2019年1月18日金曜日

やっぱ肉だよね

1月18日に横浜に行く・・と北の住人から連絡が来たのは去年のこと。
久々の横浜だから会って話したいし、美味しい物も食べさせたい。
 
と言うことで「何食べたい?」と返信したら
「肉!」とシンプルに返ってきた。
 
やっぱ肉だよね(爆)
 
となれば、あそこしか無い。
いや、日々私のblogを見る人だから
当然あの肉を期待しているよね?
 
となったワケで、
昨日、マスターと出し物を相談してきた。
 
 
「脂にはそんなに強くないと思うので基本はA3として、
 やっぱヒレですかね?」
 
「A3のバリエーションとしてシャリアピンはどうですか?」
 
「最近食べてないね、シャリアピン。
 じゃぁ、ヒレは標準の100にしてA3は200、
 シャリアピンは標準より少なめお200って頼めますか?」
 
「大丈夫です。」
 
「後は焼き野菜とかシュリンプカクテルとか
 ステーキ屋っぽい感じにしたいですね」
 
 
誰かと食事をする、と予め決まってる場合って
事前に打ち合わせしたいと思っている。
 
好き嫌いがわかっていれば尚更だし、
店側から見ても、どういう客を連れてきて
どういう風に食べさせたいのかがわかるし
そもそもリコンファームにもなるわけだしね。
 
それと連れていく場合の店は相談できないと困るし、
メニューに無いものを頼みたい時に対応してくれる、という事も
私にとっては大事なポイントなのだ。
 
 
「今日は、A3が北海道産で、ヒレは宮崎産のヒレ芯です。
 シャリアピンステーキはご覧の様に摺り下ろしたタマネギに和えて
 柔らかくし、そのタマネギを使ってソースも作ります。
 焼き方はどうしましょう?」
 
「お任せします」
 
 

 
友人夫妻とは付き合いが古いけど、そう言えばこうやって一緒に肉を食うのは
ジャックスが閉店する前に肉好きな人達と何度か通った時が最後だったかも。
 
あまり酒が強くないというイメージがある彼だったけど、
ウィスキーは好きとかで、こっそりとアドベックを買って隠していたりして
会話の中で妻にバレる・・という一幕もあった(^_^;
 
 
「A3です。今日はミディアムレアで焼きました」
 
 

 
うん!
やっぱここのA3は楽しいわ(^_^)
 
A3のクオリティに喜ぶ人達に更なる驚きが・・・
 
 

 
ヒレ芯です。
 
それもチャンピオン牛を産出する農家から
直に仕入れている物で、さすがにコストは高めとなるけど
クオリティから行ったらコストパフォーマンスは良過ぎかもしれない。
 
 
「ヒレでこの脂って・・・」
 
「ヒレの概念が変わるよね。
 でも、この脂だから100を3人で分けてちょうど良いと思ってね」
 
 
そんな会話をしているうちに登場したのが
シャリアピンステーキ。
 
昭和9年、帝国ホテルの「ニューグリル」料理長が
オペラ歌手シャリアピンのために考案した日本にしかないステーキ料理で、
柔らかいステーキを食べたいと言われてすき焼きからヒントを得て
タマネギでマリネする方法を編み出した、と記憶している。
(命名は昭和11年)
 
帝国ホテルではバターと胡椒と塩で味付けするようだが、
ここではちょっと醤油とかが入っている気配がある。
 
 

  
「確かに柔らかくなってる」
 
「でしょ?
 でもこれってソースが結構濃い味なので
 ご飯の上に乗せたくなるんだよね」
 
 
まぁA3その物が素晴らしい肉なので、
隠し包丁を入れるような事はしないけど、
そもそも柔らかく焼く事が難しかった時代の牛肉には
この手法は有効だったのだろうね。
 
それにしても、酒はあまり飲めないと言う彼も
しっかりとビールやワインを飲み、久々に食べまくる夜になって、
気づけばかなり遅い時間になってしまった。
 
でもちょいと飲み足りないので・・・
 
 
やっぱ肉喰うと
元気は出るようですわ(^o^)
 
ごちそうさまでした。
☆☆

0 件のコメント:

コメントを投稿

BUILD A BURGER

人混み嫌いではあるけど、 取材なので行ってみた「CP+2025」。         プロからアマのカメラファンにまでと門戸を広げたイベントなので、 一般客がいないプレスタイムに訪れたのに、それでもかなりの人出があってビックリ。         イベント内容はnoteに書い...