。
だが、リアルな担々麺(汁なし麺)い出会って、
そんな思いは消えていく。
ニューカマーが開いたその店では、
当たり前に汁なし担々麺が売られていて、
汁有りでも擂りゴマなんて入らない独特な味わいがあった。
で、かなり辛い。
汗だくになるくらい暖まる。
それでも日本人向けに、ちょっと胡麻入れたり
甘味を足したりしているのだとか。
これを食べた事から
何となく担々麺を食べるようになっていて、
香港に行った時にも飲茶屋にあったのでオーダーしたりした。
で・・・
これ、私が一番苦手な、擂り胡麻風味いっぱいの麺な上に、
辣油がちょっとかけてあっても、ち〜とも辛く無い&麺がユルユルで・・・
日本から逆輸入された担々麺は、
香港では美味しいと言いがたい代物になっていたのだ。
去年だったか、そんな日本的な担々麺じゃない物を求めて中華街で食べたコイツ。
辛いにも程がある担々麺ではあったけど、胡麻の味が強烈な担々麺全盛ではない事を
理解できる一杯でもあったっけ。
それにしても、どんだけ辣油入ってる?って感じの見た目で、
食べる前からどうしようかって悩んだ事を思い出す。
油って美味しさを与えてくれるモノの一つだし、
自家製辣油は市販品とは比べものにならないくらい味わいが豊か。
そして、丼を手に取って食べる文化じゃない人達が作る料理だから、
レンゲで飲むスープとして辣油の調整もできる事が前提であり、
その食べ方でバランスされた味つけであるのは言うまでも無い。
ただねぇ
自分としては、汁麺はスープを残さずに飲み干したい欲望&義務感があって、
残す事にやっぱり抵抗があったのだよね。
麻婆豆腐もそうで、食べ切った時
多い辣油だけが皿に残る様は、凄く心が痛い。
しかも、そんな辣油が美味しいんだから
質が悪いよね(爆)
さて今日は、何食べよう。
既に酔っ払いなので、コーヒーカップで作るカップヌードルになりそう・・・
ごちそうさまでした。
そして外出自粛な2日目。
家にいる事は苦痛じゃないと思うけど、
それは仕事があるからのメリハリで、
外にも出られないなら、かなり楽しく無い、と今さら気がつく。
まぁねぇ、
やっぱ妄想食堂行くしかないよねぇ・・・(^_^;
と言う事で
今日頭に浮かんだのは担々麺。
担々麺と言えば、胡麻風味の辛い麺と思い込んでいて、
何故か擂りゴマだけは嫌いだった私は殆ど食べる事がない麺料理だった。
だが、リアルな担々麺(汁なし麺)い出会って、
そんな思いは消えていく。
ニューカマーが開いたその店では、
当たり前に汁なし担々麺が売られていて、
汁有りでも擂りゴマなんて入らない独特な味わいがあった。
で、かなり辛い。
汗だくになるくらい暖まる。
それでも日本人向けに、ちょっと胡麻入れたり
甘味を足したりしているのだとか。
これを食べた事から
何となく担々麺を食べるようになっていて、
香港に行った時にも飲茶屋にあったのでオーダーしたりした。
で・・・
これ、私が一番苦手な、擂り胡麻風味いっぱいの麺な上に、
辣油がちょっとかけてあっても、ち〜とも辛く無い&麺がユルユルで・・・
日本から逆輸入された担々麺は、
香港では美味しいと言いがたい代物になっていたのだ。
去年だったか、そんな日本的な担々麺じゃない物を求めて中華街で食べたコイツ。
辛いにも程がある担々麺ではあったけど、胡麻の味が強烈な担々麺全盛ではない事を
理解できる一杯でもあったっけ。
それにしても、どんだけ辣油入ってる?って感じの見た目で、
食べる前からどうしようかって悩んだ事を思い出す。
油って美味しさを与えてくれるモノの一つだし、
自家製辣油は市販品とは比べものにならないくらい味わいが豊か。
そして、丼を手に取って食べる文化じゃない人達が作る料理だから、
レンゲで飲むスープとして辣油の調整もできる事が前提であり、
その食べ方でバランスされた味つけであるのは言うまでも無い。
ただねぇ
自分としては、汁麺はスープを残さずに飲み干したい欲望&義務感があって、
残す事にやっぱり抵抗があったのだよね。
麻婆豆腐もそうで、食べ切った時
多い辣油だけが皿に残る様は、凄く心が痛い。
しかも、そんな辣油が美味しいんだから
質が悪いよね(爆)
さて今日は、何食べよう。
既に酔っ払いなので、コーヒーカップで作るカップヌードルになりそう・・・
ごちそうさまでした。
2020年3月28日土曜日
ハンバーガー
昨日が和な晩飯だったからか、
今日は無性に肉が食いたい。
それもジャンク系なヤツがいいね。
ガシガシと食わなくちゃダメなようなやつがいい。
横浜でハンバーガーと言うとそこそこあるんだけど、
これは美味い!ってのはそうそう無いのも現実。
進駐軍がいた街としてはいささか残念ではあるけど、
そもそもハンバーガーという食べ物を認知したのは
野澤屋(後のノザワ松坂屋)一階のマクドナルドが出店してからのこと。
当時のハンバーガーは80円、チーズバーガーが100円、
ビッグマックは150円だった事を覚えているが、
多分1972年の事だから、駅の立ち食いそばだと40円とかで食べられた時代、
その価格設定はかなりの強気だったと覚えている。
ちなみに「ゆで太郎」や「味奈登庵」の立ち食いそば系の店舗では
かけ蕎麦が340円の設定だから、今の貨幣価値で言うと
普通のハンバーガーが税込みで800円とかの価格になっている感じだろう。
だから、食べた記憶はあまり無くて、
そして未経験の牛肉の匂いに惹かれなかったのは未経験故のこと。
そんなハンバーガー価格も、高度成長期でガンガン上がる物価に合わせて
翌年には80円が100円に上がって、ますます手が届きにくくなったのは
言うまでもない。
以前は、ハワイ料理店だったこの店、
元町に多く存在するアメリカンハウス(JO'S)系列ではあるが、
間違いなく私が見てきた横浜の空気を理解している人が
店舗などを上手くアレンジしているように感じている。
抜群ではないけど、ちゃんとプレミアムなハンバーガーを提供していて、
ベースとなるクラシックバーガーは1100円(税込)となっている。
元町に本社がある店らしく、横浜ブランドを上手く取り入れていて、
ビールはキリンのタップマルシェを利用して、クラフト生を出してくれるんだが、
今日のチョイスはブルックリン・ラガー。
30代の、寝る事が許されないような仕事していた時に出会ったコイツ、
日本初のブルックリン・ラガー(ボトル)を番組で紹介した後に飲んでみたけど、
ただただ重いビールというイメージの中に、
果実味の気配と黒ビールとはちがう風味があって面白いと感じてしまう。
当時のアメリカンビールは、水の様なライトな飲み口が主流で、
バドやクアーズなど、どれもある意味没個性な味わいに統一されていた記憶がある。
日本では徐々にオールモルトビールが支持されだした頃で、
キリンではハートランドビールを1986年に発売し、
自分自身としてはその年にイギリスで地ビールの洗礼を受けてから、
ドッシリとした味わいのビールが好きになっていた。
これは、嬉しい!
と思ったブルックリン・ラガーは、残念ながら当時はあまり売れなくて、
やがて街中からも姿を消してしまうのだが、それがキリンのプロデュースで
広く認知されていく事は個人的にもかなり嬉しい流れなのだ。
ちなみに元町の老舗は、この店のオーナー会社社長もそうだと思うけど、
港町独特の「肩書きより実力を重視するスタイル」で営業展開しているのだと思う。
そしてそんな気質が、認知度がそんなに高くないブルックリン・ラガーを
メニューに載せる形で現れているのでは?と勝手に妄想していたりするのだ。
仕事柄、元町とは付き合いが深くなってしまい、
その中で知り合った中屋という酒店には
ブルックリン・ラガーが無いと相談したらヘンリーワインハード
というオレゴンもプレミアムビールを勧めてもらった事もあった。
ブルックリン・ラガーよりライトで今のクラフトビールと似た美味しさがあって、
あったら飲みたい、売ってたら買いたいビールだったのに、
2010年頃に輸入業者が撤退して、日本から姿を消してしまったのが残念だ。
そんな中屋、
日本でここにしかないチーズを置いたり、美味しい酒ならばちゃんと仕入れて
自信を持って勧める、なんて商売が基本だったけどそれは他の老舗も同様で、
その片鱗は今でも元町をはじめとする港町横浜には残っているのかも知れない。
今日のチョイスはグリーンチリチーズバーガー。
モスバーガーのスパイシーモスバーガーでハラペーニョとハンバーガーの
コンビネーションが楽しいと知ってから、結構な頻度で食べるようになった。
ここのハンバーガーは、優等生的な味わい。
パティのボリュームはもうちょっと欲しいけど、
バランスは良くて、食べた〜な気分に満たされる。
これで肉質に拘ったり、食感に個性を持ったら
もっと魅力的になるんだろうなって思うけど、
そこも含めて上品なバーガーでした。
あ、勿論、妄想食堂ネタね。
もう外出禁止令、発令中だしね(^_^;
いつまでこれが続くんだろうねぇ・・・
ごちそうさまでした。
今日は無性に肉が食いたい。
それもジャンク系なヤツがいいね。
ガシガシと食わなくちゃダメなようなやつがいい。
横浜でハンバーガーと言うとそこそこあるんだけど、
これは美味い!ってのはそうそう無いのも現実。
進駐軍がいた街としてはいささか残念ではあるけど、
そもそもハンバーガーという食べ物を認知したのは
野澤屋(後のノザワ松坂屋)一階のマクドナルドが出店してからのこと。
当時のハンバーガーは80円、チーズバーガーが100円、
ビッグマックは150円だった事を覚えているが、
多分1972年の事だから、駅の立ち食いそばだと40円とかで食べられた時代、
その価格設定はかなりの強気だったと覚えている。
ちなみに「ゆで太郎」や「味奈登庵」の立ち食いそば系の店舗では
かけ蕎麦が340円の設定だから、今の貨幣価値で言うと
普通のハンバーガーが税込みで800円とかの価格になっている感じだろう。
だから、食べた記憶はあまり無くて、
そして未経験の牛肉の匂いに惹かれなかったのは未経験故のこと。
そんなハンバーガー価格も、高度成長期でガンガン上がる物価に合わせて
翌年には80円が100円に上がって、ますます手が届きにくくなったのは
言うまでもない。
以前は、ハワイ料理店だったこの店、
元町に多く存在するアメリカンハウス(JO'S)系列ではあるが、
間違いなく私が見てきた横浜の空気を理解している人が
店舗などを上手くアレンジしているように感じている。
抜群ではないけど、ちゃんとプレミアムなハンバーガーを提供していて、
ベースとなるクラシックバーガーは1100円(税込)となっている。
元町に本社がある店らしく、横浜ブランドを上手く取り入れていて、
ビールはキリンのタップマルシェを利用して、クラフト生を出してくれるんだが、
今日のチョイスはブルックリン・ラガー。
30代の、寝る事が許されないような仕事していた時に出会ったコイツ、
日本初のブルックリン・ラガー(ボトル)を番組で紹介した後に飲んでみたけど、
ただただ重いビールというイメージの中に、
果実味の気配と黒ビールとはちがう風味があって面白いと感じてしまう。
当時のアメリカンビールは、水の様なライトな飲み口が主流で、
バドやクアーズなど、どれもある意味没個性な味わいに統一されていた記憶がある。
日本では徐々にオールモルトビールが支持されだした頃で、
キリンではハートランドビールを1986年に発売し、
自分自身としてはその年にイギリスで地ビールの洗礼を受けてから、
ドッシリとした味わいのビールが好きになっていた。
これは、嬉しい!
と思ったブルックリン・ラガーは、残念ながら当時はあまり売れなくて、
やがて街中からも姿を消してしまうのだが、それがキリンのプロデュースで
広く認知されていく事は個人的にもかなり嬉しい流れなのだ。
ちなみに元町の老舗は、この店のオーナー会社社長もそうだと思うけど、
港町独特の「肩書きより実力を重視するスタイル」で営業展開しているのだと思う。
そしてそんな気質が、認知度がそんなに高くないブルックリン・ラガーを
メニューに載せる形で現れているのでは?と勝手に妄想していたりするのだ。
仕事柄、元町とは付き合いが深くなってしまい、
その中で知り合った中屋という酒店には
ブルックリン・ラガーが無いと相談したらヘンリーワインハード
というオレゴンもプレミアムビールを勧めてもらった事もあった。
ブルックリン・ラガーよりライトで今のクラフトビールと似た美味しさがあって、
あったら飲みたい、売ってたら買いたいビールだったのに、
2010年頃に輸入業者が撤退して、日本から姿を消してしまったのが残念だ。
そんな中屋、
日本でここにしかないチーズを置いたり、美味しい酒ならばちゃんと仕入れて
自信を持って勧める、なんて商売が基本だったけどそれは他の老舗も同様で、
その片鱗は今でも元町をはじめとする港町横浜には残っているのかも知れない。
今日のチョイスはグリーンチリチーズバーガー。
モスバーガーのスパイシーモスバーガーでハラペーニョとハンバーガーの
コンビネーションが楽しいと知ってから、結構な頻度で食べるようになった。
ここのハンバーガーは、優等生的な味わい。
パティのボリュームはもうちょっと欲しいけど、
バランスは良くて、食べた〜な気分に満たされる。
これで肉質に拘ったり、食感に個性を持ったら
もっと魅力的になるんだろうなって思うけど、
そこも含めて上品なバーガーでした。
あ、勿論、妄想食堂ネタね。
もう外出禁止令、発令中だしね(^_^;
いつまでこれが続くんだろうねぇ・・・
ごちそうさまでした。
2020年3月27日金曜日
晋山でのれそれとか
ゴーストタウンのようになってきた中華街。
こんな中で営業するのは、
ちょっと恐いんじゃないか・・と思ったりする。
中華街では多くの店が営業中止になっているけど、
ウチの業務も、中途半端にするくらいならいっそ閉めちゃえって
思うほど、寂しい利用状態になってきた。
「さすがにお客様、減ってきました。」
「ウチも、超常連の人だけが意地張って資料してる感じで・・・」
「中華街、4月12日まで多くの店が休む事になってるんですよ」
「どうりで寂しいワケだね」
今日は、常連として付き合ってる店のバックアップで
晋山で一杯飲む事にしていた。
女将が色々と中華街の情報をくれるんだけど、
この状況には心穏やかではいられないようだ。
スターターでよく頼むのは
この浅漬けとか板わさになる。
そして、何か旬な物を・・と探せば、
あったじゃん、ノレソレが(^_^)
ノレソレは穴子の稚魚で、正にこの時期の旬のもの。
とは言え、漁獲量が少ないので、あったら食べたい物でもある。
心太に似た食感で、白魚や素魚よりも滑らかに感じるけど、
食感を楽しむより喉越しを楽しむようにも感じている。
そう言えば去年も4月頃に晋山でノレソレ食べたっけ?
そして同じ様な感想を持って、
酒をたのしんだんだよなぁ・・・
それにしても新型コロナ、
ここまでの問題に発展すると誰が想像できたろう?
風邪の一種ではあるけど、感染力の強さと劇症化した時の深刻な状況に、
未知のモノ故の恐怖心が乗っかって、様々な問題が持ち上がってきた。
テレビで垂れ流す一方的な情報を鵜呑みにして文句を言う人と対峙すると、
そのファクトチェックも不可能に近い情報に踊る姿が浮き彫りになる。
なるようにしかならないし、
感染力が強ければ社会の中にいれば感染するのも当然で、
だから集う事を避けようとする動きもまた、必然的に加速する。
「どうなるんでしょうね」
「知事がコメント出してから、ウチもいきなり大騒ぎになりました。」
「イタリアみたいに移動禁止になるんですかね」
「日本は主権在民だから、そこまでの拘束力を持つ指示は
法律を作らないと無理だと思いますね。
非常事態宣言を出せば、法に則ってできる事はやるでしょうけど、
まずは宣言してから強制力の無い要請にとどめる形になるはずです。」
日常的な行動を規制する法律を良しとしない人は多くいて、
騒ぎが大きくなる可能性はあると思う。
恐いのはその強制力をどのように行使していくかで、
相手がまだまだ未知な部分が多いウィルスであるから余計、
規制にまで踏み切るのに時間がかかると考える。
今回のコロナ、これがもし武力侵攻だったとしたら・・
あ〜恐いね、
飲み過ぎると良くない考えが浮かぶから、
今日は蕎麦を手繰ってシメましょう。
晋山ならやっぱり更科。
この蕎麦を食べたくて来るようなものだけど、
味わいが安定しているのも凄いと感じている。
このまま状況が加速したら、
ここへも来にくくなるんだろうね。
「ごちそうさまでした。
また近いうち来ますね」
「ありがとうございます。
連絡頂ければ、席を用意しますので。」
「いっそ、完全予約制にしちゃえば?
仕込みの計算もしやすいでしょ?」
「色々、考えています。」
外に出たら、真っ暗な中華街。
この風景も恐怖心を煽るんだよなぁ・・・
ごちそうさまでした。
☆☆
2020年3月26日木曜日
カバのおうどんでかまたまぶっかけ
持病の薬が切れていてヤバイと思いながら、なかなか来られなかったかかりつけ医。
「マスク無しでは入るな」と医者の入り口に注意書きがあって、
事態の深刻は進んでいる事を理解する。
予め電話しておいて短時間で処方してもらって、
無事薬を入手できたんだが、時間が・・早い。
そうか、どっかで晩飯食えるぞ?
どうしよう、どこ行こう。
てか、どこが開いてるんだ??
あ・・
カバのおうどん!
そうか〜
久しぶりに饂飩食うかね。
この前、乾麺の饂飩食べたら、
外で饂飩食べてない事に気づいちゃったしね(^_^)
と言う事で、久々だから
ビール&天麩羅の盛り合わせ、いってみよ〜!
かしわと野菜天の盛り合わせ。
昨日、のり弁の写真見ちゃったら揚げ物食べたくなっちゃったんだな(爆)
あ・・・・れ・・・・れ・・・・?
これさぁ・・
水がダメだよねぇ・・・
中区辺りの古い水道管から出る、水独特の匂いがある。
あ〜浄水器のフィルター、死んだのね。
こうなると、饂飩はどうなんだろうねぇ。
かまたまぶっかけ饂飩
かけにしようかと思ってたけど、
饂飩を楽しむならぶっかけかなって思ってオーダーして正解だった。
しっかりとした腰が楽しく、出汁醤油が楽しい。
饂飩にも水の匂いがあるのが残念だけど、かば粉(オリジナルトッピング)
を多めにふりかけて山椒パワーで腰を楽しむ事にする。
ググってみると、ネガティブな書込みもあったのは
この状況を招いている何かの影響なのかも知れないね。
店の雰囲気も良く、丁寧に作っている空気があるから、
時間を置いてまた来てみよう。
たまたまって事もあるしね。
ごちそうさまでした。
2020年3月25日水曜日
海苔弁
今日はオフ。
とにかく外出自粛にする。
最近は、インスタント系と冷食系の食べ比べ的なことをしながら
なんとか楽しみを見いだそうとしているけど、結構つまらない。
あ〜
ほか弁とかあったら買いに行くんだけど・・・
って外出しちゃダメじゃんねぇ(爆)
おい、
それは無いだろ!
どうしろ・・と(T_T)
マスクとかトイレットペーパーとかだけじゃなく、
冷食もレトルトもパスタも無いじゃんねぇ・・・
スーパーが凄い事になってるのに驚きつつ、
諦めてストックのカップヌードルとか食べる事にする。
こうなってくると、
コンビニの冷食とかインスタント物がありがたいんだが、
やっぱり品薄だったりする。
こりゃ、初ウーバーイーツか?
え?
ちょっと待て、ウーバーイーツ価格って凄い高いぞ?
300円の海苔弁買うのに550円ってどういうこと??
その上、配送手数料が250円??
サービス料10%に700円以下だとさらに150円加算???
海苔弁ほ本来価格の倍以上になるってこと?
配送手数料は店によって違うのね。
大戸屋が300円なのに、TGIフライデーは50円・・
どうなってんじゃ、これは。
なるほど、街にウーバーイーツだろうチャリやバイクが
あふれ出すワケだわ。
あ〜、なんか海苔弁食べたくなっちゃったなぁ・・・
海苔弁って、300円なのにこのボリューム感がありがたくて、
しかもご飯に海苔が敷いてあるのが嬉しいんだよね。
揚げ物の魅力にタルタルソースまでつけるんだからたまらんが、
ご飯の中には海苔が無いのが残念だったりする。
思い出せば、海苔弁って昭和の時代の横浜では定番の弁当だった。
(他の地域の事は知らない)
ちょっと贅沢できる家の子はご飯の間にも海苔敷く2段重ねの海苔弁で、
そうじゃない子はご飯の上だけに1枚敷く。
あ、ウチは海苔が勿体ないと言われて殆ど作ってくれなかった。(^_^;
そう、海苔弁というのは、醤油で味付けしたおかかと海苔だけの弁当で、
おかずが少ない(もしくは無い)弁当を楽しめる庶民の弁当だったのだ。
その海苔弁、冷めても美味しい物で、
コンビニのおかかのおにぎりを食べると、その味わいをちょっと思い出す。
そんな海苔弁、ほか弁が海苔の中入れは無しで揚げ物を乗せる形にして売り出し、
今はその形が海苔弁のスタンダードになってしまっただけの事。
そういう自分も、友達の美味しそうな海苔弁を見ながら弁当を食べた恨みを
ほか弁の海苔弁を食べる事で晴らしてきたんだけどね(爆)
と言う事で今日は、カップヌードルを食べます。
ごちそうさまでした。
とにかく外出自粛にする。
最近は、インスタント系と冷食系の食べ比べ的なことをしながら
なんとか楽しみを見いだそうとしているけど、結構つまらない。
あ〜
ほか弁とかあったら買いに行くんだけど・・・
って外出しちゃダメじゃんねぇ(爆)
おい、
それは無いだろ!
どうしろ・・と(T_T)
マスクとかトイレットペーパーとかだけじゃなく、
冷食もレトルトもパスタも無いじゃんねぇ・・・
スーパーが凄い事になってるのに驚きつつ、
諦めてストックのカップヌードルとか食べる事にする。
こうなってくると、
コンビニの冷食とかインスタント物がありがたいんだが、
やっぱり品薄だったりする。
こりゃ、初ウーバーイーツか?
え?
ちょっと待て、ウーバーイーツ価格って凄い高いぞ?
300円の海苔弁買うのに550円ってどういうこと??
その上、配送手数料が250円??
サービス料10%に700円以下だとさらに150円加算???
海苔弁ほ本来価格の倍以上になるってこと?
配送手数料は店によって違うのね。
大戸屋が300円なのに、TGIフライデーは50円・・
どうなってんじゃ、これは。
なるほど、街にウーバーイーツだろうチャリやバイクが
あふれ出すワケだわ。
あ〜、なんか海苔弁食べたくなっちゃったなぁ・・・
海苔弁って、300円なのにこのボリューム感がありがたくて、
しかもご飯に海苔が敷いてあるのが嬉しいんだよね。
揚げ物の魅力にタルタルソースまでつけるんだからたまらんが、
ご飯の中には海苔が無いのが残念だったりする。
思い出せば、海苔弁って昭和の時代の横浜では定番の弁当だった。
(他の地域の事は知らない)
ちょっと贅沢できる家の子はご飯の間にも海苔敷く2段重ねの海苔弁で、
そうじゃない子はご飯の上だけに1枚敷く。
あ、ウチは海苔が勿体ないと言われて殆ど作ってくれなかった。(^_^;
そう、海苔弁というのは、醤油で味付けしたおかかと海苔だけの弁当で、
おかずが少ない(もしくは無い)弁当を楽しめる庶民の弁当だったのだ。
その海苔弁、冷めても美味しい物で、
コンビニのおかかのおにぎりを食べると、その味わいをちょっと思い出す。
そんな海苔弁、ほか弁が海苔の中入れは無しで揚げ物を乗せる形にして売り出し、
今はその形が海苔弁のスタンダードになってしまっただけの事。
そういう自分も、友達の美味しそうな海苔弁を見ながら弁当を食べた恨みを
ほか弁の海苔弁を食べる事で晴らしてきたんだけどね(爆)
と言う事で今日は、カップヌードルを食べます。
ごちそうさまでした。
2020年3月24日火曜日
ケーブルカーでステーキとか
既に、今月中のオープンは難しいと噂される中華街、
張り紙を出して閉めている店は増え続け、
頑張っているのは、ニューカマーの食べ放題店だけな感じになってきた。
お気に入りの店が開いている時間もジワジワと早くなってきてて、
頑張って行ってみてもダメな事が多くなってきた。
まぁ、しょうがないよね。
外出自粛の流れが見えている今、観光客が激減している横浜は、
死に体になりつつあるのだ。
今日はケーブルカーで晩飯を食べようと考えていた。
だが、あの店とて、中華街の食事後に寄る客が多い店だから、
いつまでやっているかわからなくなってきた。
まずは、ギネス生をパイントで。
ギネス生が楽しめる店はあまり多く無くて、
ギネスを飲みたくなるとケーブルカーへ行くクセがついてしまった。
注ぐ時は、ちゃんと時間をかけて泡を安定させ、
シャムロックも描いた形で出してくれる。
ギネスは注いでから2分は待てと言われるビールであり、
この独特な形のグラスにも実は意味がある。
独特な泡のクリーミーな感触を作り出すための形として設計され、
注ぎ方にもルーティンがあったりするが、
あのきめ細かい泡を楽しむためのお約束としては、泡が落ち着くまで待て
という事らしい。
ギネスグラスのハープのところまで注いでしばし放置してから
継ぎ足してシャムロックを描く、というのがケーブルカーのやり方だけど、
こういう拘りがある店って好きなんだよね。
そして今日の晩飯は、
やっぱりコイツになっちゃうワケで(^_^;
やっぱこれだよね〜
って呟きそうになる安定の味わい。
リーズナブルにステーキを楽しむならここだって思うのは毎度のこと。
1ポンドという設定もあるけど、ミリーラフォーレの1ポンドステーキに比べたら
こっちの方が脂が多いので多分食べきれない、と思っての250グラム。
23時過ぎに食べるにはちょっとヘビーだけど、
今日は炭水化物レスで食べるので良いんです!
それにしても自分、
ここまで牛肉好きになるとは思わなかった。
20代の小僧の頃に、
八ヶ岳の西部系ホテルで食べた信州牛のステーキが美味すぎて、
以来、あの味わいをずっと求めてはいたんだけど、
それは、口の中で消えてしまうような脂分が多いサーロインだった。
そしてそんな凄いステーキに再度出会うまでには20年以上かかった、
と記憶しているけど、そんな長い時間の中で赤身肉の方が好きになる・・・
という自分自身の変化も起きてしまったのは、ある意味皮肉でもある。
でも、脂が嫌いになったワケじゃ無くて、
口の中で消えてしまうようなステーキだって大好きなんだけど、
肉食った〜って気分を味わうには、やっぱり赤身系の肉が楽しいんだよね(^_^;
と言う意味も含め、
適度に脂が弱いこのサーロインは、
自分にとっては絶妙なバランスになるのですな。
さて、事態はいよいよヤバくなってきた。
週末は外出の自粛、という指示が出てくるだろう。
いよいよ、外食が難しくなってきたね。
どうしたもんじゃろのぉ〜
ごちそうさまでした。
2020年3月23日月曜日
海老原でにぎりとか
今日は、昨日よりさらに早く上がれた。
19時過ぎだから選択肢は多いぞ?
とちょっと嬉しくなる。
とは言え昨日、中華街のこんな風景を見ちゃってるから、
今日は関内辺りで晩飯にしようかな。
それにしても中華街は、
既にゴーストタウンの様相を見せていた。
関内では空のタクシーがグルグル走り回り、
キャッチなお兄さんと店内にいるはずのお姉さん達が
数少ない歩行者に声をかけまくっている。
ただ、毎度の事だけど、私には誰も声をかけてくれない。
不思議だ・・・
「あれ? 久しぶりですね」
「あれ? 海老さん、何故こんなところへ?」
「いやぁ、お客さんいなくて、
ちょっと散歩に。」
「と言う事は、ネタありますね?」
「勿論です!」
海老原の大将と出会うなら、
今日は海老原デイという事だろう。
19時を過ぎちゃうと、常連でいっぱい&ネタが少なくなるので
今日は無理だなぁ・・と諦めていたのに、これは嬉しいね。
「さよりです」
「シーズンだよねぇ。
それにしても今日は日とが少ないですね」
「ウチとしては珍しいですね。
常連さんが多いのであまり変わらない感じで営業させてもらってますけど。」
「なんでまた、散歩に?」
「暇だ〜って呟いたら、スタッフに散歩でもしてきたら?って言われて」
「で、私が釣れた・・と」
今日は1対1だから色々話もさせてもらったけど、
常連客が多い店は、どこも2割減くらいの影響が多いようで、
だけど宴会は軒並みキャンセルになって、それが厳しい、とのこと。
私も職場が関内にあった頃はよく顔を出せたけど、
今は南区なので、18時過ぎに店に入るのはかなり難しいワケで、
かなりご無沙汰ではあった。
「真鯛です」
「そうか〜、やっぱり春だよね〜」
城ヶ島にある水産試験場に行った時、
生け簀で飼ってる真鯛が真っ黒だったので、
そこで働いていた友人に「鯛って赤いんじゃないの?」って
素人丸出しで質問した事があった。
鯛は色が変わる魚で、浅い生け簀で飼ってると日焼けして真っ黒になるし、
春は産卵期を迎えて雌が桜色に変わる事から桜鯛と言われると教えられた。
「食文化として、旬を楽しむ意味では桜鯛は良いけど、
産卵期より前の寒い時期の方が美味しいんだよ」
「鰻と同じだね。」
「今の人は、スーパーでしか魚を買わないから、
魚の旬も良く知らないし、食べ方もわかってない人もいるんだよ。
漁食を増やすために、小学校の給食に鰺を使った料理を提案したりしてるんだ。」
白身魚が美味い店は、目利きと処理の仕方がよくわかってる店。
うまく熟成させる事で旨味が出ると知れば、
とれたての魚が美味しくない事もわかるんだけど、
活きの良さ=美味さと錯覚させる情報が多いのが現実なのだ。
「じゃぁさ、今獲ってきた・・な魚をその場で捌いて食べさせる店、
美味しく感じるのは何故なの?」
「醤油で誤魔化されてるだけなんだよ」
「え〜?」
「あれ、魔法の調味料だもん」
今日のシメは鮪。
海老原ではあまり鮪を食べる事は無いんだが、
多分それは大将の気遣いで、コストパフォーマンスが良くないから
なんだと思ってる。
今日は客が少ないから出してくれたのね・・
と思いつつ食べたけど、久々の鮪は美味かった(^_^)
それにしても今日は、
客を引っ張る事もできないらしい。
いつもだったら、誰も居ない店に入っても
出るまでに他の客を多く引っ張るんだけど、
客寄せパワーもコロナには勝てないのだろう。
サラッと飲んで食べたので、
今日は早く帰って練ることにします。
ごちそうさまでした。
☆
19時過ぎだから選択肢は多いぞ?
とちょっと嬉しくなる。
とは言え昨日、中華街のこんな風景を見ちゃってるから、
今日は関内辺りで晩飯にしようかな。
それにしても中華街は、
既にゴーストタウンの様相を見せていた。
関内では空のタクシーがグルグル走り回り、
キャッチなお兄さんと店内にいるはずのお姉さん達が
数少ない歩行者に声をかけまくっている。
ただ、毎度の事だけど、私には誰も声をかけてくれない。
不思議だ・・・
「あれ? 久しぶりですね」
「あれ? 海老さん、何故こんなところへ?」
「いやぁ、お客さんいなくて、
ちょっと散歩に。」
「と言う事は、ネタありますね?」
「勿論です!」
海老原の大将と出会うなら、
今日は海老原デイという事だろう。
19時を過ぎちゃうと、常連でいっぱい&ネタが少なくなるので
今日は無理だなぁ・・と諦めていたのに、これは嬉しいね。
「さよりです」
「シーズンだよねぇ。
それにしても今日は日とが少ないですね」
「ウチとしては珍しいですね。
常連さんが多いのであまり変わらない感じで営業させてもらってますけど。」
「なんでまた、散歩に?」
「暇だ〜って呟いたら、スタッフに散歩でもしてきたら?って言われて」
「で、私が釣れた・・と」
今日は1対1だから色々話もさせてもらったけど、
常連客が多い店は、どこも2割減くらいの影響が多いようで、
だけど宴会は軒並みキャンセルになって、それが厳しい、とのこと。
私も職場が関内にあった頃はよく顔を出せたけど、
今は南区なので、18時過ぎに店に入るのはかなり難しいワケで、
かなりご無沙汰ではあった。
「真鯛です」
「そうか〜、やっぱり春だよね〜」
城ヶ島にある水産試験場に行った時、
生け簀で飼ってる真鯛が真っ黒だったので、
そこで働いていた友人に「鯛って赤いんじゃないの?」って
素人丸出しで質問した事があった。
鯛は色が変わる魚で、浅い生け簀で飼ってると日焼けして真っ黒になるし、
春は産卵期を迎えて雌が桜色に変わる事から桜鯛と言われると教えられた。
「食文化として、旬を楽しむ意味では桜鯛は良いけど、
産卵期より前の寒い時期の方が美味しいんだよ」
「鰻と同じだね。」
「今の人は、スーパーでしか魚を買わないから、
魚の旬も良く知らないし、食べ方もわかってない人もいるんだよ。
漁食を増やすために、小学校の給食に鰺を使った料理を提案したりしてるんだ。」
白身魚が美味い店は、目利きと処理の仕方がよくわかってる店。
うまく熟成させる事で旨味が出ると知れば、
とれたての魚が美味しくない事もわかるんだけど、
活きの良さ=美味さと錯覚させる情報が多いのが現実なのだ。
「じゃぁさ、今獲ってきた・・な魚をその場で捌いて食べさせる店、
美味しく感じるのは何故なの?」
「醤油で誤魔化されてるだけなんだよ」
「え〜?」
「あれ、魔法の調味料だもん」
今日のシメは鮪。
海老原ではあまり鮪を食べる事は無いんだが、
多分それは大将の気遣いで、コストパフォーマンスが良くないから
なんだと思ってる。
今日は客が少ないから出してくれたのね・・
と思いつつ食べたけど、久々の鮪は美味かった(^_^)
それにしても今日は、
客を引っ張る事もできないらしい。
いつもだったら、誰も居ない店に入っても
出るまでに他の客を多く引っ張るんだけど、
客寄せパワーもコロナには勝てないのだろう。
サラッと飲んで食べたので、
今日は早く帰って練ることにします。
ごちそうさまでした。
☆
2020年3月22日日曜日
正宗麻婆豆腐
職場の裏は、こんな感じで桜が開き始めた。
毎年この時期は花見客が押し寄せ、この辺りも満開になる頃には
宴会しちゃう人達もいる場所だけど、人通りは少なくなっている。
それでもまだ、南区は暢気な気配がいっぱいで、
公園はいつもと変わらない風景があったりする。
晩飯を食べる店が減っていく毎日があっても
風景は変わらないのが、ある意味皮肉。
そして、影響が見えない街は
世間の騒ぎを対岸の火事として見ているのかも。
そして今日も、仕事はやっぱりしっかりあって、
毎度お馴染みな晩飯難民になりそうだったが、
頑張っていつもよりは早く退勤する事ができた。
さ〜て、
どこで飯食おう。
早めとは言え、世間から見れば早いとは言い難い。
各社には宴会禁止令が広がってか、居酒屋系の店も早仕舞いが目立ってきた。
ちゃんとした晩飯にしたいと思うけど、
どうせ行くなら常連的な店へ、と思うので
まだラストオーダーじゃない店をサーチしたら、重慶飯店がヒットした。
行くか。
重慶飯店ならやっぱ正宗麻婆豆腐かな。
これとご飯だけでもう幸せな晩飯。
勿論、青菜炒め&ビールを楽しむけど(^_^;
きた〜
この辛さ&痺れ!
汗がジワジワでる楽しさはたまらんっす(^_^)
重慶飯店の麻婆豆腐は中華街で食べる物としては良いもので、
勿論人気の一品なんだけど、正直言えば麻が足り無くて
いつも花椒を別皿でもらって、ふりかけながら食べるのがデフォルトでもあった。
そしてこの正宗麻婆豆腐が登場して、食べてみたら日本人向けの味付けではあるけど
花椒をさらに振りかける必要が無いくらいになっていて、
以来、重慶飯店ではこれしか食べなくなっている。
通常の麻婆豆腐は合い挽きを使うけど正宗麻婆豆腐は牛挽肉を使い、
ネイティブな味を想像できるレベルにまで香辛料を効かせているのだとか。
正宗と言えば、「正統派」とか「正真正銘の」とかいう意味だと聞いているけど、
これが重慶飯店の自信作という意味での正宗なんだろうなぁ・・
と勝手に思う夜、広いフロアで食事をするのはほんの数組な状態に、
少しばかり恐怖も感じつつの晩飯だった。
ごちそうさまでした。
☆
2020年3月21日土曜日
隅田川で鰻重とか
彼岸なので、墓参り。
いつも通りのルーティンではあるけど、
寺には季節を感じる緑があって、
それを切り取るのが楽しみになってきた。
で、
もう一つの楽しみはコッチ。
例によって例のごとく、
鰻を食べるのですよ(^_^;
これも決まりになってきた、ぬたで一杯。
隅田川は柴漁港が近い事も合ってか、美味しい地魚が用意されていて
ぬたもこんな贅沢な仕上がりになっている。
ぬたと言えば、葱と鮪で作るものと思い込んでいたけど、
どうやら酢味噌と思い込んでいたタレの事をぬたと言うんだ、
と知ったのはいつの事だろう。
子供の頃、母親が好きでたまに作ったけど、
その酢味噌がもったいないからと砂糖を使わずに作るもので、
まさに酢と味噌を混ぜたものだったから、ただ酸っぱ辛いものと
刷り込まれてしまった。
戦前生まれ、戦中・戦後を生き抜く中、
醤油も塩もケチるのは当たり前で砂糖なんてもっての外な味付けな上に、
絶望的に料理のセンスが無い人だったから、味気ない炭味の魚を食べたり
お粥の様な標準米を食べたり・・と(^_^;
ググってみれば様々なぬたがあって驚いたけど、基本は
魚なら刺身で食べられる物、野菜だったらお浸しで食べられる物を使って
ぬたと言われるタレに和えていればいいらしい。
まぁ、こんなスタイルはある意味古典的なのかも知れないけど、
自分の中のぬたのイメージは、こっち系であるのは言うまでもない。
来ました!
今日は松があったから松でオーダー。
やっぱこれだよね(^_^)
ここの鰻は鰻のクオリティとタレの味が好きなので、
自分としては金沢区に来たらここで鰻を食べたいって思ってしまう。
ちなみにここの鰻重は竹、松、上の三種類。
竹はこの鰻より小さめな物を使い、
上は竹をベースに鰻をさらに中入れした物になる。
食べてみると、松が一番楽しい感じがあって
あったら松を頼むようになってしまった。
コロナウイルスの影響があってやってるかなぁ・・と思ってたけど、
普通に営業していたから食べられたけど、ジワジワと規制が加速する今、
次にこれが食べられるのは何時になるだろう?と思ってしまu
早く収束して欲しいものですね。
ごちそうさまでした。
☆
2020年3月20日金曜日
結局
今日は、講座をやる予定だった。
しかしながら、通達もあって中止。
細かく撮りためてきたテキスト用写真も
日の目を見る事なく、保存ということになる。
質の悪い風邪だと思っていたコロナは
強力な感染力を持って感染者を増やしている。
その中で見えてきたのは、死亡に至る劇症化するパターンと
感染に気づかないパターンがあって成人病を持つ人が劇症化する可能性が高いこと。
感染力の高さと、現時点においてワクチンや対応する薬が無い事から、
ジワジワと感染防止の対策が厳しくなってきたわけで、
そんな流れからの講座中止は受け入れるしかないね。
マスクをする習慣が無い欧米諸国、
加えて靴を脱がない居室環境もあるだろう。
生活様式の中にウィルスを防御するためのハードルが高いからか、
イタリアはアウトブレイクに陥った。
(3月15日現在、2万人に感染者が確認されたようだ)
この事態は、
恐怖という化け物が人々の心を掴んで、
攻撃的な反応に繋がっていく。
自治体の決定に不満を持つユーザーが、
やり場の無い怒りをぶつけてくるけど、
それで何が解決するのだろうか・・と質問したくなる欲求が触れるだけ。
あ〜
こんな日は、美味い物でも食べたいよね?
え・・
ここも休みですか・・・
え?もう閉めちゃうの??
昨日より今日の方が、
さらに晩飯難民な私には辛い状況になってる???
もういいですわ。
ランチだけにしておきたかったけど、
健気に頑張ってるお店で食べさせていただくわ。
結局、牛丼です。
慣れている「すき家」です。
吉野家ってのも考えたけど、
近場にあったのはすき家だからね。
他に食べる場所が少ないからか
店は結構混んでいる。
ビールがキリンだったら「すき飲み」でも良かったけど、
何故スーパードライなんだろうね。
アサヒって、仕切りが安いのかなぁ・・・
なんかだんだん、
ここに上げる料理の幅が狭くなっていく予感がする。
毎日食べるけど、毎日同じ様なものを食べていると、
そのうち、感情が爆発しそうで恐い。
どうしたもんじゃろのぉ・・・・・
ごちそうさまでした。
しかしながら、通達もあって中止。
細かく撮りためてきたテキスト用写真も
日の目を見る事なく、保存ということになる。
質の悪い風邪だと思っていたコロナは
強力な感染力を持って感染者を増やしている。
その中で見えてきたのは、死亡に至る劇症化するパターンと
感染に気づかないパターンがあって成人病を持つ人が劇症化する可能性が高いこと。
感染力の高さと、現時点においてワクチンや対応する薬が無い事から、
ジワジワと感染防止の対策が厳しくなってきたわけで、
そんな流れからの講座中止は受け入れるしかないね。
マスクをする習慣が無い欧米諸国、
加えて靴を脱がない居室環境もあるだろう。
生活様式の中にウィルスを防御するためのハードルが高いからか、
イタリアはアウトブレイクに陥った。
(3月15日現在、2万人に感染者が確認されたようだ)
この事態は、
恐怖という化け物が人々の心を掴んで、
攻撃的な反応に繋がっていく。
自治体の決定に不満を持つユーザーが、
やり場の無い怒りをぶつけてくるけど、
それで何が解決するのだろうか・・と質問したくなる欲求が触れるだけ。
あ〜
こんな日は、美味い物でも食べたいよね?
え・・
ここも休みですか・・・
え?もう閉めちゃうの??
昨日より今日の方が、
さらに晩飯難民な私には辛い状況になってる???
もういいですわ。
ランチだけにしておきたかったけど、
健気に頑張ってるお店で食べさせていただくわ。
結局、牛丼です。
慣れている「すき家」です。
吉野家ってのも考えたけど、
近場にあったのはすき家だからね。
他に食べる場所が少ないからか
店は結構混んでいる。
ビールがキリンだったら「すき飲み」でも良かったけど、
何故スーパードライなんだろうね。
アサヒって、仕切りが安いのかなぁ・・・
なんかだんだん、
ここに上げる料理の幅が狭くなっていく予感がする。
毎日食べるけど、毎日同じ様なものを食べていると、
そのうち、感情が爆発しそうで恐い。
どうしたもんじゃろのぉ・・・・・
ごちそうさまでした。
2020年3月19日木曜日
ヴェール・パール・ナオミオオガキで新タマネギのスープとか
コロナウイルスの影響は、自分の仕事にも大きく影響が出てきている。
客前は、マスク着用が当然なのだが、既にマスクもアルコール手指消毒剤も入手不能。
客商売でもあるからマストなのにヤバいなぁ・・と思うんだけど、
何故かスタッフは全員調達できていたりする。
それにしても横浜はノンビリで、
街中ではマスクを使用しない人も結構多く、
既に通常通りの営業ができていない自分達にとっては
ちょっと拍子抜けする気持ちにさえなってしまう。
でも、それでも、
夜の飲食店の減り方が加速してきた。
夜中まで営業してた店が21時で閉めてしまうとか、
そもそも営業を停止してしまった店とかが増えてきて、
食べる場所に苦労するようになってしまった。
で、今日は、
終電終わっても営業しているヴェールへ行く事になる。
美味しいからついつい食べ過ぎ飲み過ぎに陥りやすいけど、
その分コストもよろしいので、注意は必要なのだが・・・
まぁ、いいか(^_^;
ヴェールと言えば、このパテ・アン・クルート。
今日は端の部分が残っていたので、それをもらった。
パテを包む皮が片面全部にあるから、
独特の食感を十二分に味わえるのが楽しい。
この部分を敢えて食べたい、という客もいると聞くけど、
自分としてはあったら食べたい、というレベルかも知れない。
「今日は新タマネギのスープがありますけど、いかがですか?」
「いただきます!」
今は無き、修廣樹の新タマネギのスープは抜群だったから、
フレンチとかイタリアンで新タマネギのスープがあると聞くと
反射的にオーダーしてしまうようになった。
へ〜
見事に食材の味わいをストレートに表現するような
瑞々しさあるスープに仕上がっている。
これは嬉しい。
素直な味わいというか、穏やかな味わいと言うべきか、
でも食べている時は間違いなく無言になってしまう魅力があって、
よくぞ勧めてくれました・・・と、嬉しくなってしまった。
これだから、この店はヤバイのですよ。
真夜中と言っていいこの時間に、このクオリティの食事が楽しめるのは希有。
まして今、晩飯難民な私にとっては
もう夢のような一時をありがとうございます、と言いたくなる。
スペッツェルとい名の、アルザス独特のパスタ。
食感はスイトンのようなモチモチ感があって、
濃厚なソースにも負けない強さがある。
で、そのコンビネーションが凄く楽しいんだわ(^_^)
スイトンはその食感が好きでたまに母親が作ってはくれたけど、
食べる時になると「戦時中を思い出す」とぼやき不機嫌になるので、
食べたいけど頼めない料理ではあった。
だから余計、このモチモチに惹かれるのかなぁ・・
と飲んだくれながらも、子供の頃を思い出したりする。
アルザスはスイスとドイツの国境沿いの地区で、
戦争によってドイツになったりフランスになったりで
ドイツの影響も大きく残っていると聞く。
自分としては、若き頃にワインにはまるきっかけとなった
ドイツワインを味わう中で、フランケンやアルザスのワインに出会った事で
アルザスと言う地域はなんとなくドイツに近い場所、と思っていた。
フレンチのシェフがアルザス料理に拘ったのは
クロスオーバーな文化がある中で育まれた料理だったって事はあるだろうけど、
ヴェールの料理に一貫してあるのは、肉料理の美味しさだと感じている。
鹿や猪、兎など様々な肉が日替わりで用意され、
そのどれもが魅力的であるのは、肉の扱い方が上手い、という事だろう。
先日ここで食べた鹿は、下手なステーキよりも遙かに魅力的で、
肉その物の美味しさだけがあるような、素晴らしい焼き方になっていた。
最近の牛肉は、前にも増して脂が多くなっているように感じていて、
だから余計に赤身肉のような脂が少ない物が欲しいのだろう。
とは言え、それは私自身の牛脂を分解する能力が落ちてきた、
って事でしかないのだとも思うけど。
それにしても毎晩、
23時頃に晩飯っていかんよね〜(T_T)
ごちそうさまでした。
☆☆
2020年3月18日水曜日
バーグでフランクソーセージピカタカレー
今日は遅番。
何故だか知らないけど、月中からバスの運行予定が変わっていて、
いつもと違う感じで動いていたけど、早めに着きすぎてしまった。
だったらさぁ・・
最近行ってないあそこに行く、かなぁ・・・
ここのところ、行きたくても行けてなかったバーグ。
ランチタイムに余裕が持てる遅番で、
かつ早めに職場近くまで到達できていないと難しい。
つまりシフトの関連もあって、タイミングが少ない上に、
体調とか他の用事とか諸々あっての、ご無沙汰だったと。
と言う事で久々のバーグでは何を食べよう。
スタミナカレーかオムレットカレーがすぐ頭に浮かぶけど、
まずはその前にチェックする今週のオススメ。
フランクソーセージピカタカレー?
なんだそりゃ??
ピカタって、豚肉と玉子の料理だよね?
何故にフランクフルト??
はい、オーダーします。
おいおいおい
これはピカタじゃないだろうよ〜
ソーセージエッグカレーで良いんじゃないの??
まぁ・・
フランクフルトなサイズのソーセージではあるけど、
ケチャップがどっちゃりって、カレーとケンカしないですかね?
あ〜
まぁ、こんな味だよねって感じ(^_^;
ただ、これをピカタと言っちゃダメだよね。
ケチャップはやっぱり強かったよね。
うん、これ、ビールと一緒に食べたいね。
上をアテにビール飲みつつ、
ソーセージ食べ切ったあとカレーを楽しんだら良いかも。
しかもコイツ、デフォルトだと味噌汁がついてくるので、
私は最初から「ご飯少なめ・味噌抜き」でオーダーするんだけど、
この味わいに味噌汁、どう考えても合わないよね?
(カレーに味噌汁付ける意味がそもそもわからないけど)
で、ソーセージとケチャップを楽しんじゃってから
残りを混ぜちゃうと、バーグのカレーが楽しめる。
まぁ・・
久々のバーグ、やっぱりスタミナカレーにしておけば良かったなって感じ。
ごちそうさまでした。
何故だか知らないけど、月中からバスの運行予定が変わっていて、
いつもと違う感じで動いていたけど、早めに着きすぎてしまった。
だったらさぁ・・
最近行ってないあそこに行く、かなぁ・・・
ここのところ、行きたくても行けてなかったバーグ。
ランチタイムに余裕が持てる遅番で、
かつ早めに職場近くまで到達できていないと難しい。
つまりシフトの関連もあって、タイミングが少ない上に、
体調とか他の用事とか諸々あっての、ご無沙汰だったと。
と言う事で久々のバーグでは何を食べよう。
スタミナカレーかオムレットカレーがすぐ頭に浮かぶけど、
まずはその前にチェックする今週のオススメ。
フランクソーセージピカタカレー?
なんだそりゃ??
ピカタって、豚肉と玉子の料理だよね?
何故にフランクフルト??
はい、オーダーします。
おいおいおい
これはピカタじゃないだろうよ〜
ソーセージエッグカレーで良いんじゃないの??
まぁ・・
フランクフルトなサイズのソーセージではあるけど、
ケチャップがどっちゃりって、カレーとケンカしないですかね?
あ〜
まぁ、こんな味だよねって感じ(^_^;
ただ、これをピカタと言っちゃダメだよね。
ケチャップはやっぱり強かったよね。
うん、これ、ビールと一緒に食べたいね。
上をアテにビール飲みつつ、
ソーセージ食べ切ったあとカレーを楽しんだら良いかも。
しかもコイツ、デフォルトだと味噌汁がついてくるので、
私は最初から「ご飯少なめ・味噌抜き」でオーダーするんだけど、
この味わいに味噌汁、どう考えても合わないよね?
(カレーに味噌汁付ける意味がそもそもわからないけど)
で、ソーセージとケチャップを楽しんじゃってから
残りを混ぜちゃうと、バーグのカレーが楽しめる。
まぁ・・
久々のバーグ、やっぱりスタミナカレーにしておけば良かったなって感じ。
ごちそうさまでした。
2020年3月17日火曜日
乾麺の饂飩を食べてみる
もらい物の乾麺セットがある。
蕎麦と饂飩のセットで
粉末だけど汁も用意されている。
自宅で乾麺の饂飩や蕎麦を食べるって殆ど無くて、
自分としてはパスタとどう違う?ってツッコミつつも用意する気が無いのは、
それらは外で生麺を食べた方が絶対美味いってわかっているからだ。
勿論、饂飩の冷凍物は美味しい事は知っているし、
何回か家でぶっかけ饂飩を楽しんだ事はあったけど、
そもそも冷食をストックしてまで饂飩を食べたい気が無いワケだ。
でも、もらってしまった乾麺を
食べずに放置ももったいない。
何やら名物っぽい注釈もあったりするので
ちょっと細めな饂飩を食べてみる事にした。
肉・蒲鉾・葱と鰹節は時前。
汁は関西系の薄い色合いで悪く無さそうだ。
へ〜
乾麺のワリには楽しいね(^_^)
汁はちょっと化調な気配があるし、
塩の角が立つ感じではあるけど悪く無い。
ぶっかけで楽しむほどの太さが無いからこうしたけど、
シンプルに楽しめていいかもね。
あ・・・
生卵落とすの忘れたわ(-_-)
関東は饂飩文化では無いので
饂飩専門店はそう多くない。
吉野家がやってる「はなまるうどん」とか「丸亀製麺」とか
「夢吟坊」とかのチェーン店はあっても、「カバのおうどん」みたいな
饂飩を前面にだしてやってる店はググらないと気がつかないのが現実。
まぁ、饂飩は街の蕎麦屋で食べる物だったし、
そんな蕎麦屋にはカレーライスやハンバーグ定食とかもあったりして、
庶民的な食べ物ではあったけど。
そんな土地柄なのに元町に饂飩専門店ができた事が随分前にあって、
讃岐で饂飩打ちの修行をしてきたメンバーが食べに行ったら、
「日本で一番高い粉を使って、日本で一番不味い饂飩を打っている」
と呆れていた事もあったけ。(いつの間にかその店は消えたけど)
そう言えば「カバのおうどん」最近行ってないなぁ・・・
ごちそうさまでした。
蕎麦と饂飩のセットで
粉末だけど汁も用意されている。
自宅で乾麺の饂飩や蕎麦を食べるって殆ど無くて、
自分としてはパスタとどう違う?ってツッコミつつも用意する気が無いのは、
それらは外で生麺を食べた方が絶対美味いってわかっているからだ。
勿論、饂飩の冷凍物は美味しい事は知っているし、
何回か家でぶっかけ饂飩を楽しんだ事はあったけど、
そもそも冷食をストックしてまで饂飩を食べたい気が無いワケだ。
でも、もらってしまった乾麺を
食べずに放置ももったいない。
何やら名物っぽい注釈もあったりするので
ちょっと細めな饂飩を食べてみる事にした。
肉・蒲鉾・葱と鰹節は時前。
汁は関西系の薄い色合いで悪く無さそうだ。
へ〜
乾麺のワリには楽しいね(^_^)
汁はちょっと化調な気配があるし、
塩の角が立つ感じではあるけど悪く無い。
ぶっかけで楽しむほどの太さが無いからこうしたけど、
シンプルに楽しめていいかもね。
あ・・・
生卵落とすの忘れたわ(-_-)
関東は饂飩文化では無いので
饂飩専門店はそう多くない。
吉野家がやってる「はなまるうどん」とか「丸亀製麺」とか
「夢吟坊」とかのチェーン店はあっても、「カバのおうどん」みたいな
饂飩を前面にだしてやってる店はググらないと気がつかないのが現実。
まぁ、饂飩は街の蕎麦屋で食べる物だったし、
そんな蕎麦屋にはカレーライスやハンバーグ定食とかもあったりして、
庶民的な食べ物ではあったけど。
そんな土地柄なのに元町に饂飩専門店ができた事が随分前にあって、
讃岐で饂飩打ちの修行をしてきたメンバーが食べに行ったら、
「日本で一番高い粉を使って、日本で一番不味い饂飩を打っている」
と呆れていた事もあったけ。(いつの間にかその店は消えたけど)
そう言えば「カバのおうどん」最近行ってないなぁ・・・
ごちそうさまでした。
2020年3月16日月曜日
仙雲で晩飯を
ジワジワと、コロナウイルスの影響が大きくなってきて、
飲食店がまずやられている感じが強くなってきた。
中華街はだんだんゴーストタウンのようになってきて、
居酒屋は閑古鳥が鳴いている。
そうなるともう早じまいしたり、閉めてしまう店も出てくるわけで
遅い時間に食事をする自分としては、どんどん選択肢が消える現実に
少なからず恐怖心を抱くようになってきた。
「お客さん減りました?」
「減りましたねぇ。もうさっぱりです。」
「遅い時間に来ちゃってすいません・。」
「いえいえ、ありがとうございます。」
なんか、何処へ行ってもそんな感じの挨拶になる。
そして私が行く時間に食事を提供してくれる店の殆ど飲みが主体の店になるから、
今の流れでは厳しい状況に陥っていることもまた、共通した傾向だったりする。
時間が遅いから、ラストオーダー状態。
とりあえず、焼き茄子系のアテと
すぐ出そうなポテトサラダをオーダーする。
焼き鳥屋って何故、
ポテトサラダがデフォルトであるのだろう。
調理場の都合を考えれば、
刺身の盛り合わせとかを作るのは難しいのかも。
だから基本は焼き物で、
予め仕込める物とか生野菜とかが多くなるのかな?
あったら食べるネギマ、
ボンジリやセセリとツクネを頼むのもお約束。
そして長葱やウズラの玉子、そして今日はこんな変わり串もオーダーした。
なんかね〜
楽しいのよね〜
いつも悩むのは、焼きおにぎりとか親子丼をオーダーするかどうかで、
夜中に近い時間に炭水化物を食べちゃダメだろって自分で突っ込む事になる。
ところで焼き鳥って、
串を外さずに食べるべき!
って言い切るマニアな人が結構多いとか。
自分としては食べ方が下手で、
串のまま食べると結構な確率で串を頬に擦り付ける事が多い。
だから外したい欲望も生まれるんだけど、
串を外して皿に焼き鳥を移すと、
途端に焼き鳥じゃない料理に見えるのが嫌いで、あまりやらない。
上手く串から外せないって事もあるし、面倒だし、
ちょっとみすぼらしい景色に見えてしまうしね。
でも、つくねだけは先の方を食べた後に外す。
黄身とタレを混ぜ合わせたヤツを余すこと無く食べたいから、
串のままで断面に付けられない状態で食べる選択肢は無い!のですよ(^_^;
それにしてもこの生活、
ちょっと厳しい。
なんとなならんかねぇ・・・
ごちそうさまでした。
飲食店がまずやられている感じが強くなってきた。
中華街はだんだんゴーストタウンのようになってきて、
居酒屋は閑古鳥が鳴いている。
そうなるともう早じまいしたり、閉めてしまう店も出てくるわけで
遅い時間に食事をする自分としては、どんどん選択肢が消える現実に
少なからず恐怖心を抱くようになってきた。
「お客さん減りました?」
「減りましたねぇ。もうさっぱりです。」
「遅い時間に来ちゃってすいません・。」
「いえいえ、ありがとうございます。」
なんか、何処へ行ってもそんな感じの挨拶になる。
そして私が行く時間に食事を提供してくれる店の殆ど飲みが主体の店になるから、
今の流れでは厳しい状況に陥っていることもまた、共通した傾向だったりする。
時間が遅いから、ラストオーダー状態。
とりあえず、焼き茄子系のアテと
すぐ出そうなポテトサラダをオーダーする。
焼き鳥屋って何故、
ポテトサラダがデフォルトであるのだろう。
調理場の都合を考えれば、
刺身の盛り合わせとかを作るのは難しいのかも。
だから基本は焼き物で、
予め仕込める物とか生野菜とかが多くなるのかな?
あったら食べるネギマ、
ボンジリやセセリとツクネを頼むのもお約束。
そして長葱やウズラの玉子、そして今日はこんな変わり串もオーダーした。
なんかね〜
楽しいのよね〜
いつも悩むのは、焼きおにぎりとか親子丼をオーダーするかどうかで、
夜中に近い時間に炭水化物を食べちゃダメだろって自分で突っ込む事になる。
ところで焼き鳥って、
串を外さずに食べるべき!
って言い切るマニアな人が結構多いとか。
自分としては食べ方が下手で、
串のまま食べると結構な確率で串を頬に擦り付ける事が多い。
だから外したい欲望も生まれるんだけど、
串を外して皿に焼き鳥を移すと、
途端に焼き鳥じゃない料理に見えるのが嫌いで、あまりやらない。
上手く串から外せないって事もあるし、面倒だし、
ちょっとみすぼらしい景色に見えてしまうしね。
でも、つくねだけは先の方を食べた後に外す。
黄身とタレを混ぜ合わせたヤツを余すこと無く食べたいから、
串のままで断面に付けられない状態で食べる選択肢は無い!のですよ(^_^;
それにしてもこの生活、
ちょっと厳しい。
なんとなならんかねぇ・・・
ごちそうさまでした。
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