南粤美食で窩蛋肉崧煲仔飯とか

今日も撮影があって、既にエネルギー切れ。
連日一人で撮影がシンドイのは寄る年波って事でしょう。
　
で、いつもなら夜は肉じゃ〜と動くんだけど、
今日はステーキ屋へ向かう途中で、南粤美食を覗いたら、
なんと席に空きが見える。
　
日曜だから客の退きが早いのかもしれないけど
これは千載一遇のチャンスだよね？
　
入る・・よね、やっぱり。
　
　
「ヒサシブリ〜」
　
「いつも行列だから入れないよね」
　
「今日ハ朝カラズットデスヨ。疲レチャッタ」
　
「ここ良いですか？」
　
「予約入ッテルノ。２階デイイデスカ？」
　
　
入れればOKっす(^_^)
　
　
「青菜ハ、デンチーアリマス」
　
「嬉しい〜」
　
「大海老、食ベマセンカ？
　生ダカラ冷凍ジャナイカラ美味シイ」
　
「んじゃ、田七と大海老と釜飯を」
　
「腸詰？」
　
「窩蛋肉崧！」
　
　

　
私の元気のモト、田七は根の部分を加工するのだけど、
南粤美食では若干数を自家栽培していて、葉をこうやって炒めてくれる。
　
今日はラスト１人前あったかと勧めてくれたけど、
田七の葉も田七と似た様な薬効があるらしい。
　
独特のぬめっとした食感が面白いけど
味は淡泊でこういった炒め物にも良いと思う。
　
　

　
大海老マヨ・・ですな。
　
一口では頬張れない大きさがある海老だから
たぶんロブスターなんじゃないかと思っている。
　
海老とカニの味わいを足したような風味があって
これはこれで楽しいんだけど、海老なんだろうか・・と毎度思う(^_^;
（めちゃ美味しいから許すけどね）
　
そして・・・
　
　

　
これが食べたかったのよ〜
　
香港の飲茶専門店で、窩蛋牛肉飯という料理を知らずに頼んで
牛肉のそぼろが乗ったご飯を出されて、美味そ〜と喜んでいる目の前で
パカッと生卵を割ってのせてくれたのに驚いたけど
食べてみたらその美味さにビックリだった。
　
で、後で気付いたのは
香港の鶏卵って、生で食べたらヤバイんじゃない？
ってこと。
　
でも、食中毒とかには全然ならないワケで、
もう一回あれが食べたいって思って、香港に行く度に
メニューを探すんだけど、あまり出会えない物だった。
　
ある時、南粤美食の看板娘が常連客からその話を聞いたようで、
煲仔飯でそれを再現してみたところ美味かった・・とSNSに上たのを見て、
それを食べたいってずっと思ってた。
　
だけど、行列のできる有名店になっちゃった南粤美食、
前回入れた時は煲仔飯が全て売り切れという現実に涙した・・と(^_^;
　
だから今日は、煲仔飯に窩蛋肉崧があったので、
迷わずにオーダーしたんだけど・・・
　
楽しい(^_^)
　
以前ほど塩味が強くない感じで、
穏やかな気持ちになりつつ滋味を楽しむような
素敵な時間を味わった。
　
あ、でも、
煲仔飯ならやっぱり鹹魚肉餅が良いな。
　
独特の臭みがある干し魚（鹹魚）肉餅（ハンバーグ）の取り合わせは、
リアル香港な味わいとしては最高だと思うんだよね。
（看板娘は鹹魚は嫌いと言ってたけど）
　
香港での食事が色褪せる程の美味さがあるから、
無理してもここで食べたいと思うけど、
行列は身体が許さないので、すんなり入れる時にだけ入る。
　
だけどそろそろ、予約した方が良い気配が濃厚ではあったね。
　
ごちそうさまでした。
☆☆