2019年11月1日金曜日

ハンバーグ


 
「これが答えです。
 アンバーエールはこのグラスで飲むのが一番です」
 
 
と説明しながら出してもらったスワンレークのクラフトビール。
 
グラスを近づけると、ワイングラスの能力とも言うべき香りの演出が
見事なまでにアンバーエールの魅力を引き立てている。
 
飲んでみると、何時もよりも心地よい喉越しと
優しい口当たりがあって、確かに美味しいと思った。
 
 
「そう言えばさ、本町にあるクラフトビアバーで
 ヨーロッパ系のクラフトビールを扱ってる店があるんだけどね。
 そこに、シャンパーニュと同じ様に作ってるビールが置いてあるんだよ」
 
「生ですか?」
 
「いやいた、ボトル。
 生じじゃ、シャンパーニュのようには作れないっしょ」
 
「ですよね」
 
「で、珍しい事もあって4000円オーバーな上に、
 750ml.あるから一人じゃ厳しくてさ。
 まだ飲めて無いんだよね。」
 
「2〜4人くらいで行くしかないですよね。
 こんど一緒に行きますか?」
 
「いいね〜」
 
 
マスターとは、なんとなくこんな感じの付き合いで
スタッフ全員とともに食事にいったりとかもしてきてて、
飲食店との付き合いも、昔に比べて随分と変化したものだ・・と
あらためて感じていたりする。
 
 

 
2杯目からはイタリアワインにするが、アテは久しぶりにナチョスにしてみた。
 
今日は、妙に食べたくなってるハンバーグが目的なんだけど、
それだけじゃちょっと寂しいってのもあってのチョイス。
 
で、NYにもいたマスターのレシピは
やっぱりアメリカンな味わいがしっかりあって、
これだけ食べながら酒を飲んでも楽しかろう・・と思わされる。
 
 
「ハンバーグ、どうします?」
 
「今日は普通のサイズで。
 でも毎度のA3のみで作ってね」
 
 

 
あ〜
やっぱここの肉は美味いわ〜
 
結構なコストアップをしたけど全体的にクオリティを上げていて、
このハンバーグもここでしか食べられないテイストを感じる。
 
そして、ワインのチョイスもまた絶妙で、
グラスワインのレベルを超えているようにも思う。
 
 
「それにしても、飲食店も大変だよね。」
 
「えぇ、すぐそばにホテルできますしね。」
 
「気になるのはIRじゃないの?」
 
「人の流れも変わるでしょうし、客層の分散もありそうです」
 
「IRは抱え込みを考えてる施設だから、
 そこから流れる人はそう多く無いとは思うけど、みなとみらいや山下町にも
 世界のトップブランドなホテルがここ数年で乱立するから、
 オリパラより先って色々な意味で刺激的だろうね」
 
「横浜ですから、実力だけが物を言う・・ですか?」
 
「ですね」
 
 
アンダーグラウンドな世界の話とかも交えつつ
ちょっと先の事を想像した夜、リタイヤしているだろう自分は
何をするべきかを考えてしまった。
 
ごちそうさまでした。
☆☆

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