2019年1月31日木曜日

ミートボール

一昨、日食べられなかったミートボール。
 
食べたいなぁ・・と思うと頭に浮かんでしまって、
もう中華系な肉団子だって良いから食べたい
と思うようにさえなっていた。
 
そんな今日は午後に出張が入ってて、
時間があるならランチを中華屋でと考えたけど、
仕事が詰まっててその時間は取れそうにない。
 
仕方ないので出張先へ向かう途中のコンビニで
おにぎり買ってベンチで食べる事にした。
 
たまにはアウトドアランチも楽しい・・・という気分になれないのは
ベンチや風が冷たいって事もあるけど、こんなジジイがしみったれて
ベンチでおにぎり食べてる姿が想像できて嫌なんだよね。

時間が許すなら、こんなのが食べたかったなぁ・・・(T_T)
 
 

 
食い物の恨みとまでは言わないものの、
食べたい物が食べられなかった気持ちを癒やすのは
それを食べるしかないって事はわかってる。
 
だからもう、LIVING再訪してミートボールを頼もう!
って気持ちから離れる事ができなくなっていた。
 
わかったよ
行きますよ
 
行ってまた無かったら・・とか考えずに
LIVINGに行きますよ(>_<)

と言うことで、たかがミートボールに何故惹かれるかもわからないまま、
仕事終わりでLIVINGに向かっていた。
 
 

 
一昨日は選ばなかったビールを飲みながら、
まさか今日も売り切れは無いよね・・・と自分に言い聞かせつつ
オーダーすると!
 
  

 
今日はありました(^_^)
 
これこれこれ!
これが食べたかったのよ〜
 
これがビールに合うのよ〜(^o^)
 
 
ま、単純なものです。
でもハッピーです。
チョロいもんです。
 
ま、安い給料だけど、給料日後のちっと余裕があるうちに、
食べたい物を食べないと・・・ね(^_^;
 
  
しかし連休明けの連続勤務なのに、
4日めにして既にかったるい。
 
明日頑張ったら休みだけど、翌日の土曜は
画面割れしたスマホ修理に銀座まで行かなくちゃならない。
 
休めないよねぇ・・と思ってしまうくらい怠いのは、
なんとなく春めいてきたからなのだろうか?
 
おかしいよねぇ・・・
昨日もしっかり肉食ったはずだし、
今日も肉団子食べてるのになぁ・・・(T.T)
 
え?
歳??
 
否定できない自分がいるのは知っています。
当然だと思ってもいます。
でも歳で誤魔化したくない自分もいます。
 
あ〜
こういう思考になるって
完全にお疲れモード。
 
という事で、早く寝ますわ。
明日も6時前には起きなくちゃ・・なのでね。
 
ごちそうさまでした。

2019年1月30日水曜日

ハンバーグ

友人と、ケーブルカーで飲む約束があった。
 
ただ約束時刻は22時近い。
と言う事で先に腹ごしらえをしよう・・と
横濱KANに顔を出す。
 
酒との喧嘩に負けた女子と
それを囲む3人の女子がボックスシートで騒がしい。
 
こういう時はとっとと酔うに限るんだが、
ケーブルカーでハイカロリーにアテを食べる予感がするので、
カレーをぐっと我慢して、マスターに相談する。
 
 
「今日はカイノミがあるので、焼きますか?」
 
「良いですね〜 お願いします!」
 
 
コストを上げすぎない経営方針なのだろう。
 
高級な肉を用意してステーキにして出すような事はせず、
ちょっとマニアックな部位でコストパフォーマンスに優れた肉を
用意していて、こういった対応をしてくれるのだ。
 
 

  
カイノミはヒレに近い部分なので柔らかく、その上赤身の美味しさが楽しめる肉。
一頭から多く取れない事から希少部位とされるけど、焼肉屋でしか出会えない肉だったりする。
 
赤身系ではあるので焼きすぎると固くなっちゃうけど、
この焼き方は見事。
 
柔らかがあって、それでいてジューシーな感じ。
 
ヤバい・・
美味い(^_^)
 
と言う事でもう、ここで集合したい気持ちが盛り上がったところに
ケーブルカーに向かってる・・とメールが入る。
 
仕方ない。
後ろ髪を引かれつつ、KANを後にして
ケーブルカーに向かった。
 
  

 
おい!
開いてないじゃんよ〜(T_T)
 
と言うか、火事??
 
スルッと制止線を越えて入っちゃったけど、
ケーブルカーは真っ暗で、でも煙は出てないので
裏手のどこかで火事があったらしい。
 
 
「あれ〜、何これ?」
 
「いや〜参ったね。」
 
「ど〜するよ、この後」
 
「ここら辺でこの時間に酒&飯がいけるとこってどこ?」
 
「日本酒なら侍かなぁ」
 
「何屋?」
 
「焼き鳥」
 
「気持ちは洋酒系なんだけどね」
 
「スリーマティーニとか行く?」
 
「良いけど、食事がねぇ・・」
 
「んじゃ、491とか・・・」
 
「そう言えば、鉄板焼きバーのことよく書いてるじゃんか?」
 
 
あ〜
そうだね。
そうしますかね。
 
 

 
と言う事で、食べるのは勿論A3のみで作ってもらうハンバーグ。
(特別にオーダーしないとA5が2割ほど入ってしまう)
 
 
「なんか凄い美味いんだけど?」
 
「オーダー受けてから、包丁でミンチにして作るんだけど
 わざと粗く切った部分も入れたりするから、食感が楽しいんだわ」
 
 
ステーキ屋のハンバーグが美味いのは当然としても、
ここのハンバーグはちょっと別格。
 
脂の耐性が落ちてきた自分にとっては、
ここが用意するA3がベストバランスで、
その肉でハンバーグ作るんだからねぇ・・・
 
 
「そう言えばこの前、豪華に食ってたよね?」
 
「あぁ、北の方から横浜に出てくるって連絡もらってて
 食べたい物ある?ってきいたら肉!だったのでね」
 
「ヒレってどう?」
 
「ヤバいよ。
 普通のヒレの感覚で食べたら驚くと思う。
 ヒレの柔らかさの中に、しつこくない脂がたっぷりで
 ヒレの概念は変わると思うね」
 
「そんな物を日々食べているワケだ」
 
「・・んなワケないじゃん!
 このハンバーグを出す店が用意するシャトーブリアンだよ?
 いくらコスパが良いと言ってもそれなりだし、
 そもそも特別な時にしか食べないから良いんじゃん?」
 
「しかし、隣の人達は楽しそうだねぇ」
 
「居心地良いからねぇ。
 こっちも飲んだくれて耳遠くしないと置いてかれそうだわな」
 
 
一晩で、肉料理を2つ食べるという愚挙。
 
たまには良いけど、相変わらずの肉食っぷりで、
自分でも呆れますわ(*_*)
 
ごちそうさまでした。
☆☆(ハンバーグ)

2019年1月29日火曜日

LIVINGで明太ポテサラとか

横浜が多くのクラフトビアバーがある町になって
もう、数年になるだろうか。
 
地ビールが今ひとつ人気が無かったのは、
やっぱりコストが高いこととそれに対する味わいに馴染みが無かったことが
起因していると感じていた。
 
横浜市大が横浜産の麦でクラフトビールを造るようなチャレンジをしたりする頃から
醸造技術もどんどんブレイクスルーして、凄く美味しい物がたくさん登場し、
同時に酒造免許のハードルも下がった事からマイクロブリュワリーが登場。
 
元々、スーパードライのようなビールは好みじゃなかった事から
私自身もあったらクラフトビールを飲むようになっていく。
 
 

 
LIVINGがカフェからクラフトビアバーにシフトしたのは何時だったろうか・・・
 
クラフトビアバーが増え出した頃だったと思うけど、他の店には置いてないビールがあって
そのタイプが飲みたくなると出かけるようになっていく。
 
マスターが一人で切り盛りするこの店では
Instagramの写真が飾られたり、時に個展のように作家ものが飾られる事もあり
何となく居心地が良かったことを思い出す。
 
 

  
ここでは、グラスのサイズが3つあり、タップに繋がっているビールは12あるので、
色々楽しみたい時は一番小さいサイズで飲む事が多くなる。
 
で・・
目当てはここのミートボール。
 
しっかりとした歯ごたえが楽しめるタイプで
トマトソースが肉の味わいを上手く引き立てるので楽しいわけで・・・
 
 
「すいません、今日ミートボール終わっちゃったんですよ」
 
 
(T_T)
 
ThrashZoneのミートボールを我慢してココに来たのに、
悲しすぎる。
 
と言う事で、もう一つここのアテで気に入っている
明太子ポテトサラダをオーダーした。
 
  

  
なんか妙に美味しいんですわ、これ(^_^)
 
ただ、美味しさの反動はカロリーに出るので、
これ以外に色々食べてビールを数杯飲むと
翌朝のヘルスメーターの値に驚く事になるのですな(爆)
 
あ〜
しかしあのミートボール、食べたかったなぁ・・
 
ミートボールのためだけに、また来るか(^0^;
 
 
とか言いつつ、その分飲んじゃいました。
 
ごちそうさまでした。

2019年1月28日月曜日

バーグ吉野町店でスタミナカレー

食べたいと思ったら、止まらないのがカレー欲。
 
あの匂いに抗えず、味わいに魅了され、
スタンダートな物でも本格的な物でも
何でもござれな気分にさせられる。
 
だからなのかカレースイッチが入ると、
自分でも呆れるほどにカレーLoveな状態になってしまう。
 
って毎度書いてるけど、個性的なカレーの個性の部分がヤバくて
その味わいが欲しくなると、その店でしか食べられない事に
苛立ちに近い感情さえ浮かんできてしまうのだ。
 
で・・・
今日はもう絶対食べたい気分なっていたのが
バーグのスタミナカレー。
 
独特の味としか言いようがないけど、
しょうが焼きと称する三枚肉の味付け焼肉の個性と
生卵とコッテリ系なカレーのバランスが、とにかくとても魅力的に
感じられてしまう。
 
で、それを思い出したらもう、食べたいという気持ちがアクセル全開で
自分をバーグへと導くのだ。
 
 
「カウンターへどうぞ〜」
 
「生、ご飯少なめ」
 
 
もうすっかりバーグフリークなオーダー(爆)
 
そしてオーダーしてから1分経たずに、
スタミナカレーはやってくるのだ。
 
  

 
ランチだと来たら即食べるから福神漬けとかトッピングしないまま撮るけど、
今日は仕事終わりなので、福神漬けとキュウリの漬物を乗せてから撮る余裕がある。
 
 

 
ご飯少なめって言ってもこの量だし、今日のしょうが焼きは味がちょっと甘めで
それがまた楽しいんだから、マジやばい。
 
それにしても、煮込み過ぎちゃったようなカレーがドッシリと自己主張して
妙に後を引く味わいなんだなぁ・・。
 
いつもなら、ここでビールといきたいとこだけど、
何故かバーグでアルコールを飲む気はあまり起きなくて、
結局カレーで終了するのが常だし今日もそのコース。
 
でも、この後にロイヤルアスコットへ行く予定なので、
それで良いんです(^_^)
 
しかし、ストレスフルな日々になってきて、
久々にアルコール摂取率が上がってきた。
 
憂さ晴らしに飲むんじゃなくて、
日常を切り離すために飲むんだけど、
あらためて酒って楽しいなぁ・・と思い出す。
 
ただ体力と財布の健康状態との協議が必要なのが・・ね(^_^;
 
ごちそうさまでした。

2019年1月27日日曜日

花潮で二種盛り

主治医が医院を畳んでしまい、
持病の薬を処方してくれる医者を探した結果、
辿り着いた医院は石川町にあった。
 
以前は山下町や中華街に会社があった事もあって
どうしても知ってる医者となるとそこら辺になってしまう。
 
でも、その医者へ行った後の楽しみは
魅力的な食が溢れる地域でもあるので
専ら食べる事になるわけだ(爆)
 
今日は、そんな楽しみの中で見つけた蕎麦屋「花潮」へ顔を出して
蕎麦と蕎麦前を楽しむ事にした。
 
 

「鴨ねぎ」
 
表の黒板に書いてあったベタなネーミングに惹かれてオーダーしたものだけど、
ここのアテは想像と違う物が出てくるので、ちょっと面白い。
(前回は玉子料理でぶっ飛んだ)
 
フロアは私よりは若そうな女性が担当してくれるのだけど、
どんな料理?っ尋ねると、やっぱり答えられなくて店の奥から
店主らしき女性が登場して説明してくれる。
 
価格は町の蕎麦屋な感じで調整されているけど、
蕎麦だけは明らかに高級店のそれ。
 
要するに、アテと蕎麦とサービスのバランスが取れてないワケで、
でもそれも個性と納得させる空気があるのが面白い。
 
酒にも拘りがあるのか無いのかわからないのは、
基本は蕎麦を楽しめって事になるのだろう。
 
と言う事でアテと酒を早めに切り上げて
目的の二種盛りをオーダーする。
 
 
「すいません、今、福井在来種が終わっちゃってるので
 お待ち頂ければ打ちますけど、どうしましょう?」
 
「待ちます!」
 
 
急ぐワケじゃないので、
打ち立ての蕎麦を楽しませて頂こう。 
 
 

 
本山葵にすると+100円となってるので、
山葵に自信があるのだろう。
 
蕎麦を手繰る時にはネギも山葵も使わないんだけど、
ちょっとだけ山葵を楽しみたいって思ってしまって・・のオーダー。
 
確かに、この山葵、美味いです(^_^)
 
  

二種盛り(北海道早生・福井在来種)
 
あ〜〜やっぱり・・・
 
右側の福井在来種が打ち立てなんだけど、
「短くなっちゃいました、ごめんなさい」
と説明つきで出された意味は、一口食べてすぐわかった。
 
所謂、どうだ十割の手打ちだ〜と意気込んで作られ蕎麦に似て、
食感が悪いのだ。
 
だけど、北海道早生の方はちゃんと弾力があって、
かつ粘りもあるような強かな腰を持つ蕎麦だった。
 
 

 
これが美味いのですよ。
  
コストなりのセッティングではあるけど、
蕎麦その物の出来はとても良い。
 
当然の事として、
「同じ人が打ったと思えないほどの差は何故出るのだろう」
って思ってしまう。
 
で、以前に通ってた手打ち蕎麦屋でも
同じような経験した事を思い出した。
 
「蕎麦終わっちゃったので、今から打ちますから」
と言われて食べた時とそっくりだったのだ。
 
と言う事は、
蕎麦は切る前に少し置いた方がおいしいのかも知れない。
 
 
十割蕎麦を謳う店で出会うダメダメな蕎麦について、
一人前の更科をオーダーを受けて打ち、
絶品の仕上がりにする晋山の大将に質問してみたら
「基本は水分量と均一性」と言っていた。
 
蕎麦の中の水の調整が上手くできないと
切れたり弾力が出なかったりする・・と。
 
ググってみれば
打ち立ての蕎麦は水と蕎麦粉の馴染みが悪くて
上手く茹だらないケースもある、とあった。
 
水と蕎麦粉の状態でここまで変わるなら、
自分でも蕎麦を打つ研究したら楽しいと思うけど、
絶対やりたくないのは食べ物だから。
 
失敗作だってもったいないから食べるし、
作り過ぎちゃっても食べるから
今の私には無理なのです(^0^;)
 
ごちそうさまでした。

2019年1月26日土曜日

サンマーメン

どこの地域でも
そこにしかない物ってあったりする。
 
特に食べ物は、その地域ならではの食材を使うから
余計にその傾向が強いのだろう。
 
だから「秘密のケンミンSHOW」だって食べ物ネタ満載(^_^;
その人気にあやかって真似したろう「鎖国めし」なる番組まで出てきた。
 
考えてみれば、旅の記憶の鍵は食。
そこにしかあり得ない物を食べた記憶がキッカケで
その日何をしていたかを思い出すのが、自分のパターンだったりする。
 
そして横浜には、あまりに有名な「サンマーメン」があるのだ。
 
もう、今更な話過ぎて説明する気にもなれないけど、
もやし炒めは好物なので、たまに食べたくなるサンマーメン。
 
元祖とかを誇る店もあるけれど、
物心ついた時にはすでに普通に存在していて、
他の地に行って初めて横浜オンリーな食べ物と知ったっけ(爆)
 
 

 
こういう感じも物ですよ、サンマーメンって。
 
もやし炒めをラーメンの上に乗せ、とろみをつけた物だったら
醤油ベースのスープでも塩ベースのスープでもサンマーメンって名乗ってる。
 
面白いのは、サンマーメンと一緒にモヤシソバなんて物がある店もあって、
食べ比べてみたらモヤシソバはとろみがついてなかっただけ(*_*)
 
でも、塩系のスープでできたサンマーメンは
どこかタンメンに似ていて、それもやっぱりとろみがついてるかどうか・・・
なだけの感じがする。
 
そう言えば随分前に聘珍樓で食事をした時、
サンマーメンだけを食べに来る客がいて驚いた。
 
飲茶席のサンマーメンは、点心のバリエーションの中に存在するから
そもそも大きさが違うし味付けも違う。(価格も)
 
だから立証できる記録上では元祖となる聘珍樓では、
サンマーメン愛好家がそうやって食べにくる事は珍しくないと聞いた。
 
ただ、コースを複数の人間で食べるように設えてある食事席で一人、
単品で食べるのはかなり勇気が必要だ。
 
自分はアラカルトでオーダーするけど、
それはコースだと食べたくない珍しくもない料理が含まれることと
そもそもポーションが小さかったりして不満に感じやすいからだ。
 
前菜と葉物、海鮮と肉料理、そして最後に麺物とかで食べるのに
一分の隙も与えたくないのですな(^_-)
 
で、そんな時のシメにサンマーメンをオーダーすれば良いんだけど、
青菜炒めとか肉料理とかを食べちゃった後では、
シンプルにスープを楽しめる具も少ない麺物が良いと思いがちだから、
聘珍樓でサンマーメンを食べた記憶は・・・ない。
 
あ・・
今日はオフなんで、
「もやしそば」とか書いてあるカップ麺を食べてて・・
つい妄想食堂へ行ってしまっただけっす(^0^;)
 
ごちそうさまでした。

2019年1月25日金曜日

リズム&ブルースじゃない

R&Bとあったら、何を想像する?
 
横浜で少し音楽に関わる人だったら
多くの人がリズムアンドブルースって答えると思ってる。
 
だけどレジャー&ビジネスのホテルとして
R&Bを名乗るワシントン系ホテルもあったりするし、
そもそもリズムアンドブルースってカテゴリーが古いので、
ピンと来ない人も多いのかも知れない。
 
でも・・
R&Bが関内辺りで飲み倒す人にとっては
別の意味になっていると、以前から知ってはいた。
 
 
「焼き鳥バルで失敗したからさ、
 今日はもっと面白い店を紹介したいんだけど」
 
「悪い、今日は遅番だから22時まで動けないのよ」
 
「晩飯って食うわけ?」
 
「コンビニ飯になっちゃうので、食べてもおにぎり一個」
 
「じゃぁさ、こっちは関内で飲んで待つからさ、晩飯食おうよ」
 
「良いけど開いてる店ある?」
 
「だからさ、終わったら関内駅集合って事で。」
 
 
バルに引っかかって居酒屋に行ったのを根に持ってるのか
そんな誘いがメッセンジャーから飛んでくる。
 
22時終わりで飲んで食える店のストックはそれなりにあるので
ダメだったらそこへ行けば良いや・・と誘いに乗った。
 
 
「関内ついたよ、どこら辺行けば良い?」
 
「セルテの裏に『R&B』という店があるから、そこで待つ。
 ビルの正面から階段登って入る中2階な感じの店だよ」
 
「了解」
 
 
はいはい、既にお飲みなんですね。
R&Bって音楽系のバーかいな?
 
メッセージとGoogle先生に教えられた入った店は、
小綺麗なカウンターとテーブル席が4つほどあるしっかりしたバー。
 
でも、R&Bはかかってない・・というか、そもそも音楽を感じない。
 
「すいません、ハートランドを。
 それとアドベック10をストレートで」
 
「いきなりボイラーメーカーかよ」
 
「寒いし、追いつかないし」
  
 

 
「ここさ、実はラーメンが有名なんだよ」
 
「え?」
 
「R&Bってラーメン&バーって意味らしく、昼はラーメン屋なんだよね」
 
「え〜??」
 
って、さ。
思いっ切り普通のバーなんですけど?
 
 
「一回連れて来たかったんだよ。」
 
「でもさ、この状況でラーメンってあるの?・・・あるわ」
 
 
メニューを見たら、醤油、塩、味噌とラーメンがあって
しかもハーフサイズがある。
 
 

 
アードベック10年ベースのブラッディーシーザーをオーダー。
 
多分、そんなオーダーをする客はいないのだろう。
2人いるバーテンダーの顔つきが変わった。
 
そこには、ブラッディーシーザーだからウォッカも入れるのか?
と疑問を持つ顔があったので・・
 
「アドベックのコミッティで紹介されたレシピで、10年で作ると美味しいんですよ」
 
と説明。
 
まぁそもそも、モルト&ビールというオーダーをする時点で
相当な飲兵衛だって事は想像できたんだろうけど(爆)
 
ただ、それまで「そこまでつまんなそうな顔してなくて良いじゃん?」って
言いたくなるほど無愛想だった若手のバーテンダーの顔が少し明るくなったのは事実。
 
ちゃんとしたオーセンティックなバーの設えで頑張ってるのに、
置いてあるのはローコスト重視のスタンダード物ばかりだし、
客も酒の飲み方を楽しむ人が少ないのだろう。
 
だったらさ・・
スタンダードな酒で楽しめるカクテルをもう一つオーダーしようかね。
 
 
「すいません、ターキーライでドライマンハッタンをロックでください」
  
 

 
「マンハッタンをロックってあまり聞かないな」
 
「そうかな?
 オールドファッションでも良いんだけど、
 フルーツの状態にも左右されるし、ここにある酒で確実に作れるなら
 やっぱこっちだろうって思うけどね」
 
「美味い?」
 
「マンハッタン好きなら、ユルユルと飲むには良いと思うよ。
 ショートは3口で飲むのが良いけど、ロックはまた別の魅力があるからね」
 
「で・・・
 今日ここへ呼んだ理由のラーメンいかない?」
 
  

  
ハーフで頼んだ鶏スープ(塩)のラーメン。(味玉はオプション)
 
どれどれ・・・
 
え?
これって、美味いよ??
 
勿論、所謂塩ラーメンだし味も濃い目なので、
味付けはそれなりなんだと思うけど、ほぼ終電間際な時刻に
こんなマトモなラーメンが食べられるとは思わなかった。
 
 

 
「醤油も美味いよ〜?」
 
 
わかりました。
これならまた食べに来るって感じですわ。
 
 
「実際さ、この店ってラーメン目当ての人が多い?」
 
「うん。この時間はほぼ皆ラーメン目当て。
 飲んだ後のラーメンだって美味い方が嬉しいじゃん?」 
 
 
だからさ・・
ちゃんとしたバーっぽいのに、
酒に対して熱心になりきれないって事なのかも。
 
でも、ごめんなさい。
自分もラーメン目当てに来る予感、大っす(^_^;
 
え?
パスタも美味い??
 
やべ・・・
 
ごちそうさまでした。

2019年1月24日木曜日

ナクシャトラでカラクディマトンカレー


 
今日は何を食べようか・・と
ThrashZoneでSPEED KILLSを飲んでいる時から悩んでいた。
 
昨日、期待が空振りする晩飯を食ってしまったので、
味がわかってる店で晩飯を食べたかったのだ。
 
 
日々、色々な事があって担いだ荷物は、その日のうちに下ろしたい。
 
その下ろす方法は人によって色々だろうけど、
私の場合は主に飲食行為が当てはまるのだ。
 
贅沢を言えば、気を許せる人と一緒に・・
だkど、食の好みや店の好みが一致することは、まずもってあり得ない。
 
その上、お年頃になってくれば今まで大丈夫だったものにも耐性が落ちてきて、
食べたいのに食べる事が難しくなる、という事もあったりするわけだ。
 
事実、私にとって既にA5サーロインは、
好きだけど食べたらヤバイ食材になってきた。
 
あと、安い中華屋で使い回す炒め油に対しては耐性が低く、
餃子が楽しいチェーン店でオーダーした天津丼を食べて、半日不調になった事もある。
 
脂の分解能力と耐性が落ちているんだろう・・と思ってるけど、
何か身体に合わない調味料とかが使われているのかも知れないけど、
以来その店で食べる事は無くなってしまった。
 
 
どうしようね〜
 
ってか、21時近いし、
そもそも美味いモノが食べられる店が少ないじゃん?
 
ここで、ミートボールサブでも食べちゃう?
って考えたけど、晩ご飯はホットドッグなパターンは悲しすぎる。
 
あ・・
開いてたらナクシャトラへ行ってみるか(^_^)
 
 

「カラクディマトンカレー」&「レモンライス」
 
これこれ!
コレが食べたかったのよ〜
 
マトンカレーって、やっぱ楽しいわ(^_^)
 
 
南インド料理のカラクディマトンは、ナクシャトラの中でも好きなカレーの1つ。
海老トックという南インド料理が一番好きだけど、さすがに毎回の様に食べていると
たまにはマトンを食べたくなるのですな。
 
でも、南インド料理の情報はホント少ない。
トックをググれば韓国料理にぶち当たるし、カラクディマトンをググれば
マジ何もヒットしなかったりする。
 
ナクシャトラは北と南の両方のカレーがあって、
日本人にも馴染みやすいライス料理も多く揃えている。
 
レモンライスとかジーラライスとかを選べるのは
南インド料理をやってるから?なのかも知れないけど、
ハラルなデリーダイニングに行かなくなったのは
ナクシャトラの料理が身体に楽な感じがするからかも知れない。
 
頼めばミールスも作ってくれるとの事だけど
問題は量。
 
カレーって結構な量で出されるし、食べられてしまうからこそ
量を予め抑えておかないとヤバイのだけど、
ミールスはカレーソース全混ぜな料理になるので、バランス取るためにも
ご飯多めになりがち。
 
でもいつか、食べたいなぁ・・と思ってる(^_^;
 
ま、今日担いだ荷物はちょっと重すぎなので、
これくらいパンチが無いと下ろせなかったって事ですわ(爆)
 
ごちそうさまでした。

2019年1月23日水曜日

焼き鳥バル

「関内でビール飲んでるなら、焼き鳥バルに行かないか?」
 
「俺のインスタ見た?」
 
「たまたまね。
 中華街に焼き鳥バルって店ができてさ。
 気になってるんだけど、食いしん坊な君もどうかな?と」
 
「何時まで?」
 
「LOが22時だから、まだ間に合うぜ?」
 
 
外国語を日本流に変換するのは、日本人の特性なのだろうか。
 
本来の物とはかけ離れた物から
大合体型として新語を作ってしまうパターンもあって、
言葉は生きているな・・と思わされる事は多々ある。
 
後輩に連れて行かれた店が肉バルと称していて
本来のバルじゃないじゃんね?って思ったけど
広義で言うところの居酒屋っぽいものとしては正解?
って思ったのは最近のこと。
 
焼き鳥もバルをひっつける時代になったのか・・と
ググってみたら焼き鳥バルと称する店が複数ヒットした。
 
バールはイタリアの喫茶店&コンビニだけど。
バルはスペインのバー+喫茶店+食堂+コンビニと言った感があって、
要は焼き鳥メインの洋風飲み屋って事なのかもね。
 
 
「じゃ、店で集合という事で」
 
 
最近は、電話じゃなくてメッセンジャーでの会話が普通になったけど、
SNSのリンクが多様化して、様々なところから繋がるのは
便利なんだかどうなんだか(^_^;
 
 

 
焼き鳥屋で必ず頼むのは、ポテサラもしくは生キャベツ。
 
店によってはお通しになっている事もあるので
酒を頼んでお通しが出てからオーダーする。
(両方ともお通しの設定には無かった)
 
ま、標準的な感じだけど、クラフトビアバー上がりの自分は
腹減っている事もあって楽しく頂く。
 
ただね・・
 
オシャレな外観にバルっぽさを感じつつ期待して入ったら
ただの居酒屋なノリのうるさい飲んだくれ集団がいて
約束無ければ即離店!な状況だったのだ。
  
ならば、早いとこ酔って耳を馬鹿にしないと
「うるせぇ!」と叫びそうで恐い。
 
あ・・・
ビールがスーパードライのみかよ(T_T)
 
せめて瓶で良いからラガーとか黒生とか
置いて欲しいんだな。
 
ただ、スーパードライがあるならハイボールはブラックニッカ!
この場合はハイボール一択だよね。
  
 

 
ここで1つ、質問があります。
何時からハイボールはビアマグでカットレモン入りになったのですか?
 
マズいウィスキーをなんとなく飲ましちゃう手法として
どこかのメーカーが推奨したのかも知れないけど、
ウィスキーラバーとしてはガッカリするのよね〜
 
とわかってて頼んでみたんだけどね(爆)
 
メニューにピンチョスは無いけどスモーク合鴨パストラミとか
焼きカマンベールとかがあってバルっぽさを狙ってる感はある。
 
で、ヤツが来るまでにまだかかりそうなので、
焼き鳥屋では必ず頼むネギマをオーダー。
 
 

 
普通です。
 
はい、居酒屋決定!
それにしても狭い室内(客席20ほど)なのに、叫ぶように騒ぐ集団を
煽るベロベロおばさんが大声を出して、既に出たい気持ちになってきた。
 
あ、お店の人はとても丁寧で気持ち良いんだけどね。
 
 
「お待たせ〜
 ・・・うるさいね」
 
「ここ、日本人ダメな店かも」
 
「たまたまだろ?」
 
「そう思いたい」
 
 
そう、中国語 の怒声に近いノリのおしゃべりが
ちょっとオシャレに設えてある店の空気を、大衆酒場のノリに変えているのだ。
 
  

ボンジリ&ウズラの玉子+ソーセージ
 
ボンジリはまぁまぁな味わい。
 
 
「ここさ、鶏肉売ってる店がやってるんだってさ。」
 
「その割に、凄い鶏感は無いね」
 
「料理が素人っぽい」
 
「まぁ、家族経営ってとこじゃない?」
 
 

 
焼き鳥屋では必ずオーダーするもう一本がつくね。
 
店の考え方がわかりやすい物だし、そもそもミンチ系好きだしね。
 
あ・・
これはマトモだよ?
 
ってか、やっと焼き鳥屋の味わいな感じが出てきた感じ。
 
鶏肉屋経営とだから本店でここまで加工して販売している可能性はあるし、
当然、顧客からのフィードバックもあって進化しているはず。
 
それを焼いていたら、美味しくないと困るわな(^_^;
 
 
「中華街で、中華料理以外の飲み屋っていう立ち位置だと
 有りなのかもな」
 
「焼き鳥屋だったら『侍』とか『友酒家』でしょ」 
 
「侍、閉店の噂あるよ?」
 
「え、マジ?」
 
「行きつけの店で聞いただけだから確認してないけど」
 
 
それは確認しないと。
 
隠れ家的な店で、かなり美味い焼き鳥があるので
あまり人に教えない店の1つだったんだけど、
今の仕事になってからタイミングを外すので行けてないのだ。
 
 
「ま、こんなもんだよね。
 シメに親子丼食わね?」
 
「ハーフサイズがあるのか」
 
「つくねの卵が美味いから、そこそこいけると思うよ?」
 
「いきますか」
 
  

 
これが町の蕎麦屋だったら美味い!と絶賛したけど、
焼き鳥屋が出す親子丼としては、材料の良さが楽しいタイプの
普通のでき。
 
でも、小さいサイズの親子丼があるのは嬉しいね。 
 
店の装飾やバルっぽさの演出がそこそこ垢抜けているのに、
バルだよねって思わせる空気が薄いのは何故だろう?
 
スタッフのコックコートも黒だったりしてオシャレっぽいのに
料理が家庭的な上に、騒ぐ客をコントロールできないあたりが
素人っぽいのかも。
 
 
「もう一回来て、客層見るかなぁ・・・」
 
「俺、もう来ない」
 
「?」
 
「わざわざここまで来る魅力を感じないよ」
 
 
こうやって、客のリピート率が下がるなら、
客のコントロールとチョイスは、店の存続に関わるってこと。
 
でも、感情問題って難しくて、
決まりを優先させないといけない仕事をしていると
感情問題でぶつかる事が多いので、そう言われてドキッとした。
 
でもね、もう一つ感じているのは「お客様は神様じゃない」
ということ。
 
常連なんだからと無理難題を通そうとしたり、
料金をまけさせようとするのはおかしな事で、
無理を言う場合は必ず相談が先、だと思っている。
 
でも、頭ごなしに無理難題をぶつける人
多いなぁ・・と感じる、今日この頃。
 
とかくこの世は住みにくい、という事ですかね。
 
ごちそうさまでした。

2019年1月22日火曜日

進化する南粤美食

なんかね、
無性にエビマヨが食べたくなったっす。
 
食べられるのなら
今は無き「珠江飯店」のエビマヨが食べたい。
 
 

   ↑「珠江飯店:揚げ車エビのサウザンアイランドソース炒め」
 
 
マヨネーズソースがサウザンアイランドソースになってて、
車エビは薄い衣を付けて揚げ焼きしてあるから最初の一口はクリスピー!
そして次の瞬間、海老のプリプリが登場してブワッと海老の美味さが口の中に・・
 
あれがもう、食べられないって・・・(T_T)
  
と海老好きな私には、未だに忘れられない味の記憶として
順調にモンスター化している。

で、その味に近い物を食べさせてくれたのはランドマークの皇苑で
オーロラソース(ケチャップ混ぜたヤツね)で車エビのエビマヨを・・
とオーダーしたら、かなり近い味わいの物が出てきて感動したっけ。
 
 
「ゴメンネ、今日、カマメシ終ワッチャッタ」
 
「え? 終わった??」
 
「じゃぁ、雲呑麺食べたい。」
 
「ガイランアルヨ」
 
「い〜ね〜
 でも、エビマヨとか食べたいんだけど」
 
「特大海老ハドウ?オイシイネ」
 
 
特大海老、いってみますよ!
お願いしますよ!
これでもか・・な海老、期待しますよ!! 
 
 

 
でか・・・
確かに特大だわ
 
一口なんて到底無理な大きさ・・・って
おい!この海老なんの海老??
(ミスドのフレンチクルーラーの厚みを1.5倍した感じ)
 
あ・・・
美味い!!
 
でもこれって、海老だけど蟹みたいな部分があるよ???
 
アサヒガニ?ウチワエビ?まさか伊勢エビ??
 
いやいやそんな希少な海老なワケはなく
たぶんこれってロブスターという名で売られるデカい海老。
 
聞けば海老って3種類あって、小さいものがシュリンプ
車エビくらいのやつがプラウン(時に淡水系の物を言うことも)
伊勢エビクラスのものはロブスターで、でも伊勢エビは海老だけど
ロブスターはザリガニ・・とよくわからん状態。
 
ちなみに香港で食べられているシャコは、
伊勢エビ級の太さがあって、どう見てもシャコに見えない、
と言うか伊勢エビの尾だけ?な感じで、実に食欲がわかない形なのだ。
 
しかし口いっぱい頬張っても、まだ半分あるってどんだけ〜♪
 
2尾も食べたら腹一杯(爆)
 
  

 
来た来た〜
ってなんかスープ変わってません?
 
進化系??
 
っていうか、この雲呑、
入ってる海老がかなりデカくて、
ちょっと驚く。
 
あ〜〜〜
スープこっち系にシフトなのかな?
 
ちょっとコッテリな味わいで
美味しいけど味自体は濃い。
 
こりゃ、以前のあまりに素っ気なく
だけどしっかり鶏の美味さだけはある、塩も薄めの
玄人好みなスープとは随分変わってきたように思う。
 
ただ、他の客が入ろうとしても断るような遅い時間だから
スープ煮詰まったのか、広東スープとかをブレンドしちゃってるのか
とにかく色といい味といいコッテリで、これはこれでヤバいのよ。
 
噛み切れない香港の麺を、日本人向けに少し長めに茹でたりしてるし
毎日長蛇の列ができてしまう人気のもとが、客のニーズに合わせていくこと
なのかも知れないね。
 
ただ、こっち方向で行ってくれるなら、隆蓮との競合は無くなるので、
客としては嬉しいかも。
 
さて、明日は仕事だ。
久々の連休も終わり。
 
帰って寝ます。
 
ごちそうさまでした。
☆☆

2019年1月21日月曜日

フカヒレ丼

友人から頂いたお土産。
ちょっと気になる。
 
 

 
やっぱ上質なフカヒレの産地ならではの
魅力的なレトルト食品。
 
こりゃ、食べるよね?
 
でも今、健康のために玄米&小豆ご飯を炊いてたりするわけで・・
 
まぁいいか。
白飯じゃなくても(爆)
 
 

 
じゃ〜ん!
 
こんな感じです(^_^)
 
 
あ・・・
なるほど〜
 
なんか、凄く懐かしい味付け。
昔の中華料理店で食べるフカヒレ系料理の味わい。
 
塩はそんなに強くなくて
楽しいランチになりました。
 
でも・・
玄米ボソボソな食感は、ちょっとね・・・(^_^;
 
ごちそうさまでした。

2019年1月20日日曜日

蒼ひのつけとろ

この前ふられた「蒼ひ」
ランチで蕎麦を手繰りに行ってみた。
 
板そばが珍しいだけじゃなく珍しい韃靼蕎麦も置いてあったりして、
その上酒飲みが好むアテが多彩に用意されているから
飲み屋的な扱いをする客と蕎麦を楽しみたい客が同居する
不思議な空間ではあった。
 
相変わらずウィークデイのランチタイムには
丼物と蕎麦を合わせた1000円ランチが人気なようで、
店の造りから一人で行くのは気が引ける。(テーブル席しかない)
 
週末は昼飲み客もいるからそうではないけど、
ランチメニューがあっても私は丼物と蕎麦を食べる勇気は無いので
結局通常メニューからオーダーするんだけどね。
 
 

 
今日のオーダーは「つけとろ」
 
ここはとろろと生卵と汁を分けて出してくれるから
最初はもり蕎麦的に食べてから、色々足して味の変化を楽しめて良いのだ。
 
 

 
あれ?
以前に比べてとろろ芋の量が減ってませんか?
 
 

  
お盆には、とろろも生卵も汁も一緒に出てくるんだけど
あれ?って思ったのは、汁がたっぷり蕎麦猪口に入って出てくること。
 
蕎麦の食べ方が以前と比べて随分変わってしまった自分。
 
蕎麦猪口には底に数ミリだけ汁を入れて、
蕎麦を入れても全部が浸からないようにして啜るのだ。
 
こうやってたっぷり汁が入っていると、
手繰る量を調整しないと先だけ浸けて啜っても
上手く口の中でバランスできなくて、蕎麦その物の味を感じ難い。
 
で、面倒なので、結局ズブッと入れてしまったのだが、
そうやって食べてちょうど良い感じの汁になっていて
それが一般的に受ける事を店が知っててやってるな・・と
気づかされる。
 
だけどちょっと、醤油が立ってる。
この前行った店もそうだけど、醤油の存在感が強くて
それが蕎麦その物の味をわからなくしがち・・・なのだ。
 
でもそれって、出汁が弱いって事なのか、
返しの問題なのか、いずれにしろ蕎麦をどう楽しむか?
という店の答えなのだろうね。
 
蒼ひの蕎麦の旨さは、
そういうバランスの上に成り立つ職人芸、
という事なのでしょう。
 
それなら・・と、蕎麦猪口に生卵入れたりとろろ足したりして
そこにしっかり蕎麦を浸けて、バランスの妙を楽しみました。
 
ごちそうさまでした。

2019年1月19日土曜日

それでも牛丼食うのか

昨晩は食い過ぎ&飲み過ぎでした。
でも、二日酔いという感じにはならず・・・
 
と言うのも、今日、明日は遅番で
ゆっくり起きる事ができるから。
 
とは言え、なんとなくマッタリとしてて、
気づけばギリギリの時刻。
 
しまった、
ゆっくり美味いランチを・・と思ってたのに
タイミング逃しちゃったじゃん(T_T)

時間が無い時は
職場近くのすき家かコンビニランチ。
 
となったら・・・ねぇ
 
 

 
昨晩、あれだけ牛肉食ったのに牛丼ですかい?
って自分に突っ込み入れながらの、中盛&生卵。
 
色々と変わった牛丼が多いすき家だけど
牛丼は安定も味だしそもそも出てくるのが早い。
 
だから時間無い時は、席に座った瞬間にオーダーして
バーグのスタミナカレーより早く出てくるコイツを
ガシガシと食べるワケです(^_^;
 
だけど、自分でも不思議なのは、
ゴージャスな牛肉も好きだけどこの安っぽい牛肉も好き、
ということ。
 
料理のカテゴリーが違う、と言うよりも
まったく別の食べ物として区分けされてて
全然気にならないというか何というか・・・
 
ま、こんなジャンクな味も好きって事なんですけどね(爆)
 
ごちそうさまでした。

2019年1月18日金曜日

やっぱ肉だよね

1月18日に横浜に行く・・と北の住人から連絡が来たのは去年のこと。
久々の横浜だから会って話したいし、美味しい物も食べさせたい。
 
と言うことで「何食べたい?」と返信したら
「肉!」とシンプルに返ってきた。
 
やっぱ肉だよね(爆)
 
となれば、あそこしか無い。
いや、日々私のblogを見る人だから
当然あの肉を期待しているよね?
 
となったワケで、
昨日、マスターと出し物を相談してきた。
 
 
「脂にはそんなに強くないと思うので基本はA3として、
 やっぱヒレですかね?」
 
「A3のバリエーションとしてシャリアピンはどうですか?」
 
「最近食べてないね、シャリアピン。
 じゃぁ、ヒレは標準の100にしてA3は200、
 シャリアピンは標準より少なめお200って頼めますか?」
 
「大丈夫です。」
 
「後は焼き野菜とかシュリンプカクテルとか
 ステーキ屋っぽい感じにしたいですね」
 
 
誰かと食事をする、と予め決まってる場合って
事前に打ち合わせしたいと思っている。
 
好き嫌いがわかっていれば尚更だし、
店側から見ても、どういう客を連れてきて
どういう風に食べさせたいのかがわかるし
そもそもリコンファームにもなるわけだしね。
 
それと連れていく場合の店は相談できないと困るし、
メニューに無いものを頼みたい時に対応してくれる、という事も
私にとっては大事なポイントなのだ。
 
 
「今日は、A3が北海道産で、ヒレは宮崎産のヒレ芯です。
 シャリアピンステーキはご覧の様に摺り下ろしたタマネギに和えて
 柔らかくし、そのタマネギを使ってソースも作ります。
 焼き方はどうしましょう?」
 
「お任せします」
 
 

 
友人夫妻とは付き合いが古いけど、そう言えばこうやって一緒に肉を食うのは
ジャックスが閉店する前に肉好きな人達と何度か通った時が最後だったかも。
 
あまり酒が強くないというイメージがある彼だったけど、
ウィスキーは好きとかで、こっそりとアドベックを買って隠していたりして
会話の中で妻にバレる・・という一幕もあった(^_^;
 
 
「A3です。今日はミディアムレアで焼きました」
 
 

 
うん!
やっぱここのA3は楽しいわ(^_^)
 
A3のクオリティに喜ぶ人達に更なる驚きが・・・
 
 

 
ヒレ芯です。
 
それもチャンピオン牛を産出する農家から
直に仕入れている物で、さすがにコストは高めとなるけど
クオリティから行ったらコストパフォーマンスは良過ぎかもしれない。
 
 
「ヒレでこの脂って・・・」
 
「ヒレの概念が変わるよね。
 でも、この脂だから100を3人で分けてちょうど良いと思ってね」
 
 
そんな会話をしているうちに登場したのが
シャリアピンステーキ。
 
昭和9年、帝国ホテルの「ニューグリル」料理長が
オペラ歌手シャリアピンのために考案した日本にしかないステーキ料理で、
柔らかいステーキを食べたいと言われてすき焼きからヒントを得て
タマネギでマリネする方法を編み出した、と記憶している。
(命名は昭和11年)
 
帝国ホテルではバターと胡椒と塩で味付けするようだが、
ここではちょっと醤油とかが入っている気配がある。
 
 

  
「確かに柔らかくなってる」
 
「でしょ?
 でもこれってソースが結構濃い味なので
 ご飯の上に乗せたくなるんだよね」
 
 
まぁA3その物が素晴らしい肉なので、
隠し包丁を入れるような事はしないけど、
そもそも柔らかく焼く事が難しかった時代の牛肉には
この手法は有効だったのだろうね。
 
それにしても、酒はあまり飲めないと言う彼も
しっかりとビールやワインを飲み、久々に食べまくる夜になって、
気づけばかなり遅い時間になってしまった。
 
でもちょいと飲み足りないので・・・
 
 
やっぱ肉喰うと
元気は出るようですわ(^o^)
 
ごちそうさまでした。
☆☆

2019年1月17日木曜日

新年会は蕎麦

「もう留仙閣って無いんだね」
 
「そうなんだよ、気がついたら・・ね」
 
「オヤジさん歳だったからねぇ・・」
 
 
昨年の忘年会の時、
蕎麦の話になって横浜晋山で新年会をやろう
という事になっていた。
 
お互い、以前の職場が中華街に近かった事から
中華街は庭の感覚。
 
そして留仙閣は無愛想な奥様がアテンドする
ちょっとマニアックな中華料理店で、
そこの冷やし中華は一部には絶品とされていた店だ。
 
だから夏になるとかなりの確率で訪れていたし、
海老炒飯はこれでもかって感じで海老が入ってて好きだった。
 
そう、その留仙閣は晋山の並びにあったのだ。
 
 
「何時できたの?」
 
「3年目にはいったとこよ」
 
「知らなかったなぁ・・」
 
 
今日は私のアテンドなので
料理は自分好みでオーダーしてしまう。
 
菜の花や芽キャベツなどの野菜ものから入って、
話が進む中、去年話題にした白菜スープをオーダーした。
 
 

 
「進化系です」
 
と言われたのは、今回は鰯が主役だったから。
 
鰯のつみれが入った白菜スープは
鶏スープとは別の魅力に溢れていて、
これはこれで美味しいよねって感じになっている。
 
 
「いやぁ・・美味いわ」
 
 
でしょ〜?
 
そうなんだよね。
美味しい物を分かち合って味わう楽しみは
酒を酌み交わす以上に楽しいと思ってる。
 
今回はまして酒&食だからね(^_^)
 
 

  
昨日、流儀に合わない蕎麦を確認した後だから
今日は並蕎麦(十割)を使う辛味大根蕎麦を。
 
大将が言うには、水分の調整で蕎麦の食感が変わり、
店の流儀によって随分違うのだとか。
 
でもその言い方は謙遜で、
ここの水回しが秀逸であることは疑いようも無い。
 
友人は更科を食べたけど、
その香りと食感にすっかりやられてしまったようだ。
 
 
「もうちょっと行く?」
  
「なんかもう充分な感じだよ」
  
「そうだよね。
 じゃぁちょいと寄りたいところもあるので
 今日はお開きで。
 今年もよろしくお願いいたします。」
 
 
そりゃそうだよ。
二人で5合近く飲んでるんだから(^_^; 

と言う事で、一人で次へ向かう。
実は明日、友人夫妻と肉祭りなのだ(爆)
 
その料理の打合せ&一人二次会へ・・・
 
 

  
こんなのが待ってたから
つい飲み直しちゃったけどね(^_^)
 
ごちそうさまでした。
☆☆

2019年1月16日水曜日

そんな日もある

なんだか疲れていた。
寒さに身体がついていかないのかもしれない。
 
だから今日は、敢えて早い時刻に
仕事を切り上げる事にしていた。
 
目的はなんとなく決めていた。
久々に訪れたい蕎麦屋へ行く、ということ。
 
食い気だけはまだあるから
マシなんだろうね(^_^;
 
 

 
馬車道に出たところで、奇妙な忘れ物に出会ってしまう。
 
以前、中華街の外れで子供用の靴の忘れ物が、
こうやって置いてあったのを見たけど
こんなハイヒールの片方が置き去り?
 
何故?と考えるのがちょっと面白いし
色々とドラマを頭の中に浮かべる事も楽しそうだ。
 
 

 
こういうものですよ(T_T)
 
何年ぶりかの「蒼ひ」は
案の定飲んだくれ集団が貸し切りにしていて
期待を裏切らない状況を確認してしまったのだろう。
 
仮に一人だったら入れたとしても、
うるさくて苛ついて飯どころじゃないよね・・・
 
と言う事で、以前行ってダメかも・・
と感じた店に再訪してみる。
 
一回行っただけで判断するのはアレだし、
複数回行く事で見えてくるものもあるんだしね。
 
 
「いらっしゃいませ」
 
「予約してないのですけど、良いですか?」
 
「どうぞどうぞ」
 
「珍しいですね」
 
 
店はまさに、私が貸し切った状態。
同じ店に見えないくらいの違いを感じてしまう。
 
前はたまたま、集団で入る客が多かったのかも知れないね。
 
 
「こちらがオススメです。
 あと、おでんはこちらの紙に書いて注文してください」
 
 
おでんはこの時期、魅力的だよね。
でも今日の気分は蕎麦なんですよ。
 
蒼ひの蕎麦にあぶれたから来たんだし・・

と言う事でオススメからこんなのを。
 
 

「菜の花とフキのお浸し」
 
上品だよね。
でも味付けは関東風。
 
醤油が強めで出汁は鰹系。
酒は雁木があったのでそれのアテで楽しむ。
 
やっぱりこの店、蕎麦より飲みの店に思えるね。
 
 

「ズワイガニの湯葉巻き」
 
これもオススメメニューから。
 
で、これもやっぱり飲めって感じさ(爆)
 
ただ、ズワイガニってあっても
湯葉が多い感じで蟹な味わいが弱く感じる。
 
なんか物足りないでのメニューを見つつ
雁木をお代わりして鴨の陶板焼きをオーダーしてみた。
 
 

 
え?
焼きと言うより鍋な感じ?
 
鴨焼きなイメージを勝手に持ってた自分も悪いが、
焼きじゃないと思うんだよね。
 
しかも味がドッシリとついてて
鴨その物を楽しむという感じではない。
 
あ〜
なんかやっぱり付き合いが浅いって
ダメだよね。
 
飲む店として色々なツマミを楽しむキャリアが増えれば
こういったイメージとのズレは無くなると思うけど
全般的に塩味がキツい感じは否めない。
 
と言う事で
十割蕎麦をオーダーした。
 
 

 
あ・・・
やっぱり・・・・
 
どうだ、コレが十割だって食感で、
蕎麦粉の良さはわかるけど蕎麦としての好みは
合いそうにない感じ。
 
これだったら暖かい汁蕎麦をオーダーした方が
楽しいかも知れない。
 
鴨焼きを頼むか、鴨南蛮を頼むか悩んで、
もう一度蕎麦の味を確認しようと思ったからこそのせいろだけど、
汁蕎麦でどうなるかが唯一の興味。
 
でも、飲みに来る店としてはそこそこなので、
タイミングが合ったら、蕎麦は蕎麦刺(板状の蕎麦)とかで味わい
後はコスパ良き好みのアテで2合くらい飲む店にしようかな。
 
ま・・
明日は友人と晋山で新年会なので、
美味い蕎麦は確実に頂けるから腹は立たないのです(^_^;
 
ごちそうさまでした。

BUILD A BURGER

人混み嫌いではあるけど、 取材なので行ってみた「CP+2025」。         プロからアマのカメラファンにまでと門戸を広げたイベントなので、 一般客がいないプレスタイムに訪れたのに、それでもかなりの人出があってビックリ。         イベント内容はnoteに書い...