主治医が医院を畳んでしまい、
持病の薬を処方してくれる医者を探した結果、
辿り着いた医院は石川町にあった。
以前は山下町や中華街に会社があった事もあって
どうしても知ってる医者となるとそこら辺になってしまう。
でも、その医者へ行った後の楽しみは
魅力的な食が溢れる地域でもあるので
専ら食べる事になるわけだ(爆)
今日は、そんな楽しみの中で見つけた蕎麦屋「花潮」へ顔を出して
蕎麦と蕎麦前を楽しむ事にした。
「鴨ねぎ」
表の黒板に書いてあったベタなネーミングに惹かれてオーダーしたものだけど、
ここのアテは想像と違う物が出てくるので、ちょっと面白い。
(前回は玉子料理でぶっ飛んだ)
フロアは私よりは若そうな女性が担当してくれるのだけど、
どんな料理?っ尋ねると、やっぱり答えられなくて店の奥から
店主らしき女性が登場して説明してくれる。
価格は町の蕎麦屋な感じで調整されているけど、
蕎麦だけは明らかに高級店のそれ。
要するに、アテと蕎麦とサービスのバランスが取れてないワケで、
でもそれも個性と納得させる空気があるのが面白い。
酒にも拘りがあるのか無いのかわからないのは、
基本は蕎麦を楽しめって事になるのだろう。
と言う事でアテと酒を早めに切り上げて
目的の二種盛りをオーダーする。
「すいません、今、福井在来種が終わっちゃってるので
お待ち頂ければ打ちますけど、どうしましょう?」
「待ちます!」
急ぐワケじゃないので、
打ち立ての蕎麦を楽しませて頂こう。
本山葵にすると+100円となってるので、
山葵に自信があるのだろう。
蕎麦を手繰る時にはネギも山葵も使わないんだけど、
ちょっとだけ山葵を楽しみたいって思ってしまって・・のオーダー。
確かに、この山葵、美味いです(^_^)
二種盛り(北海道早生・福井在来種)
あ〜〜やっぱり・・・
右側の福井在来種が打ち立てなんだけど、
「短くなっちゃいました、ごめんなさい」
と説明つきで出された意味は、一口食べてすぐわかった。
所謂、どうだ十割の手打ちだ〜と意気込んで作られ蕎麦に似て、
食感が悪いのだ。
だけど、北海道早生の方はちゃんと弾力があって、
かつ粘りもあるような強かな腰を持つ蕎麦だった。
これが美味いのですよ。
コストなりのセッティングではあるけど、
蕎麦その物の出来はとても良い。
当然の事として、
「同じ人が打ったと思えないほどの差は何故出るのだろう」
って思ってしまう。
で、以前に通ってた手打ち蕎麦屋でも
同じような経験した事を思い出した。
「蕎麦終わっちゃったので、今から打ちますから」
と言われて食べた時とそっくりだったのだ。
と言う事は、
蕎麦は切る前に少し置いた方がおいしいのかも知れない。
十割蕎麦を謳う店で出会うダメダメな蕎麦について、
一人前の更科をオーダーを受けて打ち、
絶品の仕上がりにする晋山の大将に質問してみたら
「基本は水分量と均一性」と言っていた。
蕎麦の中の水の調整が上手くできないと
切れたり弾力が出なかったりする・・と。
ググってみれば
打ち立ての蕎麦は水と蕎麦粉の馴染みが悪くて
上手く茹だらないケースもある、とあった。
水と蕎麦粉の状態でここまで変わるなら、
自分でも蕎麦を打つ研究したら楽しいと思うけど、
絶対やりたくないのは食べ物だから。
失敗作だってもったいないから食べるし、
作り過ぎちゃっても食べるから
今の私には無理なのです(^0^;)
ごちそうさまでした。




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