どこの地域でも
そこにしかない物ってあったりする。
特に食べ物は、その地域ならではの食材を使うから
余計にその傾向が強いのだろう。
だから「秘密のケンミンSHOW」だって食べ物ネタ満載(^_^;
その人気にあやかって真似したろう「鎖国めし」なる番組まで出てきた。
考えてみれば、旅の記憶の鍵は食。
そこにしかあり得ない物を食べた記憶がキッカケで
その日何をしていたかを思い出すのが、自分のパターンだったりする。
そして横浜には、あまりに有名な「サンマーメン」があるのだ。
もう、今更な話過ぎて説明する気にもなれないけど、
もやし炒めは好物なので、たまに食べたくなるサンマーメン。
元祖とかを誇る店もあるけれど、
物心ついた時にはすでに普通に存在していて、
他の地に行って初めて横浜オンリーな食べ物と知ったっけ(爆)
こういう感じも物ですよ、サンマーメンって。
もやし炒めをラーメンの上に乗せ、とろみをつけた物だったら
醤油ベースのスープでも塩ベースのスープでもサンマーメンって名乗ってる。
面白いのは、サンマーメンと一緒にモヤシソバなんて物がある店もあって、
食べ比べてみたらモヤシソバはとろみがついてなかっただけ(*_*)
でも、塩系のスープでできたサンマーメンは
どこかタンメンに似ていて、それもやっぱりとろみがついてるかどうか・・・
なだけの感じがする。
そう言えば随分前に聘珍樓で食事をした時、
サンマーメンだけを食べに来る客がいて驚いた。
飲茶席のサンマーメンは、点心のバリエーションの中に存在するから
そもそも大きさが違うし味付けも違う。(価格も)
だから立証できる記録上では元祖となる聘珍樓では、
サンマーメン愛好家がそうやって食べにくる事は珍しくないと聞いた。
ただ、コースを複数の人間で食べるように設えてある食事席で一人、
単品で食べるのはかなり勇気が必要だ。
自分はアラカルトでオーダーするけど、
それはコースだと食べたくない珍しくもない料理が含まれることと
そもそもポーションが小さかったりして不満に感じやすいからだ。
前菜と葉物、海鮮と肉料理、そして最後に麺物とかで食べるのに
一分の隙も与えたくないのですな(^_-)
で、そんな時のシメにサンマーメンをオーダーすれば良いんだけど、
青菜炒めとか肉料理とかを食べちゃった後では、
シンプルにスープを楽しめる具も少ない麺物が良いと思いがちだから、
聘珍樓でサンマーメンを食べた記憶は・・・ない。
あ・・
今日はオフなんで、
「もやしそば」とか書いてあるカップ麺を食べてて・・
つい妄想食堂へ行ってしまっただけっす(^0^;)
ごちそうさまでした。
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2019年1月26日土曜日
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