2018年9月3日月曜日

横浜晋山でコースとか


 
「異動とかあってスタッフと歓送迎会をやりたいんだけど」
 
「何人ですか?」
 
「10人位です」
 
「席を予約頂いて、料理はコースでお出しして、
 飲み物は好きな物を頼んで頂く形でどうですか?」
 
「9月3日なんですけど、どうですか?」
 
「お取りできます。お時間は?」
 
 
横浜晋山で宴会を開くのはある意味冒険ではあったけど、
ここの更科はスタッフ皆に食べさせたい。
 
と言う事で
持ち出し覚悟でセッティングしてしまった。
 
 
「コースだとお蕎麦はどうなりますか?」
 
「並蕎麦で考えています」
 
「コストは調整しますので、是非更科でお願いしたいのですけど」
 
「わかりました。
 ところで今日は蒼ゆずがあるので、ゆず蕎麦を打ちましょうか?」

「良いですね」
 
「わかりました。
 ところで9月3日だとまだあると思うので
 揚げ物に鱧を用意しようかと思いますが、
 今日は良い生ウニがあるので鱧と一緒に如何ですか?」
 
 

 
美味い!

奥に控えている鱧が京料理店顔負けの美味しさで、
ウニは勿論だけど生姜も楽しいんだけど、別格の楽しさがあった。
 
鱧は骨切りが大変だから素人には手が出せない魚ってイメージがある。
湯引きも好きだけど天麩羅も好きで、あったら食べたい物の一つもである。

 
「今年初めての鱧天かも知れない。」
 
「今日、青ゆずがあるので、
 ゆず切りを作りましょうか?」
 
「嬉しい! お願いします」
 
 
たまに、客が少なくて材料がある時だけ、
こそっと変わり蕎麦を提案してくれる大将。
 
ゆずは香り高いから蕎麦の気配は消えてしまいそうだが・・・
 
 

 
お〜
ゆず!!
 
でも、ちゃんと蕎麦も存在をアピールしてるじゃん?
 
更科に打ち込んであるからか色が綺麗で、
見た目にも楽しいけど、さすがにコレは3日には無理だろうね(^_^;
 
 

  
「今日は11名という事なんで、貸し切りにしました」
 
「え〜申し訳ありません。」
 
「小上がりとテーブルに分かれて頂いても良いですか?」
 
「じゃぁ、小上がりチームは飲むヤツをまとめましょう」
 
 
「茹で落花生」と「なすの煮浸し」が出て、
宴会がスタート。
 
なすを食べた瞬間、スタッフ一同の顔に輝きが現れる。
 
そりゃそうだよね、ここの美味しさは出汁の美味さ。
それは料理全般のベースにあるワケだから、
何を食べても外れは無いワケで。

例えばこんなのが「ホタテのふくませ煮」の後に出た。
 
 

 
これは自家製油揚げを裏巻きにして炊いたんだと思うけど、
出汁や返しを上手く使った料理で、
これだけでスイスイと酒が飲めてしまうのだ。
 
そしてここの料理の特徴の一つとして
伝統的な和食を出すということの現れとして・・・
 
 

「ねぎま」
 
・・な料理が出てくるのだ。
 
そしてこんなのも。
 
  

  
アワビと大根を炊いたものだけど、少し葛が入ってて
もう酒のアテとしては言う事無しですわ・・・
 
で・・・
鱧の登場です!
 
 

「海老真薯と鱧の天麩羅」
 
 
うん、やっぱりここの鱧天は美味しいかも(^o^)


そしてこの後には並蕎麦と更科蕎麦が出て・・・ 
全員、食べ過ぎ〜な状態(爆)
 
だけど甘いものは別腹!
 
一応中締めして晋山を後にしたのに、
甘いものが欲しい〜という声に誘われ「鮮芋仙」で台湾スイーツを食べる、
という乱行に出てしまったワケです。
 
  

仙草3号(あずき+ピーナッツ+タピオカ入り仙草ゼリー)
 
 
仙草はなんでも熱中症や高血圧に効く薬草らしい。
だけど・・
  
こんなのを食べようとするあたりが
既に酔っ払いなのですな。
 
さて、次はどこへ行こう・・・
 
 
ごちそうさまでした。
☆☆

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