2019年6月30日日曜日

鴨の西京焼き

脂&肉な気分がおさまらないまま、
理性的には野菜とか和とか穏やかな物を食べないと、
という脅迫めいた考えも浮かぶので、正直食べる物を悩んだ。
 
中華料理はそれそこ三食?な感じで食べた4日間のおかげで
ち〜っとも食べたい気持ちにならないし、カレーとかエスニックな
スパイシー系も最近食べてないから良いなって思うけど、
バーグは日曜休みでカレーの選択は消えてしまった。
 
じゃぁさ、この際さ、
仕事終わりで毎度の晋山に行きますかね。
 
 
「あれ?なんか良い匂いがするね?」
 
「鴨の西京焼きを作ってます。」
 
「西京焼きって、魚なイメージがあるけど?」
 
「鶏とかでやられてるところ、多いですよ」
 
「そうなんですか。
 じゃぁ、私も頼もうかな」
 
  

 
見るからにヤバいよね、この脂(爆)
 
そして・・
美味〜〜〜い(^_^)
 
これで、辛口の酒に合わせるともう、
マジやばい!
 
ここの鴨は下準備に3日はかけると聞いてるけど、
鶏とは別物な味わいが好きで、白煮とかは良く食べる。
 
でも、西京焼きがこんなに脂とも相性よければ、
牛肉を味噌&醤油&味醂でマリネして焼いても良いのかもね。
 
 

 
今日のシメは
オーソドックスに並蕎麦。
 
考えてみれば十割蕎麦でここまでの腰や細さがあるって
他ではあまり見ないと思う。
 
小嶋屋の蕎麦はもう少したおやかで、
蕎麦としての美味さはかなり美味いけど
腰の好みは分かれると思う上に、
汁の醤油が立つ感じが好きになれなかった。
 
晋山の汁は、チェーンな蕎麦屋の汁と似た甘さもあるタイプで
だけど出汁の美味さが半端ない分、カテゴリーが違うんじゃないか?
って思わせるくらいの迫力があるのに、蕎麦を邪魔しない優しさがある。
 
料理って、つくづく作る人の性格が出るもので、
何にフォーカスさせたいか?という事を踏まえて
芯にある哲学とコストのバランスを取るのだろうけど、
どこを大事にするかって部分が、まさに作り手の性格その物と言っていい。
 
常連になってしまう店は、
その方向性が心地よいという事を前提に
好き嫌いのベクトルを共有できる客が集っている
という形ができあがっているのが常。
 
どんなに美味しくても、
これでも食べておけって気持ちがこぼれたら嫌だし、
たまたま同席する他の客の質が悪ければ、
居心地が悪くなって行きたくなくなる。
 
カウンターで板前を独占するような客がいるとか、
酒をゆっくり楽しみたいのに子連れで来て子どもを放置する客がいるとか、
調理をミスした時のリカバリーが味より時間を重視しちゃうとか・・ね(^_^;
 
ただただ、食べるだけって栄養補給としての食事だったら、
それこそファストフードや牛丼屋、コンビニ食の方が
コスパが良い上に気楽って思うから、余計にそんな事が気になるのだろう。
 
しかしもう6月も終わりかい。
早いものですな。
 
ごちそうさまでした。
☆☆

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