「今日、これから一人で行っても大丈夫ですか?」
「大丈夫です!お待ちしています」
女将の声が弾んでいるように聞こえるのは、
店が立て込んでいない、という事なんだろう。
今日は気分的に更科を食べたいモードで、
世間様はあまり弾けないだろう日曜なので
たぶんいける、と思って電話してみたら正解だったらしい。
「あれ? 今日は穏やかですね」
「昨日、一昨日はチャーミングセールだった事もあって
パンパンで凄かったです」
「元町まで来たら、美味しい蕎麦食べたいって人も
結構多いでしょうからね」
「何時頃になったら席空きますか?って問い合わせがあるって
ちょっとビックリでした」
元町のチャーミングセールがある時は
中華街の飲食店はどこも満員御礼な状態になりやすい。
そしてその反動は、本来なら予約しないとヤバイ感じの日曜にも
客を少なくする力を持っていたのだろう。
新タマネギと鶏つくねのスープ
「これ、毎度進化してますよね?」
「基本的な作り方は同じですけど、白菜をゴボウにしたり新タマネギにしても
出汁で味が決まるので、バリエーションはもっと増えると思います」
「元町にあった野菜を美味しく食べさせてくれるフレンチが前にあって
新タマネギが出てくると必ず食べに行ってたんですよ。」
「新タマネギは、甘みもあるので美味しいですよね」
白菜もゴボウの美味しかったけど、新タマネギのスープはやっぱり絶品。
ちょろっと胡椒を振るだけで味が締まって抜群な味わいになるけど、
つくねにだけちょこっと七味を振って食べつつ、酒を飲むがたまらないっす(^_^)
これが食べたかった〜
やっぱりここの更科蕎麦、好きだなぁ(^_^)
「更科って、オーダー受けてから打って、すぐ茹でるじゃないですか?
本当はちょっと置いた方が良いんじゃないかと、素人としては思っちゃうんですけど」
「蕎麦は結局水分をどう均一に混ぜるかって事で決まるんです。
ほんのちょっと多いとか少ない場合に、触った瞬間にわかるし、
そうなったらもうダメなんで作り直しになりますね」
「置いておく必要は無い?」
「どうなんでしょう。
更科は打ち立てじゃないと色が綺麗にならないし、
そうやって出す形でやれるように作ってますしね。
でも、水はその日の温度や湿度、そして粉の状態にもよって色々で、
今入ってる粉は凄く水が入りますね。」
大将はさらっと当たり前のような言いぶりで説明してくれるけど、
少し置いて水分を上手く馴染ませる必要が無いレベルで蕎麦を打っている
ということなんだと思う。
それなりのコストにはなるけど、ヘタな和食店よりはるかに上質な出汁を使い、
一人分の更科を打ち立てで食べさせる技量は、素人目に見てもヤバいレベル。
ここの蕎麦が最高に美味しいかどうかは知らないけど、
自分に中では一番好きな蕎麦になってしまっていて、
どこで食べても晋山と無意識に比べるようになってしまったのは、
私にとっても別の意味で不幸なのかも知れない。
街の蕎麦屋で、グデグデな感じで酒&蕎麦も好きなんだけど、
半端に手打ちや十割をアピールする店には行きたくない気分になってきた。
それでも、他にも凄い蕎麦屋があるんじゃないか・・と
噂やネット情報につられて行って、がっかりする事多し。
でも、探すけどね(^_^;
ただ1つ、美味い蕎麦を堪能しちゃうと
反動で肉とか脂系な物を食べたくなってしまうのがね、
困りものなんですよ。
明日はオフだけど・・・
きっとコッテリな物を求めてふらつきそうだ・・・ね(爆)
ごちそうさまでした。
☆☆
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2019年3月3日日曜日
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