2019年3月14日木曜日

春子鯛の握り

昨日、春子鯛を食べちゃったら、
もう無性に握り寿司が食べたくなっていた。
 
特別な時じゃないと行かない和食店があって
そこならきっと春子鯛があるはず。
 
ここのとこかなりご無沙汰なので
たまには行きますか・・と思ってしまった。
 
 

 
お造りを・・とお願いしたら、
こんなのを作ってくれた。
 
煮蛸、しめ鯖、カワハギ・・・
 
カワハギは肝を巻いてくれている。
 
飲むのは神奈川の地酒。
もうなんかこれだけでも良い感じになっちゃうけど、
せっかくなので、オススメな料理も・・とお願いすると
ホタルイカの沖漬けが出てきた。
 
 

 
大きめなのは沖漬けだから。
ホタルイカはボイルするとかなり縮むのだ。
 
でも、このホタルイカ、かなりヤバイ。
漬け方が美味いのか塩辛さもちょうど良く、しかも風味はドッシリと存在している。
 
で、これって酒飲め!って感じだわ(爆)
 
 
「春子鯛ってあります・・よね?」
 
「ありますよ。握りにしましょうか?」
 
「お願いします」
 
 

 
いやいやいや
やっぱり美味いわ〜
 
晋山で春子鯛食べてスイッチが入ったんだけど、
酢飯との相性は楽しいよね。
 
ただここの流儀なのか煮きり醤油を塗って出るので、
春子鯛そのものの味わいと言うよりも渾然一体となった味わいが
楽しいって思わせるようだ。
 
思い出せば、この店につれてきた人は
全て特別に大事に思う人だった。
 
職場の部下も何人か連れてきたけど、
そんな彼らは今の会社を支えているポジションにいる。
 
和食を出す店ではあるけど、ステーキも焼くし、
にぎり寿司も作ってくれるから間口は広いけど
今日は当日の予約でも対応してくれる入りだったのは
ラッキーなのだろう。
 
 
「最後に何か巻きましょうか?」
 
「そうですね。
 コハダとガリと大葉とかを巻くやつってできますか?」
 
「お任せください」
 
 

 
多くの寿司屋で、なんか巻物が食べたいと言うと作ってくれる
コハダとガリの巻物。
 
今日はそこに細く切ったキュウリと白ごまを振ってくれたけど
これがもう、すごく楽しかった。
 
 
「そう言えば、前の親方が戸部でお店開いたんですよ」
 
「え、そうなの? 千葉のゴルフ場で板長やってるって効いてたけど」
 
「奥様と二人で準備に時間をかけて和食の店を開きました。」
 
「自分の店だと拘りが凄いでしょうね」
 
「えぇ、カウンター8席だけの店です。」
 
 
今の板長がさらっと渡してくれた名刺には
旬席という記載があった。
 
そう言えば彼が作ってくれた鯖のヅケ、
食べられなくなって何年になるだろう。
 
彼の店に行ったらあるのかなぁ・・
とか想像しただけで、ちょっと楽しくなる。
 
問題は、開いてる時間にたどり着けるかどうか・・ですな(^_^;
 
 
ごちそうさまでした。

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