自分でも何故だかわからないけど、
それが素晴らしく美味しいワケでもないけど、
突然、無性に食べたくなるものってある。
そしてそれらはとても安価な物である事が多いのが、
余計に謎を生む。
ひょっとしたら子供の頃の刷り込みなのかも知れないけど
おおよそ外食には縁の無かった時代に育ったので、
そもそも刷り込むものに出会っていないようにも思う(^_^;
仕事柄外食が多い人生だったけどそれは今も変わってなくて、
味や楽しさの基準は初めてその料理に出会った時の記憶や
何か特別な時に食べた思い出なんかが影響しているらしい。
初めて一人でした外食は駅の立ち食い蕎麦だったから、
今でもどこかで、その独特な味わいは好きだったりするしね・
ナポリタンやミートソース、
カレーや立ち食い蕎麦が手軽な外食の入口で、
そこに吉野家が登場したのは車に乗るようになってからのこと。
質より量な時代を過ぎれば上質な料理に出会う事も増えたけど、
だからといってジャンクな味も好きなまま。
強いて言うなら、
コストパフォーマンス(価格なりの味わい)が良いかどうかが気になるだけで
街中華の野菜炒めや牛丼、ネギをごっちゃり乗せた立ち食いのかけ蕎麦とかは
価格よりもその味が欲しいって思いでつい食べてしまうのだ。
最近、つい食べたくなるのがコレで、
普通にカレーだけじゃちっとも楽しく無いことに最初は戸惑った。
カレーって、色々な物を混ぜてもそれなりに楽しめちゃうもので、
ビビンバにカレーをかけたら美味かった、とか、
ピラフにカレーかけたら、マジはまった・・なんて事は、若い頃の思い出。
で、このあいがけ+生卵ってセット、
牛丼の肉が増えて嬉しいんじゃなくて、煮込まれた玉ねぎの甘さと肉の味わいが
すき家のカレーの足り無い部分を上手く補完しているって事なんですわ。
バーグのスタミナカレーと似た様な構成なのに、
牛丼の味に合わせたようなカレーが絶妙なバランスを持っているのが面白い。
そして、ミニとされているこの量で
実にちょうど良い程度のカロリーとなるので、
色々な意味で魅力を感じるのですよ。
しかしまぁ、
牛丼屋のカレー食べてて、色々な事考えるよね(爆)
牛丼屋が好きなのは、人間観察の面白さもあるからなんだけど、
職場近くのこの店だと、年金生活者の現実やアジア系留学生の苦労なんかが見え、
ウィークデイの真っ昼間なのに食事している小学生っぽい子供がいたり、
気づけばスタッフは全員中国人になっちゃったなって事に驚いたりする。
でも、それを書く気にならないのは
楽しく展開できそうにないからなんだよね。
あ、もう時間だ。
出勤しなくちゃ!
ごちそうさまでした
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2019年11月5日火曜日
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