書いてたビャンビャン麺の店、教えてよ」
「あぁ、関帝廟の脇の道にあるんだよ、
読めない字が書いてあるし、入口には蘭州牛肉麺って書いてあるからわかるよ」
「じゃなくて、メシでもどう?って事で」
「ごめん、今日ライブの打合せで21時過ぎまで缶詰」
「ラストオーダーは?」
「確か21時半」
「こっちもそれくらいまで拘束されてるから、
運良く21時過ぎに終わるなら、メシ食おうよ!」
「了解。連絡するわ」
関内の裏手にあるライブハウスから出たのは21時を回ったころ。
打合せだから飲み食いしているワケにもいかず、既に腹ぺこを通り越していた。
「行けそうだよ〜」
「おっけ〜」
食いしん坊な友人と、
ラストオーダー間近なタイミングで夕食を一緒する事になった。
北門あたりではイベントがあったらしく、
思ったより人出が多い。
でも、21時過ぎはもう入店できる店が限られるタイミング。
もうちょっと遅くまでやっててくれれば・・と思うのは毎度の事なのだ。
ラム肉のクミン炒め
「なるほど、もろシルクロードな感じだ」」
「シルクロード?」
「回族の料理だよね?
モンゴルやインドな気配があって、でも中華でって
面白いよ。」
「中華街の料理は、なんちゃってが多いけど、
良く言えば日本人向けのアレンジが当たり前。
と言うか、売れる味を研究する速度は凄いと思うよ」
「客のニーズを掴む=商売繁盛は何処も同じって事ですな」
辛口ビャンビャン麺
「これか〜」
「なんかこの前食べた時より、麺の幅が少ない感じがあるよ」
「そうなんだ〜」
前回食べてみた牛肉麺は腰砕け系だったので、
改めてビャンビャン麺を食べてみたかったので渡りに船だったけど、
食感はちゃんとモッチリ歯ごたえ系で、楽しかった。
「ところで、Rどう?」
「使いにくいね。
小さいからボタン押し間違えるし、タップしても言う事聞かないし」
「サイレントシャッターは?」
「反応鈍い感じ。
今度のステージで実験してみるけど、使い物にならなかったら
こうやって日常の食べ物やスナップ用になるかもね」
「RFレンズは?」
「24−105に限って言えば、EFより頑張ってる感じがあるよ。
解像度は上がってる。だけどパープルフリンジが周辺でかなり出る。
レンズの補正データ使ってもダメな場合がありそうだよ」
あ、新しいEOS Rでこの写真撮ってたので、
友人も気になったのでしょ。
専門用語のパープルフリンジとは、写真を撮った時、
被写体の周りに紫色の縁取りが出るような色ずれの事。
特に画像の周辺部では出やすく、露光オーバーな場合に顕著。
でも最近のレンズは、光学設計でそういう色ズレの修正を追い込まず、
現像時(カメラ内でも)に補正データを使って修正する事が増えてきた。
コンデジなど撮像板の小さいカメラほど、
レンズの修正データを利用している事が多いと思う。
「当面は、一眼レフを使うのかな?」
「そうだね。機能もそうだけど、なんかミラーレス一眼って
写真撮ってる気がしないんだよ」
「そういうもの?」
そういうものなんです!
写真って、撮る側のノリも大事なものなので(^_^;
ごちそうさまでした。
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