2019年6月13日木曜日

小嶋屋で更科とか

ニンニクパワーが凄いよね。
 
とりあえず昨日より全然楽だけど、
熱も無くなったけど、とにかく咳がとまならい。
そしてやっぱり、気管支が痒くなってきた。
 
そうなんです。
ギリギリまで寝ていようと思ったのに、
咳して目が覚めちゃって・・・
 
はい、わかりました。
んじゃもう、早めに出ますよ。
 
どっかでランチしますよ。
 
でも,昨日のカレーニンニクラーメンの感じが
まだ何となく残ってて、肉とかカレーとか食べたくないのも事実。
 
酔来軒行って酔来丼スペシャルとか餃子とか?
と思ってたけど・・・ 
 
そうだ!
たまには小嶋屋で蕎麦にしてみるか。
 
 
 
  
バイククラブのメンバーが絶賛するこの店、
翁達磨グループの一員で、伝説の高橋邦弘氏に師事した事でも有名だが、
完全自家製粉で蕎麦を打っているのに、価格設定はそこまで高く無い感じ。
 
以前に何回か来ているが、
蕎麦粉に拘っている気配は見えるけどその違いがわからなかった私には、
美味しいけど、魅力としてはどうなんだろう?って記憶しかない。
 
その頃から、雑味の無い蕎麦としては良いと思っていたけど、
それよりも利休庵の蕎麦の方が美味しいって思っていたし、
店員の感じもあまり良い印象は無かったのだ。
 
で、何年ぶりだろう・・と思いながら入ると
店の感じは何も変わっていなくて、店員もあまり動きが良くはなくて
時が止まってるのか?と思ったりする。
 
 
「すいません、玉子焼きとお蕎麦にしたいのですが、
 蕎麦の量ってどれくらいですか?」
 
 
そんな事を聞く人はあまりいないのだろう。
店員は慌てて厨房に走って、そして130グラムくらい
という事を教えてくれた。
 
いやね、久々に来たから
色々食べたいんだけど、3色蕎麦ってのがあって
更科、並、田舎と3種類だしてくれる物があるのさ。
 
ただ、前はそれを食べてたんだけど、
特に田舎蕎麦は今の好みとしてはどうでも良いので、
蕎麦の量によっては更科と並蕎麦を頼んじゃおうと思ってね。
 
 
「じゃぁ、更科を頂いた後に普通のもりを頂いて良いですか?」
 
「わかりました。もりは声をかけてください」
 
 

 
あ〜
ここで腰据えて、酒の2〜3合でも飲みたい!
となるんだけど我慢我慢。
 
玉子焼きは甘い味付けで
丁寧に巻いてある、見事な焼き方だった。
 
贅沢言うなら、もうちょっと出汁多めで
焼いて欲しかったなぁ・・・ 
 
  

 
更科です。
 
白さが際立つ感じでは無い、と思うのは
晋山の更科に慣らされているからだろう。
 
 

 
そのまま食べてみると、
蕎麦粉の良さが伝わってくる。
 
汁につけて・・・
 
あぁ、出汁より醤油が強い傾向なんだね。
それなら、と手繰った蕎麦の先だけ汁をつけて啜るのだけど、
以前には感じなかった完成度がある事が伝わってくる。
 
晋山と比べたら?
そりゃぁもう、好き嫌いの話になるね。
 
以前に食べた時に比べたら、数段美味しくなってる更科。
食材の世界も技術進歩しているから、そういう違いもあるのかも、
だけど、蕎麦がそういうレベルだと汁の違いが余計に気になってしまう。
 
  

 
もりは・・・
あぁ、これも好き嫌いのレベルだ。
 
ただ、自分としては晋山の方が遙かに好きだと感じる。
でもこの美味しさは、普通の蕎麦しか食べてない人には
間違い無く衝撃的ではあると思う。
 
 

 
ただね、
ほんと汁が辛くて出汁が弱く感じるが
自分としては残念。
 
そして、最後に蕎麦湯を飲もうと思ったら、
蕎麦粉を入れたドロドロ系な物が出て、
それがまた汁を合わせても、今ひとつに感じられた。
 
ただね、コストパフォーマンスは
このレベルの蕎麦を出す店としては
驚異的なんじゃないだろうか。
 
酒肴が蕎麦屋の物でリーズナブルで
置いてある酒も仕入れ先がわかるようなラインナップだけど、
1000円以下の良い酒を揃えてて、
ここら辺に住んでたら通うだろうなって思わせるのだ。
 
しかし、さすがに2枚は食い過ぎ。
 
横浜橋で蕎麦を食べる時は2枚からって
年末の蕎麦喰いを思い出す始末。
 
さぁ、咳止め飲んで仕事しよ。
 
ごちそうさまでした。

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