自分の仕事的には今日から解禁な感じはあって、
でも準備が整うまでの間は相変わらずの状態で運営している。
飲食店は22時まで営業時間を延ばしたとの事だけど、
それでもまだまだな状況は続いている。
20時で終了の時期にも頑張ってた店はそこそこあったけど、
22時までの営業で夜営業を始める店もどんどん増えるだろう。
そして徐々に規制緩和となっていくのだけど、
中華街の衰退は激しくて、観光客に頼ってきた店の幾つかは
ひょっとしたら廃業している?という空気を纏っていた。
そんな中華街を抜けて向かうのは横浜晋山。
人気が出てからは予約必須な店になってしまったけど、
規制が強かった時は、予約制で人数制限もしていたから、
行くのも控えていた。(仕事終わりじゃ物理的に無理だったしね)
だから、22時まで営業できるようになった今こそ、
ゆっくり酒を飲めるチャンス到来だし、しかも今日は
定時に上がれた貴重な日。
職場を離れたら速攻で電話して、
席を確保したのは言うまでもない。
鯛のお造りで酒を楽しむなんて・・・
ほんと無かったわ。
自分ではヅケ丼作ったくらいだったしね。
「あれ? 穴子あるの?」
「白焼きになりますけど」
「鰻の白焼きは食べるけど、穴子ってあまり食べた事ないね」
穴子って言えば、甘く煮付けたヤツを思い浮かべる。
でも、ほぼ生なヤツは食べた事があって、
その美味さを知っているから、白焼きも興味津々になってしまった。
綺麗だわ〜
そして鰻よりもあっさりな感じ。
あ〜〜
これはもう飲め〜〜な味だわ。
晋山が好きなのは旬を先取りするようなネタ選びと、
それを魅力的に調理するセンスがあるから。
色々な修行をしてきたんだな、って思わせるのは
和食の一年を知ってなければ生かす事は難しいと思える料理が
ちゃんと用意されているからなのだ。
久々の蕎麦なら、やっぱ辛味大根蕎麦!
更科か辛味大根蕎麦かの2択になりやすいけど、
アテで十二分に楽しんでいるので、シメはシンプルにって考えるよね。
たまには変わり蕎麦も良いけど、
それはまた、回りの客の状態を見てからのオーダーにしたい。
そして今更だけど、
やっぱり蕎麦の甘さを感じやすい辛味大根蕎麦って
シメの蕎麦として好きなんだなって思う。
古き良き時代の街の蕎麦屋で蕎麦前を楽しみながら、
日本酒もそこそこのヤツをお安く楽しむの大好きではある。
特にウィークデイの午後辺りに
ちょっと後ろめたいような気分を持ちつつも
板わさとかと地酒1合でほろ酔いになって待つ蕎麦の楽しさは、
その心情的な快感が強くてたまらないのだ。
でも、今はそれを満たしてくれるような店は
私のリストには存在しない。
若い店主が切り盛りする蕎麦屋は概して格好良く上質で、
安価に楽しめる蕎麦屋は普通の蕎麦屋はチェーン系の大衆店に駆逐された。
ちょうど良いという店が、代替わりで変わったり閉店したりで、
リストから消えていって・・・
食も文化だと思うけど昼呑みの場としてあった街の蕎麦屋が生き残れないなら、
自分にとっては大事だった文化の1つを失った気分にさえなるね。
さて、緊急事態宣言解除とは言え、
まだ完全復活できない今、これから先の不安は消えないまま。
クソ暑い夏が来て、コロナってどこへ行った?
って状況になって欲しいけど、そうはいかないって情報も流れてるから、
当面このまま、夜は早仕舞いが続くんだろうね。
ごちそうさまでした。
0 件のコメント:
コメントを投稿