アメリカンな味わいって、後を引くんだよね。
それはきっと、自分が子供の頃の食生活の刷り込みだと思うけど。
当時はまだ、米軍が横浜に多くの接収地を持っていて、
米軍相手の飲食店の味付けや、PXの横流れ品が多く出回っていた。
ハインツの缶詰スープの独特の匂いや、
TVディナーの日本ではあり得ない味付けなんかに
妙に惹かれるとわかっていても、逆に本物は日常に存在しなかった。
リアルなハンバーガーやホットドッグの登場には、
デニーズコンボが廃れてメニュー落ちしてからかなりの時間が経って
やっと出会えたというイメージを持っている。
そんな子供の頃に、匂いは好きで食べたいと思わせるのに、
食べたら美味しくないって思う料理が1つあった。
それはチリビーンズ。
缶詰の形でほぼ完成形な形で流通し温めるとそのままでも食べられる手軽さもあって、
食卓に登場する事もままあったが、ハインツの缶詰が多かったと記憶している。
何故嫌いだったかと言えば、どのメーカーでも共通する
煮込まれてグズグズになった豆の食感が生理的に嫌いだったからだ。
SFでチリバーガーを食べて美味しいと思ってからチリコンカーンが好きになり、
TVドラマの刑事コロンボのでチリコンカーンにケチャップを入れるシーンがあって
それを真似したらさらに楽しめるようになった。
そして気づけば、自宅のストックにも缶詰が・・・(^_^;
今日はそんな缶詰を利用して作ったソースを
パスタに合わせてみた。
ケチャップ&やげん堀の洋風七味をプラスして、
結構辛くしたらこれが楽しい。
タコライスってパターンも考えたけど、
チーズが無かったから断念。
昨日の上質なアメリカンフードとはだいぶ違うけど、
これはこれで楽しいし、ビールをガバガバ飲みながら食べるのには
実に楽しい取り合わせではあった。
いや、わかってたんだよね。
我慢してた外食をちょっとでも味わっちゃうと
以前のように外食に行きたくなっちゃうんだよね。
でもまだ、20時までの営業か閉店かな店が多くて
定時で退社できる段取りをしておかないとまず外食は不可能なのだ。
だから、スーパーが開いてるウチにどうにか帰って
こんな晩飯を楽しむ事になるんだよね。
明日はどうしようかなぁ・・・
ごちそうさまでした。

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