2019年3月11日月曜日

491ハウスでハンバーグとか

初めて飲んだロンサカパは、瓶が椰子の葉で編んだ物に覆われる
どこの国の物かわからない怪しげな物だった。
 
 
「飲んだ事ない? じゃぁ飲まなくちゃ」
 
「え〜っと、ラムだよね?」
 
「最高だよ!?」
 
「じゃぁ、一杯ください」
 
「ストレート? だよね?」
 
「もちろん」
 
 
そんな会話をバーテンダーとしながら飲んでみると
これってラムなのかい?って思うくらいに豊かな奥行きがあって
少しばかり感動した事を、思い出す。
 
 
「なんて酒?」
 
「ロンサカパ・センテナリオ」
 
「世紀・・ね。 なんかやっぱり2000年の記念って多いやね」
 
「でもこれ、23年物なんで、ロンサカパできてすぐ仕込んだ物だと
 思いますわ」
 
「え? そんなに若いメーカーなの?」
 
「確か76年とかにできたはず」
 
「あ〜なるほど。 最初から狙ってたかな」
 
「たぶん。 でも15年物のあるんですよ」
 
「ウィスキーほど変化はしない感じだけど、これだけ美味いと
 15年ものも飲んでみたくなるね」
  
  

 
あの時、プレミアム・ラムの人気なんて限りなく0に近かったがための安価で買えた
ロンサカパ・センテナリオを、何故買ってストックしておかなかった・・と
今は思う(^_^;
 
勿論その頃は、マッカラン25年に蒸留年が記載されないバッティングモルトになり、
時間をかけて変化を楽しめる原酒がどんどんなくなる時期だった。
 
だからストックはウィスキーに限っていたし、ラムにそれほどの思い込みも無かったのだ。
 
 
「ロンサカパ・センテナリオはございます」
 
「瓶全部ペタテで覆われたタイプじゃないよね?」
 
「それは2000年代になくなりました」
 
「グレード違いじゃないの?」
 
「同じ名前で瓶がかわりました」
  
  

  
久々に飲んだロンサカパは、
ラムらしい甘さの中に長期熟成酒らしい柔らかさがあって
こんなに美味しかったっけ?って記憶を辿らせる力に溢れていた。
 
ラムは好きだったけど、
モルトの様にじっくりゆっくり飲む事はなかった。
 
ストレートだって、ほぼ一気。
もしくはカクテルにしてもらって楽しむ感じ。
 
テキーラやウォッカ、ラムはもうストレート一気な飲み方が
小僧だった自分のスタンダードだった。
 
しかも寒い時期はもっぱらホットバタードラム(爆)
 
こうやって飲んでみると、
初期の頃のセンテナリオを買っておけば良かったって
思ってしまうね。
  
  

  
今日はハンバーグが食べたかった。
それも、オーソドックスなタイプが。
 
洋食屋のハンバーグが一番だけど、
そんな洋食屋は現在は私のリストには無くて
考えたあげくの491。
 
ここではステーキ&グリーンライスを食べるのが自分の決まりだけど、
ハンバーグがあったよなぁ・・と気がついて、今となっては懐かしい
洋食屋っぽさがあるフードがある事もあって、期待を込めてオーダーしたのだ。
 
うん
そうそう、こんな感じ。
 
そりゃ、ステーキ屋が出すハンバーグとは別物だけど、
ファミレスが出す不自然なハンバーグよりもちゃんとしてて
洋食屋っぽさもちゃんとあるハンバーグだった。
 
今度また、洋食屋系のハンバーグが食べたくなったら
迷わずここに来れば良いね(^_^)
 
ただこの店、一つだけ悩ましい事がある。
それはビールのラインナップが好みじゃないって事。
 
一杯くらいは美味いビールが飲みたい自分には、大問題なのですよ(^_^;
 
だから、最初から美味そうなハードリカーにいくんだけど・・・
 
さて、明日は早番。
満足したので、とっとと帰って寝ます。
 
ごちそうさまでした。

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