2020年5月24日日曜日

テンダロッサで

日本は、道交法が厳しくて
歩道とか道路とかにテーブルを置くのは
なかなか許可が出ないのだろうか?
 
中華街で何故か1本だけ、
その道沿いの店はあまり繁盛しない、という道があって、
でも道幅もあったので、そこにフードワゴンを出して
東南アジアな感じの飲食街にしたら受けるだろうなって思ったりもしてた。
(道路の占有許可なんて出るわけないじゃんね)
 
3密が〜とか言うなら、
そういう規制緩和すれば良いのにって思ってたら
なんかジワジワとそっち方向に動いているらしい。
 
この前テイクアウトでマルゲリータを買ったテンダロッサも
歩道と店の間になんちゃってテラス席を作って、営業を始めていたのだ。
 
店内でも食べられるとあれば、行くよね?
外食欲がうずくから、当然行くよね?
 
 

 
よっぽど、歩道に面したテーブルで・・と思ったけど、
店内も結構まばらに客が入っていて密ではないので、
テーブル1つを占有させていただいた。
 
客を見れば、明らかに常連な感じの人達が多い。
そしてアテンドも常連客メインに見える。 

どこへ言っても感じるけど、
常連を大事にしている店はどうにか頑張れていて、
多くの集客を狙って営業してる店は閉めている、ということ。
 
ここも、常連客がこのタイミングでも
ここまで来るのだから、ここでの食事は楽しいんだなって思った。
 
実際、一人単価で3000円以上になる店だと環境やサービスが
常に磨かれていないと常連は増えないと思うし、
客側も食事だけをフォーカスしないと思うんだよね。
 
で、折角テーブルについたなら、
ちゃんとプリモとセコンドを食べたいじゃないか。
 
アンティをしっかり食べちゃうとオーバーカロリーなので、
グラスワインに合わせてイタリアンらしいカプレーゼをオーダーする。
 
 

 
もう、イタリア〜ンな色合い、楽しいっす。
 
ソムリエにグラスの赤を選んでもらったんだけど、
ど〜する?って感じで色々持ってきてくれる。
 
そのフレンドリーさが楽しくて、
この店、20年続くだけの事はあるなぁ・・と思った。
 
で・・
プリモはパスタ、セコンドは肉かなぁ・・・と相談しながら
オススメを探りながらのオーダーはコイツ。
 
 

国産牛ラグーのタリオリーニ
 
やっぱラグーだよね。
絶対食べたいよね。
久々のイタリアンなら外せないよね?
 
もうね、最近の冷食は頑張ってるって思ってたけど
やっぱ全てが違うって思い知るね。
 
あ〜〜〜
まじ美味ぇ〜〜〜
 
でもって、グラスで赤ワインが上手くマリアージュしてて、
ラグーの味わいに色を足してくれるような面白さを味わう。
 
この店、飲むにも良い店なんだって、今更気がついたよ。
 
そしてやっぱりセコンドは肉。
自分じゃ焼けないからプロに焼いてもらいたい肉と言えば
やっぱりコイツだよね(^_^; 
 


 
ラム!だっちゃ!!
 
いやぁ〜
結構デカいパートだけど、上手く焼いてある。
 
ラムは自宅で焼いてもあんまり望む焼き上がりにならないし、
そもそも良質で安価なラム肉なんて、なかなか売っていないのだよ。
 
昔、まだ元町ユニオンが単独で頑張ってた頃は、
ショーケースには無いけどラムはブロックで置いてあって、
肉担当のオジサンに相談すると、奥から切って持ってきてくれてた。
 
日本人はあまり食べないけど、山の上の欧米人が好きだから
いつも用意してある・・と言ってたっけな。
 
元町とか山下町には、知ってる人だけ買える
ちょっと変わった食材とかが結構あった。
 
この店でしか手に入らないと言われるチーズがあったり、
さりげなくリアルな松坂牛があったり・・・
 
今は、レストランが本格的になってきてて
以前ほど苦労する必要は無くなった反面、
自分で入手できる希有な食材は見つからなくなった。
 
だからこその、外食・・なんだけど、
それがなんとなく許されない状態って気持ちを暗くする。
 
感染拡大予防のためだから仕方ないけど、
より良い結果が出て欲しいものですな。
 
ごちそうさまでした。

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