2020年3月30日月曜日

海老フライ

毎年誕生日には、ストックの中のオールドモルトを1本開けて、
グズグズになったコルクを打ち替えてもらうようにしていた。
 
そしてそのボトルの酒は、その日そこにいるスタッフへ振る舞い、
ボトルを持ったまま別の店へ行って、そこでも振る舞うようにしていた。
 
去年は1972年のマッカラン25年だったが、
ネットではふざけんなって価格になっていて、
飲まない方がバカだよね〜と言いながら飲んだっけ。
 
そしてあらためて、あの時代のマッカランの凄さを
心底感じる素敵な夜になっていた。
 
でも・・・
今年はそれを自粛。
 
自宅で開ける事も考えたけど、
間違いなくもげてしまうコルクの打ち替えは必須だから、
この騒ぎが終わったら、どこかのタイミングで開けたいと思っている。
 
それにしても、なんだかつまらないよね。
誕生日なんだし、ちょっと贅沢なモノでも食べたいよね。
 
自粛です、と自分に言い聞かせつつも
同時にやってる店がかなり減ってきた。
 
って事で、今日も妄想食堂へ行く事にする。
 
 

 
ここのとこ食べてない、海老フライ。
 
好きなんですわ、マジ(^_^;
 
この前、ケーブルカーで小さいながらもタップリな海老フライ食べたけど、
今日のイメージはもうちょっと大きめのこんなヤツが欲しい。
 
で、こういう洋食屋が出すような海老フライって、
調べて構えて食べに行かないと出会えない料理、だと思ってる。
 
高級なレストランだと良い海老を使う分小さめだし、
豚カツ屋だと迫力が有りすぎたりする。
 
海老フライ専門の店が東京にあると聞いているけど、
大きい有頭海老2尾で5500円とかの強気な商売で、
そのコスト出して美味しく無かったら怒るよね。
 
だから、庶民的な洋食屋な店で食べる、
職人技が見えるような海老フライが一番嬉しくて、
そんな店を見つけるのがかなり大変なのだ。

高い店で食べるなら、市場の場内で食べた方が
絶対楽しいって思うしね。(豊洲だったら八千代とかね)

ちなみに海老フライだったら、
クリスピーな衣とプリプリな海老をたくさん食べる事を大切にしたい。
小さめんば海老だったら2尾を1本のフライにしたようなモノの方が好きなのだ。
 
よく、フライと天麩羅の違いを衣の違いと説明する人がいるけど、
確かにそうだけどそれだけじゃない。
 
天麩羅は刺身でも食べられるようなタネを使い、
揚げ時間は脱水の加減で決めるけど、
フライはパン粉がカリッとする事&具材にしっかり火が通る、
というタイミングで揚げ方を調整するものだと感じている。
 
上質な天麩羅を出す店では、
火は通っているけど生っぽい状態で出すような繊細さがあるけど
 
フライは・・
パン粉がある分濃い味つけが必要で、
ソースやタルタルソースなんかを使って食べる楽しみがいっぱいで、
その分、素材の質を突き詰める意味を見いだせないワケだ。
 
カリッ、プリプリ!な食感にドッシリとした味わいを
タップリ食べるなら海老フライ!
 
あ〜〜〜
海老フライ食べたいなぁ・・・・・
 
ごちそうさまでした。

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