2019年6月14日金曜日

アクイラ・ウォランスでTボーンステーキ

「この前、美味しそうなTボーンを食べてたよね?」
 
「あぁ、アレね。」
 
「六本木?」
 
「うん」
 
「い〜な〜
 行きたいなぁ〜」
 
「行けば?」
 
「1人でTボーンを食べろと?」
 
「あぁ、そうか。
 そりゃそうだね。
 でもあれってTボーンじゃなくてポーターハウスだよ」
 
「え?
 どう違うの?」
 
「ポーターハウスの方がヒレの部分が大きくて
 いわゆるヒレ芯が入ってくる部位になるのよ。
 つまり、Tボーンより大きくてコストも高い・・と」
 
「ふ〜ん。
 で、さ。
 Tボーンだけど一緒に食べない?」
 
「い〜よ〜。どこ?」
 
「前に君が、バイク仲閒と行ってた店。アクイラ・・・?
 店が2階に移って客が減ったのか、Tボーン半額のチラシを
 もらったのよ」
 
「半額?」
 
「そう。でも一人じゃ無理でしょ」
 
「いや、君なら大丈夫。」
 
「あの〜」
 
「はいはい、行きますよ。」
 
 

 
久々に友人とアクイラ・ウォランスへ行って、
そんなチラシで食べてみたTボーン・ステーキ。
 
アンガス系な赤身肉っぽい味わいが食欲を増進して、
ひょっとしたら一人で1枚食えるんじゃない?って気持ちさえ湧く。
 
ただ、ポーターハウスと違って、ヒレの部分はちょっと普通な味わい。
サーロイン側の秀逸さが光るから余計そう思うんだろうけど、
Tボーンステーキとしては正価で食べても充分に満足できると感じた。
 
 
「Tボーンって食べる人います?」
 
「結構、人気です。
 で、実は肉も取り合いなんですよ。
 良い部分を求める人が多いので、ウチは諦めて1本買いです。」
 
「え?」
 
「良い場所を取ろうとすると、それが一番効率良いと
 ウチの調理担当が変態的に主張するので」
  
「だからコストパフォーマンスも良い・・と」
 
「大変ですけど、どうにかなってます。
 それより、2階に移ったら店が無くなったって思った人が多かったんで、
 顧客リストにあった皆様に、オファーさせて頂きました。」
 
「確かに、2階に移ったのは知ってたけど
 どこに行った?って感じはありましたね」
 
「最近は殆どいらっしゃらないので、どうしてたかと」
 
「職場が変わって、しかも終わりが結構遅いので
 こうやって誘われてスケジュールしてないと来にくいんです」
 
「ラストオーダーが22時なので、是非」
 
「遅番だと22時まで勤務・・ですけど、早番で早めに帰れる時は・・・」
 
 
厳ついライダー達が集う場所とはなりにくくなった店内ではあるけど、
晩飯難民になる前に飛び込むのはアリだと思う。
 
店長は私の顔を覚えてくれていたし、
前より落ち着いた雰囲気の店内はくつろげて良いかも知れない。
 
 
「で、デザートは?」
 
「アフォガードかエスプレッソ・プリンかな」
 
「アフォガードって、前にバーで頼むような事してたよね?」
 
「うん、もう閉めちゃった店だけど、結構美味しいエスプレッソ入れてくれるので
 アフォガードがのみたいってオーダーしたら、アイスクリーム持ってきてくれたら
 作ってあげるって言われて、その場でコンビニにダッシュ!」
 
「そこまでして?」
 
「バニラアイスにエスプレッソってかなり楽しいし
 そこにヴィクトリアン・バットっていうプレミアムジンをかけ回すと
 これが苦みのハーモニーを奏でて、実に美味いんだよ」
 
「私はアフォガードにします! ジンはいりませ〜ん!!」
 
「エスプレッソ・プリンを」
 
 
思わずジン入りの・・とつられそうになったけど、
それよりエスプレッソ&グラッパの方が楽しいんだけど、
まだまだ体調は不良状態。
 
肉を補給して、
深酒で悪化させたら意味無いのです。
 
来週 はもう香港へ行く予定なので
そこまでに体調を戻さないと・・ね(^_^;
 
ごちそうさまでした。
☆ 

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